9月8日号の週刊文春のコラム「テレビ健康診断」
は、
青木るえかさんが
「にほんごであそぼ」
について書いていた。
記事の見出しは
「韓流ゴリ押しよりも恐ろしい『自己満足系子ども番組』」
で、
ここからも分かるように
思いっきり批判していた。
「大人が面白がってる」だけで
「子どもはもっとダサくてクサくてクドイものに食いつくと思う」
外国から輸入してきた「ミュージカルの恥ずかしさ」がある。と。
毎日
楽しく見ていたので
ほほう
と思った。
楽しんでいたのは
わたしだけ
だろうか。
うーん。
青木さんの論点はずるい。
大人には反論できないようにできている。
そして
確かに
確かに
子どもの食いつきは
そのすぐあとにやっている
お母さんといっしょ
のような
かわいいダサさいものと比べると
弱い。
さらに
先日
「祇園精舎の鐘の音~」
を
外国バンドのような
具体的に言うと
Oasisっぽい(ちがう?)
壮大的ロックな曲に乗せて
歌い上げられた時は
ぶっとんだ。
「外国輸入」という意見も当てはまる。
今日はこれについて
考えてみる。
んー。
でもそんなに批判されるほど
ダメな番組とは思わない。
なにしろ
いいかげんな仕事ではない。
しっかり考えられている。
ちゃんと作り手の
作りたいという意識がある番組。
誰に媚びているわけでもない。
子どもが好きだろう
と思うものだけ提供しても
ダメな番組は
ダメだもん。
お母さんといっしょ
も、もちろん
「ダサくてクサくてクドイものに食いつくと思う」から
製作されているわけではない。
長年培ったノウハウと
徹底的な子ども目線により
ここに行きついている。
だから両番組を比べるのも変な話だ。
だって全然違う番組だもんね。
もちろんこう断言してみて
ぜんぜん違う場合もある。
「子どもってこういうものに食いつくからさ~」
って思ってすべて子ども番組がつくられているのかもしれない。
でも食いつきがすべてか?
大人の自己満足だって
面白いと思う
明確なポリシーさえあれば
なんだっていい。
子どものことは
子どもにしかわからない。
だったら大人は大人の道を進みつつ、子どものことを真剣に考えるしかない。
そんな外国文化=恥ずかしいと思わないのは
現代っ子だからだろうか。
なんでも受け入れてんじゃねーよ。
ってことなのかしら。
あの記事を読んで
ほんとだ
なんだあの番組!
って素直に思う人がいたら
嫌だわ。
と思って
とりあえず書いてみた。
わたしは
あの番組嫌いじゃない。
そして
いまウィキで見たら
2003年からやっている。
大人の自己満足で
8年続いたら
立派なもんじゃなかろうか。
あ
でも自己満足だけでは
続かないと思うよ
あたしは。