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ヒバクシャからの手紙。

2011-08-07 19:10:26 | ひとりごと

NHKのラジオ深夜便で6日の23時から7日朝にかけて
広島、長崎局から「ヒバクシャからの手紙」の朗読があった

その朗読を聞いているうちに涙が流れてしかたがなかった
布団に入って電気を消してずっと聞いていたが
涙がほほを伝って枕を濡らしていたに違いない

いま被爆者の平均年齢は77歳を過ぎたという
残り人生はもう少ない

これまで伏せていた悲惨な被爆体験を後に伝えておかねば
とやっとハガキに代えて番組の応募に口を開いたのだろう

わが父は子や孫に聞かれて「お前たちに話してもわからない!」
と、目の当たりにした悲劇を一切話さないまま逝ってしまった
あの悲惨さを言葉では伝えられないということだったのか
ご近所の亡くなった人たちに対する懺悔の気持ちだったのか
いまとなってはわからない

被爆者は生きている限り「被爆者」というレッテルをはられ
66年も差別を受け続ける人生を歩んできた
自分がヒロシマにいた頃はひどかった

NHK広島放送局のHPから「ヒバクシャからの手紙」の
朗読を聞くことができる
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/tegami/

いま福島県産の生産物や東北の畜産や魚が放射能汚染という
つらい現実と差別を受けている

恐ろしいのは「フクシマ」の人が今後に差別を受けないか
それが心配でたまらない
国の責任で間違ってもそのような風評被害がないように祈る


いつの間にか深夜便から眠ってしまっていた
明け方、部屋の外の通路から聞こえてくる男女の立ち話に
目が覚めた・・・

うるさい!

なかなかやめない

やかましい!

まだ、やめない

もっと大きな声で、やかましい!

と言って立ち上がろうとして気がついた












耳元のラジオ深夜便のアナウンサーと女性作家との対談を
立ち話と聞きちがえていたのだ
あー恥ずかしい、近所に聞こえていなければいいが・・・
(なにとぞ、ここだけの話ということで)

そのラジオの話、ふるさと宮島の海の祭り「管弦祭」に
ついて地元の女性作家が語っていたのだが、子供の頃から
よく知っている祭りなのでなつかしく目もばっちり覚めた

かくして「深夜便寝床編」は朝を迎えた

なに?

「深夜便寝言編」やないかって?

しらん。



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2 コメント

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悲喜交々2 (らんさんです。)
2011-08-08 15:39:05
あれは、寝言だったのかも。。。
自分の寝言で起きたようなもんでね。
そのくせ、6時半からのラジオ体操は朝の音楽で気にならないのです。
おとなりさんですか?
らぶらぶのそちらさんと違ってうちは北の間と南の間にはるか昔から別居です。だから気がついていませんよ。私は玄関わきの守衛室・北の間です。

昨夜のお江と秀忠、よかったね!
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悲喜交々 (スズラン)
2011-08-08 09:57:40
朗読に涙し、勘違いして怒り、勘違いに気がついて安堵と忙しい一晩になりましたね。
そんなことしらんで終止符でっかぁ~?
おとなりで寝ている奥様、寝不足になられたことでしょう。
ご同情いたします。
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