ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

「パワフル」の基準

2012年09月17日 18時54分35秒 | クルマ(その他雑談)


クルマなどで
「このクルマはパワフルだ」「パワーは十分以上」なんてよく言いますが、
どこをもってパワフルとするか、パワーの十分/不十分の境目は
人それぞれ、使い方によって異なることでしょう~。

それこそサーキットで300km/h出さないと気がすまないなんて
ロケットみたいな人だと
GT-Rで500馬力でも足らない時は足らないでしょうし、
普通にてろてろと走るならヴィッツあたりで100馬力もあったら
十分なのかも知れません。



自分は一応今までの経験で
パワーについては一定の目安を設けてまして、
「これ以下だと少ない」
「これ以上だと過大」
それは決めてあります(^^;)

ちなみに数字じゃありません。
体感です(^^;)


パワーの下限というか「これができるだけのパワーは欲しい」というのは
「夏の東名高速の御殿場、もしくは中央道の談合坂(下り線)に至る勾配で、
 エアコンON、同乗者+その荷物有りで、
 普通に走る車を追い越し車線へ入ってストレス無く追い抜ける」です。

これが自分が「パワーはこれだけあれば十分」というラインです。

通年で「自分のクルマが自由に前へ出て走れない」という縛りは
これをクリアしていれば大丈夫かなぁ…と。
これ以上の高負荷はそうそうないし、
あったとしてもクルマの罪ではないと…(^^;)


逆にパワーの上限ですが、これはすごく単純で、
「やす2000の動力性能を確実に超えるクルマ」です(^^;)

自分の経験、素質・素養、技術、置かれた環境など考えた上で
これ以上のパワーは自分をおびえさせ、危機を招くだけ…と
考えております(^^;)

つまりやす2000は自分が扱える最大パワーのクルマ…ということです。

よほど重たいとか言わない限りは
250馬力以上のクルマには縁がなさそうです(笑)



以上、こんなんが私の「パワーに対する基準」です(^^;)
世の中的に見ればパワーをあまり要求する人ではないと思いますが…。



自分がよく思うのは
「何だかんだ言ってパワーは無いとやっぱりつまんない」
「自分が扱えると思うパワーの3割り増しくらいが飽きにくい」です。

パワーが全てじゃないけど、パワーはそれでもやっぱりクルマの魅力。
ある程度あったほうが飽きにくいと思います。

でもあり過ぎると扱いきれないというジレンマが生じてきます。
自分の枠にピッタリだとパワフルに感じる要素が無いでしょう。
そこで大きすぎない範囲…一割じゃ寂しいし、五割り増しじゃちときつい。
三割くらいがいいんじゃないか…というのがいい加減極まりない根拠です(^^;)

それが自分にとってのS2000なんですね(笑)



とっころで!
あなたの「パワフル」の基準はどこですか?

機会があったら聞いてみたいものです(^^)




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ハイブリッドな休日。

2012年09月16日 19時24分59秒 | クルマ(その他雑談)

今日はハイブリッドカーでドライブしてきました(笑)

猫ガレージさんが新たにレンタカーの代理店になり、
友人がアクアを借りました。
2日借りて、まだ日があったので
「いつものドライブルート」で試してみようと…(^^)


実はHV…トヨタのHVに乗るのは初めて。
IMAは乗ったことあるのですが、THSは初めて。
THSは初代プリウス登場時から支持してるんですが
助手席とはいえ初めて乗ってどんな感じかと関心が…(^^;)




結論から言えば「極めて驚異的で、極めて常識的」

燃費は驚異的。フツーに走って、山を越えて走っても
20km/lを大きく超えているようです。
つまりは自分たちの通常ガソリンエンジンの倍の効率です。

そして静かです。
このクラスにはありえない静粛性で
快適そのものです。

そして走りは100PS、1100kgのクルマとして
極めて普通に仕上がっていました。
本当に普通に走ります。


しかも値段も高くない…。


これなら売れるのも当たり前。
普及したのも当然です。


エコカーという呼び名は意味を理解できないのですが、
こういう「高効率パワートレーン車」は
とても良いし楽しいなと思います。


欲を言えばもう少しモーターのパワーが欲しいな…と。
20PS大きなモーターならトルク特性と相まって
システム馬力でもスポーティーカーと言えるものに
なるんじゃないかなぁ…と。

あとはバッテリーの容量。
前述のモーターパワーUPとあわせて、
もう少し元気に走れる時間が延びるというか余裕ができるというか…。


まぁ現状は実用車としての構成なのでしょうから
十分かと思います。
でも素材としては悪くないので、欲をかいてしまうのが
クルマ好きの性かもしれません(^^;)

脚がトヨタのノーマル実用車お約束のセッティングなので
安定はあるけど曲がりの取っ掛かりがやりにくいのです。
でもこれはサス換えれば解消するので
パワーが上がればスポーティーなHVのホットハッチに
なれるかも知れませんね(^^)




面白かったのはメインスイッチをONにしても
エンジンがかからないのもそうだけど、
走行音が本当に電車そっくりなことでした(笑)

雁坂トンネルを走行している時の音はまるで新幹線(笑)
鉄オタでもある自分には萌えツボとして感じました(^^;)




頭ではそう思っていたけれど、
HVでも楽しいクルマは作れる、楽しく運転できるという
”実感”を得られたのは良かったです。

ガソリンエンジンが叫び声をあげるスポーツカーが好きですが、
インバーターとモーターが唸りをあげる
EVやHVのスポーツカーも楽しそうだと
今日初めて心の底から思えました。

パワーメーターも面白かったです。
エコとかどういう前に、パワーユニットの働きぶりが分かって
タコメーターを見ているのと同じ楽しさがありました♪




クルマだけじゃなく、乗るほうもハイブリッドなマインドで。
ハイブリッドが必要なのはクルマだけじゃなくて、
乗る人間にも必要なのかもしれませんね(^^)


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フィアットとマツダ

2012年05月25日 11時19分58秒 | クルマ(その他雑談)

皆さんが話題にしているので私めも…。


今ハッキリしているのはこの点だけ。
・フィアットとマツダが提携する
 内容は次期ロードスターをベースにしたスポーツ車の共同開発
 および生産委託


現在取り沙汰されているのはこれ
・フィアットおよびクライスラーの現地工場でマツダ車の生産を検討



ぶっちゃけ真意は後者にあるんでしょうね。

既存の工場の稼働率を上げたい+開発リソースの補充をしたいフィアットと
国内生産比率が高い状況を早期に何とかしたいマツダにおいて
利害が一致した…という感じに私は捉えております。



スカイアクティブの好評(特に評論家・オタクの人)や、
CX5の好調な滑り出し…を見ていると
日本に住んでる自分にしては意外にも思えるのですが、
マツダは4期連続で赤字を抱えているとの事。

理由は円高…だそうです。
国内生産でほとんどの輸出をまかなうと言う事業体制上、
この円高によっていくら輸出をしても利益を得られないとの事。

状況打破には海外生産量を増やすしかありませんが、
工場はいきなり作れるものでもありません。
またそこに作るにしても先を見て作らねばならず、簡単なものでは無し。

そこで海外にある別工場に生産を委託することができれば
投資も最低限で済むでしょうし、何より早く対応できます。
(時間がかかればそれだけ傷口が広がるので)



