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ノトスラボvol.9『動員挿話』観た。
戦争の話だけど、
近く感じるところもあってゾクッとなった。
昔のことじゃない、
ずっと手に力が入って動けなかった。
戦争が人の生き方に及ぼす影響、
その大きさ怖さ。
戦争に限ったことじゃないかもしれない。
それも含む大きなものにも、
私たちは縛られているようで。
世間体とは何だろう。
殺したり殺されたりする戦争へ
行くことが本懐なのか。
本当に望むことなのか。
国民の義務とは何なのか。
自分の思うようにすればいい
と言いながらも
ひとつの方向へと強いる風潮。
それに抗うことは世間を
敵にまわすことなのか。
正しいことに背く者という
烙印を押されるのか。
舞台上のテレビの画面には
戦争や平和にまつわる
色々な場面が次々と。
昔のことと思っていたら
いつのまにか現代に。今現在に。
ずっと続いている。
戦争に巻き込まれる人間の
一人一人の葛藤は、今もなお続いている。
問われている。
縛っている大きなものがあるとして、
それを形作っているひとつは自分でもある。
どうする?どう生きる?
そんなことを問われているようにも思えた。