まさかが現実となった
13日目、稀勢の里は日馬富士の速攻に土俵から転落、左肩周辺の痛みで苦痛の表情だった
14日目、鶴竜との一戦は、全く力を出せないまま寄り切られた
この時点で、「稀勢の里の連覇は無理」と誰もが感じた
それどころか、翌日の出場さえ危ぶまれた
稀勢の里は体中テーピングで固定、悲壮な顔つきで千秋楽に臨んだ
相手は照ノ富士
膝を負傷している照ノ富士も万全ではないが、ここまで13勝1敗と好調だ
とうてい今の稀勢の里では勝てる相手ではなかった
左肩は機能せず闘うことさえやめた方がいい・・・
そんな思いが駆け巡るも
稀勢の里の表情はいつもと同じ、内心はわからないが冷静に見えた
本割では逆転の豪快なすくい投げ
これまでこんな大歓声があっただろうか
見事な勝利だった
それでもまだ同率、優勝決定戦にまわった
ここでも決定戦での勝利はかなり厳しいと考えていた
なぜなら左腕を使えない状態で、怪力照ノ富士を倒さねばならない
しかし決定戦はさらに冷静だった
照ノ富士がもろ差しを許す場面は何度も見た
今回は、稀勢の里が照ノ富士にもろ差しを許してしまったのだ
万事窮す!と思った
ところが、ところが豪快な「小手投げ」、照ノ富士は横転、奇跡の勝利だ、奇跡の優勝だ
本当によかった!
もらいうれし泣きをした
今日は美味しい酒に酔った!
13日目、稀勢の里は日馬富士の速攻に土俵から転落、左肩周辺の痛みで苦痛の表情だった
14日目、鶴竜との一戦は、全く力を出せないまま寄り切られた
この時点で、「稀勢の里の連覇は無理」と誰もが感じた
それどころか、翌日の出場さえ危ぶまれた
稀勢の里は体中テーピングで固定、悲壮な顔つきで千秋楽に臨んだ
相手は照ノ富士
膝を負傷している照ノ富士も万全ではないが、ここまで13勝1敗と好調だ
とうてい今の稀勢の里では勝てる相手ではなかった
左肩は機能せず闘うことさえやめた方がいい・・・
そんな思いが駆け巡るも
稀勢の里の表情はいつもと同じ、内心はわからないが冷静に見えた
本割では逆転の豪快なすくい投げ
これまでこんな大歓声があっただろうか
見事な勝利だった
それでもまだ同率、優勝決定戦にまわった
ここでも決定戦での勝利はかなり厳しいと考えていた
なぜなら左腕を使えない状態で、怪力照ノ富士を倒さねばならない
しかし決定戦はさらに冷静だった
照ノ富士がもろ差しを許す場面は何度も見た
今回は、稀勢の里が照ノ富士にもろ差しを許してしまったのだ
万事窮す!と思った
ところが、ところが豪快な「小手投げ」、照ノ富士は横転、奇跡の勝利だ、奇跡の優勝だ
本当によかった!
もらいうれし泣きをした
今日は美味しい酒に酔った!