そしてフィアットも、アルファロメオのブランドイメージに相応しいクルマを作るには…
特にスポーツ系の車体を生み出すには手ごろな車台の手持ちが無かったのでしょう。

単一車種のためにシャシーを新造することは、今の自動車業界においては
「愚かしいこと」という認識があるようですから
スポーツ系のためにシャシー新造などとんでもないことのはず。

ぶっちゃけ86を見たんじゃないか…って気もするんですよね(^^;)
「何所か手伝ってもらえるとこ探せば自分たちで苦労しなくてもいいんじゃね?」みたいに
思って探していたんじゃないかと…。
そうしたらマツダにちょうどいいのがあって、幸か不幸か海外生産のことで悩んでいて
話をしたら「あ、いいですね」となったのかと。



生産委託をする
その見返りは虎の子のマツダロードスターのシャシー提供。



私はそう捉えました。






あとはスポーツカー好きが関心のあるロードスターの行方…ですね(^^;)

RX-7をはじめとするロータリースポーツの命脈が絶たれた今、
マツダにしてみれば虎の子といえるのがロードスターでしょう。


環境性能という荒波にもまれながらの開発が続いていることでしょうが
ここでブレることがあればマツダというブランドイメージを揺るがす事態にもなりますし、
何だかんだいいながら初代からの
「シンプルな構造で、ベーシックな性能のオープンスポーツ」という軸は
ブレずにやってきていると思います。

そういう意味では次期型にアルファロメオの影響は無いだろうし、
また今さらオープンスポーツにおいては「格下」のアルファロメオの
影響を受ける必要も無いでしょう。
たぶん聞いても「ロードスターらしさをつらぬくだけ」って
答えがかえってくることでしょう(笑)




むしろ問題…というか心配はアルファロメオのファンの方に多いのではないかと(^^;)

アルファロメオのファン…特にイタリア車好きの中では神格化される銘柄に
私は思えます。
(ある意味フェラーリより”イタリアらしさ”みたいなのが求められる気がします)

それが日本車のシャシーで作られ、日本で作られる…。
外車ファン=日本車嫌いという方も決して少なくないです。
ベースが名車ロードスターであったとしてもイヤだ!…って人がいても
不思議は無いです。

逆に「肯定だ」って人もいるでしょうね。
昨今は複数メーカー間の共同開発や車台共用もあたりまえになりつつあります。
159はオペルだったじゃないか…って見つめてあげる人もまた多いかと。

どう捉えているか、イタ車愛好家の意見も聞いてみたいものです。
(私は特定の銘柄にこだわらないので、そういう人の気持ちがいまいち想像できないのです)




個人的な関心は「アルファロメオ仕様」がどこまで差別化されるか…です。


シャシーは先ず共用というのが決まってます。
仕様差による若干の差を除けばWB、トレッド等の諸元や車体構造は同じでしょう。

パワートレーンは…換えてもエンジンだけでしょう。
換える必然が無いのではないかと私は考えます。
あんまり差別化が多いと共用した意味が無いですし…(^^;)

エンジンは…燃費とかコストを考えるとマツダ製でしょうね。
せめて独自のエンジンやヘッドを…ってアルファファンは願うかと思いますが
共用…って名目がある以上、一番金がかかる部分でそれは難しいかと…(^^;)
ただし…仰々しい独自の名前は用意されると思います(笑)
逆に独自エンジンだったらすごいですよね!



問題はデザイン。
どこまで変えてくるか…です(^^;)

フィアットにもアルファロメオの特別性はよく分かっているでしょうから
ここはなかなか譲らないでしょうね。
とは言えモノコックボディですからデザインを変える=性能が変わるです。
マツダも簡単には譲らないでしょう。
マツダにもデザインにはこだわりがありますしね…。

ただし…
ドアとかルーフはなかなか変えられないでしょうけど
NAとNBで骨格が同じなのにあれだけ変化させてきた実績があるマツダです。
(NAとNBでおなじドアのモナカを使っているのに全然別に見えますよね)

多分その辺のリクエストには大胆に応えてフィアットを満足させることでしょう(^^)
”兄弟”で全然別の姿になると予想します。





今回の提携は資本には踏み込まないとの事。

正直言っちゃえば会社としては資金提供も含めた
良好なパートナーが欲しいところかもしれませんが、
クルマ好きとしてはマツダのような個性が強いメーカーには
できるだけ独自性を保ってほしいという気持ちもあります。

そういう意味ではお互いにとって良い提携なのではないかと思います。




とりあえずこんなところで。




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リバイバル可能?

2012年04月03日 18時47分11秒 | クルマ(その他雑談)

世の中のクルマ好きで必ず話題に出るのが
「●●を再販して欲しい」


真面目な話として絶版になったクルマを再販するには部品が要ります。
現役時代は通常ならエンジンなりフロアなりサスペンションなりを
他の何かしらと共通化することでコストを現実の範囲に収めているわけですが
昔のものを今に作ろうとすると専用部品となり、高価になります。
でも性能は昔のもの。
たとえばAE86を当時と全く同じに作ることは技術的には可能ですが
買うのは一部の人間=少量生産で極めて高額になります。
1000万円を軽く超えるようなAE86ではなかなか買うに買えない筈です。

また現在の法規基準がそれを許してくれません。
衝突安全や環境性能など当時のものではクリアができませんし、
特に衝突安全に関しては一から作り直さねば全くもって無理で、
そうやってできたものはもはや「当時のもの」ではありません。


以上からクルマの再販というのはきわめて難しいものになります。
クルマは「その時のもの」なんですねぇ…。

86が「コンセプトというか意思を受け継いだ」と言われておりますが
機械的な継続はそれだけ難しいということでもあるでしょう。





ビートも近々「復刻版」というかコンセプトを受け継いだものが
出ると言われております。
これまた格好や雰囲気しか受け継げないのか…?

否、走りそのものを受け継ぐことができる可能性があります。
ビートだけは「ほとんどそのまま」に継承者を生み出せるかもしれません。


ビートはミッドシップカーです。
そしてベースは何と軽トラック「アクティ」です。

そしてアクティは今でもビートがいた当時と大きく構造は変わっていません。
幅や長さが変わっただけで、機械的な部分はそのままと言って良いかも知れません。

私は「復刻版」はFFになると思っていますが、
アクティをベースに再び選ぶことができれば、当時とほとんど同じ機械構造のままに
現在によみがえることができるかも知れません。

そういう意味で極めて珍しい「復刻版」が期待できるかも…です(^^;)






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先生方、お願いしますよ

2012年01月28日 19時14分52秒 | クルマ(その他雑談)

ちと話が辛いです。ごめんなさいね…。


先日見た雑誌に「86はアルテッツァの二の舞にならないか?」
と言う記事がありました。

何を今さら…と私は思いましたけど(^^;)

事前に勝手に騒いで、
出たら出たで持ち上げるだけ持ち上げてから思いきり落として…。


パワーやスピードの彼我比較を別とするなら
アルテッツァはいいクルマだったと私は思っています。
あれは”自動車ジャーナリストが殺したクルマ”の代表例だと思います。

エスも似たようなものですが。


アルテッツァの時は他にもネタとして取り上げ甲斐のあるクルマがたくさんあって
しかも景気も良くて広告も入ったから、いい加減なことを書いていても
それこそ「関係ない」だったでしょうけど、今は違うようですね。

