先送りとなった福島開催第1日は今週末

先月3月16日に発生した東北太平洋岸沖の地震により、福島競馬場内の一部に被害が出た影響で、春の福島競馬の日程が「1週間後ろ」にずれた。

通常なら桜花賞の週からだったのが、今週末の皐月賞の週から。

東北の地震によって福島競馬場に被害が出て同競馬場での競馬開催が中止になるのは2011年がまだ記憶に新しい。当時は丸一年開催できず復活は翌年の4月からだった。そして去年も春先に地震があって4月の福島開催に影響が出たのは2年連続の3回目。

地震の影響による「福島競馬場の復活」が今回も巡ってきたわけで（たった1週先送りなれど。去年の場合は7月に復活した）、何か踏襲されるものはないか？過去と今回を比べたくなる。でもって何やら手がかりを見つけてそれに特攻すると、それは囮で4着くらうのだろうな・・・。

とかなんとか思いながら、当初の令和4年競馬番組表と今回の件で新しくなった福島開催の分の競馬番組表を見比べてみると、本年の第1回福島開催の第1日目のメインレースからやまびこステークスは動かしたくなかったという胴元さんの「鉄の意志」がうかがえる。

そして第1回福島競馬番組4日目の第10レースから、第1回福島競馬番組1日目の第10レースへと「移動」してきた奥の細道特別が今週末の福島の準メイン（第10レース）。

奥の細道に関しては、ちょうど先月の地震発生の前後に「奥の細道をよむ」という新書本を読んでいて、わざわざJRAのレースタイトルになっている「文学作品」だから、惰性で検討して買わずに出走表に意図的な何かが仕込まれていないかを追求する視点が必要かも・・・と考えていたのをすっかり忘れていた。

忘れていた方が幸せだった・・・と言えるのかもしれないが・・・。