クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)
カッコイイ!
カッコいいぜ!!
カッコ良過ぎるぜ!!!
最高にカッコ良くてヤバイぜ!!!!
…ひさびさだぜ、こんな気持ちは(笑)
Honda Racing HSV-010GTのことです(^^;)
今までに格好良いと思ったレーシングカーは数あれど
「このカッコ良さ、生涯忘れねー!」と思ったのは以下だけです。
そんなに多くないと思います。
・スカイラインGT-R(R32) グループA
・マクラーレンホンダMP4/6
・トヨタTS020”GT-ONE”(個人的に好きなレースカーNo.1です)
・トヨタスープラSUPER-GT GT500 2005年仕様
・シボレーコルベットLM-GT1仕様
上記から言える事なんでしょうけれど
TS020以外は鼻が長い/長く見えるデザインの車が好きという
傾向があるようです(笑)
(020も横から見ると平たく長いクルマです)
電車も鼻の長い500系が大好きなくらいですしね(^^;)
HSVもこれらに加わります。
こんなに格好良いレーシングカーが出てきた事に感謝!
できれば…生で見て、写真を撮りたいなぁ!!
本当は乗せてほしい!って言いたいけど
私じゃ仮に乗せてもらえたとしても動かせない!
こういうクルマを運転できるのがプロの特権…でしょう!
(一昔前のレーサーの志望動機は”凄いレーシングカーを運転できるから”が多かった筈)
今祈るのは…ミニカーに出て欲しい!!
それも1/18で!(←これ以上小さいのは嫌(笑))
オートアートの最近のフルディスプレイタイプで出て欲しい~!
TS020はミニカーで大小含めて11台持ってます。
次に多いのはGT-R、これも幾つか分からないほどあります。
HSV…これも集め始めたら危険な感じです(^^;)
市販車で私が一番格好良いと思ったクルマですか?
…そりゃS2000ですよ!
そうでなければ家など買ってやりません(笑)
(ナベハウスはもともとやす2000のガレージ確保の目的で計画/建築されたのです)
次点はNA6でしょうか?
NA6は走りも傑作でしょうけれど、何よりデザインが最高でした。
どんな場所であっても、ただ写真に撮るだけでポストカードになるクルマ…
そうそうあるものじゃありませんです。
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…とシ○アが言ったかどうかは分かりませんが
ホンダの次期S-GTマシンがお披露目になったんだそうです。
■Honda Racing HSV-010 GT
いやはや…すごい悪人顔ですね(^^;)
(↑これは褒め言葉のつもりです)
最近のホンダはどれもアクの強い悪役顔が多いですが
これは抜きん出てますね~(笑)
EG6より後くらいから増えたアクの強い派手な顔のせいで
私と同世代の人のホンダ離れが進んだと思っているのですが
(DC2が売れたのは細目の淡白顔で
デザインが”草食系”だったのが最大の理由だと思っている私です)
まぁ、この話は別の機会に取って置くとしましょう(笑)
私、悪役顔好きですよ。
クリオのルノースポールも今の方が好きですもん(笑)
少なくとも自分はカッコイイと思います!
絵に描きたい(笑)
とりあえずこの顔がミラーに映ったら、ライバルは皆道を開ける…
…とも思えませんが迫力満点です(^^;)
ARTAのカラーリングも似合いそうですが
EPSONも似合いそうですね♪
このHSV-010は、幻となったNSX後継車のデザインを
受け継いでいる…という話をどこかで聞きました。
でも本当にそうなのかな??
だとしたらずいぶん思い切った顔を用意していたものです。
少なくともガ○ルドなのか4○8イ○リアなのか
正面からでは区別がつきにくくなった某国スーパーカーより
個性的な顔であるとは言えるでしょう。
S-GTのルール上、V10エンジンの音は聞けませんが
レーシングV8サウンドを奏でる、希少なホンダFRレーシングマシンの
活躍を期待したく思います。
人気が出たら2011台限定で売ってくれるかも(←嘘)
再来年だと思われるLFAの投入も楽しみですね~。
来年はS-GT見に行きたいです。
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以前の日記で「今期限りでトヨタはF1から撤退する」と
予想しましたが
予想の通りにF1から撤退を発表するようです。
2002年シーズンから参戦を開始し、7年間活動。
最上位はドライバーがレースで2位、
コンストラクターズランキングは4位が最高位。
これがトヨタF1の全てになります。
前のホンダ・スバル・スズキのF1/WRC活動終了の
時にも書いたことですが
トヨタさんもあくまで本業は自動車製造です。
レースはあくまで文化活動です。
文化は大事…と言えど、本業を傾かせてまで
やることではありません。
例えば…家が貧乏で破産寸前な一家が
文化が大事、思い出や絆が大事…と
大枚はたいて旅行に出かけるとしたら
それは正に見当違いというものでしょう。
また関係者の再就職や育成ドライバーの処遇など
いろいろ外野からいわれると思いますが
出せないものは出せない、援助できないものはできない…と
はっきり言わねば更に多くの者が泣く結果を招きかねません。
トヨタは日本を代表する超大型企業です。
これが傾き倒れた時はどんな大惨事が起こるかわかりません。
関係企業を含めて多くの労働者の雇用や生活に
深刻な影響をおよぼすことは想像に難くなく、
今回の決断は経営者として極めて妥当且つ適切な判断だと
私は思います。
F1も先に発表のLFAも現社長の豊田氏の肝いりのプロジェクトだと聞きます。
自らスポーツカー開発の指揮を執り、レースに出場し
ブログで自分の意見を発信する社長の代でF1を撤退するのは
非常に無念であろうかとも思います。
私個人としても…モータースポーツファンとしては
ただただ残念と言うのが正直なところではあります。
ホンダもそうですし、スズキもスバルも本業さえ順調なら
何かしらの手で活動を続けたことでしょう。
トヨタもここまで続けてきたものを切り離すことに対しては
いろいろな意味で苦渋の選択になっているはずです。
しかし大きな決定については
広い視野で総合的な判断をせねばなりません。
勝てなかったのは事実。
世界の壁の前に敗れ去ったと言うのもまた事実。
でも挑戦し、戦った姿があったのも事実です。
ファンとしてその姿を記憶にとどめたいと思います。
8年間のF1参戦…お疲れ様でした。
と、先日活躍したばかりの可夢偉選手含めた
日本人育成選手たちですが…。
育成ドライバーについても良い機会ですので
自活の道を歩む決心をしていただきたく思います。
「レースドライバーという職業はメーカーに保護されねばならない」
というような条項はどこにも無いはずです。
レーサーというのはなりたくてなるものであって
一般的にはそれ相応の社会的・生命的リスクを負いながらに
目指すものであると思います。
先日、レース関係の某D社の社長ブログで
レース関係者の方と論戦(?)が起こっておりましたが
レーサーが何所かに保護され育てられねばならないという風潮は
いつ生まれたのでしょうか?
