セレッソ大阪２－１川崎＠ヨドコウ桜スタジアム

前節で清武選手が負傷し、全治6週間のケガで離脱して苦しいセレッソでしたが、川崎に２－１で逆転勝利。川崎相手に２０１８シーズン以来のシーズンダブルを達成しました。

 

【公式】Ｃ大阪vs川崎Ｆの試合結果・データ（明治安田生命Ｊ１リーグ：2022年7月2日）：Ｊリーグ.jp

清武選手、原川選手、丸橋選手、山中選手を負傷で欠くセレッソは前節までの４－３－３から４－４－２でした。春に川崎のホームで対戦した時はセレッソの前線からのプレスがハマりました。しかし、川崎はアンカーの大島選手がいいポジションを取るため前線からのプレスからのショートカウンターでゴールを奪う、という形は作れませんでした。ブロックを作ってボールを奪うと川崎のディフェンスアインの裏へロングボールを蹴る形を狙っていたように思います。

前半はほとんど決定機がなく、後半も決定機が少なかったのですが、そのような試合展開でセレッソにゴールをもたらしたのはセットプレーでした。２点ともゴールから遠い位置で、通常は決まる位置ではないのですが、鈴木徳真選手のキックの精度の良さと事前の準備が実ったのかなと思いました。先制した負けると思った試合に勝利できてとてもうれしいです。

次節はアウェイで苦手の鹿島、次々節は首位の横浜と厳しい試合が続きますが、うまく選手を入れ替えながら乗り切ってほしいと願っています。

 

 

セレッソ大阪１－１清水＠ヨドコウ桜スタジアム

ホームに清水を迎えたセレッソは前半オウンゴールで先制されるも、76分にCKから舩木翔選手ゲームヘッドで同点ゴール⚽️を叩き込み同点に追いつきます。しかし勝ち越すことはできず色々な意味で痛いドローとなりました。

【公式】Ｃ大阪vs清水のマッチレポート・動画（明治安田生命Ｊ１リーグ：2022年6月26日）：Ｊリーグ.jp

試合前にセレッソのゴール裏には手術で長期離脱した丸橋選手の背番号14が掲げられました。

まさかその10分後に清武弘嗣選手の負傷交代を目撃することになるとは思いませんでした。

負傷直後は歩くこともできなかったので、長期離脱は避けられない状況だと思われます。セレッソにとってはあまりにも痛すぎるシーンでした。

そのショックが大きくて試合転換はあまり覚えていません。セレッソも清水も攻撃時が4-2-3-1、守備時は4-4-2だったと思います。同じシステムなので広島戦とは異なり、セレッソが押していただけに勝ち点2を落とした感じです。

左サイドバックに西尾選手が起用されましたが、練習から左足でクロスを上げることができずに、右足のインスイングばかりでしたのはビルドアップにも絡むシーンがほとんどなく、逆に相手に食いついて背後にボーを運ばれるなど無理があり過ぎました。舩木翔選手が後半開始から投入されて、その問題は解消されましたが、左SHとの連携がイマイチなので、監督は使いにくいのかもしれません。山中選手が戻ってくるまでは痛い課題です。

この状況をどのように乗り越えていくのか、観戦したいと思います。

広島２－１セレッソ大阪＠Ｅスタ

広島とのアウェイゲームは先制したものの逆転負けと残念な結果でした。

 

【公式】広島vsＣ大阪の試合結果・データ（明治安田生命Ｊ１リーグ：2022年6月18日）：Ｊリーグ.jp

立ち上がりから広島は前線からプレッシャーをかけてきたので、セレッソは後ろからのビルドアップがうまくできませんでした。左サイドバックの怪我人が多いことからセンターバックが本職の西尾選手を左サイドバックで起用しましたが、ビルドアップはいつもと違う感じにならざるを得ませんでした。このためキム・ジンヒョン選手からのフィードが中間ポジションを取る清武選手につなげてセレッソは前を向いて攻撃したのですが、広島の3バックが強いので、セレッソの決定機は前半１回、後半２回のみでした。

