霧 ウラル 桜木柴乃 著
またしても 桜木柴乃の暗ーい小説(@_@;)
今回も北海道、道東根室半島が舞台。
物語は・・
、国境の町・根室
男の屍を越えて生きてゆく女たち。
北海道最東端・根室は、国境の町である。戦前からこの町を動かしてきた河之辺水産社長には、三人の娘がいた。長女智鶴は政界入りを目指す運輸会社の御曹司に嫁ぎ、次女珠生はヤクザの姐となり、三女早苗は金貸しの次男を養子にして実家を継ぐことになっている。昭和四十一年の国政選挙で、智鶴の夫・大旗善司は道東の票をまとめ当選を果たした。選挙戦を支えたのは、次女・珠生の夫で相羽組組長の相羽重之が国境の海でかき集めた汚れ金だった。珠生は、大旗当選の裏で流された血のために、海峡の鬼となることを誓う
コピペしました。最近は便利?!ですね~
さて。帯のキャッチコピーでは、かなりの絶賛でしたが、
桜木ファンとしては、?ちょっと物足りないというか、最後まで主人公の珠生に感情移入できなかった。
いつもより文章もながくてくどいかなぁ・
さりとて、北海道、道東の湿った暗い風景描写はさすがにうまい。
結局のところ、哀しい女の生き方を書きたかったのかな~それにしては珠生も姉も妹も運命に翻弄されながら
自分の立ち位置をしっかり認識して、強く生きているようにみえる。
衝撃のラストは息をのむ展開であった。
まさか・・まぁ、やくざ映画でも親分の暗殺はよくある話ですが。
初めて二人で行った、思いで深い根付半島海で散骨するシーンは「世界の中心で愛を叫ぶ」?
情緒的でよかったけれど、珠生と残された幼子の将来はどうなるのやら・・気になります。
昭和30年40年代、北海道開拓時代と北方領土の返還問題など、意外に知らなかった歴史を勉強できたのは
よかったです~
続編に期待したい。
またしても 桜木柴乃の暗ーい小説(@_@;)
今回も北海道、道東根室半島が舞台。
物語は・・
、国境の町・根室
男の屍を越えて生きてゆく女たち。
北海道最東端・根室は、国境の町である。戦前からこの町を動かしてきた河之辺水産社長には、三人の娘がいた。長女智鶴は政界入りを目指す運輸会社の御曹司に嫁ぎ、次女珠生はヤクザの姐となり、三女早苗は金貸しの次男を養子にして実家を継ぐことになっている。昭和四十一年の国政選挙で、智鶴の夫・大旗善司は道東の票をまとめ当選を果たした。選挙戦を支えたのは、次女・珠生の夫で相羽組組長の相羽重之が国境の海でかき集めた汚れ金だった。珠生は、大旗当選の裏で流された血のために、海峡の鬼となることを誓う
コピペしました。最近は便利?!ですね~
さて。帯のキャッチコピーでは、かなりの絶賛でしたが、
桜木ファンとしては、?ちょっと物足りないというか、最後まで主人公の珠生に感情移入できなかった。
いつもより文章もながくてくどいかなぁ・
さりとて、北海道、道東の湿った暗い風景描写はさすがにうまい。
結局のところ、哀しい女の生き方を書きたかったのかな~それにしては珠生も姉も妹も運命に翻弄されながら
自分の立ち位置をしっかり認識して、強く生きているようにみえる。
衝撃のラストは息をのむ展開であった。
まさか・・まぁ、やくざ映画でも親分の暗殺はよくある話ですが。
初めて二人で行った、思いで深い根付半島海で散骨するシーンは「世界の中心で愛を叫ぶ」?
情緒的でよかったけれど、珠生と残された幼子の将来はどうなるのやら・・気になります。
昭和30年40年代、北海道開拓時代と北方領土の返還問題など、意外に知らなかった歴史を勉強できたのは
よかったです~
続編に期待したい。