2023.1.2〜
2023.12.23-24
こども向け演劇公演
『ハッピーな姫と白いオオカミ』
丸亀市生涯学習センター
3階ホール
12/24 三女と観劇!
子ども向けということで、
どうしようかな…
と思っていました。
前の夜に
三女の予定があき、
行きたい!とのことで
急きょ当日券を求めて
ホールへ。
ありました😊
…………………
生涯学習センターのホールは、
三女が毎年、子ども演劇のWSの
舞台発表をする場所。
私も11月の市民劇で稽古し、
三女も手伝いに来ていた。
そんな馴染みのある場所。
今回は
自分が出るのではなく、
お客さんとして
ゆっくり楽しめるので
すごくリラックスした気分で着席。
……………
チラシに書いてあった、
ファンタジー版?
超現代版?
『幸福の王子』
どんなお話なのかワクワク。
そういえば
幸福の王子の話、
子どもたちは知ってるかな?
相手が喜ぶと嬉しい、
しあわせ。
ということで…
持っているものを
どんどん
あげていくというのは
分かるかも。
「アーユーハッピー?」
「ハッピー!」
次々にやって来る動物たちは
姫からもらって
ハッピーになり去っていく。
きっと、
姫のしあわせは
相手の喜ぶことなのだろう。
そして、
何もなくなった時に出会う
白いオオカミ。
オオカミは
“ともだちになりたい”
けれど、
皆から怖がられ断られ
最後に
ハッピーな姫のことろに
たどりついた。
途中のやり取りで
印象に残ったところがある。
オオカミに問われた
ブタが、
“君たちの問題だ。
ぼくの問題ではない”
と、言ったところ。
ともだちに
なっても
なれなくても、
それぞれの気持ちや考えが
あるのだから
それはそれで仕方ない。
けれど、
相手の問題を
自分とは無関係だと
断言されると
個人的にはキツイ。
というのも、
私は日ごろ
様々な相手の問題を
自分の問題として
あれこれ悩み対応することが多い。
その相手等から
私自身の問題を
無関係だとされると、
さすがに落ち込んでしまう。
相手のしあわせが
100%自分のしあわせと
感じられるなら、
そんな気持ちには
ならないのかもしれない。
しかし
自分はそれほど
できた人間ではない。
やはり
自分も満たされる部分がないと
しあわせとは思えないのだ。
じゃあ、
しあわせって何だ?
すぐには答えがでない問題。
きっと
その時その時によって
変わるような気もする。
どちらにしても
自分の気持ちが向くことを
そのタイミングでやったり
没頭できる瞬間だったり
するのかな?
自分に向き合うことも
大事かも。
など、
色々考えさせられた。
……………………
途中で、
登場人(動)物が
どうしたらいい?
と、
客席に問う場面もあった。
子どもたちが
口々に言う答えも面白かった。
とにかく大きな声で言う子、
場の雰囲気で
はい!はい!と手を挙げる子、
言いたそうだけど
なかなか声を出せない子、
などなど
その表情も色々で。
色々な答えを
拾ってつなげていくのは
難しくもあり
面白くもある。
きっと時間内に収まらないくらい
果てしないことなんだろうな。
…………………
三女も中学生になり、
いわゆる子ども向け演劇など
気乗りしないかな?
と、思っていたけれど
面白かった!という感想だった。
始まる前から、
舞台に吊るされている物の動きなど
色々気になったことを
私と話していた。
彼女もずっと
子ども演劇のワークショップに
参加しているからかもしれない。
同じ場所でやっているし。
ちなみに
子ども演劇のワークショップに
参加している子も、
受付のお手伝いをしていた。
がんばってねー
と、応援しているような
気持ちもあったかもしれない。
………………
そんなこんなな、
12/24 クリスマスイブの日。
楽しいひとときでした。
皆さま
ありがとうございました!!
