夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

黒姫の湧き水を汲みに行ったついでに写真でスケッチ

2022-07-07 11:56:12 | Weblog
いつも水を汲みに行ってる所ですが、前回は「自由にお持ち下さい」と書いた段ボールの切れ端が置いてありました。
そういえば去年の夏、採れたてのキュウリが冷やしてありました。
曲がっていておいしかったのでもしかすると今日は水槽に入っているかと行ってみました。
残念。ありませんでした。
もちろんカメラを持って行ったのでついでにこれはというポイントで撮影。

これは水汲み前に通り掛かって気に入った場所です。

上空に曇があって畑が日陰なのでこうなっちゃいますがカメラは手持ちでとりあえずです。
このところレンズは NIKON AF 28-70mm に戻しました。
本当は単焦点のマニュアルレンズで露出計を使いたいんですがこの方が楽なので甘えちゃいます。
「楽な道と困難な道があったら迷わず困難な道を行け」って、そういうあんたはどうなんだって言いたくなるのが私。

水場に向かう途中で先日見つけた小川を撮影。

画面の一部を空に抜くと閉塞感が避けられます。

あのときは曇っていて水の質感が出ませんでしたが今日はいいぞ。
勉強したのでこれを透明水彩で描くならホワイトガッシュが必要、と知識だけは得ました。

空は要素として直接入っていませんが水のきらめきは明るい空からの光です。

花をアクセントにしてみました。

ウツボグサでしょうか、あちらこちらに咲いていました。

車に戻る前にもう一枚。

敢えて走っていく車を入れました。これで単なる静物写真ではなくなります。

水を汲んで先ほどのポイントに戻ると曇の切れ間から夏の陽射し。
ここからは本気モードで Manfrotto の三脚を使用。手持ちではいくらシャッター速度が速くても 100%ブ レます。
三脚の効果は明確に出ました。

モロコシ畑はこうでなくちゃ。

何枚かここで写真を撮りながら、道路の向こう側の風景が気になります。
カメラを持って移動。

これも水彩画にピッタリの風景です。
雲が流れて田んぼが微妙なグラデーションになっています。

もう一度モロコシ畑に戻って構図を変えて

夏の空を表現するならこの構図の方がいいかな。
シルバーの火の見櫓をアクセントにしていますがオリジナルではハッキリ見えます。
走る軽トラックもいるんですが見えるかな。

帰り際に空も。

オリジナルは空が濃いコバルトブルーになっちゃったので白飛びしない程度にレベル補正。

今日は何枚かを望遠側一杯の 70mm で撮りましたが望遠臭くはなりませんでした。
望遠で奥行きを圧縮すると肉眼とは違う見え方になるので素材によっては効果的なのでこれからは適宜使うことにします。
 望遠で撮った写真は構図が決まれば絵の素材として面白いと思いますよ
ただし、私は望遠で前景又は背景をボカすのは大嫌いなのでそれは避けます。

午後は画材を探しに行こうかな。
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