雑誌も青色吐息だと聞きます。
ネタにして数を期待できるネタももうありません。
今回「二の舞」になって困るのはトヨタさんよりも雑誌屋さんたちでしょう。

答えは「今回はそうなってほしくない」なのでしょうね…。



最終的なクルマの「良い」「悪い」なんてのはユーザーが判断すべきこと。
その為の判断材料や基準、情報に娯楽というエッセンスを加えて
クルマに関心を持ち楽しみたいと思っている人に届けるのが雑誌の仕事でしょう?
似たような唯我独尊的なインプレ記事やwikiの丸写しウンチクを並べて
悦に入ってるヒマがあったら
「クルマを楽しむ方法」の一つでも書いたらどうなんだ?と言いたいのが本音です。




昔から自動車雑誌はひどかったけど、今のは本当にひどいです。
ちゃんと読んでますよ。ほとんど立ち読みで終わりですけど。
一部頑張っている記事書きさんもいるのは分かっていますし、
そういう記事の載った雑誌はきちんと買うようにしていますが、
それも霞むほど劣悪な情報が多いのも事実で、
「こんなんならネットでいいじゃん」ってなりますよ。



上の記事はどれだけその雑誌が自動車というものに
ご都合主義に向かい合っているかを自白したようなものだと思うのですが、

うーん、

言いたくないけどそういうのを真に受けた「評論家もどき」が増えたのも
クルマが楽しめない社会を生み出した一要因な気もするのですが。



86をなんかもすでにパワーが足りない…みたいな話も
発売前から出てきてますが…。
自分が乗るステージと使い方に照らし合わせて
足りる/足りないは判断すべきものでは?


噂のコントロール性も乗って確かめればいいじゃない!…と思います。



自分なんかにとっては86/BRZのパワーは十分以上だと思います。
自分が走るステージには過大なほどでしょうし、
競争をする訳ではないから他より大きなパワーの必要もありません。
コントロール性もメーカーがあそこまで気を使ってくれたのです。
あとは車の仕様を自分に合わせてあげて、
あとは自分が上手に乗れるように頑張ればいいのです。
私はそう思います。


そしてクルマは「自分に合わないと嘆くより、自らすすんで合わせましょう」です。

自分が何かをして初めて楽しい…ってのはクルマに限ったことではないですが
与えられたものだけで楽しもうとせず、自らの創意工夫で楽しむ事を
今回の新型車の件は「問いかけられている」と思った方がいいのかもしれません。



楽しいクルマは、乗っている、そして乗るであろう貴方が本当に楽しもうとしたときに
初めて「楽しいクルマ」になるんですよ―


こういう話は本当は偉いジャーナリストの先生がするべきなんでしょうけどね(^^;)




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気をつけてどうぞです。

2012年01月19日 02時38分28秒 | クルマ(その他雑談)


先日のことですが、
出社時に、田舎道にて自分の前をゆっくり走っているセダンの
後について走行しておりました。

速度はゆっくりです。
法定速度にも達しない速度です。
でも前のクルマは左右に若干ふらつきながら走っています。
マークこそ貼っていませんが、窓越しに運転者が高齢者であることは
簡単に判別できました。
ちょっと危ない感じだったので、いつでも止まれる速度で
ついていったのですが…。

対向車のワンボックスが接近してきて
「ぎりぎり通すと危ないよ~」と思っていたら
前のセダンはウインカーもたかずにいきなり右折を始めたのです。

どうやらそのセダンは横の砂利じきの小路に入ろうとしたようなのですが、
対向のワンボックスは寸前でいきなり真横に立ち塞がられてしまって急停車です。
正直ぶつかる寸前だったと思います。
「やったか?」と思ったくらいでしたので…。
私もワンボックスのオジサンも目を丸くしてセダンの行く姿を見ていましたが
雰囲気から察するに、セダンの高齢運転者は対向車がいたことにも
激突寸前だったことにも気付いていない風でした。





最近ニュースで交通事故の話を見ていると
高齢者が加害者となるケースがすごく多いように思えます。
先日もお店の中に車が飛び込んで人を押し潰してしまったという事故がありましたが、
その加害者は高齢者で、アクセルとブレーキを踏み違えた…という話でした。

これに限らず高齢者が運転操作を誤っての事故は多く見ますし、
実際街中でも高齢者が傍目にも危険な状態で走行していることが
多く見られる気がします。



高齢者の移動に関する問題は複雑で、
足腰などの身体機能などが衰えることもあって、自動車への依存が高くなることは
十分考えられることではあるのですが、
認知や判断に対する能力が衰えた状態で運転することで
事故へ巻き込まれることや、さらには加害側に回るケースが増えることも
少ないとは言い難い状態であるかと思います。

確かに高齢者の方の移動手段は確保されねばなりませんが、
認知判断、そして運転操作能力が落ちた状態で運転をすることは
社会的に見ても危険性が高いのではないかと思います。

その年になってから交通事故加害者になるような事態は
どちらにとっても不幸です。



理想は高齢者が運転免許を返納しても移動手段が確保される社会です。
ただこれは行政や企業がバスやタクシーを用意する…って話だけではなく、
家族や親族単位で一族の移動手段について考える必要もあるのだと
私は思います。
また場合によっては家族などから「もう運転は無理だよ」と言ってあげることも
必要なのかも知れません。
きっと「まだ大丈夫」と思っているからこそ運転しているのでしょうけど
そういったことは社会通念や常識で考えねばならないことです。
もちろん行政や企業サイドからも手は打たれねばならないと思います。



クルマは便利ですが、その便利さの影には大きなリスクがありますし、
そういったリスクは極力押さえ込まねばならぬと思います。


私も何時か運転能力を失う日がやってくる筈です。
私個人としてはクルマが好きな人間としてクルマの安全を守るために
その日がきたら免許証を返納するつもりでおります。

そういう日がやってきた時に…。
それより早い段階から高齢者のモビリティが確保される世界になっていることを
祈りたく思います。


それまでは皆様、
どうぞお気をつけて…
用心にも用心を重ねて運転なさってくださいませ…。


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5ちゃんねる

2012年01月12日 21時59分46秒 | クルマ(その他雑談)

昨日、知人のUstream中継のチャットに参加していた時に
懐かしのマツダ5チャンネル時代の話が出ました(^^;)
マジ懐かしいです~。


以下、記憶だけを頼りに書いているので
間違いがあってもスルーでお願いいたします(^^;)
(たぶん大丈夫だと思うのですが…)





バブル華やかりし頃、マツダさんは攻めの姿勢で
国内販社を5チャンネル化して拡販(?)に出たのです。

従来からあったマツダ、オートラマ(日本フォード)に加えて
アンフィニ(マツダオート)、ユーノス、オートザムを加えて
一気に業界トップメーカーと同等の販社5チャンネル化達成…
しかし既存販社を衣替えする形だったため
かえって販社間が疎らになったのではないかと
今は思っております。
マツダ店以外で共通しているのは「マツダの名前と匂い」を
完全に消す形で販売戦略をしたことでしょうか?
当時は「何もここまで…」と正直思いましたが…。



その後の詳しいことは皆さんご存知かと思いますが、
その5チャンネル化の際に各販社向けの専売車種として
兄弟車がたくさん作られたのも覚えていらっしゃると思います。

特にカペラ後継のクロノスにはすごくたくさんの兄弟車が出まして
とある評論家先生が「全部言える人がいたら表彰してもいい」と言ったので
しゃかりきになって覚えたのも今となっては懐かしいです。


