コーラスが趣味とはいえないのに、どうして?
一つ選んだのが、ドレミの会という合唱サークルでした。「これなら、気楽に参加できるかも」とふと思いました。永年、仕事一筋?で趣味のない暮らしをしてきた私にとって、そろそろ息抜きの時間もほしいな、この会は、気楽に足を運べそうだ、無邪気になって童謡でも歌うか、という気になり入会しました。ところで、それだけではものたらぬ、好奇心も手伝って私はもう一つの会にも入会しました。それは、英語会話のサークルでした。いつまで経っても英語が苦手で、特に発音がめちゃくちゃのため、ずいぶん損をしてきたという自覚がありましたから、講師が外人であるということを確認してそこに入会したのでした。この2つのサークルに入ると、大体週一回のペースで文化センターに通うようになります。これで私の生活パターンが大きく変化することになります。ところが・・・。第一回目の英語会話に行った時、なんとそこに座っていらしたのが、これから紹介する「こーるはづき」の団長さんでした。こーるはづきというのは、別の合唱団であり、この文化センター利用団体ではなく、雪が谷という隣の地区の文化センターの利用団体です。隣の地区ですから、徒歩でも行ける近さではあるのですが、私は、この合唱団に、あっという間に入団する「羽目?」になりました。
発声を上手になるのが私の目的
英語会話では新入りは必ず自己紹介を英語でします。私は、年初の決意で2つのサークルに入ったこと、もう一つのサークルはコーラスであることを皆様に(英語で)言いました。外国人の先生がそれにつっこみを入れました。「今あなたがいったことで、よく分からなかったことがある」「なんですか?」「あなたは、コーラスを40年ぶりに始めたといったけれど、どうしてそんなに長期間、趣味から離れられるのですか」という意味であった。私は若い英語教師の論理的な追求にたじたじとなり解答を考えました。確かに、コーラスが趣味であるのなら40年も歌わないなんてあり得ない、だから、英語の時間には私の趣味(ホビー)はコーラスなんていうべきではないな、と正直思いました。しかし、確かなことが一つありました。それは私の声の出し方の弱さ、音抜けの悪い発声と、しまらない発音に対する私の劣等感があったことでした。集団の中で発言をする場合、私はいつも自分の声が小さすぎる、人の声に負けて、議論するときにはいつも割を食っていた、という自覚がありました。「ボイストレ」これが潜在的な私の欲望であることに気づいた瞬間でした。(続)
一つ選んだのが、ドレミの会という合唱サークルでした。「これなら、気楽に参加できるかも」とふと思いました。永年、仕事一筋?で趣味のない暮らしをしてきた私にとって、そろそろ息抜きの時間もほしいな、この会は、気楽に足を運べそうだ、無邪気になって童謡でも歌うか、という気になり入会しました。ところで、それだけではものたらぬ、好奇心も手伝って私はもう一つの会にも入会しました。それは、英語会話のサークルでした。いつまで経っても英語が苦手で、特に発音がめちゃくちゃのため、ずいぶん損をしてきたという自覚がありましたから、講師が外人であるということを確認してそこに入会したのでした。この2つのサークルに入ると、大体週一回のペースで文化センターに通うようになります。これで私の生活パターンが大きく変化することになります。ところが・・・。第一回目の英語会話に行った時、なんとそこに座っていらしたのが、これから紹介する「こーるはづき」の団長さんでした。こーるはづきというのは、別の合唱団であり、この文化センター利用団体ではなく、雪が谷という隣の地区の文化センターの利用団体です。隣の地区ですから、徒歩でも行ける近さではあるのですが、私は、この合唱団に、あっという間に入団する「羽目?」になりました。
発声を上手になるのが私の目的
英語会話では新入りは必ず自己紹介を英語でします。私は、年初の決意で2つのサークルに入ったこと、もう一つのサークルはコーラスであることを皆様に(英語で)言いました。外国人の先生がそれにつっこみを入れました。「今あなたがいったことで、よく分からなかったことがある」「なんですか?」「あなたは、コーラスを40年ぶりに始めたといったけれど、どうしてそんなに長期間、趣味から離れられるのですか」という意味であった。私は若い英語教師の論理的な追求にたじたじとなり解答を考えました。確かに、コーラスが趣味であるのなら40年も歌わないなんてあり得ない、だから、英語の時間には私の趣味(ホビー)はコーラスなんていうべきではないな、と正直思いました。しかし、確かなことが一つありました。それは私の声の出し方の弱さ、音抜けの悪い発声と、しまらない発音に対する私の劣等感があったことでした。集団の中で発言をする場合、私はいつも自分の声が小さすぎる、人の声に負けて、議論するときにはいつも割を食っていた、という自覚がありました。「ボイストレ」これが潜在的な私の欲望であることに気づいた瞬間でした。(続)
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