一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

金曜夜は、きむちいい~な 「キムチピザ」

2009年12月12日 01時15分27秒 | 向こう見ずな「食べ物」?
( キムチピザ )  2009.12,11


12月11日って その日付から、もしかして「人にいい日」なのか・・?

だれかそんなこと書いてないか?
と調べてみたけどどこにも見当たらなかった。
そんなこと書いている師走の暇人(ヒマジン)は、私ぐらいのものか。

今年残された金曜日も今日11日を含め三日のみ。
私の手帳には、「残るは三日飲み~」と書いてあリ、
既に夜の予定が入っている。

今夜は、久々、立ちでなく座り(スワリ)で一杯。
「チャムスル チュセヨ~」

金曜の夜、大好きなキムチピザで飲むチャムスルもなかなかのもの。

「ムチャしない私に キムチいい~ 金曜の夜」でありましたネ。

今年も残す金曜日は、あと二日だけ。
そしてその次の金曜日となると、早 元旦。
来年の元旦でブログを公開しはじめて1周年。
当初は、週に1回のペースで、更新できればいいかなと思っていたが、
年の後半は、こうやってほぼ毎日書いてしまっている。

これもコメントくださったり、声をかけていただいたり、内外からの
励ましのおかげと言えるだろう。

元旦は、初詣を済ませると たぶん 昼間から
一升瓶とコップを置いて、ノンストップ急行のように夜にかけて 
おせちをあてにベロベロに酔っ払っているはず。

そう考えると怖いくらい早いよな~ 1年なんて。
(寅)






喝 !と言いたい。 12月に雨は似合わない。

2009年12月11日 23時05分46秒 | 『食』べる門には福来たる
( カツ丼・蕎麦セット ) 2009.12.11


朝から凄い雨でした。大雪(タイセツ)から冬至(トウジ)に向けての
2週間だというのに 雪じゃなくて雨なんて正直ガッカリです。

灰色に垂れ込めた雲、隙間からは冴えた白んだ青い空が覗く、
大地とその空に挟まれた空間にどこからともなく雪が降り始める。
私の好きな12月は、そうでなくてはいけません。

「私が子供の頃には、11月に雪が降り始め、12月の雪だるまなんて
当たり前だった」と言っても最近の子どもたちは、信じようとしません。

それだけ地球の温暖化が、わずかな間に進行しているということです。
現在デンマークで開催されている「COP15」も
途上国の意見が分かれ、会議はうまく進んでいないようです。

ツバルのような国土は、まもなく海に沈むかもしれない・・
即決断、即実行すべき切実なところまで来ているのです。

自国だけでなく 各国各人が地球の一員として考えてもらいたいと
願うばかりです。

話は、堅くなってしまいましたが、とにかく今朝のようなどしゃ降りは
12月にはちっとも似合わないということを言いたかったのです。

雨上がりの今日の昼食は、今年1年の喝を込めて「カツ丼」を
蕎麦とセットでいただきました。

今年も20日を残すばかり 20日後に食べる蕎麦の味は、今日の味わいとは
良い意味で違っていてほしいものです。
明るい兆しを感じる後味がすれば、それは最高というものでしょう。

「そばにいてくれるだけでいい」希望とはそういうものかもしれません。
(寅)

LOHASな食事は、「クーちゃん」の写真と共に

2009年12月11日 02時31分02秒 | 『食』べる門には福来たる
(日替り玄米デリランチ 「moana」) 2009.12.10


本日は理由あってこのお店で昼食すると決めていたのでした。
実に昨年の春、Sさんと一緒に昼食に行って以来だから・・・
20ケ月ぶりになるでしょうか。なんとご無沙汰したことでしょう。

20ケ月ぶりにもかかわらず、ほとんどお店の印象は昔のまま
変わっていないことに、ある種の安心感を憶えたのでした。

変わったことといえば ラックの位置が変わっていたのと
入り口正面のショーケースが近くに見当たらなかったこと
そしていつも人なつこく尻尾を床にトントンさせていた
黒い犬がいなくなったことでしょうか。