12/16(土)
「はじめてのエンゲキ」参加
13:30〜15:00
IKODE瓦町
多目的スタジオ
( 香川県 高松市 )
……………
前半は、
劇団山の手事情社の方が
講師となってのワークショップ。
お芝居を楽しむために、
普段、俳優さんたちが行っている
練習方法を紹介してくれました。
後半は、
講師の方々が
「走れメロス」を上演。
そのまの場所で
椅子ひとつだけ、
シンプルな舞台ながらも
迫力のある作品でした。
………………………
山の手事情社さんは、
二十年くらい前
香川での演劇
「さぬきシェイクスピア」に
関わっておられて、
私は2006年、
琴平の金丸座での公演に
参加させてもらいました。
数年続いていた
さぬきシェイクスピアは
その年で最後となりましたが、
その後も香川で
ワークショップなど
行われておりました。
私も時々参加する機会もあり、
山の手事情社さんは
そんな馴染のある劇団です。
なのに、
残念ながら
東京での公演には
行ったことがありませんでした。
ずっと
小さな子どもの子育てが続き、
義母の介護もあって、
時間的にも金銭的にも
難しい状況が長かったからです。
今回、
短くシンプルなもの
ではありましたが
生で観れて良かったです。
…………………………
❲前半〕ワークショップ
まずは
ウォーミングアップ。
体を軽く叩いてほぐすところから。
左右の手で違う動きをしてみた。
上下(手と足)で違う動きも。
やってみると
なかなか上手くいかない。
意外とできる部分もある。
自分の体について
気付くことも多かった。
次は歩行。
普段なにげなく歩いているが
ゆっくり歩くとなると
難しいこともある。
ワークショップでは
会場の参加者も
やりたい人が前に出て一緒に。
小さい子どもたちが
わいわい出てきて
楽しそうだった。
歩行に
喜びや怒りなどの感情をプラスする、
というのも面白かった。
大人が
あんなに感情むき出しで
パワー全開な状態なんて
なかなか見る機会はないと思う。
とはいえ
いざ自分がやろうとすると
少しブレーキがかかってしまいそう。
そうじゃない日常に
慣れているからかもしれない。
感情をストレートに表に出すことが
あまり良しとされてない
場が多いからだろうか?
気付かないうちに
抑圧されているような気もする。
どんな気持ちが内にあっても
それを表に出さねば
伝わらないというのに。
これも練習だ。
上手くできるできないより、
やってみることができる
場があるのはいいなと思った。
その後も、
俳優さんの動きを見ながら
色々気付かされた。
平行のポーズでは、
自分のつもりと実際では
ズレがあるのかないのか。
強い感情を伴ったポーズでは、
〇〇な気持ちが
止まっていても
どんどん強く感じられた。
そこにスローモーションで
俳優同士が絡む動きが加わって。
相手に向けての動きがあれば、
それを受け止める動きも生まれる。
いわゆる
キャッチボールのような状態。
相手の動きを感じ取ることで
自分の動きも生まれる。
そこには感情も伴っている。
ゆっくりだから
良く見えて、
次はこうなるんじゃないかと
思いながら見るのも面白かった。
思うような動きになったり
思わぬような動きにもなったり。
どちらになっても、
そこにいる人の気持ちや動きが
生きて関わり合っていることに
心が躍った。
ぽつんと一人、などない。
スルーされない。
怒りなど、負の感情だとしても
生々しく関わり合える。
それだけで
生きていることを
肯定されているような気分で。
もちろん単純に
見ていて面白いというのもあった。
その後は
みんなで発声。
丹田を意識して。
俳優さんたちによる
謡も聴くことができた。
❲後半〕
小作品「走れメロス」観劇
ワークショップで
見て感じたことが
演劇の中にもあるなと思った。
あの練習は、
こういうところに必要なのだなと。
また、
走れメロスの
あらすじは知っていたが、
物語の人たちを観ながら
色々な感情を共にできた。
前半のワークショップで
感じられたような
俳優同士のキャッチボール。
それが
観客も巻き込んで
会場が一体となって
キャッチボールをしている
ような感覚。
舞台と距離が近いからなのか?
観客同士も近いからなのか?
今まで一緒に
色々やってきた後だからか?
よく分からないけれど、
最初に会場に来た時とは違う
一体感のようなものを
勝手に感じていた。
それが
個人的には心地よく。
いいなと思ったところだった。
………………
皆さま
ありがとうございました!
参加できて良かったです。
12/10(日)
即興演劇シーソーズ
インプロショー
三女と一緒に観劇!