まずマツダ店扱いのクロノス。
V6エンジンを積んだミドルセダン。
KFエンジンはしゅんしゅん回る好みのエンジンでした。

フォード店にはテルスター。これは基本的に顔と尻以外はほとんど同じ。
後述のMS-6と同じ5ドアもあります。

アンフィニ店にはMS-6。これはクロノスの5ドア版。
これと同じ5ドアがテルスターにもありました。
同じくアンフィニ店にはクロノスベースの4ドアHTのMS-8がありました。
このクルマは世に先駆けること10年…。
インパネシフトとかサンルーフに仕込んだ太陽電池で車内換気をするシステムとか
そういったものを装備していました。プリウスさん聞いてますか(笑)
そしてさらにはスペシャリティークーペのMX-6もありました。
不思議に尻が長い変わったフォルムのクーペでした。個人的にはすごく好き♪
2.5V6はけっこう速かったんじゃないかと思ってます。

ユーノス店にはユーノス500.これは幅狭ボディでした。
同じく世に先駆けること10年、小さな高級車というコンセプト。
プログレさん、ブレビスさん、SAIさん聞いてますか(笑)
1800V6+5MTのGTiなんてマニアックグレードもあったのです~。
そして世界初の2.3LミラーサイクルV6エンジンを搭載した
ユーノス800(後のマツダ・ミレーニア)もシャシー含めた兄弟車でした。

オートザム店にはオートザム・クレフというスポーティーセダンが。
顔と尻以外はほとんどクロノスですが、こっちは2.5+2.0がメインで
カジュアルなスポーツセダン仕立てでした。


先ずはここまでが5チャンネル併売時代です。

その後反動が出たかのようにチャンネル統合に進む訳ですが
その後に出たクルマもクロノスのシャシーを流用してきました。


マツダ・ランティス&ランティスクーペは個人的に大好きな一台。
日本車で初めて衝突安全性をCMに用いたクルマでしたっけ。
「ランティスアピール」覚えてますか? GOAが最初じゃないですよトヨタさん(笑)

名作ランティスも商売的に上手く行かず、最後は先祖返りで
みんなひっくるめてカペラに再収斂したのは皮肉な気もします。
カペラもシャシーは流用だったはずですがエンジンは違うので
一応ここでは別としておきたく思います。



クロノス
テルスター
MS-6
MS-8
MX-6
ユーノス500
ユーノス800
クレフ
ランティス


合計9車種…よくも作ったものだと思います。

あまりに兄弟車を一気に出したせいで
粗製乱造みたいに言われることも多いですが、
個人的にはどれも良いクルマだったと思います。
足が良くて、しゅーんと吹けるV6エンジンとの組み合わせで
軽快でクリーンな新しい日本のセダン像を見せてくれたと思っています。

この頃のマツダは昔ながらの頑丈で物持ち良いマツダの伝統を色濃く残す
最後の世代だったかとも思います。
そういう意味でも良いクルマ達だったと…。

個人的に今でも素晴らしいと思うのは
マツダ・ランティスとユーノス500、800でしょうか?
スタイリングではMS-6も大好きでした。(私は5ドア好き)

珍車度で言えばクロノス2500GTがトップかと。
次点はユーノス500GTi、クレフも確実に現存数は少ないでしょう。
ユーノス800もミラーサイクルエンジン車は希少だと思います。




商売的には上手く行かなかったのかもしれませんが
マツダの5チャンネル戦略は見ていて楽しかったです。
あのクルマたちも忘れず覚えています。
今後も忘れることは無いと思いますです。




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TMS2011

2011年12月05日 18時45分41秒 | クルマ(その他雑談)

今年最後の有休を使いまして、
東京モーターショー2011に行ってきました。


ひさしぶりの”東京”モーターショーです。
長らく幕張メッセでの開催でしたが、
今回は東京・お台場のビッグサイトでの開催です。


ビッグサイト=コミケのイメージがある人も多いと思いますが、
私も実はその一人です(^^;)
普段、コミケやコミティアでお世話になっているビッグサイト。
モーターショーという国際展示場の名に相応しいビッグイベントだと
「どんな感じになるのかなぁ?」と(^^;)

あとは…モーターショー=晴海というイメージのある
アラフォー世代な私わたなべです。
運河をはさんで向こう側の新しい埋立地になるかと思いますが
晴海の近くのお台場でのモーターショーという内容には
ちょっとグッとくるものがあります(笑)



そんな訳で、一般公開日+夕刻から自宅にて私用という
慌しい形ではありますが、お台場まで行って参りました。


************************************************

東モ会場となったビッグサイトです。


ヘンな話ですが、夏冬コミケの大行列をここで見慣れているせいか、
「人少ない??」とか思ってしまった私です。
アレは逆に人多過ぎ(笑)
あの人口密度が異常事態なのかと思います(^^;)





中も普段と違って豪華で…しかもぎっちり。
床なんかカーペットですよ。
普段は机がただ並んでいるだけで、あとは本と人…というのと比べて
高さがあるからなんでしょうか?
広い筈のビッグサイトも狭く見えますです。



まぁ…そこに感嘆していると時間が無くなるので、
ぐるっと一回りしてきました。



今回のお目当てはこのスズキ・REGINAです。
これを見るためにやってきました~!

















写真でも可愛かったですが、実物はもっと可愛い~♪
これ惚れちゃうかもです~(*^^*)
この10年で見たクルマの中で一番キュートに思えますです。


意外とちっちゃいし、表情もなお豊か。
スズキの説明員さんに「これって市販化はあるんですか?」と聞いてみたら
「はい、市販化を前提にしたモデルです」
「出来るだけこの雰囲気のまま出したいと思っている」とのこと!

うわー、悩ましい~!!!



しばらく凝固してREGINAの姿を目に焼き付けてから移動(笑)





すんごいでかいホンダブースが隣にあったので、そこも見学。
何故か中が暗くて撮影が大変(笑)



EV-STARが目玉なのでしょうけど、個人的に目玉だと思ったのが
新しい軽自動車Nシリーズのコンセプトカー「Nコンセプト4」です。





これぞN660!!



