一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

えっ ワインだなんて、どういう風の吹き回し?  【奈良・葛城】

2013年03月06日 00時06分06秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 梅ワイン「梅乃宿」  エポックかつらぎ店にて )

 

えっ ワインだなんて、どういう風の吹き回し? 

 

帰りにエポックかつらぎ店で、葛城の清酒蔵「梅乃宿酒造」の「梅ワイン」買ってみた。

スキット辛口と書いてある。

でも 梅ワインは初めてではないよな

そういえば、以前「梅ワイン」のミニボトルセットを

笑顔が可愛かった竹澤さんから買ったことを思い出した。

 

さて 何に合わせて食べるとおいしいんだろ?

チーズ・ 魚・ 肉・ ピザ・ 洋菓子???

その辺の提案がないのが残念だな

 

私がワイン買うなんて どういう風の吹き回しかって?

春の風の吹き回し

東風吹かば~っ 匂いおこせよ ってやつかな・・・

(寅)

 

 

 


小倉・旦過市場 人気のちいさな市場食堂 『幸』(さち)

2013年03月05日 21時20分15秒 | Weblog

( 「剣菱」とアテおまかせ  北九州・小倉「幸」)

 

北九州・小倉の旦過(たんが)市場は、全国でも私の好きな市場のひとつだ。

テレビで紹介される際たいてい「くじら」と書かれた旗がよく映るが、

その旗の隣に私が好きな人気の市場食堂「幸」(さち)がある。

 

(のれんの色が紺から黄に変わっていた)

 

ローカルのTV番組には、「どきどきうどん」で、何度も

登場した、旦過のちいさな人気市場食堂だ。

もちろん私のこのブログにも

 

私がお店に顔を見せると必ず顔見知りの常連さんがいて

私だとわかると「あぁ、確かあなた 奈良の~」

いつしかここで私は

「ならの」さん と呼ばれる存在になった。

 

「どきどきうどん」に 「鉄板ナポリタン」「鉄板焼きうどん」

この店でもよーく麺食いしたな。

この日は丁度面接して決めた新しい料理人さんを店に呼んでいた日

割と若めのお兄さんだったが、丁度そんな日に

タイミング良く姿を見せるのが私らしいか。

 

以前いた元関取の「大玄界」さん は体を壊してしまったとのこと。

 

やがてお客さんも引けて店の客は私一人、看板の時刻が近づいたようなので、

「じゃ私も そろそろおいとましますわ」と言えば

「もう行かんといけんと? よかったちもうちょっとおって」

と言われ、皿を洗いながら後片付けするママと

それから約20分ほど話をした。

 

 

「お店なかなか、盛況にやっているみたいじゃないですか」と私が言えば

「違うとよ。 1月は正月から27日までずーっと休んどったと」

「えっ、そんなに長く。 病気でもしてたんですか?」

「やる気が全然おこらなくてさ  でもね商店街の他の店の人たちに

たくさん元気もらってさ もうちょっと早く店を開けとけば良かった」

 

話しを聞いて私はそれが母親を介護してのうつ症状だというのがわかった。

 

「これからのお母さんとの時間を おまけの時間って思ったらどうかな」

そんな言葉を残して、ママに年内また来るからと店を後にした。

ママさんから 「好いとろ~? はいこれ おみやげ」

私の好物のおはぎを頂いた。

 

店を出ると商店街の他の店は、全てシャッターが降りて

暗いアーケドの中、自分の靴音だけが響いていた。

新鮮な食材だけじゃない 人を元気にする市場 それが「旦過市場」なのさ。

(寅)

 


博多に来たら麺食いして帰らないかんばい 「一龍亭」ちゃんぽん

2013年03月05日 00時06分22秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 「一龍亭」 福岡市東区 )

 

太宰府発17時5分の電車に乗って、天神に着いたのが17時40分

新幹線「みずほ」の時刻は、19時19分まで、

残す時間は、1時間半あまり

 

