モンローが死んだ日 小池真理子 著
500ページにも及ぶ長編、新刊です!
思いのほか早く読めて嬉しかったです。
読書メーターのほかの人のリポートには、辛口の書評もありましたが、
私の感想は、真理子さんをひいき目にしていることを除いてもやはり、秀作に分類したいです(*^^)v
だらだらと序章から長くて退屈・・とか、くどい・・とか?・・
そうかなぁ、確かに500ページの長編にしては登場人物は少なかったけれど、その分、
丁寧な心理描写や軽井沢の美しい風景など、さすが、「うまいなぁ~」と思います。
物語は・・
還暦も間もなくという幸村鏡子は、長野県軽井沢の外れにある花折町で小さな文学館の管理人兼案内人
の仕事をしながら独りで暮らしている。
夫を亡くしてから心身のバランスを崩していた鏡子は、町内の精神科クリニック
で高橋智之医師の診療を受けはじめる。やがて鏡子と高橋医師は恋に落ちるが、
高橋は突然姿を消してしまい......。
舞台はまたしても軽井沢~
それも秋から冬のひっそりとした静寂と儚さと寒さ!?がまじり、よけいに鏡子の孤独な環境が伝わる。
鏡子59歳、高橋医師55歳。。
人生後半、老境がさしせまっても、こんなに素敵な恋ができるんだ・・真理子さんマジックです。
謎めいた、アルバイト医師の高橋が忽然と消え、そこから東野圭吾顔負けのサスペンス劇場になるのですが
ワクワクして、ページをめくる手がどんどん加速していきます!
後半に、だんだんと想像していたとうりに話は進み・・一気読みの醍醐味を味わいました^^
終章、明るい感じで結ばれ、私も幸せ~の満足でした。
しかし・・
真理子さん、
手紙の使い方がうまい!とてもよかったです。
物語の社会的なテーマ、現代人における精神疾患については、なかなか興味深かったです。
暑い夏が始まりましたが、
エアコンがきいた部屋で静かに読みふけって、幸せな一冊となりました
500ページにも及ぶ長編、新刊です!
思いのほか早く読めて嬉しかったです。
読書メーターのほかの人のリポートには、辛口の書評もありましたが、
私の感想は、真理子さんをひいき目にしていることを除いてもやはり、秀作に分類したいです(*^^)v
だらだらと序章から長くて退屈・・とか、くどい・・とか?・・
そうかなぁ、確かに500ページの長編にしては登場人物は少なかったけれど、その分、
丁寧な心理描写や軽井沢の美しい風景など、さすが、「うまいなぁ~」と思います。
物語は・・
還暦も間もなくという幸村鏡子は、長野県軽井沢の外れにある花折町で小さな文学館の管理人兼案内人
の仕事をしながら独りで暮らしている。
夫を亡くしてから心身のバランスを崩していた鏡子は、町内の精神科クリニック
で高橋智之医師の診療を受けはじめる。やがて鏡子と高橋医師は恋に落ちるが、
高橋は突然姿を消してしまい......。
舞台はまたしても軽井沢~
それも秋から冬のひっそりとした静寂と儚さと寒さ!?がまじり、よけいに鏡子の孤独な環境が伝わる。
鏡子59歳、高橋医師55歳。。
人生後半、老境がさしせまっても、こんなに素敵な恋ができるんだ・・真理子さんマジックです。
謎めいた、アルバイト医師の高橋が忽然と消え、そこから東野圭吾顔負けのサスペンス劇場になるのですが
ワクワクして、ページをめくる手がどんどん加速していきます!
後半に、だんだんと想像していたとうりに話は進み・・一気読みの醍醐味を味わいました^^
終章、明るい感じで結ばれ、私も幸せ~の満足でした。
しかし・・
真理子さん、
手紙の使い方がうまい!とてもよかったです。
物語の社会的なテーマ、現代人における精神疾患については、なかなか興味深かったです。
暑い夏が始まりましたが、
エアコンがきいた部屋で静かに読みふけって、幸せな一冊となりました