掃除をするのに
実家から持ってきた新聞をゴロゴロしながら読んでいた。
文章が破たんしているように思えるがさにあらず。
新聞を学習のために持って帰ってきた。
わたしは文章がうまくなりたくて、ブログを書いているのに（開設から7年が経過！）
いっこうにうまくならない。
圧倒的に読んでないからだ。
良い文章を読まないとうまくならない。
たまに実家に帰って新聞を読むと、分かりやすい文章にびっくりする。
小説や脚本や詩によって、自分の感性を伝えたいわけではなく、
ただただ日常のストレスを文に乗せて吹き飛ばしたい。
だから、おそらく新聞に書かれている文章形式がもっとも自分の目指すものだと気付いた。
それでも新聞を毎日取るのは苦痛なので、たまに実家から古新聞をごそりともらってきて
ちょっとずつ読んでいる。
新聞も雑誌も買わないのは、かさがあるからだ。
量が多い。
置いてるだけで、ごっちゃごちゃにみえる。
整理する能力のないわたしはゴミだらけの家にさらにゴミを増やすことになる。
だからゴミのように山積みされた新聞をやっとこさ整理しようと
読みたいものだけピックアップして読んでいた。
ニュースを読むとマイナスの感情がムクムクと沸く。
原発に立ち向かうひとびと。
ヨーロッパで絶え間なく起こるテロ。
経済不況や環境問題。
人間が自ら起こし、自ら招いた不幸に、苦しんでいる。
そして大事なことは、ここに書かれていることがすべてではないという事実。
まだまだ人から人に伝わっていない痛ましいことや、事件が数多く起こっている。
ひとりベッドでゴロゴロしながら、ぐむむむむと考えていたが、
この状況からどう明るく考えるかが私のできることのすべてかも
と、思いなおした。
知恵を手に入れたために人間は自らを苦しめることとなった。
動物学者の方が言っておられました。
くだらないことで笑える知恵について
今日この日から考えることにする。
