昨日より今日を!今日より明日を! 夢と希望がある限り命輝かせて生きていこう!

「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

新刊書。

2015-03-17 20:41:09 | 本・読書・音楽

去年の秋から交流が始まった大学の先生の新刊書が

今日から店頭に並んだ

 

著名な心理学者でこれまで多くの本を出版しているが

今度の本は一般受けする読みやすい本なので紹介したい

  「一緒にいてラクな人 疲れる人」

  古宮 昇 著   PHP  1300円

この先生、一緒にいてまったく疲れない人なので納得

確かに一緒にいると疲れる人はいる

 

自分もまもなく75歳になるが


この齢でセミナーとか交流会に行くと大体が一番の高齢者だから

邪魔にならないように
気遣いをさせないように
年寄り扱いを受けないように
そして「疲れる人」にならないように


いつもそのことを肝に銘じて
自分からすすんで交わるように参加しているが
果たしてどう思われているのかはわからない


そんな自分の羅針盤にこの本を大切にしたい

 

来月初めにニュージーランドの大学に客員教授として

赴任するので仲間が集まって出版記念&荘行会を開く

学者らしくない学者で友達感覚のように接していかれる

実弟が長く大学教授をしていたがまったく雰囲気が違う

得難い人が1年間不在になるのはさびしい。

セミナー発表会後の写真(27.1.18)

左がグランプリの古宮先生、準グランプリが自分だった


藤城清治展。

2014-12-05 22:56:07 | 本・読書・音楽

日本を代表する影絵作家で演出家の藤城清治さんの

  光と影の芸術人”藤城清治世界展

が大阪文化館・天保山で7日まで開催されている

閉幕まであと2日になったので相棒と行ってきた

藤城清治さんは今年でなんと90歳!

今でも現役バリバリで創作活動を続けている

 

光と影が織り成すファンタジーな世界に吸込まれ 

たっぷりと藤城清治ワールドに酔ってしまった

 

おなじみの宮沢賢治の作品は圧巻だった

「銀河鉄道の夜」

「セロ弾きのゴーシュ」

「風の又三郎」

弟の一人娘が藤城清治さんの慶応大学の

児童文化研究会(サークル)のはるか後輩で

影絵劇をやっていた

自分も学生時代は児童文化研究会に所属して

影絵劇をやっていたので藤城清治世界展には

特別の思いがあった

 

あと2日、予定がなければおすすめしたい

会場を出たらすでに日は沈み

大阪港には夕闇がせまっていた。


多眼思考。

2014-12-01 23:41:13 | 本・読書・音楽

今日から12月、急に寒くなった

昨日、孫姫ちゃんと別れたあと新幹線で

ちきりんさんの「多眼思考」を一気に読んだ

 

↓これには100%納得、意義なし!

 使命が明確になり

 それに向けて動き始めると

 人生のピークは過去ではなく

 未来にあるとわかる

 

 自立するって

 ほんとすべての第一歩だよね

 自立していない間って

 自分の人生は始まってないも同然だもん。

 

ちきりんさんの著書はい ずれも興味深く面白い。


北斎展。

2014-06-22 22:17:47 | 本・読書・音楽

朝から雨の中を神戸市立博物館で開催中の

「ボストン美術館浮世絵名品展北斎」へ

出かけてきた

最終日とあって行列は館外まで続いていた

展示室も大変な人、人・・・

ボストン美術館で保存している作品のうちから

約140点が里帰りして出展されていた

作品のほとんどが小さいためすすまない行列に

とても辛抱ができず覗き見しながらだったので

すべての作品を観ることはできなかったが

北斎の作品の中でも特に有名でこれだけは!

「冨獄三十六景」はしっかりと観た

東海道五十三次の場面が何枚かあったが

現代版を歩いた自分には特別の思いがあった

再び日本ではみられない作品なので作品集を買った

 

展覧会を終えて小雨の中をぶらり歩いてみた

勝海舟がつくり竜馬もいた後に開港神戸港になった

海軍操錬所跡

潮の香りにつられて好きなメリケンパークへ

震災モメモリアルパークは何度訪れたやら

「希望の船出」ブラジル移民発祥之地の碑

最初のブラジル移民船「笠戸丸」が神戸港を出航

したのが明治41年でブラジル移民の母港だった

W杯サッカーが開催されているブラジルには多くの

日系人がその歴史はここから始まってるんだ

東遊園地の震災希望の灯りによって三ノ宮駅へ

向かって歩いていたら神戸市役所前に

「日本マラソン発祥の地」という碑が目についた

外国から入ってきたスポーツは神戸発が多いのは

知っているがマラソンのことは知らなかった

昨年のボストン美術展 (大阪市立美術館) 

 http://blog.goo.ne.jp/yhyh1940/d/20130613

 