漫画描きにはTDPみたいな組織は無い筈ですし
むしろ漫画描きが
「漫画家の育成と保護のために出版社は取り組みをすべきだ」
「安価に漫画を始められるように出版社や業界は援助をすべきだ」
「世界に通じる逸材を発掘するためにコンテストをせよ」
などと言い出したら私は笑います。
何でも好きでやるものです。
自分が好きで物事をやるために、周囲の助けが無きゃできない…なんて
お子様な意見に過ぎると思いませんでしょうか。
そんな人間は何しても通用しないでしょう。
スカラシップ…というのはあくまでご褒美であって
一生涯ついて回る保険ではありません。
夢のために全てをなげうち、借金までして走ると言うのが
現実であるはずです。
己の夢のために他者にまず骨を折ってもらいたいというのでは
順番が違います。
多くのものを犠牲にしてでも叶えたい…その想いに
他者が共感してこそのパートナーシップであるはずです。
漫画もそうだしレースだって変わらないはずです。
先ずは本人の意思があるかどうかなんだと思います。
中嶋選手も、小林選手も、
頑張って自分の道を模索して欲しいと思います。
特に小林選手、先日の日本での報道がウソでないのなら…
課題をクリアして更なる高みに至る資質を持っているのなら
F1のシートはきっと手に入るでしょう。
―トヨタの名の助けなど借りなくとも。
きっと佐藤琢磨選手もそうやって動いているはずです。
しかしF1は何だかんだ言っても世界ではなく欧州のものです。
欧州人以外の人間が不遇の扱いを受けることは
今に始まったことではありません。
そうしたら別の道を目指せば良いと思います。
日本に帰ってきても良いと思います。
ステージが高く持ち上げられてないと踊れない…なんていう
単なる目立ちたい男でなければ
真のレースを探して何所にでも戦いに行けるはずです。
そしてそこで輝けるはずです。
レースファンとして、輝く彼らの姿を来年も見たく思います。
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先ずはこの辺りの記事を読んでいただきたく思います。
http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f107/2009/10/post-4060.html
T社様へ
彼は優秀な”タイムアタッカー”ではあります。
それは間違いないと思います。
しかしレースでは…。
勝つべき準備をし、勝つべく戦うチームに
それ相応の…ギャラに見合った戦果をもたらしているとは
私には到底思えません。
外野からではありますが、少なくとも私はそう感じております。
先日の鈴鹿でもそうでした。
勝とうという強いモチベーションを感じません。
SC導入後のリスタート、最大のチャンスであったにもかかわらず
彼は前を追う意志を全く見せなかった。
前に追い抜くべき相手がいる時に、後ろだけ見る阿呆は
もはやレーサーではない…。
バーレーンでも鈴鹿でも…他の要素が無いとは言いませんが
最大の要因はドライバーであったと私は考えています。
今年だけでないです。
以前にもチャンスは何度もありました。
表彰台を掠め取るためにT社様はレースをしていらっしゃるのでしょうか?
いや、そうではありませんよね。
苦しい時にこそできる限りプッシュするのがドライバーの仕事です。
そういうことを出来る人を探してくるのがチームの仕事であれば
ここは英断を下すべきです。
私はそう思います。
今のままでは何も変わらないでしょう。
T社様もいろいろ考えて、よそ様のエースを引き抜こうと
していらっしゃるようですが、なかなかに難しい様子とお見受けしました。
そこでT社様、無理によそ様のエースを引っ張ってこずとも
良いドライバーが浪人中でございます。
このドライバーはいかがでしょうか?
東洋人です。
東亜の島国出身です。
小柄でマシンを合わせるのも楽ですが、小柄さからは想像できぬほど
体力自慢です。
かつては乱暴で、マシンを壊したりクラッシュしたりの暴れん坊でしたが、
彼を担ぎ出した某社に捨てられた後、貧乏チームで苦労し良い経験をつんで
今は非常にタフでクレバーなレーサーに成長しています。
開発能力も豊富で、テストも嫌がりません。
CM出演などスポンサー活動も嫌がらずにいろいろやるので
ギャラ以上に使いでがあります。
もちろん…スピードもあります。
少なくとも他と比較しても不足無い速さを持っていますし、
かつてあったムラっ気は消えておりますので、コンスタントに速く走ることができます。
そして何よりファイティングスピリッツに溢れたファイターです。
T社様、レースの末永い活動継続と共に
この東洋人の起用もどうぞ宜しくご検討ください。
…と斡旋したいです。
ついでに…
H社様、もしそうなったら余計な横槍は入れないでやってください(笑)
もうやってないんだからいいでしょう?