とても
久しぶりのシーソーズでした。
三女も、観劇は久しぶりで。
やっぱり演劇を観るのは
楽しいな〜〜と
言っていました。
…………………
場所は、
〈善通寺市観光交流センター〉
建物の外に素敵な足湯あり。
市民劇のメンバーも来ていて
一緒に足をつけてほっこり。
楽しかった。
趣きのある建物の
二階に上がると大広間。
奥には素敵な感じの舞台が
出迎えてくれた。
…………………
今回の第一番目は、
ある言葉をもとに
即興で歌を歌うということで…
びっくりだった。
お客さんは受付で
それぞれ違う質問の紙を渡される。
それに書き込み、
開演前には回収される。
進行中、劇中に
その紙を引き
書かれた言葉をセリフとして言う。
それが、
歌のテーマにもなるということで。
キーボードの生演奏に合わせて
一人ずつ、歌詞を繋いでいく。
ちょっとハラハラしながらも
面白かった。
みんなの呼吸が合っているから、
チームワークがあるから
できることだなと思った。
その後も
どちらへどう転ぶか分からない
ストーリーと
何が出てくるか分からない言葉を
ドキドキハラハラ
ワクワクしながら観ていった。
やっぱり、
自分の書いた言葉が読まれると
嬉しい。
三女も隣で大笑い。
いっぱい笑って
お腹が疲れたと。
楽しかった。
お客さんの反応を
近くに感じながら観るのも
心地よかった。
…………………
その後、
時間のあるメンバーで
お茶しながら
色々話せたのも楽しかった!
皆さん
ありがとうございました✨
先週末名古屋。
弟の奥さん側親族との食事会。
今回は妹も参加。
母と私の名古屋行きへ
妹は岡山から合流。
一泊二日の旅となった。
………………
早く着いたので
迎えに来てくれた弟と
熱田神宮へ。
天候も良く、七五三らしき
家族連れも多く見られた。
そして、いよいよお店へ。
初めて会う方もいて、
少々緊張したけれど
和やかに話も弾んで良かった。
場所は、あつた蓬莱軒本店。
以前両親が弟を訪ねた際、
食べて美味しかったという
鰻のお店。
フルコースなら予約ができる
ということで…
店の名物ひつまぶし以外にも
美味しいうなぎ料理を食べられて
感激だった。
その後弟と一緒に
何十年ぶりかの
親きょうだい揃っての観光。
近くの名古屋港水族館へ。
新居も案内してくれて
場所もだいたい把握できた。
その晩は
母と私と妹と一緒に
近くのホテルに宿泊。
こんな機会もなかなかないだろう。
本当に良かった。
翌日午前中は
またまた弟に世話になる。
車を出してくれて
弟も一緒に犬山城観光。
城下町散策も楽しかった。
そして名古屋を後にして、
午後からは大阪へ。
長女の働く和菓子店に寄った。
彼女は基本、工場勤務なので
店に居ることは少なく
会えないだろうという話だった。
けれど私は
この目でお店を見たかったし
母にも見てもらいたかったので
良かったと思う。
今回の目的の一つも果たせた。
…………………
父が生きていたら
もっと良かったかもしれない。
そんな話も
泊まった夜にした話。
母と私と妹と。
これから先
気がかりなことも
ないわけではない。
遠方ではあるけれど
新たな家族との関わりもできた。
そこで
改めて出てくる話には
それぞれの
家族観が表れていた気がする。
母、私、妹、
近い関係だけど
それぞれに
違う家庭をもっている。
これまでの背景、
今の環境、状況、
色々なものが違う。
そこから生まれる
価値観も考え方もまた
違ってくるものなのだ、
ということを改めて実感した。
子どもの頃は
自分の家庭の価値観を
疑うことはなく、
その後もそれが
ベースになっている。
時とともに
身を置く場所は移り変わり、
結婚とともに
新しい家庭の価値観に
沿うように…と思ってきた。
それぞれに違いは感じる。
では、
実家の価値観が今の自分に
ぴったり合うのかといえば、
それも違う。
どれも今の自分と
完全に馴染むものではない
と思うようになった。
きっと、
価値観は様々で
今や人の数だけあるのだろう。
だからこそ
それは絶対ではないはずだ。
話しながら
改めてそんなことを感じていた。
他は尊重するけれど
自分も尊重していい。
課題があれば
その時一緒に考えればいい。
どうせ限りがあるのなら
もっと楽な気持ちで
小さなことから楽しみたい。
日常を離れて見るものには
新たな発見がある。
あれもこれも
本当に良かったと思う。