12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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超高齢者体験

2008年02月20日 08時15分16秒 | Weblog

「すこやかセンター」にて開催、主催「元気が一番!祭り実行委員会」(事務局:玉野市健康増進課)の市民の健康づくりイベントの続きである。

 ビンゴや講演も面白かったが、小生にとって一番印象的だったのが「高齢者を体験しよう!」というコーナー。

 公的な区分では、小生は既に立派な高齢者であるが、ここの世話役さんによると、体験対象となっている「高齢者」とは、小生より遥かに年を重ねた人だと言う。

  

        

介添えの女性によって、両手や両足首に軽い重り(せいぜい各200gr?)、両ひざや両ひじの関節部分にプロテクターのような器具(おそらく、転倒時の保護と更には動きを制限するための両機能を有するもの)を装着し、歩く体験である。

 

なんとも不自由なのには閉口した、年をとって体が弱ってくると、かくなるのかと愕然とした。手も足も重い病気のときのように、鉛のごとくなりうまく動かせなかったのである。

標準的なコースでは、上記に加えて、めがねの装着体験もあったが、視野がひどく狭くなり、且つ焦点が大きくボケた、それゆえ、こちらは転倒・衝突の危険性を感じたので辞退した。

この種の超高齢者とは、何歳ぐらいに相当するのかと訊いても明確な回答は得られなかった。(こんなになると街中などには出てくることは不可能であろうから、この種の方にお目にかかる機会も非常に少ないのだろう)

しかし、こんなにはなんとしても成りたくないという、強い気持ちにさせられたのであった。

 体の自由が利かないのも困るのだが、特に小生の場合には目が弱点である。

目が見え難くなることは、いかに肉体的に健やかでも、家族や介護の人に完全にお世話になる必要があり、言い換えるならば、寝たきりと大差無いことになる。

まず第一に、目の酷使を避け、定期的な検診を続けなければ・・・と強く感じた。

第二には、柔軟性と貯「筋」にせいぜい努力して、「ぴんぴんころり」を目指さねばと思わされた。

これだけ沢山の貴重な心がけを植えつけてくれたのだから、このイベントに参加した意義があったと感じている。