今日改めて話を伺って、犬の名前が「クー」だったということ。
そして私が最後にこの店を訪れた翌月、2008年5月に亡くなった
ということを知りました。

先日、過去の写真データの整理をしているとその「クーちゃん」の写真を
見つけ、これは私にこのお店に行きなさいということだと感じ、写真を
渡す目的で今日寄ったのでした。

食事ののったお盆の向こうに立てかけているのが、そのありし日の
「クーちゃん」の写真です。
撮影日は2007年8月24日。お盆休暇が明けてまもない、とても熱い
残暑の年だったことを思い出します。
店内に流れていたハワイアンな音楽に救われたことも思い出しました。

「クーちゃん」は、太陽照りつける灼熱の外を見ながら尻尾をゆっくり振り
「暑そうだな~」ってきっと思っているんだろうなとシャッターを
押したのでした。


その前に来たのが2007年6月10日。その次に来たのが2007年12月10日。
(今日は、その日から丁度2年目にあたります。)
ゆっくりと食事をしながらだんだんと記憶が甦ってきたのでした。
ロハスな食事は、眠っていた記憶をよび覚ます効果もあるようです。

実は、私も子供の頃から あのタローとジローと同じ「樺太犬」、
その後、柴犬より少し小ぶりな「三河犬」、そして「シェルティー」と
犬を飼ってきた経験があります。
犬って実は家族の一員なんですよね。

そんなこんなで、「クーちゃん」の写真を前に食事、そしてお話しを
お聞きし、写真を渡すことができました。私も一安心。

このブログへの掲載を快諾して頂いたのは、言うまでもありません。
(寅)


「赤星引退」 かぎろひの彼方に赤い星流る

2009年12月10日 23時57分36秒 | 「プロ野球」 寅の大穴
( 葛城山麓より高見山系のかぎろひを臨む ) 2009.12.10 am6:25


それにしても茜色の朝だった。「タイガース赤星引退!」
昨夜の衝撃のニュースが天にいる野球の神様に届いたのだろうか!?

朝6時すぎに起きて菜園から臨む 真東の高見山系を臨むと
「かぎろひ」現象を見ることができた。

「東の野に かぎろひの 立つ見えて 」と万葉歌人の柿本人麻呂が
詠んだのは、今朝のような感じの空だろうか?

もっとも人麻呂は、ここからずっと東の宇陀の地で詠んだわけで 
眼前の「かぎろひ」は、もっと大きくアップで目にしたと思われる。

厳しく冷え込んだ今頃の季節の夜明け前に東の空に見られる。
茜色と紺色と水色が明け方の空の中、せめぎあう瞬間である。

33歳と野球人としては、あまりに若い引退のニュースが
与えた衝撃は大きい。

赤星で思い出すのは、2003年の優勝を決めて星野監督に頭を
撫でられているシーン。
監督の名前にも星がある。燃える星が連なった瞬間だった。

甲子園のレッドスターと言われた赤星。もうあの盗塁も
ダイビングキャッチも見れないと思うと突然すぎて淋しい。
 
今朝のかぎろひは、きっと赤い星が東の空に流れたのだろうと
思えてならなかった。
(寅)



「豚玉」 ぶったま~!! 鉄板の上の混沌が好き。

2009年12月09日 22時15分27秒 | 『食』べる門には福来たる
( 豚玉お好み焼き定食 )  2009.12.9


以前よりこのブログを目にされている方は、もしかすると
お気づきになっているかもしれませんね。
実は、先日からこのブログに写真を掲載するにあたり
許可をもらっていない飲食店は、写真の下に店名を出さない
ことにしました。

とは言え、ちゃっかり写真を載せているわけですからしっかり筋が
通ってはいませんが、店名を出さないことでお店の特定を避け、
変に迷惑をかけたりしないようにと最近あることから思うように
なりました。

逆に言えば、今後写真の下にお店の名前が出ている場合は、
「どうぞどうぞ、掲載大歓迎ですよ!」と正式に(口頭)許可を頂いた
と言うお店になります。

ブログにはたくさん写真を載せていくスタイルの人もいますが、
私の場合は「写真は一話一枚」と決めていて、あくまで挿絵という
スタンスで、今後とも続けようと思っています。