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ベッテルの走りは完璧に見えました。
かなりプッシュしていましたが、それでもミスは全く無く、
つけ入る隙は全くありませんでした。
見ていて面白みは無いかもしれませんが
見事な勝利でした!
これでタイトルに向けて望みを繋げました。
バトンが粘ることこそ使命ならば、ベッテルがすべきは
スピードでプレッシャーを与え続けることです。
そういう意味ではすべきことをしっかり成し遂げた訳です。
高度な心理戦は今後も続きそうですね。
2位はトヨタのトゥルーリ、途中失速せずに踏ん張り、
一度は奪われた2位のポジションを奪い返したのは見事でした。
ただ…やはり消極さが残念でしたね。
最後にセーフティーカーが入って、唯一無二の首位へのチャンスが
生まれたというのに、まったく前を攻める様子を見せませんでした。
このグランプリを通じて、前に出ようという攻めの姿勢は
ついぞ見られませんでした。
ここが直らない限り、これ以上の結果は望めません。
トヨタは十分勝負できるクルマでした。
2位は喜ぶべき結果かもしれませんが、私個人としては
本当に勿体無いレースだったかと思います。
3位はハム、完璧には遠かったけれど
現状できる限りを尽くした攻めの姿勢は
見ていて気持ち良いものでした。
KERSのトラブルがあったそうですが、今回のマクラーレンで望みうる
最上の結果だったと思います。
タイトル争うブロウン勢は、忍耐が求められるレースでした。
ただしここも両ドライバーができうる最善を尽くしたと思います。
今回はタイトルを決められませんでしたが
コンストラクターズタイトルにはリーチがかかりました。
あと1点取れば決まりです。
ドライバーズもやはりバトンが5点ゲットで自動的に終戦です。
ベッテルが追い上げたように見えますが、実はバトンの取った1点が
確実に彼をタイトルへ近づけています。
予選の様子からだと決勝はどれだけリタイアするかと心配していましたが
結局決勝はトロロッソの2台がリタイアしただけで
想像以上に落ち着いたレースでした。
セーフティーカーが出てしまいましたが、レース再開後も荒れることなく
基本的には手堅いレースだったかと思います。
家族皆で思わず爆笑してしまったのがアルグエルスアリがクラッシュする直前の
リプレイでした。
INGの看板を完璧なまでに木っ端微塵にして、レッドブルのロゴが
裏から大写しに飛び出してきたのには…。
裂けたり弾き飛ばされるなら分かりましたが、INGロゴが木っ端微塵ですからね。
INGは今年でF1から去るスポンサーですが、最後に看板を他社の看板が
木っ端微塵に粉砕するシーンが流れたのには
失笑を禁じえませんでした(^^;)
上記不謹慎ですいません。
アルグエルスアリに怪我が無くて何よりです。
中嶋一貴くんについてはお疲れ様としか言い様がありません。
あまりにも流れから離れていました。
とにもかくにも晴れのベストコンディションでレースが行われたことに
お祝いの言葉を述べたいです。
客席に空きが多く見えたことは気になります。
今までの観客の多さが異常とも言えますが、F1への関心も
高め続ける工夫はしていくようかと思います。
とりあえず個人的には久々のクラッシックコースでのグランプリに
満足したことを記しておきたく思います。
来年はどうなるのでしょうか?
またその時を待ちたく思います。
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今回の日本GPが終わると残り2戦となる2009年のF1…。
ここまで旧ホンダを引き継いだブロウンGPがランキング上位を占めていて
ドライバーズランキング首位=J・バトン 同2位=R・バリチェロ
コンストラクターズタイトルもブロウン=153点、
2位のレッドブルに43.5点の差をつけ独走しています。
このGPを終えた時点でレッドブルに36点差を維持していれば
コンストラクターズタイトルは決まりますし、
バトンがバリチェロに5点差を拡大した時点でドライバーズタイトルも
決定します。
この鈴鹿で決まる可能性が高いのはコンストラクターズタイトルですね。
レッドブルはベッテルがPPからスタートしますが、もう一台のウェバーは
予選のクラッシュが原因でピットスタートです。
ドライでの走行が一度も無いウェバーは、相当苦しい展開となるはずです。
よほどのことが無い限り大量得点はありません。
ブロウンもペナルティで降格処分を受け、苦しい展開ですが
バリチェロがポジションキープして走りきれば
たとえベッテルが優勝しても、差が36.5点となり
残り2戦、ブロウン勢がノーポイントであってもレッドブルの得点は
ブロウンに届かず、タイトル決定となります。
ホンダが捨て置いて去ったチームが、ホンダのホームコースで
タイトルを取る…、なんとも皮肉な話にも思えますが
手放したものをくよくよ悔やむようなホンダファンは居ませんよね(笑)
単純に名将ブロウン氏の采配を称えたいです。
ここで決まれば…ですが(^^;)
いずれにしても時間の問題でしょう。
ドライバーズに関して言えば、この後までもつれる可能性が高いです。
とは言え、バトンはランク2位のバリチェロに15点、
ベッテルには25点の差をつけてます。
ベッテルは残り3戦全部に勝って30点を上乗せしても、
バトンが5点以上を上乗せすれば…7位に3回入ればよく
4位に一度でも入ればOKです。
バリチェロに対しては、若干リードが少ないものの、
この鈴鹿とブラジルで、バリの後ろにくっついてさえいれば
最終戦を待たずにタイトルが決まります。
今バトンに求められるのは、確実に走りきり、1点でも多くのポイントを取ることです。
F1の某解説者が「タイトルとっても最後に勝って取らないと恥ずかしいよね」なんて
見当違いなことを言ってましたが、無理に勝とうとする必要は全くありません。
むしろそういう色目を出した時こそ危険です。
バトンはいろいろあったけれど、F1キャリアにおいてはずっと苦しい時を
過ごしてきました。
期待のルーキーと騒がれながら、苦しいシーズンを長く送り
非常に低く評価されてきました。
(それはかつての彼のツメの甘いレース内容も原因でしたが)
特にハミルトン登場後は母国のメディアにまで袋叩きにあい、
契約をしたメーカーからは契約を反故にされるという苦難にあいました。
しかしその苦難がバトンをタフでクレバーなレーサーに成長させました。
ホンダ時代の初勝利は彼のテクニックと忍耐でもぎ取ったもので
ホンダの手柄では全くありません。
それが今、奇跡のタイトル獲得まであと一歩のところまで来ているのです。
慎重に…、かつ萎縮しないように…。
縁浅からぬ日本で決めたい思いは強いでしょうけれど
今こそどっしり構えるべきかと思います。
それがライバルたちが最も恐れるバトンの姿でしょうから。
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F1日本GP予選、テレビで観戦いたしました。
言える事は…先ず!