 

 

 


「人生の灯りとなる本」

2014-01-30 23:33:54 | 本・読書・音楽

昨日、寄った書店で松浦弥太郎さんの本が目に

ついたので中身も見ないまま買ってきて読んだ

「暮しの手帖」編集長の松浦さんのエッセイ集は

かなり買って読んでいるが飽きないんだ

 

”さよならは小さい声で”

・・・なになに?

小学校時代の初恋の先生との秘密のやりとりが

書かれていたがそれを大事にしてきたんだ!

 

”年齢を重ねるとは、美しくなるということ”

・・・うんうん、そうありたいけど・・・

 

そして「人生の灯りとなる本」には興味を惹かれた

10歳の時に百貨店の高村光太郎展で目にした

光太郎の「最低にして最高の道」という書に心を

動かされ買ったのが「高村光太郎詩集」

それをいまなお折に触れ読んでいるんだそうだ

これも秘密の宝だとか

「最低にして最高の道」とは・・・

人は誰も、最高と最低という、

その両方があってこそ愛すべき存在であり、

人生とはそのふたつが灯りとなって

道を照らしてくれると教えられたという

 

松浦さんの本は、心に染み透るやさしさと美しさが

平易なことばで語られていて好きなんだ

 

一昨年に自宅を改装した時に処分した本の中に

古い「高村光太郎詩集」があったが「最低と・・・」

という詩は記憶にないから若い頃に読んだままで

忘れてしまったのだろう

 

カラオケで「智恵子抄」はよく歌ったんだけどなあ

あんまり関係ないな

 

自分にとって松浦さんの本も「人生の灯り」となって

いるのかもしれない。 


大阪クラシック。

2013-09-12 22:02:07 | 本・読書・音楽

今年で8年目になった大阪クラシックの4日目に

ザ.シンフオニーホールへ行った

 

大阪の秋の音楽イベントとしてすっかり定着した

大阪クラシックは大阪の4つのプロオーケストラ

(大阪フィル、関西フィル、日本センチュリー、大阪

交響楽団)と大阪音楽大学が演奏をしてくれる

 

今年は7日間で100演奏会をやるというのだから

クラシックファンにはたまらない魅力でプログラム

片手に地下鉄で演奏先をかけめぐるのが楽しい!

 

会場は御堂筋を中心にビルのエントランスや広場が

コンサートホールに早変わりして大半は無料だ

有料でも格安だがなかなかチケットが手に入らない

 

今日は100公演にない追加公演があるという情報

をキャッチした友人がチケットを確保してくれた

 

ザ.シンフオニーホールは満席だった

◎モーツァルアルトピアノ協奏曲21番

◎ベートーベン5番「運命」

ピアノ三台による演奏がすばらしかった!

◎ホルストの組曲「惑星」より木星、大好きな曲!

おまけビートルズのイエスタディまで演奏!

 

まだ土曜日まで続く

去年は5万人が参加したそうだが今年はどうかな?

最終日にまた出かけてみるか!

 

大阪クラシックから始まった大阪秋のイベントは

御堂筋を中心に様々な催し物が繰り広げられる

来月は大阪マラソン、自分の出番だ!

 

以下は13,14日の大阪クラシックプログラム


銀二貫。

2013-09-06 21:41:13 | 本・読書・音楽

書店に「敬老の日、読書のすすめ」のパンフレット

が置いてあった

公益法人読書推進運動協議会が発行しているもので

2013年の推進図書が24冊ほど紹介されていた

 

その中でこれまでに読んでいたのは二冊だったので

せっかくだから一冊だけ買うことにしていろいろと

吟味したが最終的に買ったのはパンフレットに紹介

されていた本からではなかった

 

「銀二貫」 

 高田都著 幻冬舎発行

 

この銀二貫は大阪の本屋と問屋が選んだほんまに

読んでほしい本だそうで夏場ごろからどこの書店

でも目立つところにおかれていた意味がわかった

 

すでに発行部数28万で首都圏からの注文も多い

らしい

肝心の内容だが

舞台は大阪天満、寒天問屋の和助が天満の大火災で

消失した天満宮の再建のために集めた銀二貫で父親

を仇打ちで殺され自らも命を落とされる寸前だった

少年を救う

 

和助に引き取られた少年、松吉が商人として生きて

いく試練の連続がまっている、、、

まだ途中までしか読んでいないので今夜はその続き

を楽しみたい

久々に大阪の人情ものに出会ってドキドキしている。

 


なくてはならない存在。

2013-08-29 20:44:42 | 本・読書・音楽

ぶらり書店に立ち寄ってタイトルに惹かれて買った

曽野綾子さんの「人間にとって成熟とは何か」を読

んでみた!