新しいN-BOXも非常にFINEなクルマだと思いますが、
これは出たら狭山あたりは溢れかえりそうですね(^^;)

余談ですが、Nシリーズのステージショーは元気いっぱいで
見ていてとても楽しかったです♪



他にもいろいろ取り上げたいのですが、切りが無いので
話題の86&BRZを紹介して終わりにします(笑)

こっちが86。









あんなのハチロクじゃねぇ!と言われまくっている86ですが、
私は「これは確かに”ある意味”でハチロクかも知れん」と思いました。

一見スポーツカー風であるのですが、
キャビンがでかくて四角(というか中がスクエアそうな感じ)なとことか、
横から見ても明らかにキャビンがでかくて台形なとことか、
鼻先下げているけど意外と全体にボディが厚いとことか、
でかくて四角いケツなど…自分の捉えているハチロクの形状的特長が
意外と入っているというか入っちゃったというべきか(^^;)

細部はスポーツカー的なデザイン処理がしてあっても、
デザインの骨格が真四角なクルマのものなところもハチロク的です(^^;)


何か上記だけ見ていると嫌がっているみたいですが、
格好はなかなかに格好良いと思います。

ただ、思った以上にでっかく見えますです。
実際小さい訳ではないので間違いは無いのですが(^^;)
(S2000より完全にでかいのです)

あとはシルビアやハチロク的な日常感がある感じで、
同じ排気量クラスでもRX-7やS2000のような
良くも悪くも「浮世離れした感じ」は薄いかなぁ…と。

実用性を重視した…とのことなので当然なのでしょうね。



こっちはBRZ。


ハチロクとの差異、実車を見るとなお少なく感じます。
レビンとトレノより差が少なく思えます(笑)
実際はブランドの好みでどちらかを買えばいいのでしょうね。


86にしてもBRZにしてもメディアに見せられすぎて、
初見なのに新鮮味が薄れていたのは勿体無かったです。
そしてこういうクルマは乗ってナンボのはず。
何所かで試乗が叶えばいいなと思います。


BRZは来年スーパーGTにチャレンジするとのこと。





こちらも楽しみです。




最後に…
会場を歩いていて感じたことですが、
久しく感じなかったパワー、元気さを感じました。

それは国産だけでなく、外車からも感じました。
もちろん来ているお客さんからも。

上手く言えないけど、まだまだ自動車というものは
頑張っていけそうです。


そういうのを感じて会場を後にできたことが
今日一番良かったことかも知れませんです。



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2011COTY

2011年12月04日 01時14分03秒 | クルマ(その他雑談)

先ずは日産自動車様、リーフのCOTY受賞おめでとうございます!


リーフのCOTY受賞は、私としても極めて妥当で安心できる結果でした。

電気という動力源は、その効率や特性を考えれば
給電事情さえ改善できれば次世代自動車として当確というか
現状の人類の実用可能技術の中では最も良いものと思います。


リーフの最大の弱点は航続距離の短さです。
確かにガソリン車の代りに成り得るレベルにはありません。


しかしリーフの最大の功績は
「それでも電気自動車を”一般販売車両”としたこと」でしょう。



今までの電気自動車とリーフが違うのは性能ではなく
一般向けの商品であるか否か…ということだと思います。



**************************************************

確かに今までも電気自動車は存在していました。
ただ、それは性能としてワンオフの域を出ないだけでなく、
実際の販売においてもワンオフのレベルに留められていました。

よくあったのは「リース販売」でしょう。
でもこのリース販売はあくまで
「メーカーの売名を兼ねたデモンストレーション」であって
一般のお客様が対称になることは無いものでした。
対象となったのは企業や有名人だけ。

またスポーツカータイプのものが販売されたこともありましたが
これとてきちんとした自動車ビジネスのスタイルではなく
ニッチ商品としての位置付けで、対象はあくまで有名人など。
広く多くに売ることを志向していたとは言えません。

結局メーカー自身が電気自動車を売り物とは考えておらず、
あくまで「飾り物」だと捉えていた訳です。




**************************************************


しかしリーフは違っています。
普通に売られています。
私たちが日産ディーラーへ行き、「リーフ下さい!」と言えば
普通のクルマと同じように売って貰えます。

リーフはリース販売車ではない…つまりはオーナーの所有物です。

初めての「皆のものになる一般公道を走れる実用電気自動車」です。





それまでハイブリッド一色だった自動車界。
それは「まだ電気自動車は先のもの」と考えていたからでした。

リーフ登場後、世界はHVを通り越して、一気にEVへのシフトを強めています。
トヨタはPHVプリウス登場を早め、ホンダもEVシフトを打ち出しています。
そして海外も一気にEVへ目を向けたと思っております。

「バッテリーの進化なくしてEVの普及無し」…とのんびり構えていた自動車各社。
そのほとんどが今やEV対応を急いでいます。


そういうトレンドを作ったのがリーフです。


10年前にプリウスがHVへの先鞭をつけたのと同じように
リーフがEV時代に先鞭をつけたと私は考えています。

COTYに相応しいと思います。



**************************************************


まだEVが自動車の主役になるには航続距離が足りません。
自動車の自由を全て手にするまで、EVは自動車の主役にはなれません。


ただ、リーフの登場によって、あくまで「未来カー」「夢物語」だったEVは
急速に「現実のモビリティ」に変化してきております。
夢物語と思っていたからこそ製品化への努力も無かったのが
製品として現実になった以上、急速な進化が待っているでしょう。

根拠無き私見ですが、20年後…早ければ10年後には
EVは一般市民のクルマとして市民権を得ていると思います。

現状でもタウンカーとしては十分以上に機能を果たし得るのです。
航続距離が300~400kmに達する前には
多くのクルマがEVになっていると予見しますです。

そして上記を成し遂げるころには内燃機関車両は
今の時代の馬車のような「嗜好品」となることでしょう。
良い悪いではないと思います。
これこそが「時が流れる」というものだと思います。


**************************************************


新しい自動車のカタチ。
長らく続いた化石燃料エンジン車の時代が終わり、
電気自動車の時代を告げるもの…。


私自身、こんなに早いとは思っていませんでした。
でも不完全ながらも矢は放たれました。
あとは前に進むだけだと思います。



真のEV時代の嚆矢たる日産リーフ。
これが今年のCOTYであったことを…
きっと10年後にあらためて納得できるのではないかと思います。












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今年は東モに行きたいな

2011年11月16日 12時25分17秒 | クルマ(その他雑談)

まもなく「東モ」こと東京モーターショーが始まります。


クルマ好きの皆さんの声を聞いていると
「今回もパス」という声が多そうなのですが、
実は今回は自分は「行きたいなぁ、ボツンヌーテン」みたいな感じで
考えております(^^;)


実は生で見てみたいクルマがあるのです。






それはこれ。






スズキ・REGINA(レジーナでいいのかな?)です。




何か形がツボなもので(^^;)
実際に見てみたいと思ってしまったのです~。





実は「尻下がりルック」って意外と好きなのです。
(昔のレパードJフェリーとかブルーバードSSSとかの”尻だけ下がり”は
 残念ながらストライクゾーンに入りませんが…(^^;))

サイドビューなんですが、何となくシトロエンDSっぽいというか
ベルトラインというかサイドのキャラクターラインを後へ徐々に下げていく辺りとか
タイヤがホイールハウスカバーに隠れる辺りとか…。
モロって言えばモロで、パクリと言われれば逃げは打てないでしょうけど
ショーカーらしくデザイナーさんがやりたい様にやった感じが
いい意味で明るく感じられるのが良いです(^^)

さらにはルーフも後下がりの正統派尻下がりルック(笑)
ルーフを下げるだけでなく、それ以上にサイドのグラスエリアを絞って下げているのと
あえてルーフを白くして別体感を出すことで、強く尻下がりを印象付けているなぁ…と。

そして顔。
漫画のような目玉が目立つ他はエンブレムだけ。
昨今のグリル偏愛主義に逆行するように口は下部の黒塗りエリアにそっと設けてます。
普通はインテークを口に見立てられる造形が多くて、基本クルマは「ぽかーん口」ですが
これは明らかにボディ下部のアクセントラインで口を表現しております。
つまりギロ目にへの字口なのです!
への字口のクルマは恥ずかしながら他に思い出せないです(^^;)
色は違うけれど、なんだかダルマのようでもあり、恐ろし系ながらも非常にユーモラスで
それが実際に見るとどうなのか?…に興味があるのです~。

