H仁はんが「佳作」を受賞した北九州市立文学館の「第12回子どもノンフィクション文学賞」の件、
8日、宮内庁は「参考文献を追記したものを同文学館に送付した」と発表したが、
何と! もう訂正版が受賞作品集に置き換えられていましたよ!
⇒ 第12回子どもノンフィクション文学賞作品集
同文学館の募集要項としての「応募の注意」では、「応募した後の訂正は受けつけません」と明記されており、「応募のきまりを守っていない作品は、受けつけられません」とも書かれておるのに、
へぇ、訂正版を受け付けたんやねぇ。
しかも、「作品集の一部を修正しています」と添え書きしただけで、どの作品とか、その理由の説明は何もなく、こそっとやっておるんですわ!
宮内庁は、「本文を修正しているわけではなく、参考文献や注釈を記載して送付した」と言うておったが、
本文の剽窃した2カ所に、(注1)、(注2)を追記し、作文の末尾に<注>として宮内庁曰く「参考文献」を書いており、
加えて、<参考にした資料として>新たに4件を追記しておりましたわ。
あゝ、これじゃあ、あきまへんわ!
今回の対応は、あくまで「子供の参考文献記載漏れという軽微なミス」にしてしまおうという魂胆がミエミエですわ。
想像するに、本文そのものはいじってないので「訂正ではない」なんぞと言い張るつもりやろうが、それって、ウクライナを侵攻するロシア軍の戦争犯罪を糊塗する言い訳と同じですがね。
参考文献とは、原典で情報を得つつ、原典に依拠しない表現で、つまり自分の言葉で書いた場合の原典を指すんであって、
原典に依拠した表現を用いる場合は「引用」にせなあかんのですわ。
但し、「引用」には厳格なルールがあるんで、ただ「引用しました」だけじゃあアカンのやけどね。
従って、どう引用化させるんかなぁ? と興味津々やったんやけど、何のことはない、本文に(注)を追記し、末尾に「何々を参照しました」と追記しただけですわ。
一言で申すと「笑止」でござりまする。
訂正版の作成・送付にあたって、宮内庁なりに検討した上で、H仁はんや何たら宮家とも協議し、これでゆこうと決めたんやろけど、何ともお粗末でござりまするなぁ。
表面的に何かやったソブリで糊塗してしまえとの魂胆が丸見えですわ。
そういう姿勢が国民にどう映るか、分かっておらん様でござります。本人も、何たら宮家も、宮内庁も。
北九州市立文学館もキチンと説明した方がええですよ。
「剽窃問題への見解」、「募集要項に照らした今回の取り扱い」について。
アンタらの信用にもかかわってきますからね。
後日のため、剽窃した箇所について、原典と作文を比較して掲載しておきましょうかね。
(赤字部分が剽窃・盗用箇所とその原典)
◆剽窃1
◆佳作の作文
「小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない「海洋島」です。では、こうした島の生き物は、どのようにして島々にたどり着いたのでしょうか。
あるものは海流に乗って運ばれ、 あるものは風によって運ばれ、 翼をもつものは自力で、あるいはそれに紛れて、 三つのW、 Wave(波)、Wind(風)、Wing(翼)によって、海を越えて小笠原の島々にたどり着き、環境に適応したものだけが生き残ることができました。」
◆原典:『世界遺産 小笠原』(JTBパブリッシング、2012年、文・福田素子氏)
「小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない。こうした島を海洋島という。」(11頁)
「(小笠原諸島に)生きものたちはいったいどのようにしてたどり着いたのだろうか。あるものたちは風によって運ばれ、 また、あるものは海流に乗って。あるいは、翼を持つものは自力で、またはそれに紛れて。
いわゆる3W、 風(Wind)、波(Wave)、翼(Wing)により、 数少ない生きものだけが 海を越えて小笠原の島々にたどり着くことができた。」(12頁)
◆剽窃2
■佳作の作文
「サンゴ礁は、海の中で最も多くの生き物がすむと言われるとともに、漁業が営まれ、人々に食糧を提供しています。また、サンゴ礁が育つ海は美しく、旅行者を引きつける観光資源でもあります。」
■原典:国立環境研究所サイトの研究者インタビュー記事(山野博哉氏「サンゴ礁を守り、再生するために」、2014年収録、「サンゴ礁は生物多様性の場」の項)
「サンゴ礁は海の中で最も多くの生き物がすむといわれています。
(中略)
また、サンゴ礁では漁業が営まれ、人間に食料を提供していますし、美しいサンゴ礁は旅行者を引きつける観光資源でもあります。」
8日、宮内庁は「参考文献を追記したものを同文学館に送付した」と発表したが、
何と! もう訂正版が受賞作品集に置き換えられていましたよ!
