月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

アニメ 「時をかける少女」 2008放送

2008-07-20 11:27:19 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
アニメ「時をかける少女」

やっぱ
デジタルはきれいやなー。


これ去年テレビで見て
日記書いた覚えがある。

ああそうだ。
ちょうど1年前だ。



懐かしいな。
そして
早いな
1年なんて。


あっという間だ

それこそ
今に至るまで
学生時代からだって。


映画の中の
学校の風景、見ると

すぐ近くに
あるように
目に浮かぶ母校の高校。


部の合宿で使った、
学校敷地内にあった 戸建ての家。

今はもうない。
縁側のある
あの家、
小津安二郎の映画に
出てくるような。


大学の体育館。
初舞台の練習
ひと言のセリフを
一人で何度も 自主練した
舞台脇の二階。
これも…
もうない。


そう。
こういうのも、
タイムリープすれば見られるのかなー(笑)。


いやいや
この映画で
ヒロイン真琴は

そんなに
昔へは行かない。行って数日。



だけど。
未来から来たという
千昭くんの時代は、

ずいぶん未来のようだ。



絵を…


千昭がいた未来には
消失してしまったという
絵を

見たくて

真琴の時代に来た らしい。


なぜ無くなったの?
千昭のいた時代は
今とは全然ちがうの?


“世界が終わろうとしていた時”に
描かれたという、その絵。


それを見たいと思った
千昭の思いとは・・・・




それにしても。
タイムリープの力を使って、何度も
過去をやり直す、真琴。

すごい。

でも、自分がいいめ をみたら
それだけ

悪いめ をみる人もいるんじゃないかと言った、

おばさんの言葉のように

少しずつ変わった未来。


・・・なんか、ゲームの 
色々に変化する
ストーリーを見るようでもある?





“もし過去に戻れたら何をしますか?”
て、番組欄に書いてあったけど。


うーん。
もし戻れたとしても、

何かを変える 自信は

私にはない。



ひとつの変化が
また違う変化をよぶ。

暴走した自転車に乗り 事故にあうのが、
真琴ではなく
功介になってしまったように、
とんでもないことを引き起こしてしまうかもしれない。

その原因をつくったことを自覚してしまうのが
こわいから。

良くも悪くも、
時の流れは一回限りで

編集のきかない 生放送のように
良くても悪くても
時が過ぎれば済んでいく。
自分の力が及ばないところで。


今が
そういう過去の積み重ねの上にあるのならば
いくつもの分岐点の選択も
それでよかったのかもと思える・・・・・のは
今が
恵まれているから
いえることなのかもしれない。

健康に、こうして
生きながらえている。
けれどその一方で
当たり前のようなこの生活を
手に入れられなかった人を思えば、
過去を変えたい、という気持ちを
否定することはできない・・・というのは前提。


でも。
それでも。

やっぱり、
変えていく、作っていくのは  未来だ。

青い空を見たことがない、
野球も自転車もない、
たくさんの人もいない、
千昭のいた世界を
変えたいと

今の時代に立つ 真琴と
同じところに 自分も立っている
ような気持ちになった。


ラスト。
やりたいことが
見つかったと話す真琴。

何となくわかるような気がした。



とても とても
日常で 個人的な世界
のような おはなし。


以前このアニメを取り上げた
番組の公開録画で
某評論家さんが言っていた
“個人的な・・・”ということ。

だけど
とっかかりは 個人的だけど
その先には もっと大きな世界が広がっていると、
やっぱり思う。

心動かされるのは、とても身近なこと。
それが小さなことでも、
それはきっと
広い外の世界につながっていて、
ひとりひとりの違いを越えた
国や人種や性別や
時代も越えた、
共有できるものが
そこに あるような気がする。

つながっているような

気がする。


・・・・・・
曲も好きかも。

奥華子 (作詞・作曲)

主題歌:「ガーネット」
挿入歌:「変わらないもの」


個人的には

「ガーネット」は真琴のキモチ。

「変わらないもの」は千昭のキモチ。  のような気もする。




「ガーネット」

二度とは戻らない時間

あなたと過ごした日々を この胸に焼き付けよう

いつか他の誰かを好きになったとしても
あなたは ずっと特別で 大切で




「変わらないもの」

あの日の君を忘れはしない

僕は今すぐ君に会いたい



あの日見つけた 知らない場所へ
君と二人で 行けるのなら
僕は何度も生まれ変われる

 