よし、地下鉄で東へ向かってみるか 馬出・九大病院前で降り

県庁前の長浜ラーメン店「一龍亭

その晩は、奥さんの姿なく、ご主人一人でやられていた。

次々と入ってくる人たちが注文するのは、皆ちゃんぽん。

私も 今晩は、ちゃんぽんに決めた。

ほら、野菜が盛り上がってるだろ

 

以前寄った際、次に寄った時には、チャンポンでラーメン替玉をしたい

と書いたが、太宰府で食べた「梅が枝餅」3個が

じんわり効いてきて替玉は再び次回。

 

ということで、満腹状態で、博多駅に着いた時には、

すっかり真っ暗、18時45分

 

 

食都・博多に来たら 麺食いして帰らNight。

We are the ちゃんぽん

(寅)

 

 


太宰府の「飛梅」を見た後に味わう「梅が枝餅」こそ甘党の醍醐味なのさ 

2013年03月04日 22時11分30秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

(  かさの家の「梅が枝餅」  太宰府市 )

 

 

博多の地酒店「住吉酒販」を出たのは午後3時半 上空はまだ青空も

あと3時間もすれば真っ暗になるな・・・

さ~て どうしよう

「手のひらに乗る甘い幸せ」でも 

そんな焼き餅食べたさに太宰府まで足を伸ばすことにした。

 

私の麺好きと甘いもん好きは、結構親しい人には知られていて

キムチや日本酒も大好きなものだから 私は時に両党(刀)使いと言われる。

 

さて 太宰府は、奈良市と友好都市で親しみを感じる古の都

菅公(菅原道真公)こそ日本の中で唯一

人間が神様になったお方である。

別名 「天神さま」

 

福岡はもちろん大阪にだって

天神橋として現代にその名を残している。

 

天満宮(太宰府)は、学問の神様としてあまりに有名だけど

別の面も持ち合わせているのをご存知だろうか

別名 「縁切り神宮」

時に嫌なことと縁を切りたいタイミングでもあったこともここに来た理由だろう。

青空の下、参道を歩きながらそう思った。

太宰府の境内には、600本の梅が咲いていた。

菅公が愛した主役のご神木「飛梅」も満開で、多くの観光客が取り囲んで

写真を撮っていた。 私は、つい献上の酒樽に目がいってしまう。

あの「白糸」「三井の寿」なんかもあるな・・・

 

「飛梅」に酒の菰樽を拝んだあとの楽しみは、何といっても「梅が枝餅」

参道には20数店あるが、私が寄るのは「かさの家」

ここの雰囲気とお餅の焼き加減がいいんだ。

満開の飛梅と「手のひらに載せた甘い幸せ」を満喫

17時5分発の電車に飛び乗って、美味しかった太宰府を後にした。

これぞ 太宰府の 飛びうめ~ だ。

(寅) 

 


凄かろー?!  3月3日桃の節句、冷蔵庫は、福酒トリオにときめいとーと。

2013年03月04日 00時08分05秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「渓」・「田中六五」・「若波」 今をときめく福酒トリオ )

 

 

 

博多・住吉神社正面入口の斜め前

これがあの雑誌で目にしていた「住吉酒販」

 

「とどろき酒店」と共に 九州を代表する福岡の地酒専門店

ちなみに地元では、 福岡の地酒のことを略して 「福酒」と呼んでいる。

店内 階段の踊り場には、佐賀の銘酒「鍋島」の飯盛杜氏の写真が貼られていた。

 

 

今回の「住吉酒販」訪問の目的は、九州の新星 東一で修行して今年で造り3年目になる

白糸酒造の28歳 田中克典氏の造る  「田中六五」生酒を入手すること

日本で一つか二つくらいしかない ハネ木搾りを現代に残す酒蔵。

先々大阪では「酒屋へちかん」に取引してもらいたいような蔵だ。

 

 

それと過去に「ダイニングかきたRO」さんで会って私のこのブログにも登場。

 コメントもしてくれた 九州初の女性杜氏 今村友香さんの造った

「若波」を手に入れること

 

