ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

ROCKなクルマ

2011年08月12日 09時40分21秒 | クルマ(その他雑談)

先日、会社で隣で作業している小娘…
…もとい女の子と話した内容です。


その女の子、ロードスターがFMCしたら欲しいらしいです。
雑誌などにいろいろスクープ記事が出ているので
それを頼りに期待を膨らませているらしいです。


新しいのは軽いらしい…。

その話をしていた時の内容です。
私:「期待してるけどそう簡単には軽くならないだろうなぁ」
娘:「えー何でですか?」
私:「安全装備とかもあるけど、今のクルマは装備が多いもん
   初代はそれこそ何もついてなかったもんねぇ」
娘:「だから軽かったんですか~」
私:「知ってるか? 初代はトランクに内張りは無いし
   アンテナだって自分で差し込んで付けたんだぜ(笑)」
娘:「えーそんなんだったんですか?」
私:「とにかく何もついてない状態だったんだよ」





そう…確かに”何もついてなかった”です。



1989年誕生の初代ロードスターは素の状態が…
手元にある「モーターファン別冊・ユーノスロードスターのすべて」によると
ベース車が170万円から。

標準装備は
間欠ワイパー(笑 時代を感じる)
防眩ルームミラー
AM/FMチューナーつきカセットデッキ(笑)
キー付きグローブボックス  
ビスカスLSD
4輪ディスクブレーキ  など


私の記憶が確かならば、発売後すぐにOpt体系が見直され
素のエアコンもオーディオも無い仕様があったはずです。
(たしかこれは150万円そこそこだった筈)

当時ディーラーにて若いセールスさんと
「Splパッケージは高いから、エアコンとパワステ+パワーウィンドーで買って
 あとはオーディオもハンドルもホイールも好きなのつければいいよ」
などと話した記憶がございます。


素の状態だとエアコンもパワーステアリングもオーディオも、
パワーウィンドーすら無く、アンテナは外に下りて手で差し込まねばならず、
アルミホイールも履かずに鉄のディッシュホイールで、
ハンドルもシフトノブもウレタン…そんなスポーツカー。





シンプル過ぎないか?

いかに20年以上前のこととは言え、あまりにもシンプルです。
シンプル過ぎると言った方が合っていると思います。


デビュー当時はバブル景気の真っ只中です。
「クルマは高ければ高いほど売れる」と言われた時代です。
新車価格が800万円超のNSXやセルシオ、
500万円超のGT-R、Zなどが飛ぶように売れた時代です。
装備も圧倒的に充実し、小型車にも本皮シートのOptがあった時代です。

パワステもパワーウィンドーも豪華なオーディオも
強力なオートエアコンも立派なアルミホイールも当たり前になった時代です。
アンテナもAピラーにあったものを伸ばす時代から
トランク脇に電動格納式がにょきっと生える時代になって久しいです。




「シンプルさがロードスターの魅力」
…というのはよく言われます。
それにしても時代に明らかに逆行しています。




初代ロードスターはバブル景気に浮かれたムードの中の
そういった企画が通りやすかった雰囲気の中で生まれたクルマの
一台であることは間違いないと思います。

ただ…企画を通した経緯は時代に乗っていましたが
企画の中身は…今考えれば、
バブル景気の世の中に対するアンチテーゼであったと思います。




どんどん豪華に、そしてパワフルに大きくなっていく自動車に対して
全く逆のアプローチで挑んだのではないかと。

結果として英国風のオープンスポーツに似た中身になりましたが
私は実はあまり似ていないと思っています。
それはロードスターがあまりに独自の哲学を持っていると感じたからです。


中身は「昔のとんがったマツダ」です。
小さいけど本当のスポーツカーでした。


少なくとも昔のマツダはROCKな会社でした。
いい意味ですごく天邪鬼な会社でした。
世の中が右に行くならマツダは左に行く…そんな会社でした。
私はそう思ってます。

歴代RX-7はパワフルでありながら、パワーを売りにしていません。
むしろクルマの切れ味を売りにしていました。
ロータリーエンジンの採用だってそうです。
「レシプロが主流で優秀なのは分かってるけど、
 死んでもそんなモン使うかよ、バーカ!」というような意識でしょう。

そして普通のメーカーは運転手に与えるものを約束する…といった
フレーズでカタログを彩るのですが
昔のマツダの場合は”運転手がドライバーとしてクルマに与えるもの”を
カタログで平然と要求していました(言葉を柔らかくはしていましたが)



だからマツダの車はとんがってるし、マツダ乗りもとんがっていました(^^;)
それがマツダ乗りの誇りであり矜持であった…と思ってます。

ロードスターもマツダらしくとんがっていました。
そこが英国車のヒストリックカーのコピーではないと思う所以です。





そしてロードスターはその「とんがり」を競合車に向けるのではなく
バブルに浮かれる世の中に向けたのだと思います。

豪華絢爛に浮かれ夢を見る世の中に対して
清廉潔白の日本人の魂で対抗したのです。

車体とサスこそ専用ですけど、エンジンもミッションもデフも使い回し。
ヘッドライトは汎用のハロゲンですし、ウィンカーランプなんか
軽トラックからの流用です。
そして遮音材も内張りも最低限しか与えませんでした。

ただ、最低限のもので構成したそのクルマには
無駄なところがありませんでした。
だから走りが気持ち良かった。
ただ軽さ…じゃない、その理念があの走りを生んだのだと思います。


世に背を向ける…簡単なことではありません。
誰からも支持されないかもしれないのです。
下手をすれば暴挙ととられかねません。
でも暴挙としてそれをするのはただの乱暴です。
マツダは自分のしようとすることの正しさを信じて世に背を向けたのです。


これは大和魂でしょうし、西洋風に言うならROCKでしょう。

そして…それが分かる一部の人に熱狂的に迎えられたのだと思います。





そんなROCKなロードスターもその立場が認められると
だんだんそのままではいられなくなってきました。



騒音が多いと言われ、遮音材が足され
初期型でははっきり聞こえたミッションや駆動系の音は聞こえなくなりました。
足元で跳ねる小石や砂粒の音も遠くなっていきました。

貧相だといわれ、内装にも手が入れられ表面に塗装をしたり
無駄だとあえて無くしていたトランクの内張りも
いつの間にかリッドの内側までカバーする立派なものが付く様になりました。
本皮張りの内装が用意され、豪華な雰囲気も売り物になりました。

オープンは音楽が良く聞こえないといわれ
ボディソニック付きのスピーカーシステムが奢られ、
手で挿していたアンテナも、いつの間にか電動でにょきっと伸びるようになりました。

ボディが弱いと…世の中のクルマたちはもっとがっしりしてるぞ!…と言われ
いろいろなところに補強材を足していきました。
雑誌での筑波のラップタイムが遅いぞ!アメリカじゃ物足りないぞ!…と言われ
ハードなサスペンションや大きいタイヤを履き、排気量も上げました。

世に背を向けたROCKなクルマだったのに
「世の中のクルマたち」に追いつくことを求められたわけです。

当時は雑誌の書く「進化」だという言葉を信じていましたが
今思えば何とも皮肉なことだったのだと思います。


そしていつのまにか世に背を向けた筈のクルマは
「世界のオープンスポーツの定番」として自他共に認められつつ
”世の中の主流”となっていきました。



では初代の遺したROCKな魂は消えたのか?

違うと思います。



初代の残したその功績が認められ、フォロワーがことごとく消え去る中で
ロードスターは3代22年続く優れた銘柄であり続けています。

でもそれはその後の進化もあったでしょうけれど、
初代がデビュー字に遺したROCKなクルマ、現代の物質崇拝文明へのアンチテーゼ。
自動車文化へのカウンターカルチャーとしての強烈な印象があったからだと思います。

今のロードスターも非常にいいクルマですし、これから出るであろう新型も
人馬一体の理念に違うことなき良いクルマになると思います。
ただ…あの初期型の持っていたROCKなクルマとしての魅力、
世の中に背を向けて凛と独りで立つ孤高の存在としての「姿」は
ロードスターが主流となった今、もう二度と見ることはできないでしょう。

会社の女の子はそういったことがあったことを知らぬままに
新型ロードスターに乗るのだと思います。
でもそのロードスターという存在に触れること自体が
初代の放ったROCKなクルマという「理念」の継承になることでしょう。


姿形は消えたり変わったりしても魂は消えないといいます。
分かりにくい形にはなりましたが、ロードスターというその名や存在の中に
あの時のROCKなロードスターが静かに眠っています。

