晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

金魚姫

2016年01月26日 | 
金魚姫   荻原浩 著

先週から日本中大寒波です。沖縄にまで雪が降ったそうで、びっくり。

幸い、千葉は雪が降らなくて助かっています。

さて、
久々に荻原さんの作品です!

期待通り、ユーモアたっぷりでちょっとホラー?でも最後は切ない。。とても面白かったです。

物語は

勤め先の仏壇仏具販売会社はブラック企業。同棲していた彼女は出て行った。うつうつと暮らす潤は、日曜日、明日からの地獄の日々を思い、憂鬱なまま、近所の夏祭りに立ち寄った。目に留まった金魚の琉金を持ち帰り、入手した『金魚傳』で飼育法を学んでいると、ふいに濡れ髪から水を滴らせた妖しい美女が目の前に現れた。幽霊、それとも金魚の化身!?漆黒の髪、黒目がちの目。えびせんをほしがり、テレビで覚えた日本語を喋るヘンな奴。素性を忘れた女をリュウと名付けると、なぜか死んだ人の姿が見えるようになり、そして潤のもとに次々と大口契約が舞い込み始める―。だがリュウの記憶の底には、遠き時代の、深く鋭い悲しみが横たわっていた、、、

金魚姫・・
私の古い記憶の中で大好きな絵本「人魚姫」があります。5歳くらい?かな、父が買ってくれました。
そんなノスタルジックな思い出がちらりと脳裏をかすめましたが・・
本書は期待を裏切ったようです。
前半は、荻原節全開~!
テンポよくいつものギャグがとびユーモアたっぷり。妖怪変化?金魚が人になって現れる。それもとびっきりの美女です!
誰だ~?よだれ出してるオヤジは!?

TVを見て、(初めてのTVは刺激的だったらしい)金麦のCMをまねる。。これは、檀れい・^^
かわいいしぐさが評判で大人気でしたね。ビールが売れたとか。

へんな言葉くぷくぷ・・とんちんかんでちょう~天然。。とにかくかわいいのです。りゅうという、金魚姫。

そして、古代中国に遡り、りゅうの因縁が、じょじょにわかってくるのですが・・
なんと、中国に伝わる伝説?の残虐なこと。恐ろしい~
そして、怨念は悠久の時をこえて、現代までつながっていくのです。

ファンタジーとも、ホラーともおもえる物語であったけど
最後は切ない、恋物語になりました。

金魚って、
17世紀の中国、揚子江あたりで緋ブナが突然変異で赤い色をした魚。って知らなかったなぁ

琴奨菊、優勝おめでとう~











2016年始まりました~☆

2016年01月04日 | 日記
ちょっと遅いけど・・
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします<m(__)m>


さて・・大忙しの年末年始もあっという間に終わり~私は明日から平常通りの生活に戻ります
主人は今日から仕事・私は初泳ぎでお昼からいそいそとプールで久々のトレーニングでした。
気持ちよかったです。

去年はいろんなことが盛りだくさんでした。
今年もいっぱい楽しいことがありますように~
私も人生後半。
積極的にいろんなことに挑戦していきたいと思います。

まずは、健康でいることに感謝して・・

さて
写真は「ひよどり」です。年中、雑木林や原っぱや、そこらにいます。
鳴き声はかん高くて「ヒーヒー」あるいは「キィーキィー」と聞こえます。
冬場は餌がっ少ないのか、我が家の庭にもやってきて、せっかく植えたお花を食べたりします。

そこで、庭木の枝にリンゴやミカンを刺しておくとやってきておいしそうについばんでいます。
警戒するので、窓越しにそっと観察します。

飛ぶのが早い!燕のように羽根をすぼめてぴゅーっと飛んできます。

あっ!また来てる・・
なんとなく嬉しくなります。

名前をつけました
「ひーよ」ちゃんです(^^♪