鈴鹿は見ていて面白いです!
FSWも良いけど、やっぱり鈴鹿は良いですね。
難しいコースでもあるので、クソ度胸では攻略できませんし
スキルの差もモロに出ます。
そういった中で、光るべきドライバーとマシンが光を放ったのは
安心して、そして思い切り楽しめる内容でした(^^)
(前戦シンガポールが恐ろしく詰まらないGPだったから余計に)
ポールポジションを取ったベッテルもハミルトンも鈴鹿は初の筈ですが
ここは今のF1に残る数少ないドライバーズサーキットです。
そしてマシン含めた総合力が求められるサーキットです。
そこで今抜きん出たスキルを持つドライバーと高いチーム力の2台が
前に出たのは注目すべき事柄です。
ただ…以下は荒れましたね。
予想はしたことでしたが、ここまで荒れるとは…。
怪我ないように…とも書きましたが、グロックが怪我してしまったようで
そのあたりは心配しています。
明日の決勝出場は難しそうですが、とりあえず大事には至らなかったようで
それについてだけは安心しました。
予選終了後にイエローフラッグ無視で降格処分が下される辺りは
運営側(FIA)のお粗末さを露呈した格好です。
こんなとこまで荒れないでくれ…と思います。
とりあえず実際のコース上も運営も大荒れでしたが
3年ぶりの鈴鹿F1は私個人としては納得いくものでした(^^)
以下、ちょっと辛めのコメント多いです。
ご容赦ください。
しかし…クラッシュによる赤旗中断が3度もあったのには驚きました。
それもデグナーで多発していたので…。
デグナー手前で舗装が変わることが要因と思われますが、
そもそもそんなのはどのドライバーもチームも分かりきってることで
F1レーサーともあろうものがボンボン飛び出しゴツンゴツンぶつかるあたりは
レベルも下がったもんだなぁ…と。
プッシュした結果だ…だなんてテレビの解説みたいなアホな話はしませんです。
クラッシュしたらレースはお終い…ということは少しでもレースを知る者なら
当然知ってる筈なんですが…。
以下日本勢について―
グロックのクラッシュもF1ということを考えると、かなり恥ずかしいクラッシュですね。
シケインでミスって立ち上がりラインがアウトに膨れて、
最終コーナーのラインが取れずにどアンダーでクラッシュですから。
シケインでミスった時点でアタックとしては終わってたんですから
ロスしても体勢を立て直して再アタックすれば良かったものを
取り繕おうと無理にアクセルオンしての大クラッシュですから
あまり同情はできません。
トヨタのホームレースで、かつグロック本人の解雇の話が出たばかりです。
色目が出たんですね。
その色目が自身に対してもチームに対しても最悪の結果を招いてしまいました。
これでトヨタは決勝を”勝負事に弱い”トゥルーリに任せることになりました。
ヤルノの予選結果は素晴らしいものでした。
でも最善かと言えばNoかも知れません。
クラッシュしたとは言え、グロックとトゥルーリは平均して速いラップを刻み、
他のチームがドライバー間でタイムがばらつく中、安定していました。
トヨタの鈴鹿スペシャルTF109がかなりの戦闘力を持っていたことを考えると
ここはPPを取ってこそドライバーの役責を果たしたと言えたのかもしれません。
(予選後の軽量時の彼の表情は会心のものとは思えなかったですし…)
ヤルノのここ一番の勝負弱さは、過去にも何度も見ています。
彼はタイムアタックは上手ですが、レースになると並み以下です。
良い時は本当に驚くべき走りを見せますが、ちょっとでも気がそがれると
まったく別人のように精彩を欠いてしまうのです。
これは彼がいかにレーサーとして精神的に未熟かを端的に物語るものかと思います。
1回目のタイヤ交換後ぐらいにズルズル後退するのでは?と心配しています。
そのムラっ気がどれだけ多くの”手中に落ちかけた果実”をロストしたのか
チームが最後通牒をつき付けたことから彼は知らねばならないと思います。
トヨタチームの来年があるかどうか私は知り得ませんが
来年があるならドライバーは一新という話です。
トヨタF1の最大の失敗は勝とうという意志が薄いドライバーを
何年も何年も厚遇し乗せ続けてしまった事だと思っています。
そういう意味では決断をついにチームが下そうとしている訳ですが
現ドライバーに少しでも意地があるのなら、この日本GPでは
自らの殻を打ち破る活躍をせねばなりません。
殻を打ち破る…って歳でもないでしょうけれど。
中嶋一貴クンについては何も言うことはありませんね。
最後に凡ミスをした…というより、そもそもレーサーにとって重要な
集中力やドライビングの精度がF1というレベルに対して全く足りて
いないように思えます。
チームメイトのロズベルグも言っていた事ですが
「カズキはF1に乗るには経験値と修練が足りていない」
というコメントを分かりやすく証明したリザルトです。
これは私も前から思っていて度々口にしてきたことですし、
多くの方が薄々感づいていたことでしょう。
それを日本のファンの前で見せたことは、一時の失望を多くに与えたとしても
結果としては一貴くんにとって良いことなのではないかと思っています。
当のウィリアムズチームからもトヨタに対する契約解除要求=一貴の解雇を
要求したといいます。