ROCKな姿は見れないけれど、理念、魂は消えていない…そう思います。





初代・初期型ロードスター。

あの当時のマツダだからできた。
あの時代だったからできた。

奇跡のROCK SHOWだったのだと思います。









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乗りたい外車

2011年06月01日 20時56分43秒 | クルマ(その他雑談)

私は基本”日本大好き野郎(笑)”です。

外車や洋物は基本的に興味や関心があったり
モノ的に好きなものも沢山あるのですが…


洋物にあっさり屈服するのは国賊(笑)
洋物を褒め称える…これは日本を侵略しようとする
”悪い外国人”の仕業に違いない!…と
変なバイアスが私の思考回路にかかっております(^^;)



国産品を買わんか!(爆)


まぁそれは冗談として…(^^;)



国産に限らず…わずかだけど洋物も持ってます。
そして関心は常にあるのです。






んでもって今日…。

会社で傍の工程にいる19歳の女の子、通称”小娘”が
「今度彼氏とクルマ買おうって話してるんですぅ~」と仰います。

「次のロードスターを待ってるんですけど、それまでに足に何か
外車でも買おうかなぁ…って」
へいへい、左様でございますか(^^;)


けっこうぶっちゃけ話をする相手なので
「俺はかくかくしかじかで”外車が嫌い”ってことになってるんだよ」
「俺に外車のことは聞かないでくれ」と話してたんですが
「何が外車だったら乗りたいですか?」と
前後が全くつながらない話を振ってきました(^^;)



うーむ。



まぁ…考えるくらいならいいかもです。
以下は私の思考でして、私見丸出しの独断と偏見で書いてます。
ので、不快に感じても、そこに対する返答返信はしかねますです(^^;)
ご容赦くださいq。



外車の中でスキって公言しているのはポルシェなんですが
金銭的にも縁が無いですし、何よりあれはセレブ、上等な人種が乗るものですが、
貧乏人・ブタゴリラおよび類人猿代表の私としては
金ができても機会があっても絶対に乗ることは無いでしょう(笑)
ひがみ根性丸出しで言いますと…「アレは敵だ!(笑)」
「がっぺむかつく」ので貧乏人ポルシェことボクスターであっても縁なしです(^^;)


フェラーリは私なんぞがこれ見よがしに乗ったらダサさの極み。
そもそもフェラーリ自体がダサいのに、それにダサさを重ねるのは
痛々しくてとてもできません(^^;)
貧乏人が無理して中古のフェラーリ買って乗り回す…
悪いとは言いませんが、私にはできませんです(^^;)
(ただし355だったら考えますです(笑))

そもそも高額車には縁も無ければ興味も無かったのでした…(^^;)
以下、買える基準、買いたい基準で書いてます~。

BMWは…豪華で…高すぎでパス。
ベンツは論外(笑)
フォルクスワーゲンは何かいまいち食指が伸びません、ゴメンナサイ。
アウディはゴメンナサイ…最近のはいまいち好きじゃないです(^^;)
最近のはぶくぶく太ってて…って私が言うか?ですが(笑)
勿論高すぎです(^^;)

アルファロメオは…オラには似合わない…も程があるのでパス。
アルファはよほどのマニアかイケメン専用です(笑)
その他イタ車は予算的にパス。
ホントはフィアット500に興味があるけど、あのキュートな500も
類人猿のオラが乗ったらフィアットが可哀想過ぎるので遠慮します(^^;)
フランス車は…実はシトロエンC6に興味があるのですが
やはり高すぎて買えず…(涙)

プジョーは…今はこれといって欲しいものがないのですが
敢えて言うなら…があるので後で書きます。
ルノーも…ホンダの敵、というかF1では天敵でこてんぱんにのされた相手なので
ちょっと複雑なのですが、欲しいのはありますです、後で書きます。

アメ車は…コルベットとかマスタングとか欲しいスポーツカーはあるのですが
どれも高くて爆沈(泣)
しかもパワーあり過ぎで、私の手に余りすぎです。















で、以下が実際に欲しい、買うことを検討し、検討できる外国のクルマです。














3位、プジョー306


106…って言いたい気もしますが、あれはオタク向け過ぎて引きますです(^^;)
不当に高いし…というのもあって、あれなら国産で済ませる…と考えてしまいます。
306はS16とかじゃなくていいです。
フツーの306で、ゆるーんとゲタ車にして、いろいろ乗り回したら楽しかろう…と。
何度か従兄弟の306を転がさせてもらったことがあるのですが
バランスの良い好ましいクルマでした。
ただし…3ドア&MT限定です。
2ボックスカーはやはり3ドア&MTに限る…な70年代生まれです(^^;)











2位、クリオ・ルノースポール


最近まで正規輸入されてましたね(^^;)
でもできれば…シャシースポールではなくシャシーカップが欲しいです。
手に余るのは確かですが、どうせスポールでも余るのです。
ならばレース直系の血を感じるチョイスにしたいです(^^)
形もエグくて私好みです。
一台で何でもこなせるし、フェンダーが膨らんでる以外は
手頃なサイズなのも嬉しいです。
こいつ~が吼~え~れ~ば~嵐を呼ぶ~ぜぇ♪
楽しそうですね♪








1位、ロータス・エリーゼ


実はダントツの一位です(笑)
案外中古の数もあって、性能的にも選択肢が多いのがポイントです(^^)
何よりカッコも良いし、小さくて何とか自分でも維持できますし
しかも私が乗って、ばっちりドラポジがとれました♪
性能的にも文句の付けようが無いでしょう。
勿論お安くは無いでしょうけど、あの性能で、あの外観で、あの中身なら
むしろバーゲンプライスと言えるでしょう。
エリーゼでいつもの山道とかドライブコースを走ったら最高に楽しいでしょう。
これがダントツの一位に推した理由です。
唯一のけちの付け所はあんなに小さいハードトップ(ただの板切れ)が
とんでもなく高価いところです(^^;)












そんなこんなでうんうん悩んで返答したのですが…


私「エリーゼがいいな」
小娘「何それ、知らないです」

私「知らないのか…だったらルーテシア」
小娘「知らないです」

私「だったらプジョーは知ってるでしょ?」
小娘「名前は知ってるけど車名は知らないです」



うはー、クルマ好きといっても本当に属性はいろいろですね(^^;)












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ギヤ比

2011年03月05日 12時27分57秒 | クルマ(その他雑談)

ギヤ比がクルマの動力性能に大きな影響を及ぼす…というのは
よく言われる事ではありますが、
ギヤ比を横並びに比較した記事やインプレを目にする機会は
実はあまりありません。


先日…といってもだいぶ前のことではありますが
フィットに6MT車が出た際に、「段数よりギヤ比が肝心でしょ?」と思い、
エクセルで簡単な表を作って比較してみました。
そうしたら車両の動力性能がとても分かりやすく整理され、
非常に興味深いものになりました。

もちろん動力性能だけでクルマの価値は決まるものではないですし、
あくまで彼我能力差を知る上での”単なる指標”ではあるのですが
こういった比較は面白いな…と思いました。



パワーウェイトレシオ、車両重量、タイヤサイズ、そしてギヤ比から
走りの基礎能力が見えてくると思いました。

そんな比較の中から、
自分の愛車についても意外なことが分かりました。


先ずはヴィッツRS。

購入する前は「遅くたって楽しいから問題ない」と思って買いましたが、
購入後の印象は「思ったよりぜんぜん速くて楽しめる」でした。
もちろんやす2000の方が絶対的に速いのですが、
やす2000からヴィッツに乗り換えても、遅くてイライラする事はありません。
「1.5ってのは思った以上に走るんだなぁ…」と気楽に考えていました。

そんな中で、上記のフィットのギヤ比検証をしていた時に、
参考に自分のヴィッツも入れてみたのですが、
結果を見てびっくり。

P/Wレシオでこそ他のライバルに譲るものの、その差は僅差。
また各ギヤ守備範囲は他のライバルに比べてかなり低められていて
加速力では昨今のFF自然吸気コンパクトカーの中ではトップです。
また車両の重量やサイズ、車高などを考慮しても
最も恵まれたディメンジョンを持っていました。
やす2000から乗り換えても「案外速いじゃない♪」と言えるのには
ちゃんと理由があったのですね。
NA1500cc最強最速なら納得です。




逆の方向にびっくりしたのはやす2000です。

先日の筑波走行会で…タイムはともかくとして、
バックストレートで、FD2に置いて行かれるということがありました。
立ち上がりはむしろこっちが頑張っていることもあって
我がやす2000の方が速いのですが、
その後の加速で毎回確実に離されていきました。

同じ表にS2000とFD2のスペックを入れて一覧に出してみて
びっくり…というか納得(^^;)

各ギヤの守備範囲がやす2000の方がぜんぜん広く、
2速~6速では20km/h近くもハイギヤードなんです。

またFD2の9000回転近くの4速吹けきりは約170km/h強です。
多分エンジンのトップエンドを使いきれるでしょう。
逆にやす2000は170km/hは8000rpmちょっとでしょう。
9000まできっちり吹けきらせなければ速くないエスです。
エンジンの能力をフルに使う前にバックストレートが終わってしまいます。

ちなみに…ギヤ比ベースで見ると明らかにDC5に対してもハイギヤードで、
車重を鑑みればDC2比較でも加速性能で勝っていると考えるのは困難です。
(良くていいとこ勝負でしょう)

ギヤのステップ比を見ると他より明らかにクロースしていて
すばらしいものなのですが、
ファイナルギヤの選定が明らかにクルーズ志向です。
(メインディスティネーションの欧州を考えれば当然のギヤ設定ですが)
これがRとSの差だといえばそれまでですが、
なるほど…と変に納得してしまいました。

走り回っていると他に比べて大して速くないと思うことがあるやす2000です。
知り合いにも「言うほど速くはないです。特にまっすぐは3Lのセダンの方が速いです」
と常々言ってきましたが、それが数字でしっかり示されるとは…(^^;)
S2000、「まっすぐが遅い伝説」は本当だった…!



