詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

秋の一日徒労に終わる

2018-10-21 19:05:23 | 千駄記



心身を労わる秋のひねもすのデスクワークが徒労に終わる

現在、短歌の仕事を引き受けている。
また私事だが火曜日からの入院も決まっている。
ぼくの原稿は一応入稿済みだが追加の作業を
しなければならず一日パソコンに向かっていたのだ。
入院前に片づけなければと頑張ったつもり。
エクセルを入力しながら折を見て上書きをして
ほぼ満足する分量を書いたのでエクセルを閉じた。
メールにて入稿しようとするが、ない!
正確にはほんの触り以外が消えている。
パソコンの何らかの不具合としか考えられない。
と、愚痴を記事にしてみました。
どこにも出掛けずに書いたのに。

でも菊花賞3連単が特券一枚的中してました。

原稿の続きは退院してから書くつもりです。


*後日談
がっくりしたまんま、主幹にメール入稿しました。
すると、パソコンのどこかに隠れているはずだから
もう一度探してみなはれとアドバイスいただき
違うだろうと思いつつ「ダウンロード」のところに
あるエクセルファイルを開きますと見事に入力したもので
われながら呆れるやらほっとするやらで一応
昨日の作業は報われました。ご興味もないでしょうが
そんなことです。










秋晴れを怺える

2018-10-21 11:32:49 | 千駄記



秋晴れの苛立たしさをひたすらに怺えるわれをあなたは笑う


朝から晴れ渡る秋天を怺えている

山にはクマタカが舞い踊っているはずだ
古書店街では掘り出し物に会えそうだ
菊花賞で勝負すれば大金が転がり込むはずだ

でもぼくにはうたがある

うたに向かうときぼくは生きている


わが机に珠のごとき陽ざしとどきゐて秋はみじかく過ぎてゆきたる
            (北沢郁子「女」現代短歌78より)