F1という舞台は力不足の人間が長く留まれる場所ではないし
またそうであるべきです。
そして実力が伴わないのに、その場に無理に留まろうとすることは
彼のレーサーとしての今後を考えた場合に決してプラスになるとは思えません。
日本人初のF1レーサーの息子さんではありますが
憧れのF1レーサーという肩書きは得たのですから、
もう十分ではないかと。
素養に対して過分なことを達成したのです。親孝行としてももう十分かと。
ここまでやったことを責められる人は、少なくとも日本には居ません。
今からなら”転進”も十分可能なはずです。
F1は最速だけど、必ずしも最良のモータースポーツでは無いとも思うので、
レーサーとして活躍できる”本人の最適解”を考える時がきたのかなと思っています。
ネガティブな話はとりあえずここまで。
先にも書きましたけど、やはり鈴鹿のコースは見ごたえがありますし、
それを攻めるドライバーの走りも見ごたえがあります。
アップダウンもきつく、低速から高速まで各種コーナーが揃い、
しかもそれぞれが複合し、攻略難易度が高いのが素人目にも分かります。
テクニックもさることながら、アグレッシブさとインテリジェンスが求められます。
どこか1箇所だけ速くてもダメな難しいコースです。
それを世界最速のマシンで世界のトップドライバーがアタックするのですから
「これぞF1!」という迫力があると思います。
セッションごとにみるみるコースを覚えて
マシンを振り回しながら果敢にアタックを続けたハミルトンを賞賛したいです。
PPこそ譲りましたが、その攻めの走りは見ていてスカッとしましたです!
またドライバーやチーム側だけでなく、
コース側の対応もテキパキと見ていて鮮やかなものです。
フラッグの掲示やコースオフ車両の撤去、クラッシュ者への対応など
テキパキと行われて気分がいいものです。
TRMもそうですが、ホンダ系のサーキットのコースマーシャルは
本当に勤勉で素晴らしいと思います。
3年ぶりの鈴鹿F1、決勝もかなり荒れそうですが
見ているファンが楽しめるものを期待したく思います。
さぁ…明日はどうなるかな? 楽しみです!
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明日は金曜日…、いよいよF1日本GP、
3年ぶりの鈴鹿でのグランプリです。
FSWでのF1ももちろん見ごたえがあったでしょうけれど、
やっぱり鈴鹿にF1が走ると「秋が来たなぁ」と感じます。
秋の日の中を、午後のちょっと黄色い日差しの中を走るグランプリカーは
私にとっては秋の風物詩です。
いや、それはたぶん私だけの話ではないでしょう。
ウェルカム・バック―、そう言いたいです。
天気予報は明日=雨、明後日=雨のち晴れ 日曜=曇り時々晴れ
予選は荒れるかもしれません。
雨を引きずれば引きずるほど、荒れるGPになる可能性があります。
明日のフリー走行は雨中の走行になりそうですが
予選日は何とか雨が上がり、路面が乾いてくれることを祈ります。
やはり2コーナー→S字→ダンロップあたりのセクションは
ドライで見たいですものね!
もちろん私は鈴鹿に行ける筈も無く、自宅のテレビで観戦ですが
実際に行かれる方には、難しい理屈抜きで「世界の走り」を
前身で感じて楽しんで頂きたく思います。
特に最近は政争ばかりが取りざたされるF1ですが
近年まれとなったドライバーズサーキットを走るレーサーたちは
きっとそれを払拭してくれるはずです。
個人的にはここを走るハミルトン、ベッテル、ライコネンに注目したいです。
特にスライドを豪快に使いこなすハミルトンが
いかにあのS字を駆け抜けるか…彼にとっては初の鈴鹿の筈ですが
どういう風に走るのか注目したいです。
ホンダ(旧BAR)が去り、トヨタのみとなった日本勢(?)ですが
もしかしたら中嶋含めて最後の母国GP(?)となるかもしれません。
そういう意味では日本勢(?)の奮起にも期待したいところです。
(トヨタF1の本当のホームGPはドイツGPなんでしょうけど…)
といいつつ、あまり極端なナショナリズムに傾倒した応援は
好きじゃないので、期待しつつも冷静に見させていただきます。
前戦でグロックが2位に入ったのがフロックかどうか
日本GPでははっきりするはずです。
とりあえずヤルノにはもう何も期待しませんです(苦笑)
BMWもラスト、ルノーも恐らくラスト。
ファンの方はグッズの買い求めもお忘れなく…って感じでしょうか(^^;)
最後にチャンピオン争い。
バトンの初戴冠なるか―!
バトンがランキング2位のバリチェロにあと5ポイント差をつけられれば
バトン初戴冠…となるのですが、
この数戦のバトンの様子を見ると、まだまだもつれそうに思えます(^^;)
気温が低いとメタメタになるBGP001ですが、週末は26度の予想…。
ただし前日まで雨が絡む予報のため、路面温度も低めの可能性がありますし
予選まで雨に祟られた場合、ラバーグリップも十分にのらない可能性があります。
バトン&バリチェロファンの方は照る照る坊主の準備が必須かもです(^^;)
いずれにしても荒れる可能性が高いですが
荒れるなら良い…、ファンが楽しめるハラハラドキドキの展開を期待します。
…最後に。
誰も怪我なく無事に終わりますように!
