先週末名古屋。
弟の奥さん側親族との食事会。
今回は妹も参加。
母と私の名古屋行きへ
妹は岡山から合流。
一泊二日の旅となった。
………………
早く着いたので
迎えに来てくれた弟と
熱田神宮へ。
天候も良く、七五三らしき
家族連れも多く見られた。
そして、いよいよお店へ。
初めて会う方もいて、
少々緊張したけれど
和やかに話も弾んで良かった。
場所は、あつた蓬莱軒本店。
以前両親が弟を訪ねた際、
食べて美味しかったという
鰻のお店。
フルコースなら予約ができる
ということで…
店の名物ひつまぶし以外にも
美味しいうなぎ料理を食べられて
感激だった。
その後弟と一緒に
何十年ぶりかの
親きょうだい揃っての観光。
近くの名古屋港水族館へ。
新居も案内してくれて
場所もだいたい把握できた。
その晩は
母と私と妹と一緒に
近くのホテルに宿泊。
こんな機会もなかなかないだろう。
本当に良かった。
翌日午前中は
またまた弟に世話になる。
車を出してくれて
弟も一緒に犬山城観光。
城下町散策も楽しかった。
そして名古屋を後にして、
午後からは大阪へ。
長女の働く和菓子店に寄った。
彼女は基本、工場勤務なので
店に居ることは少なく
会えないだろうという話だった。
けれど私は
この目でお店を見たかったし
母にも見てもらいたかったので
良かったと思う。
今回の目的の一つも果たせた。
…………………
父が生きていたら
もっと良かったかもしれない。
そんな話も
泊まった夜にした話。
母と私と妹と。
これから先
気がかりなことも
ないわけではない。
遠方ではあるけれど
新たな家族との関わりもできた。
そこで
改めて出てくる話には
それぞれの
家族観が表れていた気がする。
母、私、妹、
近い関係だけど
それぞれに
違う家庭をもっている。
これまでの背景、
今の環境、状況、
色々なものが違う。
そこから生まれる
価値観も考え方もまた
違ってくるものなのだ、
ということを改めて実感した。
子どもの頃は
自分の家庭の価値観を
疑うことはなく、
その後もそれが
ベースになっている。
時とともに
身を置く場所は移り変わり、
結婚とともに
新しい家庭の価値観に
沿うように…と思ってきた。
それぞれに違いは感じる。
では、
実家の価値観が今の自分に
ぴったり合うのかといえば、
それも違う。
どれも今の自分と
完全に馴染むものではない
と思うようになった。
きっと、
価値観は様々で
今や人の数だけあるのだろう。
だからこそ
それは絶対ではないはずだ。
話しながら
改めてそんなことを感じていた。
他は尊重するけれど
自分も尊重していい。
課題があれば
その時一緒に考えればいい。
どうせ限りがあるのなら
もっと楽な気持ちで
小さなことから楽しみたい。
日常を離れて見るものには
新たな発見がある。
あれもこれも
本当に良かったと思う。