1500cc最速のヴィッツと2000ccでは他に遅れをとるやす2000、
その差が案外無いのにも納得です(笑)



ちなみに…エスはファイナルを4.1から4.3に落とすと
他のライバルとほぼ同様のギヤ比設定になるようです。
4.5まで落とせば確実にP/Wレシオ通りの動力性能を体感できるでしょう。



いい事も悪いことも分かったギヤ比検証でした(^^;)




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誰もが考えること

2011年02月08日 12時14分28秒 | クルマ(その他雑談)

クルマ好きなら誰しも考えること。

「~~買って、○○して、××とか走ったら面白かろ~♪」

日記のネタもないのでこういうので遊んでみます(笑)
(よほどのことが無い限り最近は本当にネタ無いんです)



んだば自動車メーカー別にイってみましょ(笑)
クルマは新しいのから古いのまで入り混じってます(^^;)
あと、基準は「自分が買ってリアルに維持できる」です。
突飛も無いクルマは入ってません(笑)


■トヨタさん
・スープラ(JZA80) SZ or SZ-R
ツインターボのRZって言いたい所ですが、私には絶対乗りこなせない…ってのと
NAでも3000ccですから私には文句無しだろう…てことでのチョイス。
SZ-Rなら理想ですが、SZでも無問題、多分ギヤとか少ない分軽いでしょうし(^^;)
こいつで今風に脚を決めて、エンジンとかは猫ガレージに持っていって
社長に好きにいじってもらって…多分200万でいけるのでは(^^;)
狭い山道向けじゃないでしょうけど、いろんなところを楽しく走りたいです。
ツーリングメインで時たま峠、ごくまれにサーキット…っていう
自分の使い方なら持て余すことも無さそうです。
燃費と税金は「いじんなくてもそもそも大トルク」ってところで相殺です(笑)
トルク増すためにいじる方が高くつくでしょうから…。

・MR-S 前期型5MT
単なるスーパーオーバードライブの6速はいらないです個人的に~。
トヨタの実用エンジンはそんなに吹けも悪くないので
エンジンはフライホイールのみでいいでしょう。
まだエンジン開ける年式でもないでしょうし(^^;)
こいつで今風に…って以下略(笑)
とりあえず幌は外してHTかぶせたいです(爆)
ホイールはCE28似合いそうって言いながらTE37希望~♪

・ヴィッツRS NCP13の3ドア後期型
今持ってます(笑)
何時でも何所でも(へたっぴな私でも)踏んでいけるクルマ目指して
夢は現在進行形~♪
だんだん夢が現実になってきていますよ~。


■日産さん
・スカイラインGT-R(R32)
乗りこなせないのは承知の上で…(笑)
憧れのマシンを家のガレージに収めるだけでも痺れそうです(^^;)
中古車価格はこなれてきましたが、パーツは高いので
のんびりレストア(?)しながら乗っていくようです。
高速道路などを加速していく時に、往年のGr.Aを思い出すサウンドを
聞ければそれだけで満足かも♪

・マーチ(K11)
見つかれば…ですが1.3Lの5MTモデルを引っ張ってきて
いろいろあーでもないこーでもないして峠仕様にでもしたら
絶対に楽しいです♪
外観も格好良いので今でも全然イケますです。
見た目ノーマル風で車高だけ低く、
内装が剥がされてたりすると萌えますです(笑)


■ホンダさん
・S2000(AP1)
これまた現在進行形です(笑)
楽しいですよ~♪

・DC5インテR
玉数も多く、値もこなれてきているので良いかも~。
(実際ヴィッツの時の比較検討車でした(^^;))
これは逆に脚だけリフレッシュの意味で換えて
メンテナンスしながらノーマルっぽく乗りたいです。
お買い物からサーキットまでこなせる+乗って楽しいDC5なので
いじる必然をあまり感じませんです~。
ただし…色は赤がいいな♪

本音を言えばEK9も挙げたいけど中古車価格が程度の割に高くて
手が出しにくいですね(^^;)


■三菱さん
残念ながら私的な該当車両無しです(^^;)

ランエボは興味ありながらも私には確実に手に余り過ぎますし
そもそもあのバトルイメージがチキンな私には強烈過ぎです(^^;)
その他FTOやミラージュなど興味深いものは多いのですが
入手が困難ですので除外しますです。
本当はFTO・GPXって書きたいんですが…。



■マツダさん
・ロードスター(NC)
NAロドスタ至上主義(笑)の私ですが、あえてNCで(^^;)
いろいろ手を入れるところはありますが、それができれば
あの高い資質を必ず生かせるクルマになるかと…。
あれだけ軽く、剛性などもあって、価格も安い”現行車”を
ほって置くのは勿体無いです。
相変わらずパーツも多くお手ごろなので
思い切って新車で買っていじりながらのんびり乗りたいですね。
私の使い方にもピッタリですし(^^)

現行デミオも挙げたいですが、NCP13と丸被りな上に
購入後の選択肢の数で若干不利なので除外しますです(汗)

あとはNA6をレストアしながら乗るのも楽しそうですね♪



■スズキさん
残念ながら私的な該当車両無しです(^^;)

唯一挙げるならスイフトスポーツなんですが
これまたNCP13と丸被りな上に
車体の大きさや重量で若干不利なので除外しますです(汗)



■スバルさん
これまた残念ながら私的な該当車両無しです(^^;)

インプレッサSTI系は興味ありながらもランエボ同様、
私には確実に手に余り過ぎます(汗)
またNAになると選択肢がほとんど無いんですよね…。
その他ヴィヴィオRX-Rなど興味深いものは多いのですが
やはりこれまた入手が困難ですので除外しますです。
RX-Rで山とか面白いんですが…(^^;)



■ダイハツさん
これまた残念ながら私的な該当車両無しです(^^;)
すいません…。

コペンという名車がありますが、小ささではヴィッツが
スポーツカーではS2000がその用を成しているので
自分の選択肢に入りませんです。
(ただしコペンはオススメ車で親父に買わせてます(笑))



■外車
基本的に高いし、パーツはさらに高い…のであんまり…(^^;)

ルーテシア・ルノースポールとかBMWミニとかはめっちゃ気になりますが
手を出すにはちょっと敷居が高いです(^^;)
でも乗れたら楽しいでしょうね間違いなく♪

雰囲気に重きを置くならアルファロメオMiToも気になります。
あの内外装の雰囲気だけでも良い感じに酔えそうです。
ただ…オラが乗っても似合わないんですよね(^^;)

敷居高いのを覚悟で入るならロータスエリーゼの新しく出た1.6Lでしょうか?
あれなら何とか相手が出来そうですし、そもそも純スポーツカーなので
ヘンにいじるところも無いので、維持メインなら何とかなるかと…(^^;)



以上まとまり無いけどネタ日記でした(^^;)





【お知らせ】
■C79新刊「航天少女 -Astronaut Girl-」通販受付中
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※通販受付期間は2月末日までです。



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日本という国は環境の事なんかどうでもいいのさ

2010年11月02日 19時11分34秒 | クルマ(その他雑談)

その時々の都合に応じて使う「錦の御旗」なんでしょうね…。
”環境” ”エコ”なんて言葉は…。
日本の政治家・役人は目先のことしか考えられない
極めて無能な人が多いようですが、
本当に「”何トカ”してしまいたいね」と思うほどに
いい加減です。

ちと呆れたので日記に…。

★詳細は以下ニュースを見てください。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1393759&media_id=4

http://response.jp/article/2010/11/02/147370.html



地方税である自動車税・軽自動車税を一本化し、
CO2排出量や排気量などから別途税額を定めて…

ここまではいいと思います。
この文章を”見る限り”は…。



ただし…車種毎に税額を設定するというムチャクチャさや
(税額の種別がとんでもない数になるということですが…)
それこそ乗り方ですら変わってしまう環境負荷を
なぜか車種と排気量で縛ろうというあたりに考えの少なさを感じます。
(だったらガソリンにかけて、一定割合で分配する方が
 よっぽど環境負荷に対して一律だと思うのですが)



しかも目的…これを言わなきゃまだいいものの…。

同程度の性能を有する小型車と軽自動車の
「税額格差」を埋めるのが目的…だそうです。





誰がこれを発案したんですか?
誰のリクエストですか?