前置きはそのくらいにしておいて、今日の昼は、久しく遠ざかっている
鉄板に足が向きました。
混沌とした世の中で、ふた昔前の「巨人、大鵬、卵焼き」みたいな「鉄板!」
(=大本命)と言われるものが見当たら無くなってきましたが、そんな時こそ
個人個人が試されるということなんでしょうね。

鉄板の上に焼かれた熱々の混沌をフーフーしながら口にするというのが、
満足感を味わう一瞬でもあるのです。

ちなみに大阪市内には、2000店以上のお好み焼き屋さんがありますが、
最近、大阪市最初のお好み焼き屋(元祖)をようやく知ることができました。
いずれ掲載への許可をとって 鉄板の上だけでなく ここにものせたいと
思います。

今日の写真のお店は、まだ2年ほどのお店ですが、客にわが社の社員
の姿はまず無く、母娘ペアや近くの会社の客層で、結構昼のひととき、
勝手に悦に入っているお店なんです。

そんな昼休みに行けるお好み焼き屋さんが私のリストには、あと1軒。

風に吹かれて においに誘われ 今年の昼食タイムも残すところあと13回。
さあ 次は何処で何を食べるとしましょうか・・・
(寅)





勿体ない程暖かく青空の日の「鍋焼きうどん」

2009年12月08日 22時20分53秒 | 『麺』食い人間なんだよな
( 日替定食「鍋焼きうどん定食」) 2009.12.8


今日の昼、その店の日替わり定食は「鍋焼きうどん定食」でした。
「やった~」実は、鍋焼きうどんは、高校時代からの冬の好物なんです。
寒空の学校帰り、空腹なときに帰宅途中に良く食べていたのが、簡単な
アルミ鍋で出てくる「鍋焼きうどん」でした。

「今日は、日替わりでたのみます~」
通常、鍋焼きうどんだけで600円 かやくごはんが280円するのですが、
それが今日は日替わりメニュー料金(580円)で戴けるというのは、
300円も安く、とても得した気分でした。

食べ終わって出て行く人、また私の後から入ってくる人。
家族でやっているこのお店は、[まいど~」「まいど おおきにー」
「いつも すんませんな~」」の声が奥の調理場からも届いて
待っている間も何故か懐かしく心地良いのです。

ご近所のご年配の方や近くの会社の常連さんたちに愛されているお店
というのが良くわかります。

それにしても今日の昼の天気の良さと暖かさは、まるで春のようでした。
正直、私の経験則から、折角の「鍋焼きうどん定食」に似合わないとも
思えました。

そうだ今日は、ジョン・レノンが亡くなった日。
あの日は、寒かったことを憶えています。

少なくてもどんよりとした曇り空に木枯らしが舞って、もっと寒くあって
欲しかったのですが、それは贅沢というものでしょうか。

一方景気は、二番底にさしかかるか!? とお寒い予兆が囁かれている
この年末です。
何とかなべ底を気にすることなく今日のような青天井に向けて
明るいXmas景気を迎えたいものです。
まあ これはイマジンというより、希望的観測になりますが・・・
(寅)


「愛」だと思う。

2009年12月07日 21時33分22秒 | Weblog
( 愛 一文字 ) 2009.12.7


あれは、35日前の11/2のことだった。
印刷会社のF君が、その日の用件を済ませて、私にプロ野球の
話を切り出したのは。「プロ野球日本シリーズ」で前日(11/1)
日本ハムが4-2で巨人に快勝、対戦成績を1勝1敗とした、
その翌日のこと。

F君は、「なんだか、今年はどうも日本ハムが優勝しそうな感じが
しますね・・・」のセリフに私は、「いいや」大きく首を振った。
「今年はある法則からアンチ巨人の私としては、正直嬉しくないけど
間違いなく巨人が優勝するよ」と。

「えっ、その法則って何ですか・・・!?」そのF君の質問から1月以上
「年を越す前に、ブログに書くから・・・」と答えてようやく今夜、
答えを書く機会となった。なぜ巨人が優勝するとあの時、断言したのかを。

その答えは、原監督。 原監督は、ジャイアンツ「愛」をスローガンに
ペナントレースを乗り切った。

今年の大河ドラマ高視聴率をマークした「天地人」の直江兼継の兜に
輝いていたのが「愛」の文字。
そして杉山「愛」や上村「愛」子の大活躍。
極めつけは、鳩山首相がスローガンにした友「愛」

