正月はあっという間に過ぎ去った。少しもゆっくり出来ないのが悔しい。もう引退しているのにこぜわしいのはなぜ?もしかして生活と戦っているのか?
それでも、正月ぐらいしか音楽を聴く暇がない。プーランクのピアノ協奏曲オーバード〈協奏舞踏曲〉、モーツアルト、バイオリンとチェロの為の協奏曲イ短調k216、チャイコフスキー、ピアノ三重奏曲「偉大なる芸術家のために」、バッハ「無伴奏チェロ組曲」、マーラー「亡きなき子を偲ぶ歌」を聴いた。大昔、名曲喫茶には良く要ったものだった。大げさに言えばそこに浸りきり、本を読んだり、ゼミの報告書を書いたりの日々があった。
総じて沈んだ曲が多いのはなぜか?昔聴いた曲を無意識に取り出していたのかも知れない。わからないけれど、古いデバイスだけどこれが愛おしい。声の暖かみがたまらないのである。なぜか最新のステレオには興味がない。
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