 

「成長」とは長い人生を生きていく上で自分が必要

とする能力とか人間性を目指すレベルまで引き上げ

ていくことだと思う

 

「成熟」とは成長した自分をさらに磨き一人で生き

ていくことができる自分に熟練することだと思う

 

秋が深まるころ柿の実は熟す時期を迎える

人間にも熟す時期があるはずだ! 

今の自分はそういう時期だろうと思う

もうとっくに時期はきていたんだ!

 

73歳にもなっているのにいつまでも深みも重みも

ない軽い生き方しかできていない自分がはずかしい

あー、まだまだだ!

熟しもしないで人生を落ちて行くのはつまらない!

 

あの人がいるから!

社会のどんなところでもいいから

「なくてはならない」

そんな存在で生きて行きたい!

 

同じ歳を重ねるなら夕陽のごとく赤々と

熟して生きていきたいと思う。

 

 


美術展。

2013-06-07 23:52:46 | 本・読書・音楽

京都で開催中のゴッホ&リヒテンシュタイン展に

広島から兄夫婦が来るので案内をすることにして

いたが急な用で都合がつかなくなった

 

すでに両美術展はみているのでそれはいいのだが

せっかくの機会だから兄夫婦と会いたかった

梅雨とは思えない天気だったので余計残念だった

 

PCをやらない兄夫婦がどこでどう調べるのかは

しらないが関西の美術展情報をよくつかんでいて

年に何度もやってきてこちらが教えられるくらい

 

仲良し夫婦でいつも一緒に行動する姿には別行動

で過ごしてきた自分が恥ずかしくて息子にも指摘

されて父親として面目なく思ったことがある

 

年中、京阪神にある美術館や博物館のどこかでは

美術展を開催しているのでその気になれば観賞の

機会はあるのだがついつい見逃してしまう

 

地元の人には関心が少ないのか大きな展覧会でも

さほど話題にもならないのに遠くから来る人が多

いのだからもったいないことだと思う

 

趣味のことだから人それぞれ、でもいいものには

触れることで心豊かな気分になれるし感性磨きに

もなってイメージの世界に保存されていく

 

1年前に上京した際に息子夫婦が最初に案内して

くれたのが東京南青山の根津美術館だった

ここは国宝の尾方光琳の「燕子花図 尾形光琳筆」

で知られている

尾方光琳の特別展もすばらしかったが有名な庭園

のカキツバタの美しさはいまでもはっきりと脳裡

に残っている

先週の土曜日から一般公開された城北公園の菖蒲

と紫陽花はどれくらい咲いてきたやら?

月半ばにはぶらりウォーク&ランで訪ねてみたい

 

その前に大阪市立美術館で開催中の・・・・・・

「ボストン美術館日本美術の至宝」展の終わりが

近づいてきているので行っておかないと見逃して

しまう。

 


ああ・・・本屋さ~ん。

2013-05-31 23:52:47 | 本・読書・音楽

JR新大阪駅の専門店街の一角が明日から工事に

入るために今日で店じまいになった

ここ数年続いている駅の大改装の一端なんだろう

 

そのために半月も前からセールが始まっていたが

ここも女性を対象にした店ばかりだから興味もな

いし困ることもない

 

専門店街の通路をはさんで隅っこにあるUニクロ

もセールをやっていたので夏物の下着でも買って

おこうかとのぞいたら・・男コーナーに女性客が

もしかして綿のトランクスを履くつもりなのか?

まさか・・・ね!

 

結局、なにも買わずにすごすごと出てきた

別に出てこなくていいのに・・・

安くなっていたし買っておけばよかったと思って

も後の祭り・・・気が弱いんだから!

いえ、正確には女性に弱いんだから!

 

専門店街で唯一、圧倒的に男性客が多い向かい

の大型書店も今日で閉店!

用がなくても毎日のようにのぞくこの書店が閉店

になるとほんとうに困る!