「若波酒造」は、あの島根の「李白酒造」の兄妹とは逆パターンで

姉弟で頑張っている蔵

小柄で童顔の今村友香さん Dancyuに載っていたその歳を知ってビックリ。

私は、てっきりまだ30歳手前だろうとばかり勝手に思い込んでいた。

ここ数年の人気急上昇ぶりは彼女の頑張りの証だろう。

これからも応援したい酒蔵のひとつだ。

頑張れ! チーム若波

 

 

 

(福岡でも存在感を示していた奈良「梅乃宿」 隣は「群馬泉」)

 

自宅への送り状を書いて店員さんに渡す際

「梅乃宿酒造さんと同じ市から来たんです」と言って送り状をわたすと

「ええ、そうなんですか」

(わざわざ奈良からですか?  梅乃宿さんの近く なんとなくわかります)

言葉には出なかったけど こんな表情の反応だった。

 

( 「田中六五」と「若波」 )

 

そして最後は、私が福岡一の実力酒と推している若竹屋の「渓」

若竹屋は、あの剣菱酒造が、江戸時代の酒を復刻する際に訪ねた蔵で有名

今も「元禄の酒」を作り続けている。 ある人は、これをジャパニーズシェリー酒と呼んだ。 

 

他にも 「三井の寿」 「旭菊」 「駿」なんて私の好きな酒も目に入ったが

 今をときめく 旬の「福酒」三酒と聞かれたら

「田中六五」 「若波」 「渓」

今の私はこの三本だ。

 

凄かろー?!

ちょっと自慢したくなる MYお宝

わかる人にはわかるこの福酒トリオだ。

 

3/3 桃の節句 この福岡からの日本酒トリオに 冷蔵庫までドキドキしてるみたい。

(寅)


私の日本酒モードもそろそろ復活!? 第四回「にっぽんの酒まつり」 【大阪・梅田】3/2

2013年03月03日 13時30分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 第4回「にっぽんの酒まつり」各酒蔵パンフレット  大阪・梅田「阪神百貨店」 )

 

■2013/3/2(土) 曇~晴 (寒)

 

大阪・長居「菜」で韓国料理を昼食をして温まった後

キタに向かってGO!

向かったのは、大阪梅田の阪神百貨店

地下鉄・梅田駅からから阪神百貨店食品売り場へ入れば

さすが「食の阪神」 その賑わいは、昔の良き市場の雰囲気に溢れている。

 

食にこだわってくるとお酒にもこだわりが出てくるというもの

本日は、待望の第4回「にっぽんの酒まつり」だ。

百貨店11階のグリーンルーム

特設会場には全国から

30以上の酒蔵が集結していた。

 

何よりも充実していると感じたのは、中国地区だ。

「雁木」「獺祭」「醉心」「李白」と豪華メンバー

四国も「川鶴」「山丹正宗」「金陵」と昨年四国で

味わった銘柄が並んでいて嬉しかった。

これにあと「石鎚」が並べば言うことなし

東北では、気になっていた「安東水軍」も出展。

鰺ヶ沢の酒 森繁久彌さん命名・揮毫の「神の座」も味見できた。

九州地区は、全て焼酎蔵の出展だが、さすがに

日本酒ファンが詰めかけた会場では影が薄かった。

九州からだったら清酒蔵「東一」「西の関」「三井の寿」「香露」あたり

を呼んで欲しかったな。

 

▼会場には、時間とともに風船が膨らむようにすごい人

 

この雰囲気、おととしの「SAKESONIC大阪」を思い出してしまった。

以下 会場内 各ブースのスナップ一部を紹介したい。

 

■第四回 「にっぽんの酒まつり」

( 各ブース スナップ)

▼(若鶴)富山             ▼(獺祭)山口 

  

▼(梅乃宿)奈良 栗田さん     ▼(大七)福島

 

▼(尾崎酒造)青森「神の座」      ▼(福寿)兵庫

  

▼(あさ開)岩手・盛岡         ▼(飛良泉)秋田

  

▼(一ノ蔵)宮城            ▼(川鶴)香川

 