ちょっと・・・・照れる。





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アニメ 「時をかける少女」 2007放送

2008-07-20 11:26:13 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
アニメ映画「時をかける少女」を見た。
1年前にも 見た らしい。
こっちのブログには書いてなかったので
続けてのせてみる。

■□■□■□■□


土曜 TVにて アニメ映画 「時をかける少女」

以前
NHK BS2「アニメ夜話」の公開録画に参加して
この映画の、いろいろを知った。

筒井康隆原作の作品をもとにしているが
内容は、それとはちょっと離れた、20年後の話。

原作のヒロイン、和子とは正反対の
行動的だけど、おっちょこちょいの真琴。

「また戻ればいい、何回だってリセットできるもん」
便利な魔法のように、タイムリープを使い放題の真琴。

そして、友達だと思っていた 千昭からの告白に戸惑い
無かったことに してしまった。

そのために 少しずつ変わっていく
良かれと思ってしたことも、うまくいかず
何度もやり直す真琴。けれど、
どこかが+になれば
どこかが-になり、
ストーリーは思わぬ方向へと転がっていく。



事前に、あらかたのストーリーや
色々な場面についての予備知識があったせいか
あーなるほど とか あーこの場面ね とか
解説のイメージが残ってて、最初はのめり込めなかったかも。


けど それこそ
無かったことになんて、出来ないからなーと思いながら観ていたが
やっぱり同じところで、ぐっときた。ツボはやはり同じということか。


そして、解説等で取り上げられてなかったところで 
心に残るシーンもあった。
未来の千昭が、その時代には消失してしまった
どうしても見たかったという 絵。

真琴のおばさんである和子が修復した絵。
作者も歴史的価値も、まだわからない
けれど
歴史的な大戦争と飢饉の時代に描かれたらしい 

“世界が終わろうとしていた時、どうしてこんなに
穏やかな絵が描けたのだろう・・・”
真琴や和子とともに、その絵を見つめて 思う。

世界が終わろうとしていた時か・・・
千昭が見たいと、時を越えてまで来たのには
それだけの理由があったのかも。

千昭は、川の流れや、広い空や、街を歩くたくさんの人を
見たことが無いと言っていた。自転車も野球もない(らしい)・・と
一体、どんな未来なんだ。どんなことを思って生きていたんだ。




こうやって、心動かして この瞬間を生きているのは
自分や同じ時代を生きている人たちだけじゃなくて 

大昔から今、そして未来へと続く
長い時の流れの、どの瞬間であっても
そこで生きる人は皆、何かを切実に思って生きているのだろうな・・・
とても当たり前のことだけど。改めて感じる。

そして
過去、現在、未来の自分にも同じことがいえるのかも、と。
その時その時の自分は、確かに 
何かを感じたり考えたりして生きているから。

その中の、
何が欠けても今がないし、未来もない・・・のかもしれない。

偶然かもしれない 日常の積み重ねが
今であり、未来である・・・のかな、と。

その絵について語られる静かな場面で
その後の、千昭の話を聞いて
そんなことを考え、胸の奥がじーんとした。

無かったことには出来ない
向き合わなきゃいけない
どんなことでも。 やっぱり。
そう 思った。



最初は、事前情報の検証ちっくな目線で始まってしまい
それが少々 残念ではあった。
(観たい!! という興味をかきたてられてはいたが)

結局
私は、自分の見たいように見てる・・・のかもしれない。
細かいことはそっちのけ・・・

思い込みでも、主観的でも
ただただ、思いっきり
泣いたり笑ったりしたいのかもしれない。


千昭との別れ際の夕焼けがきれいだった。
日常に戻ったラスト
キャッチボールをする真琴たちの上に広がる
夏空もきれいだった。

真琴が見つけた、やりたいこと。わかった気がする。

劇場で
エンドロールの余韻に浸ってみたかったな、と思った。
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