前回載せたキバナノコギリソウとギンバイカは、私が時々行く野鳥観察舎の近くに咲いていたものです。
車を駐車場に止めて、遊歩道を歩いて見ました。
まず目についたのは…
アフリカハマユウ (ヒガンバナ科 ハマオモト属) アフリカ原産の常緑多年草
「明治時代に輸入され、インドハマユウと呼ばれ、学名はCrinum latifoliumと長い間されてきた。最近、学名がCrinum bulbispermumに改められ、呼び名もアフリカハマユウに変えられてきている。」
私も今までインドハマユウだと思って来ました。大型で真っ白な花で、大きな株です。
シュロガヤツリ (カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) マダガスカル原産の多年草
背丈は1mくらい、湿地に生える。
アカメガシワ (トウダイグサ科 アカメガシワ属) 落葉高木
カシワと同様に葉を食物をのせるのに使い、新葉が赤いことからの名。崩壊地などの新しくできた空き地に最初に生えるのパイオニア植物。新芽は名の由来の通り、赤くて美しい。これは、葉の表面の色ではなく、星状毛の色が赤いため。雌雄異株。
上の花は雌花です。花弁は無く3~4裂した白っぽいブラシ状の柱頭と紅色の星状毛が覆う棘状突起に囲まれた子房を持っています。
雄花
新芽
ヤマモモ (ヤマモモ科 ヤマモモ属) 落葉高木
雌雄異株で、4月に、小さく目立たない花を咲かせます。雌木には初夏に暗紅紫色のやや松脂臭のある果実がなります。果実は生食のほか煮物、ジャム、砂糖漬けなどに利用できます。
カラスが何羽も来て、実を食べていました。カァ~、カァ~と鳴きながら。
花の写真を撮ってありました。 1916年 3/24
エノキ (アサ科 又は ニレ科、エノキ属) 落葉高木
「北海道を除く日本全国に自生する。大きな緑陰を作るため、ケヤキやムクノキなどとともに各地の一里塚や神社仏閣に植栽され、ご神木とされることもある。春(4~5月)になると芽吹きと共に緑色の小さな花を咲かせるが、あまり目立たない。雌雄同株だが、花には雌雄(あるいは両性花)がある。雌花の後には球形の実ができ、9~10月に熟す。直径は6~8ミリ程度で果皮には甘味がある。」
花には気付いたことがありません。
近所のお寺の大木 2016年 11/21
遊歩道は緑一色で良い気分です。殆ど人に会いません。
建設中の野鳥観察舎 夏には完成するそうです。
駐車場にに戻るとイチョウの木に実が生っていました。
今は秋にギンナンを拾う人も少ないようです。
これは自宅近くの木です。木を載せたついでに。
マテバシイ (ブナ科 マテバシイ属) 日本固有の常緑高木
九州南部と琉球が本来の自生地だが、現在は房総半島南部に~紀伊半島に~分布している。5~6月頃、黄褐色の10cm程度の雌雄花穂を結ぶ。
↑ 枝の頂点に付いているのが雌花、蕊が沢山見えるのが雄花です。雄花の数の方が断然多いです。
左側の実は去年出来た実で、1年半もかけて今年の秋にドングリになります。
2017年 9/11
実は食料になるそうです。炒ると皮が割れ、食べるとホクホクして甘いそうです。
食べたことがある方はいらっしゃるでしょうか。
こんばんは。
マテバシイのドングリは生でも渋みはありません。炒って食べたらなお美味しいです。
シイの実と比べたらシイの実の方が甘みがあって美味しいと思います。
このドングリポケットに入れていると、艶々ピカピカになります。
なんとまあ、充実したお散歩でしたね!
野鳥観察舎の周りにはいろんな植物が生えているのですね。
ヤマモモがとっても美味しそうに見えます。
これだけあったら、ジャムとか果実酒作り放題ですね。
カラスの餌にしちゃうのは、勿体ないです。
どっしりしたエノキ、象の足のような根元も素敵です~
実も甘いそうですが、鳥ならいざ知らず、人間には食べるところがありません。
野鳥観察舎は立派になるのですね。
出来たらゆっくりと観察できそうで、楽しみですね^^/
さざんか さん、こんばんは。
木陰がある遊歩道、爽やかですね。
まだ新緑の葉、スッキリした花、
大きな木の根、ダイナミックですね。
晴れた日は、木陰が気持ち良いです。
マテバシイのドングリを食べたとこがおありなんですね。
生で皮は剥けますか?
炒った方が美味しいのですね。
名前に由来の一つに、「待てばシイの実のように美味しくなる」と言うのがありました。
やはりシイの実の方が美味しいようですね。
fukurouさんは色んな体験をされておられますね。
又色々教えて下さい。<(_ _)>
一ヶ所にこれだけ色んな木がある場所は、近くではここだけです。
センダンやモミジバフウ、桜、河津桜、オニグルミなどもあります。
以前は草花も沢山咲いていたのですが、工事のせいか、殆ど刈られてしまいました。
ヤマモモは大木で実がいっぱい落ちていました。
綺麗なのを拾って食べてみましたよ。
勿論ここの植物は何一つ採ってはいけないのです。
野鳥観察舎にはカフェなどもに作るそうです。
夏ではあまり鳥はいないかもしれませんが、完成したら行ってみたいです。
ここで一度カワセミの写真を撮ったことがあるんです。(^^♪
ここは古い観察舎を撤去する工事の為、3月末まで閉鎖されていて、桜は見られませんでした。
今はネズミモチが咲いていると思います。
何年か前、一面のネズミモチの花の中を歩いたことがあります。
強い香りにむせ返りそうでした。
このときは一面の新緑で、気持ち良かったです。
所々にベンチが置いてあるので、ちょっと休むことも出来ます。
ジョギングしている人が時々いますが、人も少なくてゆっくり出来るので、私の好きな場所なんです。
ヤマモモは古木になっているのを見に行ったことがあります。幹回りがかなり太くなっていました。
↓ 兵庫県の明石公園にありました。
http://www.tree-flower.jp/28/akashi_kouen_1091/akashi_rakuusho.html
マテバシイは、実が熟すまで1年半かかりますね。
一年半待てば熟すマテバシイ。駄句でした(笑)
近所の学校の周りにマテバシイが植えてあります。
ドングリをその気で拾えば、すぐにバケツに半分くらいは溜まるでしょう。
でも、食べられるとは知りませんでした。
ドングリを食べるのは、動物だけで、奈良公園のシカが思い浮かぶくらいでした。
子どものころよく食べた椎の実は、スダジイだったと思います。
スダジイも、また、実が熟すのに1年半かかります。
ブナやクリがその年の秋に実を熟すのに対し、シイは翌秋に実を熟すのはなぜなのでしょうね。
まだまだ不思議なことばかりです。
水に浮かべたアジサイ、素敵でしたよ。
明石公園のヤマモモ、巨木ですね。
雌雄異株のようですが、これは雌株で実が生るんでしょうか。
そうなら凄い量の実が生るでしょうね。
そしたら鳥達のご馳走になることでしょう。
ヤマモモの実は色が綺麗で可愛いので、見つけると嬉しくなります。
大きなヤマモモも木を見せて下さって有難うございました。
マテバシイはうちの近くの道路脇にずらっと植えられています。
すぐ近所のお宅にも大木があります。
そのドングリが食べられるとは知りませんでした。
shuさんは子供頃、スダジイの実を食べておられたのですか。
スダジイの木はあまり見かけません。
確か水元公園にはあったと思います。
本当に、どうして実が熟すのに1年半もかかるのでしょうね。
分からないことばかりです。