海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

文科省と自民党文教族

2009-05-21 | 自民党

JAXAの内閣府移管を断念 文教族が必死の抵抗  (1/2ページ) 2009.5.20 23:49  

 5月末に策定される政府の宇宙基本計画の“目玉”とされた独立行政法人「宇宙航空研究開発機構」(JAXA)を文部科学省から内閣府に移管する計画が、文科省と自民党文教族の激しい巻き返しにより、断念に追い込まれた。H2Aロケット開発を行ってきたJAXAの移管による宇宙産業の発展に期待が高まっていたが、国益よりも省益を優先する政府・与党の体質は相変わらずのようだ。  

 宇宙開発はかつて平和利用に限定されていたが、昨年8月の宇宙基本法施行により、安全保障や商業面での利用が可能となった。  

 このため、政府は、平成21年度から5カ年の宇宙基本計画の策定にあたり、宇宙開発予算の6割を占めるJAXAの内閣府移管を検討してきた。活動目的を「基盤的研究」に限定されるJAXAを内閣府に移管すれば、産学官共同が進み、将来の宇宙開発で中心的な役割を担えると見込まれたからだ。  

 旗振り役の河村建夫官房長官は4月22日、都内で「宇宙開発の機能を強化するには文科省だけでは対応できない」と移管の意義を強調。防衛省や経済産業省、経済界もこの動きを後押ししてきた。  

 ところが、この直後から文科省が猛烈な巻き返し工作を始めた。塩谷立文科相は28日の記者会見で「今までの実績をみれば、JAXAはこれからも文科省の下で使命を果たしていかなければならない」と反対を表明。自民党文教族も「JAXAは統合から3年しかたっておらず、移管は時期尚早だ」「安全保障分野は防衛省でやればよい」と移管に激しく抵抗した

 文教族は森喜朗元首相、町村信孝元官房長官ら大物議員が多い。麻生太郎首相や河村長官ももともと文教族出身だけに推進派は厳しい立場に追い込まれた。  

 結局、推進派も「衆院選を前に党内でもめるのは得策ではない。一時撤退だ」(自民中堅)として基本計画に移管を盛り込むことを断念。野田聖子宇宙開発担当相は19日、こうした経緯を河村氏に報告した。  

 ただ、JAXAに対して「コスト意識に欠ける」「文科省の天下り先になっている」など批判は根強く、宇宙基本法の付則3条には「施行後1年をめどにJAXAその他の機関を見直す」との規定が明記されている。北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射を受け、宇宙開発促進は喫緊の課題となっているだけにJAXAの見直し論が近く再燃する公算が大きい。  (MSN産経)

 

 

国も危ない、自民党も危ないという時に、省益のため必死の抵抗? いったい文教族というのは・・。北朝鮮のミサイル対策を考えるには、宇宙基本計画の“目玉”とされているJAXAが使命を果たさなければ不可能でしょう。「安全保障分野は防衛省でやればよい」という言い分は、今のこの期を考えると、あまりに時代錯誤で無責任。日本も、自民党もそんなことを言っている余裕はないでしょうに。

今、この大事な時期に、塩谷文科大臣、文科省官僚や自民党文教族といわれる町村氏森氏、彼らは何をやっているのか、内閣が頑張っている時にまったく理解できません。 今まで与党議員が、その時々の省庁益、党益、個人益などの思惑をどこかで優先してきた甘さが、自民党の苦境を招き、今の日本の苦境を招いてきたのじゃないですかね。 民主党が官僚、文科省に対抗できるとはもっと思えませんが、与党自民党議員は今の重要な時期をもっと自覚して、全力で内閣を支えるべきです。

 

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「スカボローフェア」 S&G

2009-05-21 | 音楽

すこし前サイモンとガーファンクルの曲で何が一番好きかとふと考えて、「スカボローフェア」かな、と思ったことがあったのです。 よく拝見している「イギリス国際結婚あんなことこんなこと」のブログ主さんが書かれている、「地球の歩き方HP・グラスゴー編」に、北海を望む港町スカボローについての記事があり[スカボロフェアーの港町へ]、 この歌は古くから伝わる民謡だったとか。スカボローの町、これがまたどこか郷愁を誘う素敵な風景、「わ~い、行ってみたいよう~」   海を望む、どこか荒涼とした、時を超えてきた風景。日本にはないような・・(石の文化と木の文化の違いかな。)

 


スカボローフェア You Tube

なつかしさ、ついでに「sound of silence You Tube

 

 

 

 

 



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