海岸にて

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「中国人個人観光客にビザ発給へ」

2009-05-02 | 中国

中国個人観光客にビザ発給へ 7月1日から 2009.5.1 18:28

 外務省は1日、観光分野における日中間の交流を促進するため、7月1日からこれまでの団体観光客に加え、4人以上のグループで添乗員が同行する場合に限り、中国人の個人観光客にも査証(ビザ)を発給すると発表した。中国からの団体観光客数は、平成16年には6万4426人だったものが、20年には35万811人と短期間に5倍以上も伸びており、より小人数で自由な観光がしたいとの要望が強かった。    (MSN産経)

  

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「焼き破り」で空き巣300件1億円、中国人窃盗団を逮捕 (一部抜粋) 

ガスバーナーなどを使って窓ガラスの鍵付近に穴を開ける「焼き破り」という手口で、空き巣を繰り返していたとして、愛知、静岡両県警の合同捜査本部は25日、愛知県豊川市御津町、自称陳立風容疑者(41)ら女3人を含む中国人窃盗団7人を窃盗容疑などで逮捕、名古屋地検に送検したと発表した。   両県警では、被害は名古屋市郊外や浜松市など東海4県で昨年5月から約300件、約1億円に上るとみている。(2009年4月25日20時29分 読売新聞))

  

決め手はへその緒! 偽装結婚夫婦らを追送検 2009.4.8 13:15   (MSN産経)

 

Watch!:不法在住の中国人一家4人、在留許可求め国に訴え /大阪   (毎日新聞 2009年4月26日 地方版)

 

服役中に勝手に子供を「認知」 偽装の中国人男女ら逮捕 (1/2ページ) 2009.2.13 12:44 (MSN産経)

「外国人登録偽造します」 中国人グループを逮捕  2009.2.10 12:08 (MSN産経) 

 

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法務省出入国管理をめぐる近年の状況 [第2章] 外国人の退去強制手続き業務の状況 より

 第1節 1-(1)国籍(出身地)別
平成19 年1月1日現在の不法残留者数について国籍(出身地)別に見ると,
韓国が3万1,758人で最も多く,全体の21.2%を占めており,以下,中国2万5,057 人(16.7%),フィリピン2万4,741 人(16.5%)  (31p)

1-(2)在留資格別  

不法残留者数を不法残留となった直前の時点での在留資格別に見ると,「短期滞在」が10 万2,069 人で最も多く,全体の68.1%を占めている。  (32p)

 第2節 1 退去強制事由別  

退去強制事由別内訳を見ると,平成19 年は,不法残留3万5,417 人(77.8%),不法入国7,454 人(16.4%),資格外活動1,409 人(3.1%)の順となり,依然として不法残留が圧倒的に高い割合を占めている。
国籍(出身地)別では,
中国が1万1,981 人(26.3%)と最も多く,5年連続で第1位となった
次いで,フィリピン9,185 人(20.2%),韓国6,560 人(14.4%)の順となり,これら上位3か国で全体の60%以上を占めている。   (33p)
 

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平成10年から19年の間に、外国人登録者のうち中国(表/19p)約27万人から約60万人に2倍以上に膨れ上がり、韓国・朝鮮を抜いて1位になっています。 全体の不法滞留者数は近年減少傾向だそうですが、偽装結婚や外国人登録証偽造などの犯罪の増加を考えれば、これらが隠れ蓑になっているのではないか?実際のところはどうなのか?と思わずにはいられません。 政府はここでまた、中国人観光客の規制緩和をするそうです。中国からの観光客が「5倍以上に伸びている」とか、「(中国からの)要望がつよい」からとのことですが、反面、この経済危機の折、不法滞留やそのための犯罪の増加の懸念を、政府は真剣に考慮に入れているでしょうか。

不法滞留を在留資格別でみると、観光客など「短期滞在」者の不法滞留が68%を占めています。中国は不法滞留者数2位で、退去強制では1位です。 中国からの観光客を増やそうとするのなら、本来、不法滞留などのマイナス面の数字を返上してから考えるのが筋だと思います。 最近、フィリピン一家の、不法滞留のあげくに在留許可を求めるというニュースがありました。政府が彼らの子供に在留特別許可を与えたことで、これからも同様のケースが起こってくるでしょう。既に、不法入国した中国人一家が大阪で同様の訴えを起こしています。 政府は、観光、留学、就労など、外国人の入国の規制緩和はしっかり考えるものの、ずるずると不法滞留を合法にしてしまうような抜け道の数々(偽装結婚・不法認知などの犯罪、または配慮などの名のもとに)にいかにも甘く、断固とした態度をとれていません。マイナス面は”なるようになれ”の態度では、規制緩和は不安を招くだけです。単純に歓迎できるわけがありません。

 

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