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昨日のF1、バリがついに勝ちました。
顔がモーレツア太郎の八百屋の次男みたいだとか
ロートルだとかハゲ増してるとか引退しろとか
いろいろ言われてましたが(^^;)
この勝利のためにF1にしがみついてきたのでしょうから
望みかなって本当に嬉しかったことでしょう。
ルビーニョ、おめでとう!
とりあえずその不精ったいヒゲは剃った方がいいぞきっと(笑)
そのヒゲで10歳ほど老けて見えて損してますよきっと。
弟が夢見た「バリ・バドのオッサン夢の1-2フィニッシュ」は
バドさんが後ろの方で、赤いお馬さんとお遊戯をしていたため
かないませんでした(苦笑)
口が悪いけどあえて言わせていただきます。
「あのオッサンは何しに出てきたんだろう??」
これならキミ一人だけ走らせたほうが全然いいんじゃないかという
気がしてきました。
早く”しゃくれてる皇帝”に首を治して出てきてもらわんことには
赤いお馬さんは大ピンチです。
さて、
今日もまた帰宅後はちまちまと原稿を進める…。
細々としたものを描くのは面倒ではありますが
その作業自体はさほど嫌いではありません。
ベタ塗りよりは確実に楽しいです(笑)
作画資料としてドイツの某高級スポーツセダンメーカーの
カタログなどをDLしてみました。
そのついでに1のクーペのページも見てみましたが
内装がお洒落だし、高級感もあって良いですね。
実際けっこうするクルマではありますが(汗)
ただ…色や素材の使い方は
国産には類を見ないものですよね。
個人的には国産にもぜひ学んで欲しい部分ではあります。
肩こりが今日はひどいです。
疲労もだいぶたまってますので、今日は早めに寝ますです。
追伸:昨日の日記,陰気でごめんなさい。
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F1に”皇帝”が帰ってきます!
ミハエル・シューマッハが現役復帰です!
重傷を負い、今期残りレースへの参戦が難しくなったマッサの代役として
フェラーリのステアリングを握ることになったそうです!
2006年最終戦以来のF1レース参戦です。
2年半を超えるブランクがありますし、マシンの性格も激変しています。
いくらシューミとは言え、そう簡単ではないだろうとも思います。
でも…ファンとしてはシューミがまた走るところが見られるだけで
満足なんです(笑)
やべぇ…今年鈴鹿行きたくなってきたかも(爆)
我が家族が愛するまっさっさが怪我した結果…というのは
正直複雑ではあるのですが…。
とりあえずフェリペも徐々に回復しつつあるとの事。
マッサの快気祝いはミハエル&キミによるフェラーリ復活!という
いろんな意味で強烈なものになればいいなと思います(^^;)
(で翌年は発奮したまっさっさに”大噴火”してもらうのだ)
最近くらいニュースばかりのF1でしたが
ひさびさにワクワクするニュースでした…。
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BMWザウバーF1チームがF1世界選手権からの撤退を表明したとのこと…。
ホンダに続くメーカー系チームの撤退です。
第3期ホンダと時を同じくしてF1復帰したBMWですが
ホンダより1年長く戦い、そして同じくチャンピオンに手をかけることなく
無念の中で去っていくことになります。
…これでまたグリッドが寂しいことになりますね。
ホンダが去り、BMWが去った…。
また撤退の噂が消えないチームとしてルノー、トヨタがあります。
FIAが何もせずとも、レースが広告でしかないメーカーは…、
搾取できないものに何の価値も見出さないメーカーは
自動的にF1から去り始めています。
またF1自体も搾取できないものは排除して省みる事はありません。
搾取しか頭にない老人たちの独裁は簡単には終わりそうにありません。
ちょっとコメントが辛いけれど、本当にそう思うのです。
そこにファンへの想いがあると思えないから余計にです。
そして最後には誰も居なくなった
そうならないと良いのですが…。
でも今のままではそうなってしまうとも思います。
次はどこだろう?
トヨタ? ルノー? それとも両方?
どうなっても不思議は無い状態です(^^;)
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フェリペ・マッサの容態はどうなんだろう?
昨日から原稿にかかりきりでF1のことを失念していたんだけれど
クラッシュの映像を見てビックリしました。
先日J・サーティースの息子さんが同じように
デブリに当たってその命を落としたばかりと言うのに…。
しかもマッサはその悲劇についてコメントしていたそうなんですが
そのマッサ本人がこんなことになるなんて…。
我が家ではマッサのことを「小熊」「まっさっさ」「類人猿」と呼んで
皆で応援しております。
我が家でF1を私と一緒に見たことある方なら、マッサに対して
私と弟が「ウホウホー! ウホウホー!!」と叫んで応援している姿を
見たことがある方も多いと思います。
ヘルメットが大きく損傷し、頭蓋骨内出血もあるとのこと。
症状は安定こそしたものの、危険な状況に変わりは無いそうです。
フェリペ、頑張っておくれ!
そして早く元気になって、サーキットに戻ってきてくれ!
あの荒くて穴だらけだけれど、
他に類の無いアグレッシブな走りを絶対に取り戻してくれ!
そしてまた勝利して、私にウホウホー!って叫ばさせてくれ!