ちなみに今の政調会長が何所の自動車メーカーの回し者か…とか
軽自動車を自社に持っていないメーカーは何所?って言えば
何所が言い出したかは判る気もします。
そもそも自動●労連自体が民●党&企業の犬ですが…。
(だから私は会社の労組にいた時にも政治活動には一切協力しなかったです)




そもそも軽自動車の定義をいい加減なまま放置したのは
国と役所じゃないのかしらん?

そもそも自動車の普及を図るために簡便な車両に対して
税制優遇したのが軽自動車の始まり。
それがどんどん高級化していったのは、人の欲求を考えればある意味当たり前。
税制優遇の趣旨を明確にしなかった国と役所に責任があり、
それを今さら「装備も性能も小型車並みなら税額も同じに…」
って言うのは、ユーザーとメーカーの努力に対して
横暴極まりないでしょう。

だったら軽の上限価格を決める方が先でしょう?
趣旨を正しく示せば、あるべき姿に勝手になるはずです。

(もっと言えば黒幕であろう某企業は先の軽規格拡大の際に反対した筆頭ですが
 エンジンの排気量差をもって差とすべし…で決着させたがゆえに
 軽各社が少ない排気量で重たい車体に対応するため
 必至の苦労をした、その結果が今だということをご存じないのだろうか?)



しかも言うに事欠いて「環境負荷に応じた税制」とは…。

先日まで国費を垂れ流しにして高速道路の代金の殆どを
立て替えていた国家は何所の国でしたでしょうか?
それは日本です。

※ちなみにあれは高速道路が値下げしたのではなく、
 その分を国が国費を使ってNE●COに払い込んでいるだけの話です。
 財政投融資特別会計の運用益積立金の基準額超過分=国債の返済に充てる金を
 そういう下らない政策に使い込んでしまった訳です。
 借金返さず人気取りに4兆円を超える額をばら撒く政府と役所に
 将来のビジョンも計画性もある筈がありません。
 (ちなみに私は高速1000円での利用は一度もしていません)
 ちなみにばら撒かれた先にきな臭い連中がいることは疑いようもありません。
 NEX●Oに限らず、その利益を享受した全てのモノの影にそういう輩がいるということです。
 (だいいち何のための民営化だったのかすら疑問)


だったら何でそんなことしたんですか?
環境先進国を目指す国じゃないんですか??
借金だらけで何とかしないとマジでやばいんじゃないんですか???


それこそ京都議定書の発信国でありながら、CO2排出量が増えてしまうという
大失態を世界に晒した国家と役所が、その後もCO2排出を増やす政策を継続したくせに、
ここにきて「小型車にも環境負荷に応じた税制を…」というのは
言うことが後先つながらないにもほどがあります。


先日までのエコカー補助金などもそうですが、
お題目と中身が相反したことが多すぎます。

エコカーって言ってもせいぜい燃費低減効果は2倍にはならないでしょう。
そしてレアアース(そもそも希少ゆえに大事に使わねばならぬもの)の問題、
特殊部品の製造や廃却の環境負荷を考えたら、私はあんなものは全然エコでは
無いと思っております。
(それこそ無駄に乗らない、所有しないのが一番だと思っています)
それを沢山ばら撒くのに国がお金を出して手伝う…。
エコはエコでもエコノミーの間違いでしょう?
そしてそれに関係ないものまで税金をばら撒き、
(エル●ランドやアル●ァードなどは間違いなくエコロジーではないです)
まだ使えるものをゴミにして、資源を無駄に浪費し、
先の高速値下げと合わせて、ガスを撒き散らすクルマで道路を溢れかえさせた訳です。
いくら一台一台の環境負荷が下がったといっても、
それ以上に数が増え、通常以上の数が運用されるのだったら
むしろ環境負荷は悪化しているはずです。



「エコ」という名を騙ってそういうことをしてきた政府と役所が、
今度は増税の旗印にまた「エコ」を使おうとしています。

本当にいい加減です。
呆れてモノが言えません。
(ずいぶん書いてますが…(^^;))


今の日本は本当に”破壊”しなければ救えないと思っていますが
とんでもない現状をまたまた見せられてしまい、
本当に気が遠くなるような気がしたニュースでした。







ふう…やれやれだぜい…。

(レスご無用です)

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中古パーツ屋さん巡りは止められない?

2010年08月11日 20時36分38秒 | クルマ(その他雑談)

先日、近所の中古パーツ屋さんを定期巡回した際に
ヴィッツ用の吸気系のパーツをゲットしました!

ヴィッツ用のレーシングサクションという品です。
お値段は5200円。
以前エアクリは純正置き換えタイプに交換していますが
むき出しタイプの豪快な吸気音があってもいいなと
思っていたところだったので嬉しい出物でした(^^)

その中古パーツ屋さんは時々とんでもないものが格安で出るのです。
S2000用のTE37もそこで出ましたし、
ヴィッツのBRIDEリクバケやMOMOステもそこで買いました。
オーディオやサスペンションも何度も買っているのですが
普通は出ない中古パーツが時々格安で現れるので、
定期巡回は欠かせません(笑)


今回のエアクリも新品で買うと3万円くらいする物のようですね。
エアクリセットに欠品は無く、消耗品のクリーナーも
本日別の店にて2100円で新品ゲット。
7300円でレーシングサクションゲットなら悪くないと思うのですが…(^^;)


ヴィッツは車両含めて中古パーツだらけなのですが、
中古パーツでも面白いクルマにさえなってくれれば全く問題なし(笑)



巡回している中古パーツ店では上尾にあった一店が潰れてしまっていました。
草生す駐車場と酷暑の中閉じ切られた窓がもの悲しい姿でした。
いろいろ難しい面もあるかと思いますが、私のような者が末永く楽しめるようにも
共存共栄でやっていければいいなと思った今日でした。







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さらばトヨタの”トップガン”

2010年06月24日 18時54分10秒 | クルマ(その他雑談)

トヨタのテストドライバーの成瀬弘さんが亡くなられたそうです。


亡くなられた場所はドイツ・あのニュルブルクリンクの周辺一般道、
愛機とも呼べるレクサスLFAをテスト走行させるべく一般道を移動していたところ
対向からやってきた、同じくテスト走行目的のBMWとほぼ正面衝突し
同乗のテストドライバー共々亡くなられた…との事です。
原因は今現在分かっていません。
対向のBMWの乗員の方も、一人が意識不明の重体との事です。

亡くなられたトヨタ・テストドライバー二人のご冥福を祈ると共に
BMWのドライバーの一刻も早い回復を祈りたく思います。


トヨタ車、基本的にクルマ好きは敬遠することが多いです。
しかし、私はホンダファンですが、トヨタ車の乗り味を好んでおります。
良く肌に馴染むと言うか、楽しく感じられます。
そういうことを言うと、面向かって馬鹿にされることもあるくらいなのですが
それでも私にとっては楽しく味わい深いものなのですから
断じて楽しいと言い張ってきました。
(トヨタ贔屓だと言われることもありますが、否定する気はありません)

トヨタ車には仕事も含めていろいろ乗りました。
印象に残ったものも多いです。
カローラ、レビン・トレノはAE86から101までは乗りました。
70スープラ、AW11のMR2、アルテッツァ、MR-S、セルシオ、
スターレット、プラッツも乗りました。
スポーツ車はどれも程好くきびきび、そしてしっとりしたやさしい乗り味で
非常に好感を持ちました。
(70スープラはすごく強烈に思えましたが、それでも微妙なたおやかさはあるように感じました)
また高級車で素晴らしかったのはセルシオ、
本当に気持ちよく動いてくれて、楽しかった記憶があります。