とどめは全体の造形の雰囲気が「どよーん」としていること(笑)
これは褒め言葉で、何となくカリッ、バキッな造形が多いクルマにあって珍しいかと。
昔のシトロエンのように、どよーんとした冬の暗い雨の夜に、繁華街の裏路地の暗がりで
冷たい雨にうたれながらポジションだけ付けて静かにアイドリングしているのが似合うような…
そこまではオーバーじゃないにしても、そういう雰囲気は久しぶりです(^^)

このボディは映り込みとか綺麗だと映えそうで気になりますです。

しかもきっちり現行のスズキ車のデザインも織り込んでいるのも面白いと思います。


とまぁこんなんで、見てみたくて仕方が無いのです(^^;)




過去に東モに行った際には必ず見たいクルマがありました。
MID4、X-021、RX-01、SSM。これ以来ですね見に行きたいのは。



あとは…晴海以来となる久しぶりの「東京モーターショー」です。
そしていつも同人誌即売会でお世話になっているビッグサイトが
モーターショーだとどんな感じになるのかも気になります。


今回は何とか時間に都合を付けて行ってみたく思います。





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明日は旗日 そして横文字苦手

2011年11月03日 02時15分44秒 | クルマ(その他雑談)


明日は入間基地で航空祭があります。

例年だと前々日ぐらいから飛行機がぶんぶん飛んで、
ブルーインパルスの曲技飛行のリハーサルも見られたりするんですが…。

昨日はC1(でいいんでしたっけ?)輸送機がぶんぶん飛んでましたが
今日は全くと言っていいほど飛んでいなくて…オラ寂しい(爆)


ブルーインパルスの曲技飛行や戦闘機のデモ飛行も勿論当然で素敵ですが
まんまるな胴体のC1輸送機がカッコ良く(?)編隊飛行したり、
みんなが見ている前だから…と張り切って低空をかっとんで行く姿が
可愛らしくて好きです(^^;)


明日は曇りの予報だそう。
ブルーインパルス飛べるかしら?

ブルーインパルスが入間の空に残す軌跡は埼玉の秋の風物詩。
素晴らしい飛行が見られるといいのですけど(^^)




さて



私は横文字に弱いです(^^;)

今でも「この言葉ってどういう意味???」ってことが多いです。



今日も「スラップスティック」という言葉を見て…
聞いたことはあるけど詳しい意味は知らないなぁ…となりました。

そんな時は検索ですよ(笑)


ウィキペディアでは
「コメディの一種。体を使ったギャグ。「どたばたギャグ」などとも訳される」との事。

だったら「どたばたギャグ」って言ってくれ~!!(爆)




ああ、もしかしてこういうことですか?
「昼飯」っていうとかっちょ悪いけど、「ランチ」っていうとお洒落…みたいな??


…っていうかこの「英語カッコイイ」的センスは
個人的には1970年代にタイムスリップな気もするんですが(^^;)



いずれにしても覚えました。
鳥頭なので、もしかしたら3歩ぽっぽっぽ…と歩いたら忘れるかも知れませんが(笑)


私の描くまんがも分類するならスラップスティックになるのかも。
でも自分で作品を紹介する時は「どたばたコメディ」って言うと思います(^^;)





まんが…と言えば話は変わりますが、一度はどたばたじゃないまんがを
描いてみたいものです。

やっぱラブコメ描くまでは死ねない…と思います(笑)
でも絵柄的に無理かも知れませんね(^^;)




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希少な苦悩なホットハッチ

2011年11月01日 11時34分48秒 | クルマ(その他雑談)

先日のティアの帰り、友人宅に寄ったら帰宅が遅くなりました(笑)
何故かというと「ホットハッチ」の話題で思わず盛り上がったからです(^^;)


ちなみに私は何だかんだ言って小さな2ボックスカー好きです。
元々はスポーツカー一筋でしたが、小さな万能選手っぽさが良いのと、
2ボックス独特の丸っこい姿がうずくまっているようなところも
スポーツカーに劣らず好きなのです(^^;)




私が現在所有するNCP13。
「異議アリ! トヨタにスポーツモデルなぞ昔も今も無い!」という方も
いらっしゃるかと思いますが、個人的にはホットハッチ認定しております。

初代ヴィッツの軽自動車とほとんど変わらぬ小さな体躯に
1500ccのエンジンとレビンのミッションを押し込んで、
タイヤハウスにめいっぱいの大きさのタイヤを履いたこのクルマ。
可愛らしい…というか若干ブサカワ系のルックスとは裏腹に、
元気に、そして気持ちよく走ってくれます。
ノーマルではアクセルオンでフロントが浮いてアンダーが出やすいですが、
TRDのサスで”裏初期化”してやるとグイグイ曲がるクルマに変身します。




下らぬ愛車自慢はさておき。


ここで重要なのが「3ドア」という要素。

今のコンパクトカーというと5ドアが常識で、それしかない状態ですが、
私の若い頃は
3ドア=パーソナルで若者好み
5ドア=多人数乗車考慮でご家庭&奥様向け
というような概念があったのです。
そして3ドアが大多数で、5ドアの設定があったとしても
最上級モデルには3ドアしかないのが普通でした。

そういう時代を過ごしたせいで、どうも5ドアには抵抗感があり、
ヴィッツを買う際にも3ドアだけは譲れない…とごねまして
何とか希少な、そして初代にしかない3ドアRSを探して買った訳ですが(^^;)




その上述の友人は最初から2ボックスのホットハッチが好きな人間で
一番最初に買ったクルマはヴィヴィオRX-Rでした。
そして今はシビックR(EK9)に乗っています。

EK9はお気に入りですが、私がNCP13を喜んで乗っているのを見ると
EK9よりも小さなその車体が気になるのだそうです。


やっこさんは先代マーチが好みでして、買うなら12SRが欲しいといいます。
ただやはり私と同じ理由で「3ドアがいいなぁ」と。



ただ、ここで問題となるのが3ドア車の少なさです。

ヴィッツRSも前後期+5ドアを入れれば少なくは無いのですが、
3ドアとなると一気に減少します。
私の場合は描いている漫画と同じ3ドア後期型(でもNAが希望)を指名したのですが
ネットで調べても全国で数台出てくればいいほう…という希少車型です。
出てきてもNAよりターボが多いという有様です(^^;)
(ちなみに今調べたらNAのNCP13・3ドアは1台だけでした(笑))

まさにアストンマーチン並みかそれ以上(笑)

ちなみに私の買った個体は最終モデルの走行14000kmというものでしたので
今ではまず出ないと思います。実はちょっと自慢です(^^;)




ちなみにマーチの12SRも3ドアは希少個体です。
そもそも12SRが希少なのに、多くを占める後期型では5ドアのみになっていて
その中で選ぶとなると大変なようです。

今調べてみたら、全国で12台…たくさんあるじゃないですか(笑)
いや…少ないですか…。



ただ、友人曰く「1200ccってのがちっと引っかかる」のだそうです。
EK9から乗り換えするとなると線が細すぎるのではないか?というのです。
確かにそれはあるかもです。


今調べてみたら、ヴィッツRS比較でMAXパワーは同じですがトルクで劣り、
車重では30kg重いよう。
ギヤ比を見ると現行フィット並みにハイギアリング+各ギアが離れているので
NCP13から見るとだいぶ動力性能では苦しいようです。
パワー感ではCR-Zくらいのよう…ですかねぇ?
たしかにEK9から乗り換えるにはけっこうかったるいかも知れませんね(^^;)


パワーだけでは語れない要素があるので、これで断じる訳にはいきませんが
パワーと速度守備範囲については上記の通りかと。
もちろん初代ヴィッツとほとんど変わらぬ車重による軽快な走りは
大きな魅力であるはずです。






スポーツカーのようなクルマは格好や雰囲気で選ぶ人が多いので、
あんがい中古車にも数が出てきてくれますが、
ホットハッチは本当に運転が好きで軽快なクルマが好きな人しか乗らないので
本当に中古車が出てきません。
そして今は新車で選べるホットハッチが少なく、そして実はあんがい大きな体躯を
したクルマ…「大きなコンパクトカー」が増えてしまっていて…。



乗れない訳じゃないですが、実はスポーツカー以上にホットハッチは
大変な立場のようですね。




でも大好きだー!!