 

新刊書が揃い新幹線を利用する男性ビジネス客

ならだれでも知っている書店だからきっと困る人

が大勢いるはずだ

書店は改札内にもあるけれど規模が違う

 

開店はいつになるか店の人に聞いてもわからない

といっていたから工事は長期になるんだろうか

 

その間、自宅と仕事場との間には途中下車しない

と大型の書店はない

 

これからは書店も電車で遠征することになりそう

残念だが仕方がない!

 

それより二日前の心配メールの主のことが気に

なっている・・・

夕べ最新の状況をメールで知らせてきた

 

辛い状況のはずなのに検査の途中で判明できた

ことがたんたんとメールにしてあった

 

冷静に書いてはいるがどれだけ不安なことやら

どんな言葉を返してあげたらいいのか・・・?

しばらくはキーボードに手が行かなかった!

 

なかなか他人には言えないようなことを克明に

知らせてくれている

せめて支えになってなんとしても元の元気人間

に戻してやらないといけない

 

幸い、W倶楽部で一昨年、昨年と難病と闘って

見事に復活、いまは元気に生活をしている二人

も最初はよく似たメールをくれた

 

自慢じやないが、自分にメールを寄こした人は

ちゃんと復活しているから安心しろ!とメール

の主に言ってやりたい!

 

5月5日に男の子を出産したばかりの新米ママ

さんのことも思い出した

その後、どうしていることやら・・・

よし、メールをしてやろう

 

ふとした出会いから気持ちが通じ合い

いつしかお互いの人生にまで関わりが広がり

そして強い絆が生まれる

 

いい時もあればしんどい時もある

たまたま

いまは自分が支えになれるけれど

いつか自分も支えを必要とする時がくる

その時はメールの主さん、頼みますよ!

 


佐村河内守さんとHIROSHIMA。

2013-05-22 22:46:39 | 本・読書・音楽

「佐村河内 守」という作曲家がいま大変な注目を

浴びていて多くのメディアで取り上げられている

作曲した交響曲第一番 <HIROSHIMA> が

大ヒット、専門家から高く評価されているらしい

 

たまたま3月31日(日)夜9時からNHK特集

「レクイエム 魂の旋律 音を失った作曲家」を

見て初めて佐村河内 守さんのことを知った

 

音を失った広島の被爆二世の若手の作曲家と

東日本の震災で親を失った小学生の女の子が

音楽を通して希望の交流を続けていく場面に

心を揺り動かされて思わずノートに名前と曲名

をメモ書きして残した

そのうちCDを買って聞いてみたいと思いつつ

“そのうちに”はずっと“そのうち”で続いていた

 

5月の連休前後の地下鉄車内刷りに佐村河内さん

の広告がかかっているのを見てびっくり!

が14万枚を突破しオリコン

の総合で2位になっていると紹介されていた

 

クラシックのCDが14万枚ということは普通では

ないとことくらい素人でも想像がつく

 

先日、知人も佐村河内さんのことをブログに書いて

いたのを見て身近に心を動かされた人がいること

がうれしくなった

 

やっと、なじみのCDショップの近くへ行ったので

交響曲第一番を買ってきた

 

顔なじみの店主が“いま最も人気があるCD”だと

言っていたのでブームになっているのかもしれない

 

すべての聴力を失うという絶望と絶え間ない耳鳴り

という苦しみの闇の中を生きて

希望を生み出す音楽を作り出していこうとする姿を

テレビで見て広島生まれの被爆者として宿命みた

いなものを感じた

 

各界、各層から絶さんの声・・・

 

ヒロシマは過去の歴史手背はない。

二度と過ちをくり返さないと誓った私たちは

いま現在、ふたたび悲劇をくり返している。

佐村河内守さんの交響曲第一番は

戦後の最高の鎮魂曲であり、未来への予感を

はらんだ交響曲である。

これは日本の音楽界が世界に発信する

魂の交響曲なのだ。

 五木寛之(作家)

 

壮大なスケール感をたたえながら

細部の一音一音にまで魂のこもった音が

書き込まれている。

作曲家の深い思いから生み出された「祈り」と

「希望」の音楽ともいえるでしょう。

 大友直人(指揮者)

 

 


狩野山楽・山雪展。

2013-05-12 21:48:41 | 本・読書・音楽

朝から二日間の雨がウソだったような五月晴れになり

京都国立博物館で開催中の「狩野山楽・山雪」展へ出

かけた

 