今年の勝者や活躍した人は、全て「愛」を掲げた者なのだ。

私が暗示した法則は「今年は『愛』を掲げた者が勝利する」という法則。
聞けば、「な~んだ。そんなことですか。」なのだが、結構、世の中を
冷静に観察していないと導き出せないと思う。

その原監督は、今日世界レベルの表彰をされた。
「世界優秀監督賞」受賞のニュース。

ただ、今年の清水寺・奥の院の漢字には選ばれないだろう。なぜならば、
わずか4年前の2005年が「愛」だったから。
ちなみにタイガースがセリーグ優勝した2003年が「虎」で、
食品偽装の多かった2007年が「偽」、去年がチェンジの「変」だった。

果たして今年は・・なんだろう?
「政」「民」「乱」「壊」「脱」「崩」「不」「新」「薬」「恐」
思いつくまま10個を書いてみた。 果たしてこの中にあるかな?

でも私の中では、今年は実質「愛」を掲げた人が輝いた年だったと思う。

入社2年目のF君、今日は東京に出張らしいが、見積書への印鑑の押し方や
単価間違いを叱った私の注意も小さいながらもビジネス社会の中のひとつの
「愛」だろう。

ちなみに今日は、二十四節気の「大雪(タイセツ)」
これから一段と寒くなるが、人としてどんな時も失ってはならない
大切なものは「愛」だと思う。
(寅)

残り25日でも足ると(タルト)思う「ベリータルト」

2009年12月06日 20時42分30秒 | プロも驚く『甘党』宣言!
( ベリーベリータルト ) 2009.12.6

今年も残すところ25日となりました。
残すところと思うといつもと一味違って貴重に思えてきませんか。
私は、12月が好きなせいか、たとえ忙しくても毎日がなんとなく
楽しいと感じてしまう師走型人間です。

指折り数えてみました。「今年も残すは、両手往復と片手・・か」
師走にさしかかった頃、ほとんどの人から「今年も早いですね~」と
聞きました。

年内に「今年は、時間が経つのが遅かったです。」
そんなセリフを言う人に是非、出会ってから年を越したいものです。


さて、青雲の志を感じる『坂の上の雲』

もし正岡子規がいなければ、「野球」を他のサッカーやバレーボール
同様に競技名をいまだに「ベースボール」と言っていたと思います。

野球とベースボールは、違うのです。個人が次のベースを狙うのが
「ベースボール」
チームワークで大きな相手でも倒す、時間無制限のスポーツ。
それが日本の「野球」だと思います。
それを明治時代の子規は、直感で感じ取っていたに違いありません。

客観写生を後世に残した子規ならではの、(明治17年)最高傑作の
ネーミング、それが『野球』という競技名ではないでしょうか。

明治の熱い息吹、
「青雲の志」に触れると残されたたとえ25日でも何故かベリー足ると
私は思えてしまうのです。
(寅)










冬に咲く菜の花

2009年12月05日 16時53分33秒 | 菜園育ちの「野菜たち」
(冬に咲く菜の花 「風菜園」)2009.12.5


昼霞が引く。冬に咲く菜の花に陽射しが当たる。
花の黄色を見ているだけで元気をもらった気分になれる。

「今時、菜の花・・?」
別に狂い咲きしているわけではない。
「冬に咲く西洋菜の花」で、葉っぱが成長するつど
もぎとって簡単に湯通ししてドレッシングでいただく。

どうしても冬の菜園は、パプリカも育たず、葉ものだけの緑一色に
なりがちなので今年は、冬に黄色の花をポイントに植え付けした。

もちろん食用というのが第一ではあるが、葉を収穫するのを
忘れるぐらい、冬に見るこの花の色はいい。
そう思ってしまうのは、きっと、「来年こそ明るいタイガース」を
思わせるようなイエローのせいだろうか・・・
(寅)


霞(かすみ)に包まれたひととき 「葛城山麓」

2009年12月05日 15時45分36秒 | 風の噂の「お天気たち」
( 昼霞と柿の木 「風菜園横」)