▼(寒菊)千葉 夢の又夢         ▼(一本義)福井 

  

▼(御代榮)滋賀            ▼(李白)島根 藤井さん

 

▼(西之門)長野            ▼(雁木)山口

 

 

▼昨年夏、松山で呑んだ今治の酒「山丹正宗」

▼香川のお気に入り酒 「川鶴」

▼ 山陰を代表する名門蔵 島根県松江の「李白」

 

 

李白酒造 藤井さんに蔵の状況を尋ねると 「蔵(松江)は、今が繁忙期ですわ」

私が、「李白の中でこの山吹色ラベルの純米大吟醸が一番好きです」と言えば

「実はね、私も一緒なんですよ」と応えてくれた。

 

■ この日私が一番印象に残った酒 福井県勝山市「一本義」 

「今回未だ口にしてない酒を飲んで回った中で、一番気に入ったお酒でした。」

と私が言えば「そう言って頂け、とても嬉しいです。ありがとうございます。」と少し照れ笑い。

 

福井県勝山市「一本義」

伝心「雪」  山田錦✖五百万石

白山水系のおいしい水を使って惚れてしまいそうな味わい

そのほかの銘柄も 五百万石でもこれだけ味がまろやかにのっている。

全ての種類 私好みの味わいだった。

以前「エポックかつらぎ店」に出展した鯖寿司の大橋社長が、

これに合わせる酒、「私なら「一本義」」とおっしゃっていたが、納得の酒。

会場では、 「一本義」の女性ファンとも会話することができた。

 

 その他 印象に残ったのは、長野市の「西ノ門」

最初に甘くて あと味が辛い 飲んでいる間の味の変化が凄かった!

私にその辺を熱く語ってくれた。

 

梅の開花に合わせて 私の日本酒モードもそろそろ復活の兆しか!?

気づけば、ここは梅田じゃないか  

日本酒ってやっぱり「うめ~んだ」

(寅)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


祝 開店一周年! おめでとうございます。韓国家庭料理『菜』(NHA) 【大阪・長居】  3/2

2013年03月02日 22時50分20秒 | 『食』べる門には福来たる

( 祝酒「篠峯」さくら  大阪・長居「菜」 )

 

■2013/3/2(土) 曇~晴 (寒)

大阪・長居の韓国家庭料理店「菜」さんが本日開店一周年を迎え

お祝いを兼ね食事に立ち寄った。 

「絶対ですよ 絶対来てくださいね お待ちしてますから」前回そう言われた私。

手帖のカレンダーの3/2の日付には、しっかり赤丸がついていた。

今日は、一転して寒の戻り。 店に入ったのはちょうど正午だった。

 

「ママさん、これ私からの一周年のお祝いです。おめでとうございま~す。」

入店後手渡した私からの祝い酒は、 千代酒造「篠峯」さくら

昨日の早朝に搾ったばかりのフルーティな味わいのお酒

 

何よりも 一昨年この酒を飲んだ後、ラベルの色変更を求めたのが私で、

それに応えて頂き、昨年、従来の黒色からさくら色に変わり、

1155本の事前予約が入ったという 思い入れのある酒でもある。

( 別に 口うるさいブロガーになるつもりなんて毛頭なく

一人でも多くの人に日本酒ファンになってもらいたい故の発言だった)

 

こう書くまでもなく「菜」のママさんは、 「以前は、ラヘルが黒色だったんですよね」

さすが、私のブログをしっかり読んでいるというだけある。

「主人が出張から戻ったら 一緒にいただきますね」

と このお酒をたいそう喜んでくれた。

 

さて本日1周年の飲み物は、ここの売り韓国から直輸入の「生マッコリ」

「1周年だから特別サービスしちゃいます」と 生マッコリの半額と共に

付けてくれたのが、安東煮鶏

 ▼安東煮鶏(アンドンチムタック)&生マッコリ

胡椒が効いてピリリとスパイシーで美味い

 

寒の戻りで冷え切った体を 「キムチチゲ」定食で温めなおすことができた。

 

ママさんが、次回の長居バルの概要を教えてくれた。

「へぇ~ でも二日続けてのバルってどうなんだろう? って思うけどな・・・」

そんな会話をしながら マッコリ飲みながら なかなかゆるりと食事ができた。

 

今日の食事の感想は 「マッコリで にっこりだね」と言えば

「もぅ おやじギャグはやめてくださいょ」と言われてしまった。

 

それは失礼致しました。

まぁ 今日はキムチいい気分だったということですよ  

一周年おめでとうございます!!