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頑張れマツダ

2011年10月09日 19時48分43秒 | クルマ(その他雑談)


マツダがロータリーエンジン搭載車の生産を
来年6月で打ち切ると発表しました。

研究開発は続行するという声明はあるものの
燃費基準や排ガス対応など厳しさを増す周辺環境を鑑みれば
実質の終了宣言かと思います。

残念に思う人も多いでしょうけれど、
今までロータリーエンジンが歩んできた苦難の道を思えば
むしろ「よく今まで絶やさずに続けてきたものだ」と私は思います。



それこそロータリーはマツダのエンジンと言って
差し支えないと思います。

NSUは私的には「雛形の欠陥エンジンを作っただけ」であり
それを法外な値段と条件でマツダに売りつけただけでしょう。

その欠陥エンジンをマツダのエンジニアの皆さんが
努力と英知で改善改良し、「マツダのロータリーエンジン」として
完成させたのだと私は認識しています。


そして…「次世代の夢のエンジン」というNSUがぶち上げた夢想を
マツダ自身も具現化することは出来ませんでしたが
ロータリーならではの資質を生かした名車を生み出しました。
それが「RX-7」だと思います。

RX-7の進化はロータリーの進化と完全にシンクロすると思います。
7はロータリーでしか作れない…ロータリーの良さを生かしきる車。
7の同類は世界に存在しないと私は思っています。
そういう意味ではRX-7はRX-7という種類のクルマ、
「RX-7というカテゴリーに該当するたった一台のクルマ」であり、
唯一無二の存在だったと思います。


欠陥エンジンを改良し完成させ、世界唯一のクルマに昇華させ
もう一方ではその成果を生かして日本車唯一のル・マン制覇という
トヨタも日産も為し得なかった快挙を達成しました。

それもこれもロータリーという技術へ対する気持ち。
自らの信じた技術を誰が何と言おうと押し通す強さ、
矜持があったから出来たことと思います。



でもその栄光と裏腹に、ロータリーが歩んだ道は
苦しいことや辛いことがとても多かったと思います。
社会も最後までロータリーを認めることはありませんでした。

そういう中で続けてきた50年間の研鑽は
一企業の行ったものとしては異例なものであり
例え今それを止める時が来たのだとしても責められることは無く
むしろ今までの逆境の中での継続に対して
心から称えられるべきものと思います。

そういう意味で心から「お疲れ様でした」と言いたい気持ちです。


***************************************************


ロータリーエンジンの終焉と共にマツダは終わってしまうのでは?
そう心配する人も多いでしょう。

でもマツダは終わってなどいないと思います。
昔から変わらぬマツダの良さは「乗り味に優れた走って楽しいクルマ」
ロータリーはそれを具現化するピースの一つに過ぎないとも私は考えます。

RX-7で得た走りのノウハウは他のクルマにも生かされていて
それこそトラックであってもマツダ車は全て乗って楽しいクルマです。
クルマの楽しさを忘れぬ限りマツダは大丈夫でしょう。


***************************************************


そして50年前のRE開発開始もとんでもない挑戦でしたが
マツダは今もまたとんでもない挑戦を始めていると思います。

「スカイアクティブ」です。

脱化石燃料をほとんど全ての自動車会社が選択する中で
「きっとできるはず」とエンジンに限らず全ての要素を見直して
環境基準に対応しようとする試み。
「もっとクルマを突き詰める」
その行為で環境問題に対する姿勢は
ロータリー以上に困難な道程になることでしょう。

化石燃料を使うこと自体が悪とされかねない世論操作の中で
ヘタをすれば自殺行為になりかねません。

ただ…私はその方向性こそ「自動車メーカー」が示すべきものだと
思っております。

自動車は自動車であり続けねば、最後は見捨てられ
他の「自動車の代わりになるもの」に取って代わられるでしょう。
たとえば…大きな電機会社が作る"より合理的な車”などに…。

電機化したクルマ業界が電機企業の浸食を受けるのは時間の問題で
クルマ本来の魅力を忘れたクルマ会社は、
その中で確実に飲み込まれ消えていく事になると思います。
ただの企業体力勝負になるでしょうから…。


ただし…クルマ本来の魅力はクルマ屋にしか出せません。
出せないというか、得意なところはいつまでも長所となるはずです。


そしてクルマの魅力は、私は「エンジンの魅力」だと思っています。
あの音、あの振動、あのフィーリングがあったからこそ
世界中の人は自動車に恋をしたのだと思います。
ただ便利な道具だとしたら、あんなに無駄な要素で進化などしません。
荷車で終わっている筈です。

モーターの音に涙を流す人など見たことが無いし
電車が好きな私もモーターのパワーや性能に感心したことはあっても
音やフィールに感動したことはないです。

モータースポーツの魅力を伝える時に先ず何を伝えますか?
速さや凄さはモーターでも出せますけど
あの音だけはモーターには出せません。
そして必ずみんなあの「音」に酔いしれるのだと思います。
今日、あの音色の余韻に浸りながら家路を辿る人も多いでしょう。
F1ってあの音があるからあんなに魅力があるのだと思います。


そして…子供に限らず、クルマの物まねは「ぶーぶー」でしょう?
マツダのいう「Zoom Zoom」ですよ。


エンジンの魅力の無い自動車は、最後に”クルマ”になれません。

誰が何と言おうと私はそう思っています。


***************************************************



確かに自動車の多くはモーター付きになっていくでしょう。
でも”クルマ”としてファンな姿を保つその存在は
ロータリーやRX-7と同じように唯一無二となるでしょう。

そして…本当に生き残るのは「人の心を打てるもの」だけ。
私は「このまま頑張ればマツダはきっと生き残る」と思いました。




クルマ会社としてクルマの魅力に素直に…そして真摯に向き合い
苦しいことは覚悟の上で「エンジン車にはもっとできることがある」と
あえて言ったマツダの英断には心から感嘆します。

そしてこれからきっとロータリーの時と同じか
それ以上の苦難の道が待っていると思います。

ロータリーは止めるかもしれませんが、今マツダはロータリーを止めてでも
クルマ屋として生き残り、クルマの楽しさを後世へ継承していくという
今まで以上の厳しい戦いを始めようとしています。


