夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

エアコンプレッサーを直す

2021-04-08 16:31:05 | Weblog
友人から¥2,000で引き取ったベビーコンプレッサーですが、今朝奥方のセルボのタイヤを夏タイヤに交換する際空気圧確認を兼ねてエアを充填するときは問題なかったのにその後動かなくなりました。
スイッチを入れてもファンが回るだけです。

修理にかかりました。


電源は AC100V ですがモーターは DC100V です。


初めに圧力スイッチを疑いましたが導通は正常でした。


簡単な基板にブリッジ整流器があります。これで全波整流しているんですね。

テスターで調べましたが問題ありません。

モーターの隙間からローターの整流器の状態を見ましたが表面が荒れている感じはありません。


モーターへ行っている回路で抵抗値を確認。


まあこんなもんでしょう。テスターのレンジはx1です。


アース線の固定ビスの相手側がなめていました。これは組むときナット締めです。


モーターを取り外しました。


整流子側を開けて確認です。


うーん、正常です。


カーボンブラシも十分長さがあります。


せっかく分解したので整流子を紙やすりで軽く磨いてパーツクリーナーで掃除してと


どこも悪くないので組み立てです。アース線のビスはナットで締めました。


バラック状態で電源を入れてスイッチオン。回った!。
喜んだのも数秒、止っちゃいました。


もう一度分解です。基板の半田不良かも。

目を皿のようにして確認しましたがしっかりしています。

モーターの導通を調べると抵抗値が無限大。


再度モーターを分解したらここに過熱防止の素子があるのに気がつきました。

導通がありません。原因はこれです。内部の接点の接触が悪いんですね。

似た素子がジャンク箱にあったはず。かき回したら出てきました。
放送用ビデオカメラに使う弁当箱みたいなBPバッテリーに入っていた物です。

BPバッテリーは12V、コンプレッサーのモーターは100Vです。耐圧はどうかと思いますがこれに入れ替えてみましょう。
今日はもうやる気がないけど。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホームページ全面リメイクの... | トップ | コンプレッサー修理で手こずる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事