今日が最終日で混雑するかもしれないので午前中に

行こうと京都駅についたのが11時半前、博物館まで

はいつもの通りウォーキングにした

 

鴨川にかかる七条大橋を渡り一気に博物館を目指し

たが日差しが暑くてそれでもいい汗をかいた

 

博物館につくと待つこともなくチケットが買えて入館

もスムース、館内も先月末の市立美術館ゴッホ展や

リヒテンシュタイン展ほどの混雑ぶりではなくて楽に

観賞することができた

 

狩野山楽は、秀吉に画才を見出され、狩野永徳の画風を

最も強く受け継いだ有力な弟子。

永徳亡き後、豊臣家の両事を引き受けたことが災いして

豊臣の残党狩りの標的に窮地を救ったのは他で見ない、

山楽自身の非凡な画才、二代将軍秀忠らの尽力で命を

つなぎ、京の地で再び描き続けて濃厚な画風を後継の

山雪に伝えた。(パンフ抜粋)

 

上・紅梅図襖 山楽 重要文化財

中・牡丹図襖 山楽 重要文化財

下・龍虎図屏風 山楽 重要文化財

  この襖絵は豪快、圧巻!

 

狩野山雪は義父の山楽に従い、京の地でひたすら自身の

絵画の世界を追求し続けた学級肌の絵師・・・

狩野探幽率いる江戸狩野とは距離を置いた(パンフ抜粋)

 

上・群仙図襖 山雪 アメリカ・ミネアポリス美術館

下・老梅図襖 山雪 アメリカ・メトロポリタン美術館

 

この二点は京都の天祥院というお寺にあった襖絵を外国人

の古美術商が買って現在はアメリカの両美術館にあるそうだ

50年ぶりの里帰りになるという

写真集を買った

博物館を出たのは午後1時半、天気もいいしせっかくだから

清水寺までウォーキング、のんびりと一人歩きを楽しんだ。

 


「気楽に読める世界史の本」

2013-05-10 23:36:38 | 本・読書・音楽

書店をのぞいたら「もういちど読む山川世界史」

が十冊くらい積まれていた

 

あーあの記事のことか!

 

先週の日経土曜版のプラス1で気楽に読めて役

に立つ世界史関連の本を三部門に分け専門家が

選んだ「学び直す」部門でランキングの1位に

なっていた歴史書だ

  

この「もういちど読む山川世界史」は高校世界史

の教科書を一般読者向けに改め編集したそうだ

 

この本を見てすぐピンときた!

1年前まで息子の本箱にあった本で去年の9月

に戻ってきた時に東京へ持ち帰って行ったあの

世界史の教科書と表紙がほとんど一緒!

 

ここ1~2年、世界史関連の本がかってない程

人気を博しているらしい

確かに文庫判を含め世界史関連の本が常に書店

で目立つているがそこまでとは・・・ランクは

 

2位 銃・病原菌・鉄(文庫判上下)

3位 若い読者のための世界史(文庫判上下)

4位  世界史(文庫判上下)

5位 新しい世界史へ・地球市民のための構想

・・・・以下略

 

「漫画で楽しむ」

1位 まんが世界の歴史人物事典

2位 学研まんが世界の歴史

   ・・・・以下略

 

「家族で楽しむ」

1位 137億年の物語

2位 一冊でわかるイラストでわかる図解世界史

・・・・以下略

 

以上のランキング本から一冊くらい読んでみたい

これなら息子が受験勉強に使っていた世界史関連

の参考書は処分しないで残しておけばよかったと

ちょっと残念!

ただ息子時代からも世界は激動しているので最新

のものもあっていい

 

幼稚園の頃から本好きだった息子が小学校の高学

年になったころ広島の実家に行くと高校の教師を

していた兄から世界史の本を読むように言われて

いたことを思い出す

 

当時の息子には奈良や京都によく連れて行き関連

本を与えていたこともあり日本の歴史については

関心を持っていたが日本の歴史を知りたいのなら

まず世界の歴史を学べと言いたかったのだろう

 

去年の夏に自宅をリフォームした際、子供の本は

ほとんど処分せず段ボール20数箱に詰めこんで

9月に帰省した際にチェックをさせた

 

その時に息子が3冊の教科書と参考図書を出して

手渡してくれたのが次の三冊で以前にもブログに

書いたかもしれない

 

①    山川出版の「日本史」

相棒の「世界史」は持って帰ったこれをくれた

 

②    「日本史用語集」(山川出版)

これは大変ありがたい本で息子がかなり勉強に

使っていたことが開いてよくわかった

 

③    時代別日本・西洋「美術鑑賞」

これには室生寺の五重塔や阿修羅像も掲載され

ていてわかりやすい

 

「日本史」を勉強したい人が多いとことを先月ころ

ブログに書いたことがあるが「世界史」もそうだと

はしらなかった

「歴史書」ブームなのか

もしかして尖閣諸島や竹島問題の影響があるのかも

しれない・・・

かって竹村健一さんが日本人は歴史音痴だと書いた

本が去年までわが本棚にもあったがグローバル化時

代に世界を知らずして国際交流もビジネスもないと

いう一面が歴史ブームになっているのかもしれない

 

検定でとくに奈良を勉強していたら歴史は奈良から

にあらずとしみじみと思ったものだ

 

いま坂本竜馬が生きていたらどう言うだろうか?


逆風に立つ松井秀喜の美しい生き方

2013-05-08 23:37:18 | 本・読書・音楽

こんな偶然もあるものだ!

と昨夜おどろくことがあった

連休中に読もうとグランフロント大阪の開業日に買った

 

「逆風に立つ 松井秀喜の美しい生き方 伊集院静」

 

の読み残していたところを読み終えて何気なくテレビを

つけたら丁度「クローズアップ現代」の再放送が始まる

ところだった

 

番組は

松井秀喜と ”同級生” 広がる特別な共感

 

先日、恩師の長嶋茂雄さんと国民栄誉賞を受賞したばか

りの松井秀喜さんについては野球ファンのみならず多く

の人が知っているのであえて語ることはしない

 

その松井秀喜世代には松井さんの野球選手としてだけで

はなく人間としての生き方に共感し励まされながら生きて

いる人の輪が広がっているという

 

なにがそうさせているのか同世代への取材を交えながら

番組はすすめられていた

 

後半は松井さんと長い親交のある作家伊集院さんが出演

交流を通じて見てきた松井秀喜像について語っていた

 

出版されたばかりの上著にも書かれていたことだったが

非常に臨場感があって興味深く最後までみてしまった

 

松井秀喜選手時代に書いた「不動心」という著書は長く

各社の新人研修で推薦本として読むことをすすめてきた

このブログでも紹介したことがある(2007年)

 

「不動心」では

”どんな技術やパワーよりも挫折を乗り越える力を持った

選手になりたい

コントロールできることとできないことを分ける”

という思考法について語っている

 

次に書いた「信念を貫く」も推薦本にとり上げてきた

 

(2010.3出版)

ここではワールドシリーズで大活躍をしたにも拘わらず

ヤンキースを退団せざるを得なくなったこと

そして新天地で生きていく苦難の道を選択したことなど

選手として自分の仕事=野球とどう向き合ってすすんで

いくかが書かれている

この二冊は1年前に本を大量に処分した時にも迷うこと

なく残していまも本棚に並んでいる

 

今年の新人研修で松井さんの著書から困難に逢った時は

松井選手はこういう心の姿勢で乗り越えていったという

フレーズを紹介したがそれを感想メモに書いてくれた人

がいてうれしく思った

 

アンチジャイアンツだが現役時代の王選手と松井選手に

ホームランを打たれてもなぜか腹がたたなかった・・・

むしろ大好きな選手でファンだった

 

王さんと自分とは誕生日がわずか一カ月違いの同級生で

早実時代からのファンだからファン歴はもう長い

息子世代の松井さんは甲子園でのあの四打席連続敬遠に

あった時の態度を見て並みの選手ではないとそれ以来の

ファンだがその二人には重なる部分が多い

 

いい時も打てない時も常に冷静で周囲に対する気配り

黙々と練習に励む野球に対する真剣さと向上心の高さ

逆境に背を向けずに向かい合い解決をしていく強さ

どんなファンにも紳士的に振る舞う美しい心の持ち主

そして家族愛に恵まれた家庭環境のすばらしさ・・等々

 

思えば特別なことではない

人であればだれでもができる当たり前のことだがそれが

できないところに人間の弱さと己の弱さがある

どこをとっても自分に欠けるものばかりで恥ずかしい

 

ジャイアンツの監督説が浮上しているようだが願わくば

一チームの監督になるより国民栄誉賞を受賞した国民の

財産だから広く野球を愛する青少年のため野球を通して

将来の日本を背負う人の育成にかかわっていただきたい

と強く願う。