(寅) 

 


光一閃! 「田中一光」作品展見学の後は、三酒三様 昼から美味しい「奈良三酒」

2013年03月02日 02時02分21秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 奈良酒三酒「春鹿」「山鶴」「梅乃宿」  奈良市「酒商のより」 )

 

二月のとある木曜日、仕事を休んだ私は朝から雪がちらつく寒い奈良を歩いていた。

さすがに平日の午前、観光客などほとんどいなくて、ブルーグレーの空に

雪混じりの寒い風、寂しい奈良を存分に感じさせてくれた。

雪の中、寒風に吹かれてみれば、少しはやるせなさが

収まるかもしれないと思ったことも事実

 

 

途中 奈良県立美術館で開催されている奈良が生んだ偉大なデザイナー

「田中一光」展に立ち寄った。

窓口で割引券と共に600円を渡し、

入口で係りの女性に どこまで写真撮影が許されます? と尋ねてみれば

「この入口から見えてる範囲だけですね。 会場内は一切撮影禁止なんです。」との回答

許可をもらって撮れた写真はこの入口からポスターを写した一枚だけだった。

 

 

観世能の写真が1枚あれば足りるのに・・・ (仕方ない。写真がダメなら文章で)

 

実に 昭和30年の第二回観世能のポスターから始まる一連のポスター群は圧巻だった。

各作品から 文字そのものを 意味を伝える文字と同時に

ひとつの形態として認識していたことがわかる。

 

制約の中で、伝えるべき情報やイメージを明確に定め

それをいかに独自の発想で表現するか

田中氏はその制約を楽しんでいるかのようにさえ感じた。

 

印象的だったのは、日本のボ゛ドニー書体として「光朝体」という独自の美しい書体まで作ったこと

人真似をしない創意の軌跡がそこにはあった。

 

日本の様式を持っている文字デザインへのこだわり

「無」 「舞」 「水」といった漢字のデザインに

私の気持ちに光一閃

もし田中一光氏が存命なら

日本酒のラベルにも一度チャレンジして欲しかった。

 

会場には田中一光氏存命の頃のTV番組も流れ、見たりして1時間半ほど居た。

平日ということもあるだろう 美術館は私のために貸切にしてくれたような状態だった。

 

美術館を出た後、東向き商店街から三条通りを下り「酒商のより」

奈良酒三酒を頂いた。

お酒が美味しい。 美味しいのだが・・・

平日に 昼過ぎから日本酒を飲むとは、なんとも後ろめたくて不思議な感じだった。

 

でも今日呑む日本酒はことさら美味しく感じるな・・・

そう思わせてくれたのは、日本の様式美にこだわったデザイナー

TANAKA IKKO の作品に触れた直後ということときっと無関係ではない と思った。

 

日本酒の味わいにも 光一閃であった。 

(寅)

 

 


造り手としてのプライドはないのか!? 人を欺いたり、裏切ったりする者に酒を造る資格なんてない!

