今日はある団体の研修旅行です。三重県松阪市の松浦武四郎記念館見学と伊勢神宮参拝です。
記念館は初めてでしたが学芸員による、松阪三雲町(現松阪市小野江町)の郷土の偉大な先人への想いが十分に感じ取れる1時間弱の解説でした。
説明によると松浦武四郎は江戸時代から明治時代にかけて活躍した旅行家、探検家、作家、出版者、学者・・・だったとのこと。特に蝦夷地の探査は有名でアイヌ民族の協力を得て紀行文や地図を出版してアイヌ文化を伝えることにも力を注いだ。そして北海道の名付け親(地名など含む)、提案「北加伊道」→ 明治政府によって「北海道」となったとのこと。
松浦武四郎の名前は今回初めて聞いたように思うのです。間宮林蔵、伊能忠敬は小さいころの教科書にも載っていたように記憶しているのですが、忘れてしまったのかな?
学芸員に伊能忠敬と武四郎の接点はなかったのか尋ねると伊能忠敬が亡くなった同じ年の2ヶ月あとに武四郎は生まれたとのこと。
また、学芸員の説明ではアイヌに対して松浦武四郎が力を注いできたアイヌ民族への思いが今年4月19日に「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案」:「アイヌ新法」として国会で成立、実を結んだとの話でした。
続いて伊勢神宮参拝しました。連休、好天とあってたくさんの人出でした。参拝は3回目ですが玉砂利を踏んで参道を歩くと厳かな気持ちにだんだんなってくる感じでした。
参拝後のおかげ横丁などを含めて外国の方は流石に他の観光地に比べて少ないようでした。
館入り口横にはツツジで北海道が描かれていました。
入り口を入った所には「東西蝦夷山川地理取調図」が床面いっぱいに。
「蝦夷土産道中寿五六」
細かい毛筆の文章、昔の人は字がつくずく上手いなあ と感心するばかり。
伊勢菊の菊花展。
五十鈴川沿いに十月桜か? 幹が苔?で白くなっていました。
熊野灘・潮の香り「ひもの塾」、試食、カマスの焼きたて尻尾が美味しかった!!
横丁も参道に負けず、人いっぱい。食べ歩き(歩き食い)もいっぱい。
昼飯は横丁で名物セット(伊勢うどん・手こね寿司・焼き貝サザエとハマグリ?・茶碗蒸し・みそ汁など)、注文しすぎて腹一杯。
最後は赤福本店で15分並んでお土産ゲット。今日も好天に恵まれましたが、帰りのバスが事故渋滞も重なって帰着が8時、お疲れ様でした。