そして今は手元にもトヨタ車があります。
ヴィッツRSです。
プラッツの走りに感激し、ヴィッツの走り味が気に入り、
その影響で自身の代表作も生まれました。
そして漫画に描くだけでは飽き足らず、愛車として今手元にも置いております。


そういったトヨタ車のほとんどを…、特にスポーツ車は全て”トップガン”と呼ばれる
特に優秀なテストドライバーの手によって味付けされる…と私が初めて聞いたのは
JZA80スープラ発表の時です。
その代表格として名を挙げられたのが成瀬氏でした。

80スープラは乗った事はありませんが、成瀬チューンが公言されたクルマ達、
その中で私が乗れたアルテッツァ、MR-S、ヴィッツRS、どれも非常に馴染むクルマでした。
ヴィッツは長年の想いを叶えて手元に置く事ができましたし、
MR-Sは弟が所有していて縁がそう浅い訳ではありませんが
これまた良く自分の感覚に馴染むクルマです。


成瀬氏の人となりは雑誌などで見聞きするだけで、どういう人かは知る由もありませんが
成瀬氏の味付けしたクルマは大好きで、そういう意味では”成瀬ファン”でした。
自分のヴィッツも成瀬チューンだと思うと嬉しく思えました。



今日は新しいデフをお試しに、山の方へ行ってきました。

ひさびさに楽しく走って、気分良く家に帰ってきてネットを見て訃報を知りました。
すごくショックでした。
こんなにショックを受けることはそうありません。



事故の詳細についても分かりませんし、氏についていろいろ語るだけのものも持っていません。
ただ、愛機を生み出すにあたって大いに尽力した方が志半ばで亡くなった事は
本当にショックですし、悲しく思います。


成瀬弘さんのご冥福をあらためてお祈りすると共に、
今まで楽しいクルマを生み出してきてくれたことに心から感謝したく思います。

成瀬さん、ありがとうございました!
クルマ、これからも大事に大事に、楽しく乗ります。

どうか天国でこれからのクルマを、スポーツカーを見守ってください。


どうか安らかに…。


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僕は本当の”愛”に出会ってしまったのだろうか?

2010年06月08日 21時27分40秒 | クルマ(その他雑談)

ヴィッツは急に遠くへ旅立ってしまいました。
本当に急なことでした。
自分でもこんな事になるとは思いもしませんでした。
                                        
                                       
                                       
                                      
                                   






















その代わりに…なんでしょうか?

人生36年目にして、初めての”愛”に…出会ってしまった…。

出会いは突然にやってくるといいますが、
本当に突然の愛の訪れに…別れと出会いの交錯に
戸惑っている6月でございます。




































はい、これが我が家にやってきた””でございます(^^;)




「”愛”ちゃうわー!(怒) 三菱”i(アイ)”やこれー! 」とインチキ関西弁で
怒られてしまいそうですね(^^;)












先に断っておきますが、買った訳ではございません。
まさかまさかの代車でございます。

先日「猫ガレージ」にヴィッツのLSDのOHを何時からにするかを
相談しに行ったところ、
「今からでもいいよ、ちょうど今週ヒマだし~」という話になりまして
あわれヴィッツは即入院に…(^^;)

でもって、ヴィッツ入院中の代車として愛…もとい”アイ”がやってきた訳でございます。

今頃ヴィッツは猫ガレージの中でミッションバラバラにバラけている筈です(^^;)
そして何時組みあがるかは社長のノリ次第ですねきっと。








さてさて…

初めてアイに乗ったのですが、いろんな意味で変わったクルマですねぇ(^^;)






あらためて乗ってみると、乗っていたとしてもデザインが普通のクルマと違うぞって
明らかに分かるような不思議な乗車感覚です。
形が明らかに通常のクルマと違うぞ…と。

悪く言えば奇怪極まりないのですが、良く言えばSFチックに未来的です。
アニメに出てきそう…という表現は多いですが、これこそアニメに出てきそうです。
サイド7の背景に普通に描かれていても違和感ゼロでしょうね(^^;)
そういう「妙ちくりん」な感覚が、外観を眺めている時だけでなく
乗っていても露骨なまでに味わえるような気がします。

着座位置もなんか不思議で、高い位置から前に向かって斜めに座る…
例えるなら映画館の段々になった席の2階席最前列みたいな感じとでも言いましょうか。




インパネデザインもアニメっぽくて、これはこれで楽しい感じですね。
夜の首都高とか楽しそうです(笑)



で、乗ってみてもなんか変…(笑)
もちろんちゃんと走るし、異常な挙動とかは無いのですが
フロントがすごーく軽い感じで、「ふもーっ」ていく感じです(^^;)

そしてすごーく離れた感じのする後軸でやわやわと押していく感じ。

ビシッとした接地感は無く、ふわりとした浮遊感っぽさもあるのですが
足が地に着かない感じではないのです。
むしろちゃんと足はついていて、不安感は無いのです。
地面すれすれを飛んでいても、しっかり磁力とガイドレールでまっすぐ安定して走るという
リニアモーターカーっぽい(HSSTしか乗ったこと無いけど)のかなぁと。

カーブでも着座位置とは別で、クルマの芯はずいぶん低く感じます。
これまた不思議な感覚です。

そういうところでも普通のクルマとは違う気がしました(^^;)


あとはすごく縦に長いクルマに感じます。
でかいクルマという感じは無いのですが、すごく細長いモノの舳先に乗っているというか…。



今まで乗ってきたクルマの価値観には組み入れるのが難しいクルマですが
これはこれですごく面白いので、暇を見て乗り回させてもらおうと思います(^^;)
すくなくとも以前のフェンダーつめ折り板金の際に来た代車(S社WR)よりかは
個人的にしっくりきますです。


もう少しいろいろ分かったら、また日記のネタにしたく思います。



一つだけ残念なのは…

これはノンターボなんですね、なので直線がかったるいです(^^;)
ターボ付きのアイなら不満はなさそうですね。



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"えふてぃーはちろく"よりも”えふあーるえっくす”はどうだろう?

2010年06月06日 13時33分30秒 | クルマ(その他雑談)

表題はC●-ZのCMの「あなたの暮らしにこんなハイブリッドはどうだろう?」の
ノリで読んでください(笑)


昨日インプレッサを見ていて皆に話した内容です。
実はずっと前から思ってきたことです。




某”八六”もいいけど、どうやら大きく高く重くなってしまいそうな様子。
200万円を切る価格で、ハイパフォーマンスに頼ることなく
多くの人にクルマの楽しさを伝えるという理想は
現実の前に大きく揺らいでいるという噂を聞きます。

そりゃ今のクルマだから、仕上がったら仕上がったでいいものになるのでしょうけど
本当の意味で胸を張れる「クルマ趣味の入門機」「愛すべき練習機」は
もしかしたらお預けになってしまうかもしれませんね。

それを見越してのことなのか、八六よりも小型のFRホットハッチの
提案もなされていますが、
ハリボテすぎて妄想するには苦しいのが私の偽らざる感想です(^^;)




某”八六”はスバル車をベースに作られるとの事。
また生産もスバルで行なわれると聞きます。

ならば…本来の趣旨に沿った小型軽量FR車として
インプレッサのFRバージョンを作ったらどうだろう?
私はそう思っております。


シャシーはインプレッサをそのまま使います。
フロントからドライブシャフトを抜いて、デフケースもフタをするだけで
型とかも極力そのまま使います。
使える部品は全てキャリーオーバーさせます。
ボディ(モノコック)もエンジンも同じものなら
上手くすれば開発費を押し上げる安全/環境対策についても
開発費をごっそり浮かせられるかもしれません。

エンジンの搭載位置もそのままでいいと思います。
ヘタに搭載位置を後退+低下させようなどと考えるからドツボる訳で
ここは低価格でFR車をいち早く作ることに割り切るべきです。
金も時間もかからずに出来ることがあるならやる…程度でいいと思います。
※スバルはFFでもオーバーハングしているのはエンジンだけです。
 それにエンジンが前に出ていることで前荷重がかかりやすく
 ヨー特性では不利であっても操舵安定性の向上が見込めるかもしれません。
 ドリフトなどのFRらしい遊びにも有効な筈です。

エンジンは180~200PS弱もあれば十二分でしょうし、ミッションは5MTでいいでしょう。
100ps/Lオーバーとか6MTとか欲張りだすと某”八六”の二の舞です。
トルクをちゃんと太らせ、ステップ比をしっかり設定すればいいことです。
それより軽さとコストです。
モアパワー&モアスピードはチューニング、またはSTIバージョンに委ねましょう(笑)


リヤデフは4WDターボ用のものを使います。
容量がハイパワーには耐えないかもしれませんが
小型軽量を生かすことを主眼にし、200馬力程度で成立することを自ら科せば
最悪でも一部部品の新作で、あわよくばほとんど全てを流用できるかも知れません。
それ以上の要求はあった時に考えればいいのでは?