⇒ 第12回子どもノンフィクション文学賞作品集
同文学館の募集要項としての「応募の注意」では、「応募した後の訂正は受けつけません」と明記されており、「応募のきまりを守っていない作品は、受けつけられません」とも書かれておるのに、
へぇ、訂正版を受け付けたんやねぇ。
しかも、「作品集の一部を修正しています」と添え書きしただけで、どの作品とか、その理由の説明は何もなく、こそっとやっておるんですわ!
宮内庁は、「本文を修正しているわけではなく、参考文献や注釈を記載して送付した」と言うておったが、
本文の剽窃した2カ所に、(注1)、(注2)を追記し、作文の末尾に<注>として宮内庁曰く「参考文献」を書いており、
加えて、<参考にした資料として>新たに4件を追記しておりましたわ。
あゝ、これじゃあ、あきまへんわ!
今回の対応は、あくまで「子供の参考文献記載漏れという軽微なミス」にしてしまおうという魂胆がミエミエですわ。
想像するに、本文そのものはいじってないので「訂正ではない」なんぞと言い張るつもりやろうが、それって、ウクライナを侵攻するロシア軍の戦争犯罪を糊塗する言い訳と同じですがね。
参考文献とは、原典で情報を得つつ、原典に依拠しない表現で、つまり自分の言葉で書いた場合の原典を指すんであって、
原典に依拠した表現を用いる場合は「引用」にせなあかんのですわ。
但し、「引用」には厳格なルールがあるんで、ただ「引用しました」だけじゃあアカンのやけどね。
従って、どう引用化させるんかなぁ? と興味津々やったんやけど、何のことはない、本文に(注)を追記し、末尾に「何々を参照しました」と追記しただけですわ。
一言で申すと「笑止」でござりまする。
訂正版の作成・送付にあたって、宮内庁なりに検討した上で、H仁はんや何たら宮家とも協議し、これでゆこうと決めたんやろけど、何ともお粗末でござりまするなぁ。
表面的に何かやったソブリで糊塗してしまえとの魂胆が丸見えですわ。
そういう姿勢が国民にどう映るか、分かっておらん様でござります。本人も、何たら宮家も、宮内庁も。
北九州市立文学館もキチンと説明した方がええですよ。
「剽窃問題への見解」、「募集要項に照らした今回の取り扱い」について。
アンタらの信用にもかかわってきますからね。
後日のため、剽窃した箇所について、原典と作文を比較して掲載しておきましょうかね。
(赤字部分が剽窃・盗用箇所とその原典)
◆剽窃1
◆佳作の作文
「小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない「海洋島」です。では、こうした島の生き物は、どのようにして島々にたどり着いたのでしょうか。
あるものは海流に乗って運ばれ、 あるものは風によって運ばれ、 翼をもつものは自力で、あるいはそれに紛れて、 三つのW、 Wave(波)、Wind(風)、Wing(翼)によって、海を越えて小笠原の島々にたどり着き、環境に適応したものだけが生き残ることができました。」
◆原典:『世界遺産 小笠原』(JTBパブリッシング、2012年、文・福田素子氏)
「小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない。こうした島を海洋島という。」(11頁)
「(小笠原諸島に)生きものたちはいったいどのようにしてたどり着いたのだろうか。あるものたちは風によって運ばれ、 また、あるものは海流に乗って。あるいは、翼を持つものは自力で、またはそれに紛れて。
いわゆる3W、 風(Wind)、波(Wave)、翼(Wing)により、 数少ない生きものだけが 海を越えて小笠原の島々にたどり着くことができた。」(12頁)
◆剽窃2
■佳作の作文
「サンゴ礁は、海の中で最も多くの生き物がすむと言われるとともに、漁業が営まれ、人々に食糧を提供しています。また、サンゴ礁が育つ海は美しく、旅行者を引きつける観光資源でもあります。」
■原典:国立環境研究所サイトの研究者インタビュー記事(山野博哉氏「サンゴ礁を守り、再生するために」、2014年収録、「サンゴ礁は生物多様性の場」の項)
「サンゴ礁は海の中で最も多くの生き物がすむといわれています。
(中略)
また、サンゴ礁では漁業が営まれ、人間に食料を提供していますし、美しいサンゴ礁は旅行者を引きつける観光資源でもあります。」
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