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株式劇団マエカブ2018年本公演
「歌舞伎門事変」
七夕の夜、先日からの西日本豪雨、
まだこちらも雨降りしきる中
三女と坂出市民ホールへ。
会場は大勢の観客と活気に満ちて。
ロビーにはいつものグッズ売り場をはじめ
七夕の笹飾りも。
自由に書ける短冊も用意されていて
三女も書いて吊るした♪
マエカブキ第三弾ということで
雰囲気のあるセットや空間に期待が高まる。
各方面からの客演も多彩。
和太鼓や日本舞踊など、
本格的なスペシャルキャスト。
殺陣の迫力、ダンスも素敵だった。
話の中には、
長雨や日照りに苦しむ人々の姿があった。
どちらに傾き過ぎても生活は苦しくなるもの。
普段は水不足に悩む香川県だけど
今回の豪雨続きでは一転
土砂崩れや浸水などの不安にさらされた。
その土地に暮らす人々
それぞれの強い願いが身近に感じられた。
物語は、そんな深刻な事態の中
〈伝説の農具〉を集めて願いを叶える
ということに進んでいく。
が、そこは 〈マエカブキ〉
お楽しみも盛りだくさん。
コミカルな要素や、見栄を切る場面など
観客も一緒に楽しめるところもあった。
「マエカブや～！」って
声をかけたらいいですよ、と
開演前の話にあったけど
タイミングがよく分からず
出来なかったのは、残念(笑)。
それにしても
20名を越える出演者がひとつの物語で
一体となるというのは凄い。
場面によって
絡みのある役同士の雰囲気が
何だかいいなと思うものもあった。
終演後、外へ出ると雨が止んでいた。
思いが届いたような気がして、
少し嬉しくなった。🎋
