ちょっとここらで、主人公二人は置いておいて、
雪の親友達
伊吹聡美&福井太一

そしてMr.KY、横山翔

この三人の関係について見ていってみよう。
まずは横山翔。
彼はとにかく可愛い子が大好きで、この子と思ったらすぐにアプローチを開始する。

経営学科の中でもターゲットになった女の子は数知れず、以前記事にした平井和美もその一人だった。

ポスター貼られて終わったけど‥。
そして今は聡美がターゲットらしく、雪に仲を取り持ってくれと頼んだり、事あるごとに聡美に絡んだりした。
こんなことがあった。
ある雨の日、聡美が傘を指して歩いていると‥

いきなり何者かが傘に侵入!

ちょっと何?!と聡美が慌てると、

横山はテヘペロ☆状態だった‥。
聡美はガン切れである。

こういうロマンチックな演出好きだろ?と横山は悪びれない。
結局傘の無い横山のために、聡美は駅までだったら‥と一緒に歩いてやった。
しかし何でここにいるの?と聞いた聡美に、
横山は「たまたまお前の手帳見かけた時に、時間割をちょっと見て‥」と言った。

聡美は勝手に見んな!と怒り心頭だが、
横山は「どうせ大したこと書いてないだろ」と悪びれない。
すると一緒にお昼を食べる約束をしていた、太一と出くわす。

今日は雪来れないって、二人でどっか食べに行こ~と話す聡美と太一に、
横山は苛立ちを隠せなかった。
「お前、女じゃあるまいしピンクの傘とかやめろよな~」
あんたに関係無いじゃん!と言う聡美にはおかまいなしで、横山は尚も続ける。
「いつも女とばっかつるんでよぉ、もしかしてそっちの気でもあるんじゃね?」

聡美はあんぐりである。
そういうのもうやめてってば!と怒る聡美に対して横山はまた太一をバカにした。
そのとき太一は‥。

宅配便の不在通知をウェブ上で手続きしていた。
全然気にしていないYO!!

駅まで行ったら遠回りですよ、とご飯やさんへ急ごうとする太一に、
「俺はどうなるんだよ!」と抗議する横山。
すると太一は聡美を自分の方へと引っ張ると、自分の指していたピンクの傘を横山に渡して言った。
「俺の使って下さいッス。返さなくてもいいんで」

その後雨の降りしきる中、横山は一人、ピンクの傘を指して佇んでいた‥。

こんなこともあった。
横山が携帯の画像フォルダをじっと見ている。

中身は、昨日隠し撮りした聡美の姿だった。

教室から出てきた彼女の後ろ姿に、横山は携帯電話を構えた。

聡美は撮られるともしらず、無邪気な笑い声を立てている。


3,2,1‥
バーン!

うわあああ!

横山は驚きのあまり尻餅をついた。

「すんません、足が滑って‥」という太一に向かい、胸ぐらを掴んだ。
「この野郎なめてんのか!」

聡美が止めに入るのにも構わずに、
「お前俺のことからかってんのか?」と鼻息荒く詰め寄った。
「何してんだ~?」

危うく大騒ぎになるかと思われたが、通りかかった健太先輩によって止められた。
あいつわざとやったんだ!とイライラする横山をなだめて、
太一にも今度から気をつけろよ~と注意して終わった。
未だ怒りの静まらない横山だったが、ふいに誰かの手が肩に置かれた。

「翔、機嫌直せよ」

これからみんなで飲みに行くけど一緒に行くか?という青田先輩からの誘いで、
横山の機嫌は直り、一行は向かっていった。

聡美は横山の奇行に何も気がついていなかったが、
太一はその後姿を、いつまでも見ていた。

太一はその後、こんな場面にも遭遇した。

青田先輩から差し入れられた大量のお菓子を持って、共に教室移動している時だった。
ふと教室を覗くと、横山翔が聡美の鞄をあさっていた。

ノート、時間割、何かは分からないが、ペラペラと盗み見ていた。
太一が立ち尽くしていると、それに気がついた青田先輩が「入らないの?」と太一を促す。

パッと振り向いた横山は、
「あっ先輩!福井くんお疲れ~ちょっと聡美のノートをね」

と言ったきり話を切り替えた。

太一の脳裏に、この間の記憶の断片が蘇る。

まさかとは思っていたが、ここまでとは。
太一はドン引きだった‥。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
聡美と太一、そして横山の関係でした。
というより、聡美をめぐる太一と横山の攻防といった感じでしょうか。
この三人を交えて、続いて大きな事件が起こります。
その事件はもちろん雪と淳も巻き込んで、
大きな波乱の序章となるわけですが‥。
雪の親友達
伊吹聡美&福井太一

そしてMr.KY、横山翔

この三人の関係について見ていってみよう。
まずは横山翔。
彼はとにかく可愛い子が大好きで、この子と思ったらすぐにアプローチを開始する。

経営学科の中でもターゲットになった女の子は数知れず、以前記事にした平井和美もその一人だった。

ポスター貼られて終わったけど‥。
そして今は聡美がターゲットらしく、雪に仲を取り持ってくれと頼んだり、事あるごとに聡美に絡んだりした。
こんなことがあった。
ある雨の日、聡美が傘を指して歩いていると‥

いきなり何者かが傘に侵入!

