晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

頭がいい人の

2008年06月29日 | 
小泉十三 著
「頭がいい人の45歳からの習慣術」
読みました。

得意の新書サイズではなく、今回はB5 判 でイラスト図解盛りだくさんで、平だなにおいても大きく目立っていました。

「頭がいい人の~・・」
で、大きくブレイクした習慣術ですが・・

中高年向きの「自分磨き」のヒント集です。定年まで、あと少しの余裕はあるけれど、なんだか世の中、不安定・・子供も大きくなり、振り向けばアットいうまに年だけとっていて、この先どうやって暮らしていけばいいのかな?

という漠然とした不安やあせりを誰もが持っていると思います。
第1章~心をふけさせない思考習慣術。第2章~頭をさび付かせない・・第3章~頑張り過ぎない健康習慣術・・第4章~組織とうまくつきあう・・第5章~自立したシニアになる・・

などなど、どれも目からうろこ・・とまではいかなくても、説得力のある内容でした。

私が感心した、ハッ!と目を引いたヒントは、

「好きなことが見つからない~」と嘆く人に
では、「嫌いなこと」をさがすのは簡単でしょう~!?
でした。
なるほど!、そのあたりから、自分がやりたいものが自然と見極められていくことになるのかもしれませんね

でも・・少し残念だったのは
この本は中高年「男性」をターゲットにして書かれた内容のような気がします。

中高年女性向けにぜひ、どなたか書いて下さいなぁ~

悩み多き?・・かつては乙女だった私からのお願いです


Let`s hura

2008年06月23日 | 日記
近所のスポーツクラブに通いはじめて一年が過ぎました。
運動不足を解消するのが目的でした。仕事、家事、と、時間を作るのがしんどいときもありますが、ストレス解消のためにも、体を動かすのはいいことです。

マシンで有酸素運動、プールでひと泳ぎ・・スタジオでヨガ~なんて、気ままにやってきましたが、
最近「フラ」のレッスンに参加してます。
ひょんなことから、体験レッスンを受けてみて、
・・・びっくり・・
なんて、楽しいの~
なじみのハワイアン音楽もここちよく、足は基本のステップでリズミカルに、手はハンドモーションで、これが手話になってるんですよ。

はまりました~

まじめに週2回のレッスンを楽しんでます。

音楽に合わせて体を動かすのは、非日常的で、とてもリフレッシュします。それに練習用のパウスカート(ハワイアンプリントのギャザーたっぷりのスカート)
を、つけて優雅にステップを踏むと、とても女性らしい気持ちになって、思わず笑顔でほほもピンク色に染まります。老いも若きも心は「フラガール」!。

フラの歴史はハワイ文化、歴史そのものです。

文字を持たない古代ハワイの宗教儀式に用いられたもので、神にささげる神聖なものだったそうです。

自然への感謝、神への畏敬の念など、とてもスピリチュアルです。

一時間のレッスンはあっという間にすぎ、汗をぬぐって一息つくと、さわやかな気分に「ありがとう!」の気持ちがよぎります。まさにアロハな気分です~

ちなみに
ココナッツのブラに腰みのをつけて激しく踊るのはタヒチアンダンスです。
お間違いなきよう~




代筆屋

2008年06月04日 | 
辻仁成 著

最近では手紙を書く、なんて面倒な事はめったにしなくなりました。
電話、メール・・で簡単に通信できる時代ですものね。

「代筆屋」は
売れない小説家が手紙を代筆する、裏家業?にまつわるいろんなお話。
10のエピソードは、依頼人からの手紙(代筆)恋文であったり、遺書?であったり・・読み終えてよくみると、本の最初に、「拝啓」があり、最後に「追伸」とあった。
まるで、一冊の本自体が一通の手紙のようです。

確かに、「手紙」って不思議な力があるみたいですね
「手紙の書き方・・」なんてHow to本は、今でも書店の実用コーナーでは一冊くらいはどこにでもあります。

手紙でしか伝えられない気持ち・・というのもあるのでしょうね。

読んでいるうちに、いろんなことが頭をめぐりました。
まず、思い出したのは、ケヴィンの映画で、「メッセージイン ナ ボトル 」でした。これは、亡くなった妻に向けて、書かれた恋文をビンにいれて海になげこむんですが・・切々と語る愛の言葉の手紙に、拾ったジャーナリストの女性がケヴィンに興味を抱く・・

手紙にしか吐露できなかった彼の心がとても、繊細で涙をさそいました。

・・
いやはや・・本題にもどります^^
心のこもった手紙というものは、感動するんですね。

一番最初にもらった手紙・・?
思い出しました・・
確か、小学6年のころ、クラスメートの男の子から、机の引き出しにそっと、メモ書きみたいな手紙をもらったなぁ・・

後になってから、それがラブレターだった!ってことに気がつくのですが・・、その子には悪いことをしてしまいました・・

これも余談でしたね

今の夫からのプロポーズ・・も確か手紙をもらって、その真剣さと真摯な気持ちに心打たれて・・OK したのでした~

手紙は人生観を変える!いや、人生を変える!

といっても過言ではなさそうです。

っで・・

この本では「代筆」なわけですから・・
ここで反対意見を言わせてもらうと、
やはり
私は、手紙は自分で書くものだと思います。
下手でも、つたない文章でも、汚い字でも、いいのです。本人が一生懸命に書いてる姿まで見えてしまうような手紙こそが、貰ってうれしいのですから。

私も久々に手紙を書きたくなりました。