うまく先制して逃げ切ろうとして５バックにしたところ、中央のスペースが空いて、そこを突かれて逆転されました。小菊監督はＤＡＺＮのインタビューで「広島のシステムと一緒にして対応しようとしたがうまくいかなかった」との趣旨の話をしていました。今回の結果について、振り返ってもらい今後に生かしてほしいです。

【ルヴァン杯】セレッソ大阪１－０湘南

YBCルヴァン杯プレーオフステージ第1戦、ホームに湘南を迎え１－０で勝利👏アウェイゴールは許しませんでした。

【公式】Ｃ大阪vs湘南の試合結果・データ（ＪリーグYBCルヴァンカップ：2022年6月4日）：Ｊリーグ.jp

シュート数は湘南が上回りましたが、ゲームはセレッソが支配していました。アウェイゴールを奪われないようにコントロールしてたように見えました。後半10分すぎに加藤選手が投入されてからは、前線に起点ができてチャンスはいくつか作ることができました。

湘南は山中選手の裏をついていたので、リードしてから進藤選手を左サイドバックとして投入したと思います。セレッソはリードしてからも決定機がいくつかありましたが決められなかったのが残念でした。

まだ半分が終わっただけですので、来週土曜日の第２戦が終わって喜べる結果になればいいと思います。

今日はハーフタイムに瀬古歩夢選手が来ていました。スイスでのプレーは楽しそうでした。

湘南０－２セレッソ大阪＠レモンS

連勝中の湘南とのアウェイゲーム、前半20分ごろまではセレッソペースでしたが、その後は押し込まれ苦戦しました。連戦をほぼ同じメンバーで戦ったこと、飲水タイムが設定されるほど暑いコンディションの試合だったこともあったと思いますが、３連勝となりました。

 

【公式】湘南vsＣ大阪の試合結果・データ（明治安田生命Ｊ１リーグ：2022年5月29日）：Ｊリーグ.jp

苦しくなる前に先制したことが勝因だと思います。湘南に押されてもブロックを作って守ることができました。もう少し早くカウンターからダメ押し点が取れれば楽になりましたが、好調の湘南はそれを許してはくれませんでした。それでも中原選手がボールを追いかけたことにより、ＧＫのクリアミスを誘って加藤選手のゴールにつながったので、最後まで選手は耐えて頑張ったと思います。

今節も上位のチームが勝ち点を落としているため、上位との差が縮まりました。優勝をするためには試合数×２の勝ち点が必要だと言われていますが、今節終了時点ではどのチームもクリアしていません。そのことが混戦となっている原因でしょう。

今節でリーグ戦は中断となり、ルヴァンカップと天皇杯が開催されます。

セレッソ大阪２－０浦和＠ヨドコウ桜スタジアム

ホームです浦和に勝利👏

今シーズン初の連勝となりました。

【公式】Ｃ大阪vs浦和のマッチレポート・動画（明治安田生命Ｊ１リーグ：2022年5月25日）：Ｊリーグ.jp

前半浦和の守備がよくてセレッソはビルドアップがうまくいきませんでした。この結果浦和にボールを支配されて守備の時間が多くなり、耐える展開が続きました。

この結果、24分にキムジンヒョン選手の浮き球のパスが小泉選手に当たり、ボールがこぼれ、ユンカー選手がペナルティエリア中央でＧＫと１対１を迎えると、冷静に左へパスを出し、小泉選手が受けてゴールを決められます。しかしこのピンチはVARに救われてオフサイド。続く29分にはカウンターから決定機を与えて。シャルク選手がファーサイドのゴールエリア内から右足でシュートを放ちますが、右のポストに当たって救われました。

後半ユンカー選手が交代したこともあり、浦和の前線の強さが緩むものの浦和のペースでした。しかし、62分に山中選手のクロスが浦和の選手の手に当たり、VARのオンフィールドレヴューの結果PKとなり、セレッソが先制します。