フェリペ・マッサの早期回復を心より祈念いたします…。
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トヨタさんは、FSWでのF1日本GP開催から撤退するそうです。
以前この報道がなされた時に、トヨタサイドは必死で否定しましたが
火のないところに何とやら…です。
否定はウソだったということですね。「ノーコメント」くらいにしておけば
良かったのに…と思います。
会社として赤字となった今、”節約”の槍玉に上がったわけなんでしょう。
07年の大騒動、そしてリベンジの08年、この2回の”宣伝”の為に
200億円が費やされたわけですが、
むしろ宣伝・広告というよりもFSWのイメージダウン要素の方が
結果として多くなってしまったように思えるのは
FSWに何度もお世話になっている者として寂しい限りです。
08年のひとまずの成功に、これからが企業としての姿勢の見せ所だなぁと
思っていただけに、非常に非常に残念です。
あれだけ大騒ぎしてFSWにF1を持ってきたのは、一体なんだったんでしょうか…。
表題を”撤退”としたのには理由がありまして、
個人的な憶測ではあるのですが、トヨタF1チーム自体が今シーズンをもって
F1から撤退するのではないかと思っております。
去年から自動車業界は未曾有の不景気であり、
巨大企業であればあるほど厳しい状態です。
ホンダがF1から突如撤退したのも記憶に新しいですが
トヨタも先の決算で赤字に転落し、無駄使いは大きく減らさざるを得ません。
2002年から鳴り物入りで参戦したものの、今の今まで全く勝てず、
会社内での突き上げも非常に大きいと思います。
そういう意味ではF1新シリーズ立ち上げも必要なくなった今、
撤退に支障は無いとも言えます。
車両規定が大きく変わる今年は最大のチャンスの筈でした。
逆に言えば、この不況の中に参戦を継続する理由として今年の躍進を
上層部に約束していたのかもしれません。
「開幕4戦のうち、どれかで必ず勝つ」「バーレーンは最大のチャンス、必ず勝つ」
そんなことばかり言っていたように記憶しております。
開幕4戦にこだわったのは、彼我兵力差の関係だけでなく
その開幕4戦で結果を出すことこそが約束だったのだろうと私は思っております。
バーレーンには会社首脳も顔を揃えたそうですが、結果に対する失望は
非常に大きなものであったという報道もあります。
来期のトヨタF1が無いのなら、FSWのF1も要るまい…という意味にも
個人的には感じられます。
実際どうなるかは分かりませんが、モータースポーツファンとして
注視していきたく思います。
いろんな意味で、今年のF1もよく見て覚えておかねばならないかも知れません…。
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ついにF1も分裂ですか…。
バジェットキャップ制度をどうしても実行したいFIA側と、
事実上チーム運営が不可能となる予算上限と
2重レギュレーション(予算枠内チームに対する特別レギュレーション設定)という
条件をどうしても受け入れるわけにはいかないFOTA側の交渉は決裂。
FOTA側が新シリーズ立ち上げに動いて、F1は分裂…となるようです。
まぁFIA&FOA側が訴えを起こさぬ訳は無く、今後泥沼の法廷闘争が
続けられていくことになるのでしょう。
FIA側の興行としての利益を恒久的に維持し高めていきたい思惑と
メーカー系チームの技術力という広告戦略を有利に推し進めていきたいとの思惑が
それぞれ譲れぬ形となり衝突。そして今回の決別とつながったようです。
個人的に、メーカーの息が強くかかったチームが現れ始めた90年代初頭、
私はF1世界選手権は10~15年の間に衰退・消滅に向かうと予想しました。
メーカー主導=企業広告の場となり、果てしない消耗戦に全てを巻き込んで
結果全てを滅ぼしてしまうのは全ての自動車レースにおいて
歴史上実証されてきたことですから、特別なことを言ってる訳ではないのですが。
過去にもモータースポーツは同じような波に晒されてきました。
ル・マンも紆余曲折を経て、Gr.C→GT→LMプロトタイプへ変化し、今は一応の安定を見ています。
WRCはメーカー依存とその排除に躍起になった結果、今はご存知の通りのお寒い状況です。
ツーリングカーもプロトタイプ化により一旦消滅しましたが、今は以前より厳格なルール決めにより
こちらも安定を見せ、徐々に隆盛に戻ろうとしています。
国内は…といえば、記憶に新しいのはJTCCの競争のエスカレートによる消滅でしょう。
それ以前にはJSPCなども同じ道を歩んでいます。
現在のS-GTでは各チームで会議が常に行われ、一部異論も多い”性能調整”などで
戦力の均衡化が保たれ、結果としてレースとしてエキサイティングなものになっています。
共通して言えるのは、メーカーが参入すること自体は問題が無く、
問題となるのはメーカーの広告活動がシリーズ運営を独占しようとする=エゴが露骨になった時です。
ルールの抜け道を探し、競争相手を出し抜き、自分だけが勝利を独占できる状況を得るのに
形振り構わなくなったときです。
その時スポーツマンシップは姿を消し、詐欺師の頭脳を持った獣の醜い争いに成り下がります。
またそのルールを明確にできない愚かな主催者側にも責任があります。
ダメなことはダメだと、こういうのがルールなんだとはっきり言えず、興行としての目先の利益を追い
解決すべき問題を放置するような主催者の下にレーシングイベントが置かれた場合
そのイベントは”獣の本性”を抑えられず、ただの醜い闘争の場に成り下がります。
そしてそこにファンのことは一切考えられていないのです。
広告としても、興行としても、対象物であるはずのお客さんのことを考えていないのは
何とも間抜けな話です。
自分たちだけ良ければいい…という一番あさましい人の姿です。
こういうものを愛せという方が無理があります。
かつてのJTCCはホンダが引き金を引き、他がそれに応戦し、
主催者もそれを止められず、終わってみたら誰もそこには残っていなかった…というものでした。
WRCも同じで、メーカーの暴走をFIAが止められず、偶発的に不況が襲った時に
エントラントが去ってみればシリーズ存続すら危うい状況に陥っていました。それが現在。
今のF1もまさにその状況にあります。
