龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

1983年発行のサイン競馬の大御所の本を手に

2022-06-03 23:59:48 | horse racing
1986年のNHK特集の再放送を観てなんとなく懐古心に目覚めたというか、1983年に出版された古い競馬本(20年前くらいにブックオフで100円余で購入)をぺらぺらめくってみた。

その本には、共同馬主の馬はダービーの1着なんざ用無しみたいなニュアンスの記述があった。

それ以前にもう既に有力馬主であったはずの社台グループの馬が、1986年にしてようやくダービーの1着席をもらえたのも、当時はまだそういう風潮があった中でようやく・・・ということだったわけなのだろう。

ノーザンテーストを導入し、1986年には初ダービー制覇。サンデーサイレンスの導入が「ダメ押し」。その後の栄華は言わずもがな。まるで平家のごとし。様々な面で、社台グループあっての日本競馬といった驕り高ぶりに、天下の胴元さんの我慢具合はどうなのだろうか?

もちろん社台グループの大躍進とともに、日本競馬のレベルは著しく向上したのは事実。そうさせた、というべきかもしれぬが。

だがこのタイミング(ダービーの興奮もさめやらぬ翌々日に)で、初ダービーの年の「NHK特集」を再放送するように胴元さんはNHKに指示を出したのは、「流れ」をそろそろ変える!・・・というサインが発せられたようなものではないか?と、根拠もなくちょっと感じた。

オークス、ダービーと8枠のさらに大外で上位に入った陣営所属の馬が早速故障発生(三味線かもしれんけれども)。もっと内寄りの枠に入れてもらった上でヤリも出来たはずの大外枠。そこに入れられた上でのヤリに、脚が無理を強いられた面はあるはず。

胴元さんが自ら免許を発行している調教師の一部は、口さがない空間では「餌やり師」と揶揄されるご時世であり、さすがにそういう風潮はそろそろ改めないといけない・・・と、天下の胴元さんが考えるようになったのかどうか。

イメージがスマートな?有力個人馬主をちょっと優遇する配慮とともに、真に狙うのは「調教師の復権」・・・みたいな。

すぐにではなくとも、今年の日本ダービーがそのターニングポイントになっていたりするかも?・・・な〜んてことを、1986年のNHK特集再放送と1983年発行のサイン系の大御所の競馬本を目にしていて漠然と考えた(ダービー後、餌やり師と呼ばれている調教師の馬に故障発表が複数件あるし、早くもその流れが来ていたりして?、胴元さん、さすがシゴトが早っ?)。

オークスダービーに起こったようなこと(上記のような)が、今度は陣営のもっと根幹セクションで発生したりなんかして?

物事には必ず栄枯盛衰があるのだし、そういうことがあったとしても何ら不思議ではない。

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