「霞を食べて生きている。」
もしそんなことが出来るのならそうしたいと思った。

今日は、朝から小雨まじりの中、地区の廃品回収の手伝いをし
汗をかいた。
そして午後2時半を廻った頃、この霞に包まれた葛城の山麓に
陽が射してきた。

我が家から300m坂道を行くと50mほど標高が高く
海抜200m近くになる。
そこまで行くと完全に大和三山から生駒山まで見渡すことができる。
「坂の上の雲」ならぬ「坂の上に登って見下ろす雲」となる。

雲に覆われた畝傍山・香具山・耳成山を見ていると、まさに万葉歌人
の思いに触れたような気にさせられる。

菜園に戻り、ブロッコリーを収穫し始めると陽射しが射し込んできた。
その陽射しが霞に反射して菜園横の柿のシルエットを残し、しばし
霞に包まれたひとときを味わった。

まるで アン・サリーの歌声が、霞の彼方から聴こえてきそうな
不思議なきらめきの時間が流れた昼下がりだった。
(寅)








会社でフェスタ2009が、開催されました。

2009年12月04日 23時59分37秒 | 「催し」ものは何かな?
( フェスタ2009 「会社」)


写真は、本日会社の就業後開催された「フェスタ2009」の
職場対抗の仮装大会で、大賞をとったルパン3世チーム  

そして今年のゲストは、吉本の「太平サブロー」さんでした。
さすがに話は面白く、会場は爆笑の渦でしたが、私は
「少なくても子供が熱中していることがあれば
それが大人にとっては つまらないことに見えても
それを後押ししてやるほうが、案外 先々に花開くことがある・・・」
と自身の体験から語られた話が印象的でした。

小学生の頃から高校生の頃まで、人のものまねばかりして
母親からは、そんなしょうもないことやめて勉強せい
と言われてきたが、結局その しょうもないと思われていたことに
今の自分の人生は成り立っていて、それを母親が最近、認めたというお話し。

人生ばかりは、どこでどう転ぶかわからないですね。
私のように風まかせの人生もありますが・・・

(寅)

雨の日にしか行かない店だってある・・・

2009年12月03日 23時03分21秒 | 『食』べる門には福来たる
(日替りお弁当 )2009.12.3


前回は、雨に濡れ、散る桜の花びらを見ながら歩いて
そして今日は、地面に濡れる落ち葉を見ながら歩いた。

この店で昼をとるのは、理由あって、決まって雨の日だ。


・れんこんの挟み揚げ
・かにクリームコロッケ
・湯引き鯛
・茄子そぼろ煮
・三つ葉入り卵とじ吸い物
・ごはん 
・おつけもの


三つ葉なのに「これセリですか?珍しい」なんて聞いてしまった。
共にセリ科で兄弟みたいな関係だが、菜園をやっている私としては
恥ずかしい質問をしてしまった。
冬にセリはないよな・・・ 石川セリならありだけど。

それくらい香ばしかったということ。

濡れた落ち葉目にしみて 食べる弁当のおいしさよ
(寅) 

夢はつまり 想い出のあとさき

2009年12月03日 22時25分36秒 | 「音楽」 IS MY LOVE
( 落ち葉 「雨に濡れた会社前の公園」) 2009.12.3


会社の前の公園で、傘をさして雨に濡れた地面に目をやると
鮮やかな一面の落ち葉でした。

昨日の「井上陽水」SONGSでの五木寛之氏の陽水評を
思いだしていました。

「同じ福岡の出身だけど九州人という感じがしない、
 中性とでも言ったらいいか・・・。」
「彼は、通俗性、ポピュリズムを否定していないところがいい。」
「若い人ばかりでなくお年寄りの心にも どこかで聞いた
懐かしいメロディーが流れている。そういう意味で、
『少年時代』の主題歌で、一皮むけたと言えるんじゃないか。」

五木氏のコメントはこんな内容だったと思います。


そんなセリフを思い出しながら まるで季節はずれのメロディーを
くちずさんでしまいました。  『少年時代』

♪ 夏が過ぎ 風あざみ~  誰のあこがれにさまよう
  青空に残された 私の心は夏模様~ ♪

「印象的だったのは、メロディーなんて自然と出てくる。メロディ以上に
詞に ものすごいくエネルギーをかけて書いている」と陽水が自ら語った
事でした。

私は、昔から気づいていました。実は「陽水」は偉大なる詩人なんです。 


♪夢を~果てしない夢を  夜に まぶしいほど夢を~
 散りばめてジュエリー  星屑のファンタジー 
 新しいラプソディ    to me~ ♪

私には、夜空に描かれたシャガールのような絵が見えてきました。
(寅)