結果として公正なジャッジが下せない、先を見た判断ができない主催者と
限度や節度を完全に忘れ、獣の本能のままに殲滅戦をしたいだけのメーカー側が
折り合わないのは当然のことです。
だからつまらないでしょ。高度なのは分かるけど面白くはないです今のF1。
(ちゃんと見てますけどねファンだから(笑))
F1とその分派シリーズは今後衰退していくと思います。
F1は…世界選手権、最高峰のモーターレーシングというには欺瞞に満ちた
有象無象の草レースもどきに成り下がるでしょう。
利権確保のためにかき集められたチームが戦い、FIAに金を貢ぎ、
自分たちはそのおこぼれにあやかるというわけです。
分派シリーズ(何ていう名になるかは分かりませんが)も所詮はメーカーの広告の寄せ集めです。
それに見合う利益が見込めなければどんどん去っていくでしょうし。
それを食い止めようと出来レースでもしようものならレースの名も地に堕ちるでしょう。
また法廷闘争で興行もろくに出来ない事態になり、自然消滅するかもしれません。
でも衰退し、それぞれが多くを失った後に、また収斂すると思います。
またそうしなければ今度こそ消滅するでしょう。
そこには自分の利益を追うことだけに目を血走らせたメーカー系チームもなく、
残った一人ぼっちの獣が生き残る術を求めて頭を下げ協力を求める姿があるでしょう。
また利益を失い、戦わせる獣を失い、全てを失おうとする主催者側も
生き残るためのラストオプションを用意せざるを得なくなっているでしょう。
それはまた10何年後か…。
いずれにしても興味深い状況になってきましたね。
今後どんなことになっていくか分かりません。
出来ればより良き未来を…と願いますが、何であっても滅びがあるのも世の常。
モータースポーツファンとしてどういう未来になろうとも
見つめ続けていこうと思います。
それがファンってものでしょう。
スポーツカーもそうだしモータースポーツもそう。
まんがもカメラも鉄道も、滅びる時まで付き合いますよ。
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F1開幕戦オーストラリアGP、
予選は何と”新チーム”ブロウンGPのJ・バトンが
ポールポジションを獲得!
チームメイトのR・バリチェロも2位を獲得し
ブロウンGPがフロントローを独占する結果に…。
オフシーズンに巻き起こったホンダ撤退騒動と
ブロウンGP誕生に関するいきさつは
皆さんのほうが詳しいと思いますので割愛しますが
何ともいろんな意味合いを持つ結果となった気がします(^^;)
何年も苦汁をなめさせられたチームにとっては
歓喜の叫びを上げる最高のリベンジ劇だったかと思います。
この何年かチーム現場の人間、そしてドライバーは
勝つ見込みどころか最後尾にいることを強いられることもあるという
屈辱的な日々を送ってきたはずです。
バトンもバリチェロも勝負にならないレースをしに世界を回るという
拷問のような日々をすごしていたと思います。
勝利を目指す、そして勝利の味を知るドライバーたちにとって
これほどむごい拷問はないでしょう。
それから開放された喜び。
バトンもバリチェロも思い切りアクセルを開けられるマシンを手にし、
今までの不満を一気に解消するかのような
喜びに満ちたドライブををしているように思えました。
アクセル開度が他とまったく違う走り。
ブレーキングスタビリティ、ターンインからアペックスに向けての
小気味良い動き、
そして円滑に加速体制へ移行できるコントロール性とトラクション。
リアエンドの安定性…すわりが良い走りっぷりは
かつてのシューマッハ+フェラーリを見る思いでした。
ドライバーたちに思い切り走れる、そして他の追随を許さないマシンを
作り上げたロス・ブロウンの手腕には改めて驚愕しました。
あとは信頼性だけです。
しかしそれもシェイクダウンの翌日にレースシミュレーションを行い、
無事に終了させるという安定性を見せたBGP001にとっては
もしかしたら愚問なのかもしれません。
きっとベンチで長いことテストを行ってきたのでしょう。
BGP001にトラブルが無い限り、明日のレースは退屈なものになるでしょう。
あれだけ出遅れたと思われたチームがここまでやるとは…。
オフのわずかなテストで速さを見せてはいましたが、
本当にすばらしいものを見せてもらいました。
名将ロス・ブロウンここにあり―
明日の決勝、別の意味で楽しみたいと思います。
BGP001はホンダF1の忘れ形見…そういう言い方もできるかもしれませんが
私はそう思いません。大のホンダファンですけれどね。
ホンダはF1をもうやめたのです。
何と言おうと、不景気を言い訳に負けたままやめていったのです。
チームも従業員も捨ててF1から逃げ出したのです。
レゾンデートルだと言っていたモータースポーツから
自ら遠ざかったのです。
客観視するとそれ以外にとりようはありません。
ファンとしては辛いですよ。
でもそれが事実でしょう。
都合よく事実を歪曲して考えるのは
ファンとして絶対にしたくないです。
辛くても受け止めるのだ…。
BGP001はブロウンを擁するニック・フライCEOの率いるチームが作り出した
逆襲兵器です。
ホンダの金が元にあったとしても、それはホンダではありません。
手放したチームがどんなに力強くても、それはもはやホンダではないのです。
新たな栄光が来るとしても、それはブロウンGPのものです。
口惜しいとしてもそれが真実でしょう。
BGP001にホンダの面影を無理やりに見出そうとするのは
賢明なファンのすることではない…きつい発言になりますが
幼き日から熱心なホンダファンであるからこそ
この皮肉な結果を胸に刻んでいくべきだと…。
そして、いつの日にかブロウンGPを含めたF1のエントラント達を
圧倒するマシンを引っさげて、再度F1に挑戦する日を待ちたく思います。
ただ一言、自分を含めたホンダファンにフォローで言うのならば…。
去年からホンダが費やした大金・労力が、
よその畑であったとしても、よその物としてでも
大きな芽を出しつつあること自体には―
何か救いのような…全てが水泡に帰することなく”何か”となったことに
虚無感が少しは和らげられたのかなと…思わなくは無いです。
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