大雑把な日常

日常のあれこれ。

人見知りしない

2013-01-21 | 日記

ひとから

わたしは人見知りしない

と言われます。

めっそうもありません。

初めての場所は怖いですし、

初めて会う人への態度は数度目とは心持ちも態度も違います。

しかし全身全霊で平気なふりをします。

態度に出さないように細心の注意をします。

だからわたしを人見知りしないと思ってくれるのは

こちらの狙い通りなのであって、ありがたいことです。

わたしを落ち着けるのは

相手も同じ立場である

ということです。

相手もわたしと会うのは初対面で

同じ条件でわたしと接するのだから

きっと歩み寄れれば大丈夫

と思うのです。

人見知りだから

という自分勝手な理由で

歩み寄ってこられないことのほうが多いのですが。

そういうときは

「失礼なやつ!」と思わず

自己中心的人物と決め付けることにより

落ち着きを取り戻します。

大勢のなかでわたしだけが新しい人

という場合も

同様です。

昔は「地獄」と感じてましたが、

自分が逆の立場だったら、

率先して新しい人に話しかけるだろうか?と考えたら

あんまりできない…と思ったので。

 

先日、美容院に行って

担当の美容師さんが席をはずし、

単純作業をアシスタントの女の子がひとりで担当することがありました。

さっきまで仲良く話していたところからの

しーーーん

です。

そういうとき

わたしは雑誌に夢中のフリを決め込みます。

明らかに不自然だけど、

でも雑誌を読みたいのは事実だし

これによってそのアシスタントの子が話さなくて良い理由になるかと。

それでしばし雑誌を読んでいたら

その子が

「き、今日は、良い天気ですねっ」

とトーン強めできた。

そっかー。

とわたし感動です。

このひとことを口にするまでの葛藤たるや

ずっとこの子の中にあって

タイミングを考えて

結果、だいぶ経ってからの無難な天気の話題。

すごい勇気を出して言ったに違いない。

美容師になるひとなんて

わたしとはまったく違う青春をすごした

おしゃれ女子に違いないんだけど

でも社交的かっていうと

そうでないひとのほうがたくさんいるよな。

そいで嬉しくなって

天気の話題からチャリ通の話題、

手袋をよく失くすので

しばし軍手をして通勤していたことを

ぺらぺら話してしまった。

はたから見ると

話しかけられるのを待っていたひとみたいだけど

まあいいよ。

その子、笑ってくれたし。

ここで微妙な態度をして、

落ち込ませたくなかったの。

 

これができるようになったのは

年齢を重ねておばさんになったからだろうけど

そう思うと

やっぱおばさんになるっていいよな。

と再確認します。

 

ところで

人見知りではないふりをする

と書きましたが

そこは巧くなっても

ひとに心を開くのはぜんぜん上手じゃありません。

むしろ

人見知りだと自称する人よりも遅いかも。

新しい職場で

同時期に入ったひとが

職場になじめない

と言っている横で半日くらいでなじむわたし。

でも

3か月ほどで

仲の良さはそのひとにぬかされます。

あ!もう心開いてんの!?

ってよく思います。

ちなみに今の職場は10カ月ですが

まったく心は開いてません。

開いたふりはメッチャするけど。

最初固くなだった扱いづらいひとが

急に優しく慣れた感じになったりとかね。

おい、お前が先に開くのかよ。

って心の中でツッコむ。

大事なのは態度を一定に保つことです。

 

自分、性格が悪いっす。

 

 

コメント
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