朝、起きるといない、孫姫がいない・・・
昨夜、たった3日間、2泊3日の爺婆宅滞在を過ごして
東京品川宿へ帰って行った...
お嫁さんが疲れで急に来られなくなって
父娘の二人で来てくれたが
あわただしいながら楽しい家族ができて大満足だった
4日は観光客でにぎわっていた奈良公園へ出かけた
連休で「せんべい」をもらいすぎたのだろう
だれが差し出すせんべいにも見向きもせずに鹿たちは
暑さのせいもあったのか座り込んでまったく動かない
その鹿にさわりに行く孫の度胸?にびっくりした
春日大社の「藤」はやや見ごろを過ぎていたが
遅咲き種類はきれいに咲いてそれは見事だった
孫は1歳6ケ月でまだしゃべれないがよく歩く
ベビーカーは卒業、手をつなぐのを嫌がり
どこまでも一人で歩こうとする根性も見上げた
5日のこどもの日、今度は近くの万博記念公園へ行った
広い公園で伸び伸びと歩かせてやろうとこれは大正解
この子、なぜかビニール袋に物を入れて持つのが大好きで
もう買い物の練習をしていたのかもしれない
息子は3日間、起きてから寝るまでよく世話をしていた
おむつがえ、着替え、風呂入れ、歯磨き、本読み、食事と
難なくこなしてお嫁さんがいなくてもなんの問題もなかった
夫婦が働きながら子育てするにはそれくらいして当たり前
自分の子育てなんか記憶がないくらいなんにもしなかった
子育ては専業主婦の仕事という時代とは違うんだ
婆さまは新幹線車内でおむつ替えが心配だといっていたが
息子は車内にスペースがあるので大丈夫と言っていた
混雑していた新幹線で抱いたまま帰るのも大変だったろう
泣かれもせず、なついてくれて
爺婆の遊び相手をしてくれて楽しかっただけに
帰って行かれた後のわが家は何の声もなし
今度会えるのはいつのことやら
婆さまは気に入ってくれたレインコートのズボンを作ると
張り切っている
たった一粒の孫が婆さまを完全に生き返らせてくれた
息子も安心をしてくれたことと思う
連休後半は夢のような三日間だった。