妹にね、借りたんだけど、ハードカバーのやつ。
でも、文庫版を買いました。
完全版を読みたかったし、
わたしはこのひとを応援したいけど
どうしたらいいのか
と考えて、
うん買うしかない
と思ったのでございます。
友達だったら
直接、「面白い!」って言えるのだろうし
ただのファンレターは
もうとっくのとうにもらっているだろうから
そりゃうれしいかもしれないけど
わたしはそういうとき当たり前のことしか書けないし
わたしより巧いこと書く人がいると思うんだ。
大事なのは
金!金だよ、印税だよ。
こういうひとはお金持ちにならないと嘘だと思うんです。
才能があるひとは
当然、お金を受け取っていいのだ。
だから夜中に絶望しないで(と、勝手にツイッターに語りかける)
お友達と待ち合わせした秋葉原のアトレの2階の三省堂で買いました。
表紙が見えるように棚に並べてありました。
すでに買った「くすぶれ!モテナイ系」も隣にあったので
もう持っているけどもう1冊買いました。
本の感想は
世に出るべくして出てきたひとだ
と思う。
ブログを本にまとめた
とあるが、これがブログのクオリティ?
優に超える!と思います。
内容は以下(アマゾンより抜粋)。
「能町みね子、2×才。オカマだけど都内の某会社でOLやってます。こっそり働きはじめて約3年。会社の人は誰もその正体を知りません。アメブロで圧倒的支持を集める脱力系イラストブログを初単行本化。女子よりも女子らしい…のか?どきどきスローOLライフ。 」
性同一性障害
なんて難しい言葉を
ユルユルスルリと交わす普通の人の日常。
ただただ面白い本だよ。
状況は特殊かもしれないけど
凡人のわたしが共感できる。
文庫のあとがきは宮沢章夫さんが書かれています。
それだけでもノケゾル事実です。
個人的には
能町さんが大好きすぎて
性別が変わるという劇的人生など
「今」の能町さんの魅力の一部にすぎない
過去のことなどどーでもいいわい
と付き合っている恋人のような気持ちになりました。