よっちゃんの独り言

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水田はどうなる!

2017年03月12日 | 日記
毎年この時期様々な総会が開かれる

今日は水田耕作のための水利組合の総会が開かれた

当地の水利組合はさかのぼること約40年前結成された

当時はどこの地域でもそうだったが、水稲耕作のための水が貴重だった

それまではそれぞれでため池から水路を引き、一滴の水も無駄にせず耕作が行われてきた

渇水時には水の奪い合いなどもあった

それが現在の上水道設備と同じように、ため池のそばに大規模な揚水設備を設置しすべての田に配管、蛇口をひねると水がでるようになった

ため池には河川や大きな井戸から補水でき、ため池が空になっても渇水の心配はない

補助金を含め加入者の負担で長きにわたり維持されてきた

ところが

このところ先祖代々からの水田耕作を放棄する人が多くなっている

耕地整理され、水の心配はないにもかかわらず耕作を止めると言うのだ

耕作を放棄すると雑草が生い茂りその種が飛び周りの水田は大迷惑だ

そんな水田が「歯が抜ける」ように出始めたのだ


我が家ではわずかな面積だが耕作を続けようと思っている

それでも育苗、代かき、刈取りはすでに数年前からJAに外注

我が家で行うのは田の耕起、田植え、除草剤の散布、畔の除草などだ

この程度なら何とかできる

特に田植えなどは家族でレクリェーション感覚で楽しんでいる

わずかな水田だが、自家用米として娘たちの分や収穫時の新米として少し配っているがそれでも余る状況だ


また組合主催の「堀払い」や「共同除草作業」などがあるが時間を拘束され、参加できないときは欠席負担金を納める

このへんの煩わしさから「買って食べたほうが楽」となるんだろう

この組合、これからどうなるのかも心配だ