夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 組み立て完了なれど

2019-02-12 14:28:42 | Weblog
今日は光学ブロックを組み立てて取り付け。その他最終工程まで進めましたがその過程でいろいろありました。

撮像管は移植側の方がいい状態なので予備品のブロックに移植します。これが昨日取り出した撮像管。

これを奥に見えるブロックに組み付け

R,G,B 3セット組み込みました。

ここまでは順調

B管を組み込みます。

何度もやって慣れてます

プリアンプを取り付け。コネクタも入れます。

気をつける所もわかってます

撮像管にソケットを挿入。

管のピンを曲げないように

G管です。この狭いスペースに入れます。

これから起きる事も知らず

やっちゃいました! ネジをもうひと締めしたのがいけませんでした。切れました。6角穴ネジは普通強度が高いのですがこれは一般的なネジじゃなかった。

どうしましょう

せっかく組み込んだブロックを取り出します。最悪ネジ穴をドリルでさらってタップかな。

この形のまま取り出せるとは思いませんでした

ネジは予備品から失敬すれば間に合います。

昨日も今日も予備品様々

切れたネジは簡単に抜けました。やれやれ。

撮像管保護のため黒い紙を当ててあります

ネジを締めます。今度は締めすぎないように。

切れたネジはM3ですが根元はφ2

プリアンプを取り付け。

ここも締めすぎに注意

プリアンプはケースのニッケルめっきが曇っていたので全部拭いてきれいにしておきました。


R管を取り付けます。アンダーケースはこのために角穴になっています。

ここが設計者のセンス

3管カメラは当たり前のデザインをすると妙な形になりますがIkegamiはそこをうまく処理しています。

IRISの明るさセンサーだと思います。極性があるのかわからなくて分解のときテープに書いておきました。

心配したけどこれならOK

フィルターユニットです。薄いフェルトが貼ってありましたが劣化していたので

モルトではないみたい

手元にあった1mmのフェルトを切って貼ります。フェルトですから押し込めば入っちゃいます。

相手との隙間は0.5mmプラス

レンズマウントの取り付け。透明のフィルターが入っていますがもちろんクリーニングしました。

ネジが無い、あったあった、袋に入れてありました

ハンドグリップは後ろにコネクタがあります。前のふくらみの中にB管の尻が収まっています。

程度のいいのがもうひとつあるけどとりあえずこれ

こちら側につける大きな基板とコネクタの数が合いません。これは何処?

向こう側の基板だろう

KNEE APERT基板に相手がありました。

一旦外してコネクタ挿入

この基板もやっかいでした。裏の配線の束が邪魔して基板がぴったり収まらなくてあれこれ。

危なく線を一本挟みそうに

R管部のカバーです。

撮像管の長さをうまく処理してあります

ショルダーパッドは痛みやすいのですがこれは通常三脚にセットして使っていたのでしょう。

肩乗せで使うとボロボロ

組みあがりました。内部基板は詳しくチェックしてから入れます。




さっそくテストしたいところですが、前にいきなり電源を入れて煙が出たのがトラウマになっていて怖いので今日はここまでにします。
このカメラはメンテナンスしやすい構造なので組み方を間違える恐れはありませんが組むとき他にも断線があるかも知れないのと線を挟み込んでいないかが心配です。
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