ロータリーエンジンを支持し、マツダを支持してくれている人には
ぜひスカイアクティブで戦いを挑むマツダの応援を引き続きして欲しいと思います。




少なくとも私は支持します。
私が好きなのは”クルマ”です。
ただの移動機械ではありません。

エンジンを唸らせ身を震わせて走るクルマに恋をしたのです。



それこそ欠陥エンジンを徹底的に改善し、マツダロータリーを完成させた
マツダになら「きっとできるはず」です。

これからも応援しています。




追伸:
スカイアクティブはそれこそホンダがやるべきでしたよね。
エンジンのホンダ…って昔は言ってたんですけれど。



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ケミカル

2011年09月09日 01時12分17秒 | クルマ(その他雑談)


トヨタの初代ヴィッツのヘッドライト。
数ある国産車の中でも最も黄ばみやすいと言われるヴィッツのヘッドライト。

私のヴィッツ(ブラックマーカー(?)号)も例外ではなく
左側のヘッドライトが黄ばみ気味…でした。



先日某カー用品店で磨き&コーティングを依頼したものの
残念ながら一ヶ月ちょっとで効果は消えて
若干ですが黄ばみが戻ってきてしまいました。




磨きは問題ないはずで、つまりはコーティングの問題なのでしょうね。



こうなったら自分で何とかする他は無く、
手持ちのプラスチッククリーナー&コンパウンドで再度磨きこんで…

同じく手持ちのコーティング材で再コーティングしてみました。
(と言っても磨いたのはおよそ一月前ですが)


とは言え使えるコーティング材は多くはない様です。

多くのコーティング材はボディの塗装面専用品でして
樹脂・プラスチック面に使えるものは多くないようです。



幸いにして私の手元にはSX6000・ペイントシーラントが残っていました。

今は絶版となったこの商品。
コーティング材でありながら、いろんなものに塗付できる優れもので
ボディの塗装面のみならずザラザラした場所でなければ何でも塗布できまして
それこそ家具や風呂桶にも塗付できると謳っていた脅威の一品。
ヘッドライト等灯火器の表面やオープンカーのビニールウィンドーの表面にも塗り込めまして
その商品に含まれる某物質が傷を埋めて表面を保護するため
透明度を絶望的に失ったようなオープンカーのビニールウィンドーであっても
ビニールの寿命の中でならピカピカに回復させることができるという
ある意味異常な商品でありました(^^;)


幸いにして一本が残っていたのですが
こいつを磨いたあとのヘッドライトに塗付したところ経過は良好。
何度か塗り重ねると強固さを発揮するタイプの商品なのですが
今現在、先日磨いてもらった時よりはるかにピカピカの状態を維持しております。
傍目には新品並みのピカピカさです。

さすがはSX6000、効果は半端ないです(^^;)

かつて調子に乗って旧ナベハウスの風呂桶に塗付したところ
ただ水をかけるだけで風呂掃除が終わるという異常な風呂桶に変身し、
しかも1年以上その効果が持続しただけのことはありますです(^^;)
(一応礼儀的に軽く風呂桶はスポンジで撫でるようにしましたが
 基本的に水をかけるとツルツル…という状態が一年以上続きました)


ただ、これも残りが多い訳ではありませんです。

代替できるものを探さねば…ということで
同じように樹脂などにも塗付できるコーティング材を探してきました。
これはS2000で追って試していきたく思います。


塗装としてヘッドライト等をコーティングするものがあるのは知っておりますが
それとて効果は永遠ではなく、またコストも無視できないレベルです。

月一程度のメンテナンスできれいな状態が安価に維持できるのなら
それはかなり有効かと思います。



新しいコーティング材。
その性能にも期待しつつ、今あるものは大事に使って行きたく思います。


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二つの光が

2011年09月05日 19時59分08秒 | クルマ(その他雑談)
二つの光が



先日つぶやき関連で
JTCCのエンジンを見て思い出したことがあります。


それはマツダ・ランティスです。


懐かしい。
そして今見てもカッコいい!


マツダの意欲作でした。
当時のマツダデザインは自動車の歴史に残るものが多いと思うのですが
これもその中に入れるべきと思います。

そして欧州車テイスト全開の走りも良かったです(^^)

実は一回買おうとして見積もりとって商談までしたのですが
最後にロードスターに逆転されたことがありますです(^^;)


音小さいけどCM~
1993 mazda lantis cm japan (mazda 323f)



そして今では当たり前になった感のある衝突安全性や
走行安定性のPRを、初めてCM上で行った日本車であると記憶しております。

ランティス・アピール



すごく主張のハッキリしたクルマだったと思います。
何でもスポーツにしちゃうマツダらしい「4ドアスポーツ」

衝突安全性に誰より気を使いつつも、それ以上のアクティブセーフティという答えを
走りの楽しさや美しいフォルムとセットで返してよこす辺りは
かつての「キレてるマツダ」の真骨頂と思います。

2Lの乗用セダンで16インチ/50扁平タイヤもこのクルマが初。
しかもV6・4カム・24バルブのエンジンにマニュアルミッションが選べるという
今では信じられない気合の入ったクルマだったと思います。


セダンとクーペ、2つの個性で日本の自動車界に殴りこみましたが
結果は皆さんご存知の通り…(涙)



ランティスの名は一代で消えてしまいましたが
コンセプトはその後の他モデルの中で生きながらえまして
今のアクセラはその末裔と呼んで良いと思いますです。





さて、なぜJTCCかというと
このランティスもJTCCに出ていたからであります。

というか真っ先に手を挙げたのが確かマツダだったかと…。

マツスピの「V6エンジンの優位性」を謳ったチラシは
まだカタログと共にしまってあるはず…。


ただ、フタを開けたら先行して同様のレースをやっていた”えげれす”から
出来てたレースカーをセッティングもろとも持ってきたT&Nに
コテンパンに叩きのめされてしまいました(涙)
結局勝ったのはちっとも速そうに見えないコロナでした。

見た目だけならランティスの方が5倍くらい速そうだったんですが…(^^;)

走ってるところ、残念ながらあまり見たことがありません。
TVに映ることすら稀だったというのが悲しいけど現実…でした。

そんな訳でランティスJTCCは負け続け、V6エンジンも途中でお蔵入り。
BP改に載せ替えられて走り続けたものの
参戦車両の座も何故かファミリアに途中で取って代わられ
気が付いたらマツダ自身もJTCCから消えておりました…。



問題はそのV6エンジンです。

結果はどうあれ、日本でJTCCのために作られた
珍しい2L・V6のツーリングカー用のレースエンジンです。

きちんと保管されてるといいなぁ…。
車両も含めて。

まさか人知れずスクラップに…ということはないと思いたいです。
どこぞの豆腐屋ハチロクよろしくエンジンがデチューンされて
ストリートのランティスのエンジンルームに入ってたら
それはそれで泣ける良い話ですが(^^;)




販売もレースも上手くは行かなかったけれど
それでも格好良くて良いクルマなランティス。

できればストリートカーもレースカーも長く留められていることを願いたいです。





追伸
似たような境遇を味わったJTCCインプレッサワゴン。
これもその後どうなったのか…。
モトリーニモデルニ共同開発のスバルF1エンジン並みの扱いを
受けているんじゃないかと心配になりますです(^^;)

でも私はそうやってテールエンドを走ることが多かったマシンたちも
他と同じく…もしくはそれ以上に愛してますです~。






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