先制するとセレッソは強いので、うまくゲームを運びます。そして89分にカウンターから毎熊選手逆転決めて２－０と勝利、今シーズン初の連勝となりました。

今日の試合は前半スコアレスで折り返したこと、VARのおかげかなと思いました。

毎熊選手はセレッソにとっては欠かせない選手になりつつあります。チームにとって欠かせないポイントは「高さ」かなと思いました。１FWだとその選手に相手のCBがマークするので。ボールをキープするのは難しいのですが、毎熊選手はサイドにいるので、相手のSBと対峙することになります。このためロングボールの競り合いに勝つことが多く、ビルドアップに困った時に毎熊選手に蹴るパターンができています。相手のパワープレス対策にも高さは生きます。また試合終盤でもドリブル逆転できて、正確なシュートが打てることも魅力的だと思いました。

この試合のハーフタイムに坂元 達裕選手のKVオーステンデに完全移籍することが発表されました。坂元選手の今後の活躍を願っています。

セレッソ大阪３－１ガンバ大阪＠ヨドコウ桜スタジアム

ヨドコウ桜スタジアムで行われた大阪ダービーに３－１で勝利しました。

 

【公式】Ｃ大阪vsＧ大阪の試合結果・データ（明治安田生命Ｊ１リーグ：2022年5月21日）：Ｊリーグ.jp

試合はセレッソが４－２－３－１、ガンバが３－４－１－２でスタートしました。奥埜選手のコメント＜スタッフが相手の分析をしてくれた中で、今日のスタメンではキヨ（清武 弘嗣）がゲームを作れるので、僕がボランチの１つ前でプレーしようという話でした。前に絡めるチャンスがあれば、どんどん行こうと思っていました。ボランチの１枚が前に関わることができれば、厚みは増します。相手との立ち位置によって、自分たちの立ち位置も変わるので、すべての試合で１つ前のポジションを取れるわけではないですが、今日に関しては、高い位置を取れるという分析でした。＞のとおり、セレッソは時折４－１－４－１や４－１－２－３のような感じでした。一方ガンバもセレッソに押し込まれていたため４－４－２に変更してきました。

ヨドコウ桜スタジアムでの最高来場者数を記録した試合はダービーらしい試合展開でした。ホームのセレッソがボールを支配しますが、ガンバが素早いカウンターからセレッソのゴールを脅かしました。先制したのはガンバであり、このまま１－０で逃げ切れた可能性もありました。

嫌な流れを切ったのは、セレッソの相手の守備をはがすビルドアップでした。ガンバの昌子選手のコメント＜Ｃ大阪さんが狙っていたかどうかは分からないですけど、（キム）ジンヒョン選手はどの試合も（リスタート）が早いじゃないですか。それは僕らも分かっていることで、そこで１枚も２枚も上手に取られたし、そこはチームとしていろいろ対応すべき点があったと思います。＞にあるとおり、同点ゴールはＧＫからキムジンヒョン選手が松田選手、清武選手、奥埜選手とつないで素早くペナルティエリア内に侵入したプレーでした。

2点目は相手のボールを回収して、何度もつないで、山中選手のクロスに奥埜選手が頭で合わせた形、３点目はガンバのＦＫのクリアを毎熊選手が回収してそのままドリブルで運び、奥埜選手がパスを受けてゴールを決めた形でした。様々パターンでゴールを決めることができたことはよかったです。

次節は難敵浦和です。昨シーズンはルヴァンカップではセレッソの準備がハマりましたが、リーグ戦と天皇杯は何もできず完敗しました。浦和は選手の能力が高く、監督の戦術もしっかりしているので、今シーズンはどのような対策をするのかがポイントとなるかと思います。

名古屋１－０セレッソ大阪＠豊田スタジアム

名古屋に敗れ、今シーズン初のアウェイゲームの敗戦でした。

 

