1.26
「ガラスの動物園」観た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/3e/d3b2dfa4b69f5c0f8767c15154fd65f2.jpg)
次女には難しいかなと思ったけど
知ってる人も出てるから観たい
ということで、いざ(笑)!
もちろん何の予備知識もなし。
確かに難しい部分はあったようだけど、
感じるものはあったようだ。
観終わってのひとことは、切ない。
姉のローラと、その憧れだったジムと
二人で話すあたりからは
入り込めたのだとか。
話が盛り上がってからの展開には、
キターーー!!と思ったけれど、
まさかのオチに、かなりご立腹だった。
それには同感(笑)。
他に思ったことなど
帰りにちょっと次女と話してみた。
・・・・・・・・・・・・
お話の舞台はアメリカ、時代も昔。
そういうこともあって、
ピンとこない部分はあったようだ。
主人公の家庭も、最初は
自分たちとは違う、特別なところ
のように 思っていたらしい。
でも、話が進んでいくうちに、
自分たちと似ているところがあると
思ったのだと。
親のおしつけ、それに反発する子ども、
感情を爆発させる場面など。
確かに、身につまされるかも。
母もときどき爆発してるし、
長女も反抗期なお年頃だし、
次女自身も 自分の言動に
思い当たるフシもあろうかと。
・・・・・・・・・・・・・・
重い空気が漂いがちな お話だけど
個人的には 母のアマンダが
いかにも昔ブイブイいわしてた
感じが漂っていて、面白かった。
弟のトムの、何やら やらかしてる感じも。
ジムがローラに“自信をもって”と
語るところは、じんわりと心に染みた。
誰にでも、何かしら良いところはある。
見つけることは簡単じゃないけれど、
それは間違いなくどこかにあるはずなんだと、
うなずきたい気持ちだった。
作者テネシー・ウィリアムズさんも
自分の過去を振り返り
そんなことを思ったのだろうかと、
思いめぐらせていた。
そんな私も 幼児教育に出会ったことで、
長所は誰にでもあることを教えられ
自分も救われる思いだったから。
しかしそんな感動的な場面も、
ジムの妙な盛り上がり様に
一抹の不安を覚え、その後の
実はボク婚約してますの話にて、的中。
そんなら、するな。キス、するなー!!
これについては、親子の意見一致。
非難ごうごうの帰り道だった(笑)。
それにしても、
スクリーンに映し出されていた
作者の家族、姉の結末は悲しかった。
お話の中の家族も同様
悲しい道をたどったのだろうか。
でも、個人的には
あの夜 ローラとジムが再会し
話し合えて良かったと思う。
結婚には結びつかず
母が言うように、すべて水の泡、
ムダに終わったとも思えるけれど。
ムダにするかどうかは、これから次第。
気持ち次第なのかなと考えていた。
だって悔しいから。
たぶんこんな人は 少なくないと思う。
頑張りが報われず 心が折れる人はいる。
現状を変えることは難しいけど
せめて心軽くいきたいじゃないかと。
そうすることで、何かに応えたい
という気持ちになった。
舞台を通して伝わってくる作者の
言いようのない思いだとか、
現実にいる 似たような人の思いに。
二人を照らしていた
ろうそくの火は消されたけれど、
自分の胸には 火が灯る、
じわじわと熱い気持ちが湧いてくる、
そんな「ガラスの動物園」の終わりだった。
「ガラスの動物園」観た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/3e/d3b2dfa4b69f5c0f8767c15154fd65f2.jpg)
次女には難しいかなと思ったけど
知ってる人も出てるから観たい
ということで、いざ(笑)!
もちろん何の予備知識もなし。
確かに難しい部分はあったようだけど、
感じるものはあったようだ。
観終わってのひとことは、切ない。
姉のローラと、その憧れだったジムと
二人で話すあたりからは
入り込めたのだとか。
話が盛り上がってからの展開には、
キターーー!!と思ったけれど、
まさかのオチに、かなりご立腹だった。
それには同感(笑)。
他に思ったことなど
帰りにちょっと次女と話してみた。
・・・・・・・・・・・・
お話の舞台はアメリカ、時代も昔。
そういうこともあって、
ピンとこない部分はあったようだ。
主人公の家庭も、最初は
自分たちとは違う、特別なところ
のように 思っていたらしい。
でも、話が進んでいくうちに、
自分たちと似ているところがあると
思ったのだと。
親のおしつけ、それに反発する子ども、
感情を爆発させる場面など。
確かに、身につまされるかも。
母もときどき爆発してるし、
長女も反抗期なお年頃だし、
次女自身も 自分の言動に
思い当たるフシもあろうかと。
・・・・・・・・・・・・・・
重い空気が漂いがちな お話だけど
個人的には 母のアマンダが
いかにも昔ブイブイいわしてた
感じが漂っていて、面白かった。
弟のトムの、何やら やらかしてる感じも。
ジムがローラに“自信をもって”と
語るところは、じんわりと心に染みた。
誰にでも、何かしら良いところはある。
見つけることは簡単じゃないけれど、
それは間違いなくどこかにあるはずなんだと、
うなずきたい気持ちだった。
作者テネシー・ウィリアムズさんも
自分の過去を振り返り
そんなことを思ったのだろうかと、
思いめぐらせていた。
そんな私も 幼児教育に出会ったことで、
長所は誰にでもあることを教えられ
自分も救われる思いだったから。
しかしそんな感動的な場面も、
ジムの妙な盛り上がり様に
一抹の不安を覚え、その後の
実はボク婚約してますの話にて、的中。
そんなら、するな。キス、するなー!!
これについては、親子の意見一致。
非難ごうごうの帰り道だった(笑)。
それにしても、
スクリーンに映し出されていた
作者の家族、姉の結末は悲しかった。
お話の中の家族も同様
悲しい道をたどったのだろうか。
でも、個人的には
あの夜 ローラとジムが再会し
話し合えて良かったと思う。
結婚には結びつかず
母が言うように、すべて水の泡、
ムダに終わったとも思えるけれど。
ムダにするかどうかは、これから次第。
気持ち次第なのかなと考えていた。
だって悔しいから。
たぶんこんな人は 少なくないと思う。
頑張りが報われず 心が折れる人はいる。
現状を変えることは難しいけど
せめて心軽くいきたいじゃないかと。
そうすることで、何かに応えたい
という気持ちになった。
舞台を通して伝わってくる作者の
言いようのない思いだとか、
現実にいる 似たような人の思いに。
二人を照らしていた
ろうそくの火は消されたけれど、
自分の胸には 火が灯る、
じわじわと熱い気持ちが湧いてくる、
そんな「ガラスの動物園」の終わりだった。