ちょっと何?!と聡美が慌てると、

横山はテヘペロ☆状態だった‥。
聡美はガン切れである。

こういうロマンチックな演出好きだろ?と横山は悪びれない。
結局傘の無い横山のために、聡美は駅までだったら‥と一緒に歩いてやった。
しかし何でここにいるの?と聞いた聡美に、
横山は「たまたまお前の手帳見かけた時に、時間割をちょっと見て‥」と言った。

聡美は勝手に見んな!と怒り心頭だが、
横山は「どうせ大したこと書いてないだろ」と悪びれない。
すると一緒にお昼を食べる約束をしていた、太一と出くわす。

今日は雪来れないって、二人でどっか食べに行こ~と話す聡美と太一に、
横山は苛立ちを隠せなかった。
「お前、女じゃあるまいしピンクの傘とかやめろよな~」
あんたに関係無いじゃん!と言う聡美にはおかまいなしで、横山は尚も続ける。
「いつも女とばっかつるんでよぉ、もしかしてそっちの気でもあるんじゃね?」

聡美はあんぐりである。
そういうのもうやめてってば!と怒る聡美に対して横山はまた太一をバカにした。
そのとき太一は‥。

宅配便の不在通知をウェブ上で手続きしていた。
全然気にしていないYO!!

駅まで行ったら遠回りですよ、とご飯やさんへ急ごうとする太一に、
「俺はどうなるんだよ!」と抗議する横山。
すると太一は聡美を自分の方へと引っ張ると、自分の指していたピンクの傘を横山に渡して言った。
「俺の使って下さいッス。返さなくてもいいんで」

その後雨の降りしきる中、横山は一人、ピンクの傘を指して佇んでいた‥。

こんなこともあった。
横山が携帯の画像フォルダをじっと見ている。

中身は、昨日隠し撮りした聡美の姿だった。

教室から出てきた彼女の後ろ姿に、横山は携帯電話を構えた。

聡美は撮られるともしらず、無邪気な笑い声を立てている。


3,2,1‥
バーン!

うわあああ!

横山は驚きのあまり尻餅をついた。

「すんません、足が滑って‥」という太一に向かい、胸ぐらを掴んだ。
「この野郎なめてんのか!」

聡美が止めに入るのにも構わずに、
「お前俺のことからかってんのか?」と鼻息荒く詰め寄った。
「何してんだ~?」

危うく大騒ぎになるかと思われたが、通りかかった健太先輩によって止められた。
あいつわざとやったんだ!とイライラする横山をなだめて、
太一にも今度から気をつけろよ~と注意して終わった。
未だ怒りの静まらない横山だったが、ふいに誰かの手が肩に置かれた。

「翔、機嫌直せよ」

これからみんなで飲みに行くけど一緒に行くか?という青田先輩からの誘いで、
横山の機嫌は直り、一行は向かっていった。

聡美は横山の奇行に何も気がついていなかったが、
太一はその後姿を、いつまでも見ていた。

太一はその後、こんな場面にも遭遇した。

青田先輩から差し入れられた大量のお菓子を持って、共に教室移動している時だった。
ふと教室を覗くと、横山翔が聡美の鞄をあさっていた。

ノート、時間割、何かは分からないが、ペラペラと盗み見ていた。
太一が立ち尽くしていると、それに気がついた青田先輩が「入らないの?」と太一を促す。

パッと振り向いた横山は、
「あっ先輩!福井くんお疲れ~ちょっと聡美のノートをね」

と言ったきり話を切り替えた。

太一の脳裏に、この間の記憶の断片が蘇る。

まさかとは思っていたが、ここまでとは。
太一はドン引きだった‥。

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聡美と太一、そして横山の関係でした。
というより、聡美をめぐる太一と横山の攻防といった感じでしょうか。
この三人を交えて、続いて大きな事件が起こります。
その事件はもちろん雪と淳も巻き込んで、
大きな波乱の序章となるわけですが‥。
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