【公式】名古屋vsＣ大阪の試合結果・データ（明治安田生命Ｊ１リーグ：2022年5月14日）：Ｊリーグ.jp

前半は前からプレスに行くセレッソに対して、名古屋は3バックからセレッソのディフェンスラインの裏にボールを蹴りこむ展開でした。名古屋の酒井選手とマテウス選手の個の強さを生かした攻撃で、名古屋が前半６分に先制しました。セレッソにとっては肉でも魚でもない非常につまらないゲームでした。

後半セレッソはタガート選手と北野選手を投入し、立て続けに決定機を作りました。後半２分の決定機は絶対決めなければいけないシーンでした。後半立ち上がりの決定機を逃すと、名古屋は６０分に３－３－２－２から３－４－２－１に変更して、セレッソの勢いを止めました。

この後はなんとなくゲームが流れてそのまま敗れました。セレッソにとっては肉でも魚でもない前半が非常にもったいなかった試合でした。

セレッソ大阪２－１磐田＠ヨドコウ桜スタジアム

中2日でホームに磐田を迎えたセレッソは何とか２－１で逃げ切りました。

 

【公式】Ｃ大阪vs磐田の試合結果・データ（明治安田生命Ｊ１リーグ：2022年5月6日）：Ｊリーグ.jp

前半からセレッソがボールを支配します。磐田の３バックの裏をついてサイドからクロスを上げますが、磐田のセンターバックも高さがあり、跳ね返されてなかなか得点できません。しかし、32分CKの流れから清武選手のクロスにヨニッチ選手が後ろにそらすとファイナルゾーン左にいた西尾選手がダイレクトで折り返して毎熊選手が見事なヘディングシュートを決めて先制しました。

40分にはメンデス選手が右サイドでボールをキープして前進、ペナルティーエリアの前からグラウンダーのクロスを供給します。これをパトリッキ選手がスルーして、ボールがファーサイドへ流れると、清武選手がダイレクトで折り返すます。これをペナルティエリア中央で選手毎熊が体勢を崩しながら右足で押し込み、２－０と点差を広げます。

後半はセレッソがカウンターを繰り出しつつ、ブロックを作って守っていたのですが、75分に為田選手が一発退場となり、流れは一気に磐田になりました。1点を返され、キムジンヒョン選手が脳震盪で交代する事態（レフリーによっては負傷退場と判定されて9人になる可能性もあったように思いました）となりましたが、なんとか逃げ切りました。

今シーズンホームで初めて勝てたことはよかったですが、ガス欠覚悟で前半から戦うのはとてもリスクがあると感じました。先制して2点差をつければいいのですが、今後暑くなることもあり、思惑が外れるとキツイなと思います。

 

鳥栖１－１セレッソ大阪＠駅スタ

アウェイの鳥栖戦はセレッソが73分にブルーノ・メンデス選手のPKで先制しましたが、83分にCKからのセカンドボールを拾った藤田選手が見事なミドルシュートを決めて同点とされ、ドローに終わりました。

 

【公式】鳥栖vsＣ大阪の試合結果・データ（明治安田生命Ｊ１リーグ：2022年5月3日）：Ｊリーグ.jp

前半から鳥栖がゲームを支配しながら得点を許さず、後半はセレッソが盛り返して・・・という内容でしたので、引き分けは妥当な結果でした。

セレッソとしては狙った形でパトリッキ選手がファイナルゾーンに侵入して、マイナスの折り返しからPKを獲得して、先制しただけに勝ち点３が欲しかったゲームでした。GW中の連戦が続くため選手の出場時間をコントロールしないといけない状況でしたので（とはいえ、西尾選手、ヨニッチ選手、松田選手、原川選手はフルタイムまたはほぼフルタイム出場ですが・・・）、やむを得ないと思うしかありません。

次節は中2日でホームで磐田戦となります。GWとはいえ、なぜ中2日で試合をしないといけないのか理解できませんが、鹿島、大阪とアウェイゲームが続く磐田よりはマシと思うしかなさそうです。