2013年03月02日 00時03分35秒 | みんな~愛『酒』てるかい

大阪府阪南市の酒造会社「浪花酒造」が純米酒に醸造アルコールなどを混ぜたり、安価な酒に高級酒のラベルを貼ったりしていたことが26日、同社などへの取材で分かった。大阪国税局の調査で発覚し、同社は今年1月以前に製造した商品の自主回収を進めている。

 浪花酒造は1716年創業の老舗で、同社の酒は2008年7月の北海道洞爺湖サミットで提供された。

 同社によると、純米酒や吟醸酒の新酒を製造する際、味を調えるために前年に作った同種の古酒を数%混ぜていたが、古酒の在庫がなくなったため、純米酒1種に醸造アルコールを混ぜたほか、吟醸酒2種に基準以上の醸造アルコールなどを混ぜた。

 国税庁の基準では、純米酒は米と米こうじだけで造られ、醸造アルコールを入れることは認められていない。吟醸酒は白米の重量の10%以下の醸造アルコールを入れることが認められている。

 国税局が新酒の成分を調べた結果、混ぜられた純米酒や吟醸酒に本来含まれない糖類が含まれていた。

 また、12年4月までの半年間に製造した純米大吟醸が品切れになった際、安価な吟醸酒に純米大吟醸のラベルを貼っていたという。

 成子和弘社長(52)は「味がほとんど変わらないので、その場しのぎでやってしまった。反省している」と話している。〔共同〕

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幸いにも私は、関西に住んでいながらこの酒「浪花正宗」を知らなかったが、最後の社長のコメントは、何とも情けない、がっかりするほど恥ずかしい弁だ。 たぶん新人の蔵人でさえこんな低レベルな発言はしない。 反省してすむ話でなく、その罪はあまりに深く大きい。

造り手としてのプライドはないのか!? 売り場スペースがなくなるのを恐れて、ラベルをごまかして納入しスペースを確保したとのことだが、この裏切りは、今まで蔵開きやきき酒会で長年応援してくれたこの蔵を応援して来たファン達を失望と怒りに追い込んだに違いない。 

これがもしあの「義侠」の山田社長ならきっとこう言っているだろう。「今回は自分の納得いく酒ができんかったので、申し訳ないけど商品出荷はできませんわ。 別に金のために酒を作っているわけじゃない。 自分の納得いく酒ができんかった以上、申し訳ないけど一切出すわけにはいかんですわ。」と あくまで私の想像だが、あの社長ならこんなコメントをしたはずだ。 造り手の自信とプライドがきっとそう言わしめている。

造り手にプライドがあるように呑み手にもプライドがある。 私は、万が一この酒が持ち直し今後どんなに評判になったとしてもこの酒瓶を触ることもしなければ、呑むこともしない。 また、この酒を平気で並べる売り場や酒店であればそこで酒は買わないことにする。

驚くのは、4年連続で全国新酒鑑評会で金賞をとった蔵とのこと。 この事実は、真面目な酒造りをして金賞受賞している蔵にとっても極めて迷惑な話だ。

人をだまし、平気で裏切る者に 酒を造る資格なんてない。 日本酒の世界に「その場しのぎ」なんて言葉は一切存在しないはずだ。

(寅)


月末には「シェフ対主婦」TV出演。 三輪シェフのオイルソースパスタは最高だね。

2013年03月01日 02時09分35秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 藤澤ちゃんと三輪シェフ  大阪市「PiEDRA」)

 

「オイルソースパスタをいろんな店で食べてきたけど

三輪さんの作るオイルソースパスタは、具も麺も炒めつけてないのがいい

これはとてもすすみますよ~」

私は感じたままを言葉にして伝えると 三輪シェフから

「ありがとうございます。 実はその辺を心がけて作っているんですよ」と返ってきた。

石原オーナーシェフのクリームソースパスタ、三輪シェフのオイルソースパスタ 共におすすめだ。

 

さてその三輪シェフまもなく「3月末にTVに出演予定なんです」と私に伝えた 

三輪シェフは、3月の読売テレビ 夕方の帯番組「Ten」の金曜日 

人気コーナー 「シェフ対主婦」にレギュラーとして出演中

次回は、3/29(或いは3/22)に出演予定とのこと

 

主婦は自分の超得意料理で挑んで来て、シェフは

当日その場で、その課題を初めて伝えられ

1000円の食材費で4人分作る。

審査は、もちろん一般主婦を3人公募して

ブラインド(だれがどっちを作った人かを隠して)審査。

 

