晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

アクティブ・エンデイング

2016年02月03日 | 
アクティブ・エンディング  金子稚子 著

新聞の書評、何かの記事を読んで、興味をひき図書館でリクエストしました。


大人の「終活」新作法、ということですが
・・・・

病や介護はある日突然やってくる。
「せねばならない」という義務感からの“終活"準備ではなく、
「死ぬまでをどう生きたいのか」「どう前向き死に備えるか」
を伝える新しい老後の生き方本。

著者自身は、夫(流通ジャーナリスト2012年死去)を看取った経験も踏まえて、今の
ライフ・ターミナル・ネットワークの代表として、医療、介護、宗教、学会など広く活躍しているらしい。

なるほど・・

冒頭、
「今日、これからなにをしますか?」
「今から一年後、あなたは何をしていたいですか?」

まぁ・・現役世代には、ちょっと間の抜けた質問のようですが、もうすぐリタイヤを考えてる
シニアには、ドキッと思うかもしれません。

本の中には意外にも、生物学的な「死」の説明や、現代社会が抱えている超高齢化社会の問題。
家族の問題、人口比率による若者の問題・・などとても興味深かった。
リビングウィルや、事前指示書など遺書みたいな、エンディングノートなどの書き方、等、具体的に
しるされていた。

終活、とは、死の準備ではなく、残された人生の生き方 を考えることなんですね。

なるほど、、勉強になることばかり。

いつも思うのです。
今、現在の、無意味に見えるような、(誤解を恐れずに言いますが・・)
老人達には、もはや、この手の指南書はもう手遅れなんだなぁ・・