SONGS 「陽水」 今夜、最終章。

2009年12月02日 21時30分12秒 | 「音楽」 IS MY LOVE
( 9.5カラット 「井上陽水」)


今夜のSONGS「井上陽水」には、注目したい。
私が尊敬すると共に好きな作家、五木寛之、
そして伊集院静が陽水に対し、どんなコメントをするのだろうか。

今から15年前のこと(バブル崩壊後)、本社から全国に応援ということで、
私は(東北・信越あたりを希望したのだが)、行き先は福岡県飯塚市の
筑豊営業所に10日ほど(その後、熊本に)応援で派遣されたことがある。

その時、筑豊の所長が、井上陽水とは中学の同級生で、数年後に
ミリオンセラーを叩き出すシンガーになったことに驚いたと
言ってたことを思い出した。

確か・・・
「あの あきみ(陽水)がたい、今は大スターやけんね~ びっくりしたたい。
歯医者の息子やったとけど・・・」
こんなセリフだったと記憶する。

陽水のアルバムを何か1枚。と聞かれたら私は躊躇無く『9.5カラット』を
おすすめする。今年 リセールしているが、私が買ったのは、遠い昔。
誕生日に発売されたことから自分へのプレゼントとして買ったのが
この『9.5カラット』をだったことを思い出した。

陽水独特の♪バラの花びらの「ハーバーライト」から始まり
「ダンスはうまく踊れない」「いっそセレナーデ」「ワインレッドの心」
「恋の予感」そして「飾りじゃないのよ涙は」と続く。

少なくてもどれか聞き覚えのある唄があるのではなかろうか。
ちなみに「ダンスはうまく踊れない」は、石川セリに陽水が書いた
詞・曲だが、これが縁になったのか!?
今 石川セリは、陽水の奥さんで二人の子供がいる。

私が今最も尊敬する生存する巨星「五木寛之氏」は、「青春の門」で
その筑豊を描いたが、果たしてどんな「井上陽水」評が聞けるのか?
楽しみな今夜なのである。
(寅)

「クロックムッシュ&レモンティ」で、失われた時を求めて

2009年12月01日 23時10分12秒 | 『食』べる門には福来たる
(クロックムッシュ&レモンティ 「カフェJOY」) 2009.12.1


いよいよ12月になりましたね。
「師走」 私は師ではありませんが、やはりこの時季は、
リーマンも何かと走らされることが多いのも事実です。

だけど好きなんです。子供の頃からこの12月という月が一番。
普段は、嫌いな曇り空もこの12月の曇り空だけは、例外です。
温暖化で、近頃は12月の雪って少なくなってしまいましたが
今にも雪が降ってきそうな、天使が降りてきそうなチャコールグレー
の雲がたまらなくいいんです。
そんな空を見上げる度、少年の頃観たブラマンクの絵を思い出します。

好きなわけ・・・
きっとXmasがあるから? いい思い出があるから? Xmasを終えると
正月の準備が楽しいから? お酒とご馳走と甘い物がたくさんだから?
よくわかりません。好きに理由や理屈は不要なのです。

今年もはや11ヶ月が過ぎてしまったわけです。
いよいよギリギリの月になってしまった以上 開き直りの気持ちも
あれば、とにかくこの今年31日間を大切にしたいとも思っています。

「失われた時を求めて」マルセルが90年も前に書いた長編小説は
紅茶を口にして、そこから少年時代の回想が始まりました。
そして私の好きなクロックムッシュも登場、90年前にもあったんですね。

そんな師走のついたちでしたから 冬メニュー第1号のクロック
ムッシュとレモンティで、私は私なりに失われた時を求めてみましたが、
マルセルになれるはずもなく・・

今年の元旦から、その時その時の思いをこうしてこのブログに留(トド)めて
いるのが、せめてもの救いなのかもしれないと思った日でもありました。
(寅)