相原言の『日々是好日』

日々の生活での出来事や鉄道模型工作、写真撮影等を日記と備忘録を兼ねて綴っていきたいと思います。

福岡通信 Part2

2012年03月21日 00時01分00秒 | 日々の暮らし
福岡滞在中です。
休みを利用して門司港に行って来ました。

きっかけはこの車両です。

811系「門司港レトロ」ラッピング編成。
先日、久留米へ移動した際に見かけて「そう言えば鉄道記念館があったな」と思い、出掛ける事にしました。

博多から門司港まではJR九州の「九州鉄道記念館きっぷ」を利用します。
この切符は「鉄道記念館までの往復JR券と、入場券をセットにしたおトクなきっぷ(JR九州HPより転載)」で、特急の自由席が利用できます。

行きは小倉まで、初乗車のこいつで行きます。

ソニックにちりん883系です。例の車内にねずみ耳が並んだ車両です。
先日の快速「みえ」といい、この「ソニック」といい最近の列車は早いですね。
この列車も振り子しながら、ガンガン飛ばしていきます。

小倉から各駅停車に乗り換えて門司港駅に到着です。


ここが非常に良い感じの駅でして。
思わず撮りまくってしまいました。


丁度、隣には411系が。

良い感じです。

車止めが終着駅を物語っています。

この景色、411系でも似合うのですが、出来れば国鉄色・・・・それもやや塗装の褪せた475系あたりがぴったりだと思いますがいかがでしょか?
無いものねだりですね。

もう一枚

いいでしょ?

構内にある屋根の支柱部分。

レールの補強が入っています。

同じく構内にある札掛け(だと思う)。

以前はこの場所に、色々な列車の案内板が掛かって、風に揺れていたと思います。

そんな構内の電留線に佇むJR九州の車両達(駅の外から撮影)。

ここに古い駅舎と新しい車両のアンバランスがあります。
でも、これが現実です。

こんな角度で写真が撮れるのも終着駅ならでは。


改札の外には「関門連絡船通路跡」が有ります。

この通路は明治39年から昭和39年まで、連絡船の桟橋までを結んだそうです。

通路の壁と説明看板。

多くの乗船客がこの通路を、歩いて行った事でしょう。
旅立ち、出会い、別れ、喜び、悲しみ。
それぞれの人生を背負って、それぞれの時代を駆け抜けて行った事を想像すると、胸が熱くなります。

消防車もあります。


古い「小倉工場」の文字と、年季が入り始めたJR九州のステッカー。

最近思うのですが、JRも発足から25年も経ち、それなりの重厚感が出てきたと思います。
趣味としての国鉄型はとても良いと思いますが、あえてJRを毛嫌いする必要も、もはや無いのかなと思います。
まぁ、残り少ない国鉄型車両は、出来れば、国鉄時代のまま、最後まで走って欲しいとは思いますが。

構内から外部への通路。

以前は、この通路を使って、多くの荷物が運び出されたのでしょう。
門司港駅の最盛期には「ターレット」なんて無かったでしょうから、全て人力で運び出していたのだと思います。
ここに立つとその頃の喧騒が聞こえてきそうです。

やっと外へ出てきました。

門司港駅の外観。すばらしいですね。

駅名看板のアップ。


さぁ、これから門司港レトロの始まりです。

つづく・・・。
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