晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

遠くて近い大地の咆哮とは・・

2007年10月21日 | 
第17回中国共産党大会が北京で開かれる~
記憶に新しいお隣中国のニュースです。

二期目に入る、胡錦濤主席が「調和社会」にかじをきった、と報じられていました。
近年中国の大きな経済発展に伴い、国際社会ではその発言力が高まり、中国社会の安定化が及ぼす影響は国内外にとどまらないのは否めません。

大地の咆哮」杉本信行著
時間がかかりましたが、やっと読み終えました。
途中、難しくて(政治や経済、国際情勢、近代史など・・)他の小説に浮気したりしていましたから・・

長年、外交官として実際の中国の有様をじっと、見てきただけあって、迫真にせまるものがあります。びっくりするくらい現代中国の真の姿を分析し、特徴や抱える問題の由縁を切り込んで、わかりやすく書かれていました。
去年初版で出版されて話題になり、一年足らずで文庫化されたのもありがたいところです。

残念ながら、著者は去年この本を病床のなかで書き上げ、亡くなったそうです。
今の冷え切った日中関係を危惧しての情念の執筆だったのでしょうか・・

いずれにしても、よくわからない「中国」でしたが、少しその謎めいたわけが私なりに理解できたことは大きな収穫でした

浅田次郎著の短編集である「鉄道員」
を気分転換に読み返していました・・

オリヲン座からの招待状
とても短い物語ですが、映画化されたんですね~

望みは何と訊かれたら・・

2007年10月14日 | 
小池真理子さんの待望の新刊が近く、刊行されます。
望みは何と訊かれたら

浅間山荘事件・・ちょと記憶に遠いですが、赤軍派とか、安保反対とかの学生運動が激しかった時代かな。団塊の世代と呼ばれる人たちの青春時代でしょうか。
恋愛か、革命か・・意味深長なキャッチコピーです。

先立って、レイのごとく紀伊國屋書店でサイン会とトークショーが催されるようです。
「行きたい~!」
と早速、チケットを申し込みたいところですが、衝動を少し我慢してます。
新宿はちょっと、遠くて、おまけに夜遅くなりそうです・・

人気の真理子さんですから、きっと超満員でチケットもすぐに完売しそうですが・・。

新刊の発売日が待ちどうしいです





オレンゴン州ポートランド

2007年10月04日 | 日記
先日、以前、書店で一緒に働いていた、yukiさんと久々にランチをしました

しばらく音信不通の彼女は、きっと、新しい職場でバリバリ働いているものと思っていました。
突然、顔を見せたかと思ったら、近く、ご主人の転勤でアメリカ、オレゴン州ポートランドへ赴任するというのです

5年くらいの赴任期間になるそうです。
びっくりして、とにかく、ゆっくり話そう!と言うことで、ランチの約束となりました

まぁ~いろいろ話を聞くと、アメリカに赴任、滞在となると、準備がいろいろ大変らしいです。
大使館へのビザの申請やら、引越しの準備(船便と航空便・・?)
向こうへ行ってからのおうち探し・・と普段では考えられない諸事情で頭が一杯!っかんじでした。

感心するやら、びっくりするやら、心配やら・・でも楽しく話しているうちに、相変わらず、元気で明るい彼女の笑い声と、たべっぷりにだんだんと、心もゆっくりしてきて、彼女なら、きっと大丈夫!って思えるようになりました

ポートランド・・なんてあまり聞いたこともなかったけど、自然に恵まれてきれいな都市だそうですね。
過ごしやすい気候に治安もいいみたい・・

帰ってくるころは、きっと、英語もぺらぺらで洗練された奥様になっていることでしょう

ご主人と仲良く、海外生活を満喫されることを願ってやみません・・