将棋で言えば、かなりの腕前のアマチュア棋士相手に

シェフは飛車・角・金・銀 各1枚抜きで勝負を受けるみたいなもの

アマ対プロの種も仕掛けもないガチンコ勝負なのだ。

 

大抵のシェフは1度負けるとプライドが傷ついて

次回出演を断る人も多いそうだが、三輪さんは挑戦を受け続け

既に8戦していて5勝3敗と厳しいハンディにもかかわらず勝ち越している。

ちなみに 今までで一番驚いた課題は、

「バナナ」で挑んで来られた時だそうだ。

さすがにイタリアンのシェフとして「バナナ」は想定外の課題で

面食らったそうだ。

 

3月末の金曜日、読売テレビ「Ten」 ボクシングの世界タイトルマッチより興味深い

今回はPiEDRAから出場となる三輪シェフ

第9戦は、「もちろん勝ちます」とカメラに向かって宣言してくれた。

写真左隣の女の子は、藤澤ちゃん。

 

彼女のお父さんは、以前紹介したが大分センチュリーホテルの中華レストラン

「李白」の総料理長なのだ。

大分に行くことがあれば是非立ち寄り食事したいと思っている。

 

 

「シェフ対主婦」ネットで検索すると 最近復活した全国ネット「料理の鉄人」より

この読売テレビの「シェフ対主婦」の方が面白いという感想が目に付いた。

 

三輪さん次も勝って通算成績を6勝3敗としたいところ。 

最近私のブログを読んで日本酒にも興味が湧いてきたとのこと。

イタリアンのシェフが、料理に合う日本酒もすすめれるようになったら

鬼に金棒ですよ 是非! まずは「風の森」あたりから・・・

と 三輪シェフには同じ今里の「酒屋へちかん」に寄ることをすすめておいた。

「シェフ対主婦」放送日が近づいたら

再度このブログからエールを贈ろうと思っている。

三輪さん、頑張ってください。 勝利を期待してますよ。

(寅)


日本酒十番勝負 第八番酒は「梅乃宿」梅の樹ラベル(生酒) 開封日は3/3

2013年03月01日 00時03分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「梅乃宿」梅の樹ラベル(生)   大阪市西田辺「PiEDRA」) 

 

■2013/3/1 (金)

【お知らせ】   日本酒十番勝負 第八番酒 開封日は3月3日(日)ひな祭りの日と致します。

昨年の七夕から始めた 大阪・西田辺「PiEDRA」での日本酒十番勝負も回を重ね八番目を数えることになりました。

(2012年)開封

① 7/7 (神奈川) 「いづみ橋」夏ヤゴ

② 8/8 (宮城)  「あたごのまつ」ひと夏の恋

③ 9/9 (宮城)  「墨廼江」中垂れ

④10/10 (新潟) 「清泉」特別純米

⑤11/11 (島根) 「李白」CARO

⑥12/21 (福島) 「写楽」ささめゆき

(2013年)開封

⑦1/3 (奈良) 「風の森」笑門来福ラベル http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/a5dad3dfa455dac54fc820e745b061bf

⑧3/3 (奈良) 「梅乃宿」梅の樹ラベル(生酒)  ← 今回

⑨5/5

⑩7/7

 

 

ワイングラスで味わってほしい、ワインに負けない私おすすめの日本酒

今年(2013年)からの残された四回は、全て奈良県の日本酒で勝負する予定です。

 

今回用意した日本酒は、「梅乃宿」梅の樹ラベル(生酒)

フレッシュで、アルコール度数抑え目、ワイングラスで女性が軽やかに飲める酒です。

ひな祭りの日、スペイン・イタリアンの料理をアテに女性に是非味わって頂きたいおすすめの日本酒です。

 

 

3/3 ひな祭りの日  大阪・西田辺 スペインバールレストラン『PiEDRA』「梅乃宿」! 又は

「ブログで見た日本酒 味見させてください」 とお店の人に伝えていただければ、試飲できます。

桃の節句に 紅梅咲いた。 

(寅)