S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

黒豆大福

2020-01-14 23:37:14 | 菓子・スイーツ

初釜の差し入れ

 

出雲 柳楽長春堂さんの 黒豆大福

 

大きな黒豆がはいっています

 

 

一ついただいて いつ食べてもおいしいですね

やわらかくて 大きな黒豆が入っていて 中は こしあん

 

 

 


一入か惺入か 蛇褐釉に一目ぼれ

2020-01-14 21:26:50 | 道具

4代 と 13代 迷えば普通一入でしょうね

それほど 値段が変わらなければ

 

時代が違いますから

でもね 迷ったんです

一入の黒 持っている人二人知っています

一人は道具友達で 展観いるとき 貸してあげるよ と ・・・

彼はにっこり笑って そう言ってくれました

私は

惺入の蛇褐釉に一目ぼれしてしまいまして

東京から取り寄せていただいた一入を前にして

なるほど 一入の特徴の赤が浮き出したような

いかにも黒楽 という 端正な形

どんな季節でも使える ・・・

いい茶碗なんですけれど

 

へそ曲がりの私は惺入が忘れられなくて

景色がいっぱいで 見どころがたくさん

どなたの手を渡ってきたか 最終的に どなたが持っていて

そして手放されたか ルーツがはっきりとしたお茶碗で

私好み だったんですよね

 

それで あきらめきれなくて ・・・

お道具屋さんにお尋ねしたら

よく覚えておられますね と 感心されましたけれど

まだ ありました

きっと 私が迎えに行くのを待ってくれていたんだと

勝手に思い込んでしまいましたけれど 笑

 

是も出会いです

きっぱり ご祝儀価格で 連れて帰りました

いえいえ ちゃんと言えば お道具屋さんが 届けてくださいました

御本茶碗が 楽茶碗に化けてしまいましたけれど

御本は素晴らしかったけれど 私にはまだ 手が出せないお道具でした

そのうちに

これが箱

表さん と 藪ノ内さん 

それぞれに 名前がついていて 二つ名前があります

裏もできるといわれましたけれど

そこまでしなくても 私が すきで使うんだから

そのお金で また ほかのもの買います

大阪美術クラブの売り立ての紙やら 金額も買われた方のお名前も

ルーツは 表から 藪ノ内の方へ そして表のお茶人さんから 私へ

私の前にお持ちだった方は

全国的にも かなり有名な方でした

インターネットで検索すると お写真まで ・・・

へえ ~~~

この方が どんな方とお茶事されたのかなあ とか

きっと 表の家元さんも このお茶碗でいただかれたのかなあ とか

妄想 妄想

 

 

この 丸いのが蛇の抜け殻のようで 蛇褐釉というそうです


中にも景色があります

 

自信作には 裏に十三代とくぎ彫りされたそうです

いつ使おうかな

2月の大炉の時に お濃茶練って 飲んでみましょう

黒のほうが扱いやすいそうですので

練っても大丈夫でしょう

赤は 温度が低くて 扱いが難しいようですね


この次は 赤かな

加賀光悦のような 中も外も 見どころいっぱいの赤があればいいな

不昧公展でみた 加賀光悦の印象が強すぎて

無一物と加賀光悦 二つ並んでいましたけれど

どちらかといえば

私は 加賀光悦が好み

 

見果てぬ夢だけど 探せば どこかに出会いがあるかもしれません


ルーツのはっきりした 物語がいっぱい詰まったお道具はいいですね

当分 楽しめそうです 

 

 

 

 

 

 

 


初釜のお道具

2020-01-14 19:47:00 | 道具

濃茶は 台子で 皆具

茶碗は嶋台 重ね茶碗

茶入れは 我が家で大きいほうの 地元の長茶入れ 袖師焼き

 

袖師 尾野敏郎さんの 長茶入れ

和楽さんの嶋台

お薄は寿棚 一斉

水指は平戸焼 横石嘉助 福寿草

棗は大宗匠好み写しの登亀 イジ塗り 萌黄

色は 上の色です 模様がこんな感じ

茶碗 出雲焼 梅と老人

翠嵐 梅

竹軒 俵 裏に鼠が

 

蓋置は 鈴 久宝

あとは 朝日焼の鼠の字

釜は美之助の真形

 

 


濃茶席のお軸は 大宗匠

2020-01-14 14:59:46 | 床・軸

表は 床が大きいので

毎年このお軸です

1年1回 登場します

 

 

床飾りは 鈴 1年1回ですが もう30年以上使っています

 

大宗匠で 松花伴鶴飛 しょうか つるにともなって とぶ

 

大宗匠の字は立派ですね

おおらかな 堂々とした字です