去年出来なかった Ikegami HL-79E の調整作業を今年こそ。
その前にやることがあります。
工房のシステムの接続はこんな具合です。
その中で入力の切り替え機 VCS-33 が接触不良気味なんです。
システムラックから取り外して分解。
この物理的スイッチは前にも接触不良が出て対策をしたんですが再発しました。
スイッチユニットを外して隙間から接点復活剤を注入。他のもついでに。
ビチョビチョにすれば内部の接点に入り込むだろうと乱暴な手段。分解は不可能です。
何度も押してからアナログテスターで接触の状態をチェック。ゼロΩ になりました。
こんな時はアナログテスターが有利です。
BNC コネクタも外と中を掃除しておきます。
あれっ、終端抵抗が ON になっていたぞ。これは OFF でしょう。
組み立ててラックに戻し基準用の TSG 200 を ON 。これは正しい信号と仮定して進めます。
切り替えスイッチを TSG 200 にして確認します。
波形モニターとベクトルスコープを設定。バッチリ。これは DV カメラで記録できるようにしてあります。
カラーモニターにきれいなカラーバーが出ました。
HL-79E #3 からのカラーバーも確認しましたが良好でした。接触不良は当面解決。
このあたりをしっかり確認しておかないと調整がとんでもない事になっちゃいます。
他にも DV カメラで撮った動画をワークステーションに取り込む系統を確認する必要があります。
そちらは課題があって面倒なので続きは明日にしましょう。
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