リヤサスの剛性や耐久性が課題となるかもしれませんが
FF車ベースとはいえ、後軸駆動比率の高い4WDを数多く作るスバルです。
FRであったとしてもパワー上限を限定してしまえば何とかなるでしょう。

重量は…今のインプレッサがそれなりに重いので、超軽量とまではいきませんが
軽量化せずとも1250~1300kgでいけるのでは?
某”八六”の予想よりすでに軽いですよ。
装備の簡素化や若干でもアルミ部品などを使えるなら1250kgを守れるか?
そうすればS2000やS15と重さは変わりません。
もちろんエンジンがそこまでではないので、パフォーマンスで上記を超えるのは無理ですが
価格を考えれば十分な価格と性能のバランスかと思います。
入門機、練習機としては過不足無い筈です。
180PSとしてもPWレシオは1250kgなら6.9kg/ps。
NCロドスタのRHTが6.7kg/psですから
5ドアで4座、人も荷物もちゃんとつめると考えたら及第でしょう。
200psに載せられれば6.3kg/ps。
RX-8(263万円~)の215ps仕様と同じですから、動力性能的にもいいところに来ているはずです。




外観は…専用ボディは無くてもいいでしょう。
これまた専用デザインとかいうからドツボる訳で…(^^;)
専用なのは前後バンパー、ボンネット、ホイール、
あとは足すとしても灯火器や羽根も用意すれば上等でしょう。
仕上げはデザイナーのセンスで勝負ですよ。そのためのデザイナーだ!


生産はもちろん現行インプレッサと混流です。
部品構成も構造も同じなら、設備投資も要りませんし、
工程習熟も品質管理も従来のままでOKのはずです。

そしてFMCの時が来ても、簡単に次世代へスイッチしていくことができます。



で、価格は開発費がのるにしても、新規部品などを極力抑えることと
インプレッサファミリーに組み込むことで圧縮して
現状の2000cc4WDの198万円に近いレベルか…
可能ならFFと4WDの間に収めれば、かなり話題性があるでしょう。

高くても220万円でいければ240万円~のCR-Zや230万円~のNCロドスタ等と
比較しても割安感はあるはず。
部品共用化率などから考えれば決して無理ではないと思います。

実用性も高く、またタイヤを載せることも楽なので
これ1台でドライブから峠、サーキットランやジムカーナ、そして普段の通勤・街乗りまで
こなせるあたりも「クルマの楽しさを広める尖兵」にはうってつけです。


トヨタ版もヘッドライトやグリルを換えて出せばいいでしょうし
そうすれば更なるコストダウンもできるでしょう。

ポジションは某”八六”の弟分。
でも実際に出せたら某”八六”は立場が無いかもしれませんね。
これを弟にするには某”八六”に3000ccになっていただく必要があると思います(笑)
(もう八六でもなんでもない(笑))






ネーミングはとりあえず…ベタだけど「インプレッサFRX」でどうでしょう?
もっと格好良い名前があればそれで…(笑)
トヨタは「コロナGT」とかでも(^^;)

2L4カムNA+5MTのメカニズムに5ドアと4ドアの2つのボディ、
この辺で始めてみて、ニーズがあればAT追加で…。

上手くいけば、いずれSTIやG'sバージョンも出して楽しめるでしょう。



けっこう魅力的だと思いませんか?


きっと私以外にもこう思っている人は多いと思います。





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”一言”のような日記

2010年06月03日 22時20分30秒 | クルマ(その他雑談)

CE28は描きにくい。
でもCR-Zにはすごく似合うんじゃないかと思います(^^;)



んでもって好きなアルミホイール。

1位=レイズのTE37
個人的にはこれしか愛車に履かせたくないくらい好きかも(笑)

2位=WED'SのTC005
細身で独特なデザインのスポークにグッと来ます(^^;)

3位=RSワタナベ・8スポーク
一家に一組(笑) 私のやつは弟がキューブと一緒に売ってしまった(爆)
それでも今まで2セットも買ったのはこれとTE37だけです。



純正だとFD3Sのオリジナル16インチのものか
NA8用の14インチが好みですね。

NA8用のホイールは今でも大事に持っています。

ホイールはなかなか捨てられないです。



■”Favorites同窓会”のおしらせ■
6月5日(土)に山中湖にて”Favorites同窓会”を行います。
ご関心のある方は当該記事をご覧下さい。
→→→★当該記事はこちら★

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愛機の名前

2010年05月24日 23時06分39秒 | クルマ(その他雑談)

愛機の名前…というと、「ろく●なしブ○ース」の主人公・前田太尊が
所有し名前を付けていた原付を思い出す私です(^^;)
                                          
                                         

昔は…高校生の頃は愛車の類に名前を付けるのはNGというか
ダサい(←死語?)というか痛いというか…で
そういうの付けるセンスとかってどうなの?的な考えの持ち主でした(^^;)

そんな私も今(いちおう36歳です)は愛機に名前を極力付ける人になっています(笑)
他の誰がどう思おうとも、それは自分なりの親愛の感情の表現だから
恥ずかしいとか何とかは他人には関係ないのだ…。
年とって羞恥心が無くなっただけだ!…とか思ってても言わないで居てくれると嬉しいです(^^;)



ちなみに一番の愛機S2000には「やす2000」という名前がついています(笑)
本当は「Yellow Comet号」って正しい名前があるのですが
某氏によって付けられた名前が広まってしまい、今は自分でも使ってしまっております(^^;)
「えす」と「やす」の読みが一音違いである上に愛車に自分の名前が入るので
むしろ気に入っております(笑)

ヴィッツは「ブラックマーカー」です。自分の同名の漫画から命名(笑)
そのためにナンバーの数字もホイールも揃えたくらいです(^^;)



私のほかにも愛機に名前を付ける人っているのかしらん?
勿論居るだろうけど、今の私の周りにはあまりいないもので…(^^;)



愛機の名前とか由来とか…
そういう話もどこかしらで出来たら楽しいかなと思いますです。




■”Favorites同窓会”のおしらせ■
6月5日(土)に山中湖にて”Favorites同窓会”を行います。
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こういうのこそ”仕事”だと思います

2010年02月28日 10時19分39秒 | クルマ(その他雑談)

自動車評論家の本当の仕事は”新車の提灯記事執筆”ではなく
クルマに対して総合的な評論を行い、自動車ユーザーの
”カーライフ”を豊かで賢いものにする事だと思います。

昨今自動車雑誌の廃刊が相次いでいますが
今の雑誌は新車の提灯記事と部品レポートばかり…
これでは単なる”広告”です。
読者への配慮など何も無く、ジャーナリズムが聞いて呆れる内容でした。
一般のクルマユーザーに売れなくなるもの仕方無しです。
(もっとも多くの廃刊理由は広告料減少で、読者への配慮はここにもありませんが)



閑話休題。

きも…じゃなくて、こもださんが
私が書きたかった事を非常に簡潔に言って下さっています。

http://response.jp/article/2010/02/27/136997.html
http://response.jp/article/2010/02/27/137001.html

ぜひご一読下さい!





昔、ATの普及期にAT車の暴走事故って社会問題になったじゃないですか。
あれは結局「アクセルとブレーキの踏み間違い」でした。
あの時も”トランスミッションの自動化が事故の原因だ!”
”安全思想が抜けている!”というようにマスコミが大騒ぎしましたが
検証の結果ヒューマンエラーだと分かった途端に
卑劣なマスコミは何も報じなくなったものです。

また今回に限らず非常に危険なのが
一般大衆がマスコミから聞きかじった断片的且つ裏づけが全くない情報を
放送や活字のマジックにはめられて信じてしまい
事実と離れた情報を真実と信じ込んで、異常な世論を形作ってしまうことです。
これぞマスコミによる”洗脳”です。


逆にシステムの安全性や完全性のために
メーカーや部品サプライヤーの会社の皆さんが
どれだけ難しい開発や試験を続けているか、
そして法規で定められている試験が
どれだけ難しく厳しい条件で行われていて
官民合わせての見直しが毎月何度も行われているか、
それらをマスコミが報じる事はありません。
マスコミは自分を持ち上げ、都合が良くなるようにしか
物事は書かないのです。



もちろんそうやって開発されたシステムとて完全とは言えません。
100%完璧なものなどこの世にはありません。
ミスをゼロにする事はできません。
それらをメーカーが常に改善して、情報を公開することは必要です。
しかし、それらの不具合以上に”危険な要素”がクルマに乗せられることを
しっかりと考慮せねば真の原因を究明する事はできないでしょう。


システムの不具合ばかりが追及されますが、
自動車のもっとも大きな事故要因は”運転者のミス”です。
これは多くの資料にもありますし、前の職場で安全担当をやって
いろいろな交通事故や未遂事例を見てきてハッキリとした事です。








昨今の世論を見る限り、
どうやら社会の多くの皆様は「自分は絶対にミスしない」と
思っていらっしゃるようですが…。





またまた閑話休題。


細かい事象について部外者であり詳しく物事を知らない私には
今回の事象の最終判断などできる筈もありませんが
”識者”であるこもださんがこういう記事を書いてくださるのは
非常に有意義な事と思います。
こういうものこそ真にユーザーに伝えられるべきと思います。

これこそ”モータージャーナリスト”にしかできないことです。


自動車評論家の先生の皆様、
今の雑誌に足らないのは”ユーザーのための情報”です。
”メーカーの太鼓持ち”はもう足りてます。
いまこそ先生の皆様の”知識”をユーザーのために生かしてください。



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CR-Z登場!

2010年02月26日 21時14分29秒 | クルマ(その他雑談)



ホンダのエコカー、”Green Machine 003” CR-Zを
ディーラーで眺めてきました。

結論から言いますと、なかなか”FINE”な新型車でした。
いいじゃん、やっぱやるねぇHonda!
心配は杞憂で終わると思えました。


以前、某H社ディーラーに中学時代のクラスメートが居ると聞き、
そこなら無視されたり門前払いになる可能性は低そうだ…と
そこに狙いを定めて行きました(笑)

無事に元クラスメートのセールス氏を発見し、
何とか新型車を見せてもらえました。




当初の予想で気にしていたデザインのこんもり感は
ぜんぜん、ぜんぜん気になりませんでした。
(↑大事なんで2回言いました(笑))

以下は実車の写真です。









実車見ていて思いだしたことがひとつ…
「ホンダは写真撮るのが信じられないくらいヘタクソだったっけ」

実車はこんもり感はほとんど無く、先ず感じる車高の低さです。
べたべたに低い訳ではありませんが低く這いつくばる感じがあります。
良い感じだと思います。

外観デザインのハイライトは、個人的にはドア後半から始まる
リアセクションの造形だと思います。
かなり凝っているので、気になる方はぜひ実車をご覧になってください。





内装もタイト感あり、過不足無い感じです。

スポーツクーペとしては重要ですね。
これもまた事前の写真からは感じられなかった要素です。

窓形状が効果的で開放感があるので閉塞感はありません。
これも重要な事と思います。
前方視界はこだわったとの事ですが、視界が良くて
なおかつ車両の感じがつかみやすく思えます。
これのおかげで乗るとクルマが良い意味で小さく感じられます。
良い雰囲気です。


簡単に言えば「好きに乗ってきていいよ」と言われたら
「なら遠慮なく…」と言って、峠に向かいたい雰囲気かもしれません(笑)
そういう雰囲気をもっている…ってことが、こういうクルマにとっては重要な事ですが
その時点でCR-Zは十分合格だと言えます。

後方視界はあまり良いとは言えず。


ですがミラーと合わせて必要十分な後方視界はあります。
運転席から見えもしない部分にリアウィンドーを欲するような
気分屋なジャーナリストに口撃されないように…と
心配はしていますが。

先のリアセクションデザインの話と重複しますが
リアウィンドーの寝方がハンパではありません(笑)

ほとんど水平…リヤゲート下側にエクストラウィンドーがありますが
上の方がエクストラなんじゃないかと思ってしまいます(^^;)
なかなかに過激なデザインと思います。
この辺にCR-Xを思い出す方も多いと思います。



エンジンルームとアンダーフロアの写真も(笑)

下回りはフルカバータイプではありませんが、かなりフラットです。


エンジンルームはこんな感じです。
FIT用を転用したエンジンはコンパクトです。
SOHCで重心も低いでしょうから、鼻先の動きも軽いでしょう。


空気を吸う部分…気を使っているようです(^^;)



展示車はナンバーが無いので試乗はできませんでしたが
エンジンをかけ、空ぶかしをさせてもらう事ができました。

これが実はもっとも大きな心配事でした。
駆動軸に固定されたIMAモーターが回転マスとなって
レスポンスに悪さするのではないかと…(汗)

ですが心配は無用でした。

アクセルの動きにビシッと遅れなく反応します。
回転の上がりも下がりも速いです。
これにはビックリ、今までのIMAと違う~!
展示車はCVT仕様で重たいトルコンを抱いているはずですが
6MTならもっと軽く回るでしょう。

これなら6MTで乗っても楽しく走ることができそうです。

正直ホンダと言う会社を見くびっていましたね(^^;)
ホンダの底力を見た気がします。

心配した重量ですが、国内仕様の最軽量仕様で1130kg、
US向けのフル装備状態からすればずいぶん軽い仕上がりです。
競合他車と比べて軽いとは言えませんが、
タイヤもいいの(ポテンザRE050)を履かせてますし、
重心も思った以上に低そうです。
楽しく走れる要素はちゃんと入っています。
タイヤに拘ったのもいい傾向でしょう。

TC2000のラップタイムでライバルに負けたとしても
このクラスでもっとも大切な「操る楽しさ」は
備わっていると確信しました。


肝心な値段ですが、ベーシックなβ仕様ですと230万円を切るモデルも
用意されてます。
フル装備のαになると250万円越えになりますが…
昨今の税制優遇を考慮すれば、グレード選定によっては
かなり買い得感ある買い物に出来るかもしれません。
多少高いのは否定できませんが、それだけの価格に見合う
積極感あるプロダクトだと思います。

私が買うなら…βグレードにオーディオとHIDだけ付いた仕様…
239万円のクルマをチョイスします。
これなら諸経費込でアンダー300万円、頭金が無いプランでも
長いローンなら何とかなる金額であると思います。
そしてこれをベースに、自分好みのCR-Zに仕立てていきたいです。





CR-Z、ひさびさの”FINE”なホンダ車です。
(補足:シビックRユーロも魅力的なクルマでした)
こりゃいいぜ!
乗って走り回っちゃいませんが、これなら何とでもできそうです。



自分はその世代ではありませんが、
バラードスポーツCR-Xを思い出すホンダ車でした。
パワーで押すのではなく、軽快で颯爽と走るCR-Xと
今回のCR-Zを重ねている方は多いと思います。





心配は杞憂に終わったと信じます。
ずっと待っていたホンダファンの皆さん、いますぐローンの申込用紙を握って
ディーラーへ走れ!
そう言えるひさびさのニューモデルです。



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回送運転

2010年02月05日 22時47分32秒 | クルマ(その他雑談)

今週はまたまたの6日出勤です。
「もうイヤじゃー!」と言いたいところでもあるのですが
この不況下に仕事があるのは幸せな事である筈、
明日も頑張って働いてきます(^^;)


とは言え35過ぎてから回復が遅くてのう…。
少々寝そべるなりして体力回復からでないと何も出来ません。
ここにきて仕事を増やされてしまったのも痛いです。
今日の作業量は微小です。こんちくしょーめ!

今日は昨日のやつのペン入れをしようと思っていましたが
ノリが悪いので断念。
そうさく畑パンフの「歩き方」まんがの下書きを進めました。
一応自分が出るのですが、むっさいオッサンだけでは何なので
意味も無くメイドさんを書くことにしました(笑)
うーん、どこがクルマサークルなんだか(^^;)


今日の作業量が少なくなったもう一つの理由が「弟の車の回収」
末弟が飲み会だったのですが、仕事場から飲み会に直行で
駅前の駐車場にMR-Sを置いてきたとの事。
昨今はいたずらや盗難など物騒な事が多いので
駅まで迎えに行きついでに私がMR-Sを回収・回送運転してきました。

ひさびさにMR-S乗りましたが、これもまた低くて狭いクルマですね(^^;)
乗り込むのが大変じゃわい!
クルマは低いのですが、弟のMR-Sはノーマル、当然椅子もノーマル。
着座位置が高く、ハンドルが低く感じます。
これは私の座高の高さ&足の短さ(笑)も関係してるので
文句の言いようもありませんが…(^^;)
何か上体が必要以上に外に晒されてる感じがして怖い~!
そしてハンドルが遠くて、腕が伸びちゃうので辛い~!
ついでに言えば、深いバケットシートに慣れた身としては
ノーマルシートで身体が動く事自体がめっさ怖いです(笑)

でもね…! MR-Sはキビキビ動いて気持ちいいです(^^)
エンジンはトルク型ですが、そのおかげかアクセル開けてから
クルマが動くまでが早くて、加速感覚が気持ちいいです。
後期型はフロントの入りも前期に比べて若干良くなってるのかしらん。
交差点でも楽しめます(^^)
ブレーキも姿勢良く効くねぇ、さすがミドシップ!
バケット入れて、ハンドル換えて、ドラポジをしっかり合わせて
ブレーキパッドをアクレにでもしておけば、それでしばらくは遊べそうです。

S2000も良いし、ヴィッツも良い…けどそれ以外のクルマも
それぞれの良さがあって楽しいよね!
そう思った回送運転でございました~。



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期待と懸念(1/17追記)

2010年01月15日 22時11分58秒 | クルマ(その他雑談)

CR-Zがもうじき市販されますね。

”期待のハイブリッド・スポーツ”と言われ
エコ(笑)でスポーツ…という新ジャンル開拓の
期待がかけられています。

さて、本当にスポーティーなのでしょうか?





