大雑把な日常

日常のあれこれ。

ししゃもの話

2011-09-29 | たべた

し、ししゃも。

突然、食べたくなって

水曜日はお魚の日だし~と

おさかな屋さんに寄って

ししゃも買ってきました。

ししゃもを

買ったのは初めてかもしれません。

自分の財布から

お金を出して

買った

ってことですよ。

こんなに入って298円なの?

相場を知らなかったので

安いもの?なんだなあ

って思いました。

お嬢様エピソード?

いえいえ。

あたし、

ししゃも

にはトラウマが。

あれは小学生のころ

クラスの全員が先生に怒られていたんです。

授業中から始まったその怒りは

給食の時間になってもおさまらず

楽しい給食は一転してお葬式のように静か。

だれひとり話さず下を向いてみんな食べてました。

その日の献立は

ししゃも

でした。

で私も静かにししゃもを口に入れました。

ガリ。

え?ガリ?

そのあとは

ジャリジャリ。

見ると、

たまごが詰まっているお腹のところに

びっしり石が詰まっていたんです。

ししゃも大きさからして

石ではでかすぎるか。

じゃりと石の間くらいの米粒大の小石でした。

どうしていいか

ぜんぜんわからず。

わいわい騒いでたら

隣の子に言ったりして

いろいろできたでしょうけど

いまはピンと張りつめた静けさ。

わたしは立ちあがり

御立腹の先生に

「石が入ってたので、

 給食室に返しに行ってきます」

と決死の覚悟で言いました。

先生は怒っている最中に

そんなめずらしいことを言われるとは思わなかったのでしょう。

かなり動揺して

「早く行ってきなさい」

とおもったよりずっと優しく許可してくれました。

給食室に行って

新しいのをもらったんですけど

一回、石食べちゃってるから

そのあと食べるの

きつかったなぁ

ってことまで覚えています。

そんなわけで

ししゃも

あんまり食べないんですけど、

昨日のやつは

ぷっくりほっくり

美味しかったなぁ。

子どもは「いやだ!」と怒ってました。

一個無理やり食べさせましたが、

観察していたら

たまごのプチプチと

苦みがダメみたい。

少しの苦みが美味しいのになぁ。

ちびまるこちゃんで

ししゃもでもめる話があったな

と思っていたら

めざしだった。

コメント
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