オイアウエ漂流記 荻原 浩 著
少し前に読んで、なかなかアップできずにいました。
文庫になってから読んだ作品です。
タイトルからして、大人のファンタジー冒険を想像。期待通りで、楽しめましたヨ。
物語は・・
南太平洋の上空で小型旅客機が悪天候の中、遭難、墜落!
海に投げ出されます。そして流れ着いたのは、無人島。生存者は出張中のサリーマン、取引先の御曹司、
新婚旅行中(成田離婚寸前!?)のカップル。ボケかけたおじいちゃんとその孫の小学生。
そして身元不明の外国人。。そして機長の犬カーゴ!。
なんと、10人と一匹です。
機長は、残念ながら皆を救助誘導しているうちに海の藻屑となってしまったけど。
このてんでんばらばらな10人と一匹の過酷なサバイバル生活が始まるのですが・・
いや~
この手の物語は過去にもいくつかありましたよね。
映画でだって、古いものは・・ガリバー旅行記?(ちょっと違った)ジュニア文庫の15少年漂流記?!
映画だって、、青いサンゴ礁、流されて・・記憶に残っています。
荻原さんらしい、ユーモアたっぷりギャク満載で、めちゃくちゃ過酷な展開だというのに
楽しく読めたけど、墜落や漂着するまでのリアルなシーンは結構迫力がありました。
恐怖さえ感じました。
でも、現実にはありえないから。。だって、重量のバランスをとるために機長が副操縦席の席に
自分の犬(セントバーナード犬)を座らせるなんてね(@_@;)
犬の名はカーゴ(まさしくカーゴ!^^)
無人島では、カーゴは野生にもどってしまい、愛犬家の私としてはちょっと悲しい展開でした。
しかし・・
人間、絶対絶命の窮地に立たされると、知恵を出し合いなんとかなるものなんだ~・・
私だったら、一日だって生きていけないかもしれない。トイレもバスも暖かいベッドもなにもない孤島で。
水。食糧。体を暖める毛布や衣類。そして火!
ライターのなんと貴重なこと。生きるためにはなんでも食べる。植物も魚も、カメさえも。
人間が食物連鎖の頂点に立っているさまがよく理解できる。なんと・・罪深いことか。
このサバイバル生活がいつまでつづくの?・・
と、思っているうち、あっけなく結末を迎えたけど。。
タイトルの「オイアウエ」は現地の言葉で、「オオ~!」とか「アア~!」とかの喜怒哀楽をすべてあらわす
ことばらしい。まさに「オイアウエ~」の連続でした。
でも、人間って素晴らしい!どんな状況だって生きて行けるんだ!
と、応援歌のようにも感じられた。
でも、最後はあっけなく・・不完全燃焼。早織さんはちゃんと赤ちゃんを生めたのかな?賢司と主任のこの後の展開は?
・・ガダルカナルの戦友を思いボケたおじいちゃんはちゃんと佐倉に戻ったの?^^
是非、続編が出ることを願います
少し前に読んで、なかなかアップできずにいました。
文庫になってから読んだ作品です。
タイトルからして、大人のファンタジー冒険を想像。期待通りで、楽しめましたヨ。
物語は・・
南太平洋の上空で小型旅客機が悪天候の中、遭難、墜落!
海に投げ出されます。そして流れ着いたのは、無人島。生存者は出張中のサリーマン、取引先の御曹司、
新婚旅行中(成田離婚寸前!?)のカップル。ボケかけたおじいちゃんとその孫の小学生。
そして身元不明の外国人。。そして機長の犬カーゴ!。
なんと、10人と一匹です。
機長は、残念ながら皆を救助誘導しているうちに海の藻屑となってしまったけど。
このてんでんばらばらな10人と一匹の過酷なサバイバル生活が始まるのですが・・
いや~
この手の物語は過去にもいくつかありましたよね。
映画でだって、古いものは・・ガリバー旅行記?(ちょっと違った)ジュニア文庫の15少年漂流記?!
映画だって、、青いサンゴ礁、流されて・・記憶に残っています。
荻原さんらしい、ユーモアたっぷりギャク満載で、めちゃくちゃ過酷な展開だというのに
楽しく読めたけど、墜落や漂着するまでのリアルなシーンは結構迫力がありました。
恐怖さえ感じました。
でも、現実にはありえないから。。だって、重量のバランスをとるために機長が副操縦席の席に
自分の犬(セントバーナード犬)を座らせるなんてね(@_@;)
犬の名はカーゴ(まさしくカーゴ!^^)
無人島では、カーゴは野生にもどってしまい、愛犬家の私としてはちょっと悲しい展開でした。
しかし・・
人間、絶対絶命の窮地に立たされると、知恵を出し合いなんとかなるものなんだ~・・
私だったら、一日だって生きていけないかもしれない。トイレもバスも暖かいベッドもなにもない孤島で。
水。食糧。体を暖める毛布や衣類。そして火!
ライターのなんと貴重なこと。生きるためにはなんでも食べる。植物も魚も、カメさえも。
人間が食物連鎖の頂点に立っているさまがよく理解できる。なんと・・罪深いことか。
このサバイバル生活がいつまでつづくの?・・
と、思っているうち、あっけなく結末を迎えたけど。。
タイトルの「オイアウエ」は現地の言葉で、「オオ~!」とか「アア~!」とかの喜怒哀楽をすべてあらわす
ことばらしい。まさに「オイアウエ~」の連続でした。
でも、人間って素晴らしい!どんな状況だって生きて行けるんだ!
と、応援歌のようにも感じられた。
でも、最後はあっけなく・・不完全燃焼。早織さんはちゃんと赤ちゃんを生めたのかな?賢司と主任のこの後の展開は?
・・ガダルカナルの戦友を思いボケたおじいちゃんはちゃんと佐倉に戻ったの?^^
是非、続編が出ることを願います