答え:出て乗ってみるまで分からない




とは言え、これではネタにも何にもなりませんので
今ある資料から期待する部分と懸念する部分とを
挙げてみたく思います。

■個人的に期待している部分
「低燃費なスポーツカー」という時代にマッチした(?)コンセプトが
競合車がいない状態で提案されたということ。

ハイブリッドカーに良くも悪くも既存のスポーティーと言う価値観が
運び込まれた…ということ


上記はスポーツカーが元気の無い今の時代において
スポーツカー復権の狼煙となりうるものでしょうし、
多くのマスメディアやファンが現実になって欲しいと思っている
ことでもあるかと思います。

”世界初の6MTハイブリッドカー”については
にっこり笑ってやりすごしたく思います(^^;)

ハイブリッドにMTは無い…と思っておられる方も多いのかな?と
雑誌などを見ていると思いますが、6段ギヤなのが初めてなだけで
ホンダIMAには最初からMTがあるのですから…。

後述する車重で懸念があるのですが、モーターの特性で
実際の車重の感覚よりも軽く動けるのではないかとも
思っております。

また燃費性能に関しては、既存のスポーツタイプと
一線を画する可能性があるのではないか?と思っております。
そうすれば独自の立ち位置が作れるかもしれません。
(逆にこれが崩壊すれば、存在意義自体が問われるので
 ここについてはかなり慎重な作りが為されていると考えます)



■個人的に心配している部分
重い+遅い+燃費悪い…と言われないか?


車重は1150kg前後で、性能面で競合するであろうと思われる
スイフトスポーツ比で100kg弱重たいことになります。

パワーユニット総合での出力はどっこいどっこいの筈。
CR-Zはモーター付ですので出足でのアドバンテージがある筈ですが
回してしまったら差はほとんどないはずです。

CR-Zがパワーで売るスタイルの車ではないにしても
パワーについては、ホンダのスポーツモデルとしてシビアな目が向けられると思います。
世の中のパワーコンプレックスは強烈です。
初代CR-Xも最初は軽快スポーツカーでしたが、このコンセプトは通用せず
結局ハイパワー化したことで評価されたと言うのが実際のところです。
ロードスターにしても何にしても、スポーツカーにはハイパワー化しか
選択肢が無いというのがスポーツカーマーケットです。

重量差はこれ以降の全てでついて回ります。
仮にこれを受け止め得るタイヤを履かせれば、燃費はがた落ちです。
運動性能は摩擦の上に成り立つと言う物理法則からは
どんなクルマも逃れられません。
運動性能と燃費性能はトレードオフの関係です。


先の重量から続きますが、燃費性能で比較されるであろう
同銘柄のインサイトや他のハイブリッドと比較すると、
排気量が大きいことや、太いタイヤを履くこと、そして比較的大柄な車体と
相まって、燃費面で他のハイブリッドより劣る公算が高いです。
車重はそれこそインサイトと大差無いのです。

インサイトも実走燃費では20km/Lを超えるくらいが平均のようです。
上記を加味すると、実走では平均15~18程度でしょう。
スポーティーカーらしい走りをすれば落ち幅は大きいはずです。
そうなるとハイブリッドを搭載しない運動性能競合車との燃費差も
極めて小さいことになります。
(全くエコランしていないウチのNCP13でも12~15km/Lです)

後部にバッテリーを搭載することによる重量配分適正化があるとは言え、
このクラスで100kg重たいと言うのは大きいことです。
(NCP13だと-18psですが、200kg軽いのです)

このハンデを跳ね除けて、どれだけ独自の存在というアドバンテージを
持てるかがCR-Zのキモになりそうです。



もう一つはドライブフィール。
個人的にはこれを一番心配しています。

IMAは構造上、回転マスが大きいと思われます。
フライホイールを兼ねる大きく重たいモーターローターが
クランクに付いています。
当然回転の上昇/下降は鈍くなります。
CVTであれば、むしろ回転マスを生かしてスムーズな走りで
ユーザーに訴えることも出来るでしょうけれど
MTとなれば回転を合わせるまでのラグは無視できません。
6速あるので、当然ステップ比も小さく、ギヤチェンジ時の回転変動も
5速のそれより少ないのでしょうけれど
(そのための6速でないかと思っています)
小型・小排気量スポーツカーの魅力である軽快な運転感覚を
重量やタイヤサイズアップと上記共々が奪っていはしないかと
心配しているのであります。

そしてアフターパーツでもレスポンスは改善できません。
”フライホイールの軽量化”はできないのです。
IMAの軽量モーターなんてアフターパーツはありませんし、
あっても非常に高価でしょう。
電スロをむちゃくちゃに開けるセットアップにして
レスポンス良いと思わせるのが限度だと思います。



***************************************************

”世界初のハイブリッドスポーツ”として独自の立ち位置を築けるのか?

それともスポーツモデルとして他と比較される立場に置かれるのか?

最初のユーザーインプレッション、
これがCR-Z成否の鍵を握っていると、私は思います。


エコカーとして見れば、確かに動力性能は高く、エコカーの流行や
付加価値、減税などあわせて商品として成り立つ可能性は高いと思います。
上記懸念を払拭する新しい走りの楽しさを持っていれば、
新しい価値をユーザーに訴えることも出来るでしょう。

逆に上記懸念が現実のものとなり、他のスポーツモデルとの比較が
為された場合、CR-Zの市場価値がどうなるか…私には分かりません。




懸念の方が多くなってしまいましたが、それだけ今までの価値観と違った
クルマである…ということでもあるでしょう。
そして懸念が多いのは、それだけこのCR-Zに上手く行って欲しいと思う
私なりの応援の気持ちがあるからです。
関心の無い、自分にはどうでもいいクルマなら、そもそも日記にしません(^^;)


いずれにしても今年話題の1台となる筈です。
久しぶりのホンダスポーツモデル、
ホンダファンとして、より良い未来があることを祈りたく思います。



【1月17日追記分】
初代インサイト…これは当時における究極の低燃費カーで
車体、サスペンションはおろか、ブレーキドラムにまで
アルミ材を奢って、徹底した軽量化が為されていました。

このため低燃費と軽快な走りを両立していました。

重量が小さければタイヤも細く出来るし、パワーが有効に生かせるのです。
何でもかんでも軽ければイイとは言いませんが、
初代インサイトは軽さというメリットを最大限に生かしたクルマでした。

かつてのホンダは目的のためには困難なテーマを選ぶことを
厭わない会社でした。
理念こそが最初にくる会社だったと思います。

初代インサイトは売価を安く抑えた為、利益がろくに無いクルマでした。
しかし、他に無いものを持っていたクルマでした。
出てくるのが10年早かった…とも言えます。

ホンダは変わりました。
そして変わったからこそ今に生き残れたのだと思っています。
理念より合理性を考える会社となったからこそ
トヨタに次ぐ地位を確立できたとも思っています。
基本的にそれは良い事です。

CR-Zはフィットや現行インサイトの部品を用い、
合理的に作られているのだろうと思います。

ただ…かつてのホンダがCR-Zを作ったなら…、
間違いなくアルミの超軽量車体を持ったクルマに
なっていたでしょう。

重量がもし今現在の予測値より100kg以上軽かったら
懸念のほとんどは吹き飛び、ハイブリッドスポーツとして
他のスポーツカーやエコカーと真っ向から渡り合い
ライバルを圧倒できるクルマになっていたでしょう。

かつてのホンダのままでは生き残れなかった。
でもそれによって失ったものがあるのだ…と。
CR-Zを見ていると、どうしてもそれを強く感じて
しまうというのが今の偽らざる気持ちです。



★Yellow Comet Web → http://www.sea.sannet.ne.jp/yellow_comet_ap1/

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