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桃太郎の地元訪問⑤ 最終回

2021年11月24日 12時52分43秒 | Weblog
前記事「桃太郎の地元訪問④(吉備津神社編その3)」の続きです。

吉備津神社を後にして、レンタル自転車で来た道をハァハァしながら戻る。次にやって来たのが、備中一宮駅近くの吉備津彦神社。両神社の名前は「彦」があるかないかなので、まぎらわしいです。

吉備津彦神社。こちらもすばらしい神社です。




立派な狛犬さんは備前焼!さすが岡山。

 
境内の案内図。規模としては先ほどの吉備津神社の方が広大のようです。

参道横の池には、多くの鷺と、


多くのカメ。実は私はカメが大の苦手なので、なるべく見ないようにして通過。


そんでもって、これ、鷺か亀かどっちの足跡?それとも別の生き物によるもの?


池の上に倒れ込んでいる松の大木。水中に差した棒で支えてあり、絵になります。


参拝客はそれほど多くなかったけれど、やはり七五三参りの家族が複数おられました。そして驚いたのがこの立て札。わかりにくいですが、誰かが勝手に神社内にお賽銭箱を置いてたらしいのよ!こんなこと、よく思いつくなぁ~。参拝者が清い気持ちで入れたお金が詐欺師のお財布を潤すなんてもってのほかだわ、プンプン。


入り口に設置された灯篭。この写真では大きさが伝わりませんが、実は超巨大。

高さ11.5m、一番上にかぶせてある笠石は8畳。燈籠としては日本一の大きさなんですって。なるほど、近くで見上げて撮影したら頂上部が切れてしまった。


入って正面に拝殿がある。

拝殿の奥に、祭文殿(さいもんでん:祭典やご祈祷するところ)があり、


さらに奥に、渡殿(わたりでん:大きな祭典時はここにお供えする)があり、


一番奥に本殿があります。

上記3写真の出典:吉備津彦神社HP https://www.kibitsuhiko.or.jp/index.html
夏至の日には正面鳥居から日が差し込み、祭文殿の鏡に当たる構造だそうよ。なんかステキ!そういえばエジプトのアブシンベル神殿は年2回至聖所に朝日が差し込みますが、こちらは年1回なのね。

休憩用のベンチを覆う屋根。たくさんの燈籠が釣り下げられてて風情があるわ。

樹齢千年以上の平安杉。幹の半分ぐらいはモルタル製。昭和5年の火災で半分燃えちゃったらしいわよ!倒木防止に腐敗部分を除き、内部に鉄筋の支柱を埋め込んで強化したんですって。モルタル部分はその名残りです。それでも生きてるってすごいわね。つっかえ棒もイイ味出してる。


まぁまぁ、ここにも「まさる」さん。私と同じコースを回られたんですね、お疲れさまです。


女性が参道で軽自動車にて鯛焼きを販売してたので、迷わずゲット。注文を聞いてから焼き始める鯛焼きは皮がパリパリしてて、適度な甘さ。甘くて柔らかいケーキ風の鯛焼きが多い中、これは素朴な味でほっこりととても美味でした。

そして備前一宮駅に戻り、レンタル自転車返却。2時間借用で500円の予定が3時間に延長となりましたが、それでも700円とお手頃価格です。

電車で岡山駅に戻ろうとすると、レンタル自転車店のおじい様が「上り電車はあと45分ぐらいは来ないよ。下りはすぐ来るから、いっそのこと総社まで行ってそこで乗り換えたら倉敷はすぐ先」と教えて下さり、ありがたくその通りにする。

ホームは一つだけののどかな備前一宮駅。岡山駅は左へ、総社駅へは右方向へ行く。


ローカル線で山の中を進み、倉敷駅で下車。美観地区の写真を撮ったところでカメラ電池切れ。

倉敷は人気の観光地だし、レポートは無しでもいいよね、悪しからず。

今回、アビーのことで岡山の元ユーザーさんのところへ行き、そこから思いがけず吉備津へやってきました。こんなに良い時間を過ごせたのは、間違いなくあの可愛いアビーちゃんがこの地へ導いてくれたのだと感じます。
アビちゃん、ありがとう。
おねちゃんはこの旅にとても満足したよ。

お空の桃太郎さん、新入りのアビちゃんをよろしくお願いいたします。