調整中の PROC-1A ユニットで悪戦苦闘中です。
YouTube に公開した Ikegami HL-79E 整備記録 6 は順調に進んだように見えますが実際は…
あれから再度確認も兼ねて何度も調整しました。
寝ながら考えたら引っ掛かっていた項目の意味がわかりました。
赤線を引いた箇所です。
カメラ内にあるキャリブレーション信号で電圧を調整しますがそれは撮像管の信号が正しいと仮定して。
その後、撮像管の信号レベルはバラツキがあるので CAL OFF で GAIN を改めて調整するんです。(そういうことだと理解)
それにはグレースケールチャートが必要ですが、いい加減な自作チャートでうまくいく筈がありません。
79E にシネライトをセットしてやってみましたがうまくいきません。
それならとこれも自作のウインドウチャート代用品の出番です。
裏からライトを当てて、これならどうだ。
79E を向けてオシロスコープの波形を見ると明度差があるので調整が出来そうです。
これは有効でした。こんな波形が出たぞ!。これは試しで窓からの外光を遮断するともっときれいな波形になります。
これでアイリスを調整、Gch を 0.4Vp-p にして Rch と Bch を同レベルにするんでしょ。
この作業を映像で記録するのはまた一苦労しそうですがやるしかありません。
これが済めば WHITE LIMIT でこのユニットは整備完了ですが下調べではちゃんと合っていました。
そんなこんなでユニットのどの VR を回すとオシロスコープ、波形モニター、ベクトルスコープの波形がどう変化するか、見えてきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます