大雑把な日常

日常のあれこれ。

われわれの交換日記

2013-04-01 | 日記

交換日記を娘とつけることにしました。

事の発端は

金曜日の夜。

娘が寝ぼけて起きてきて

それは結局

寝ぼけていて夢だったのですが、

どう考えても

性的虐待をされているかのような供述を娘がして

大泣きして

寝かせてほしいと懇願して就寝したので

わたしはうろたえ、パニックになり

嗚咽しながら泣き、

思考をめぐらせ

人生のすべてが変わるのだと覚悟を決めて

ふとんにもぐりこみました。

このブログを書いている最中でしたが、

ブログは続けられない

と思ったし、

学校も仕事もすべて変わらなければいけない

裁判に発展するかもしれない

そうなると

今ある貯金はすべて失うだろう

という、現実的な想定をいろいろと立てました。

その週はとても疲れていて

性的搾取に関する記事を読んだり

会社の飲み会でチヤホヤされる娘を見たり

変質者に関する手紙がまわってきたりで

そういう思考になっていたのかもしれないですし

娘は

朝にはそのことはすっかり忘れていましたが

どうやら放課後の子どもルームで

男の子にいじめられたことは本当だったそうで

そう思いこむことは

いろんな偶然が重なったんだと思うんですが。

でもこの一連のことで強く思ったのは

このことはすぐ隣にある現実だ

ということです。

こんなひとつのことが

幸せな人生のすべてを覆す。

犯罪はその犯人や状況や逮捕劇に注目が行きますが

毎日の生活を一変され

それでも生きていかなければならない罪のない普通のひとの日常が

数多く存在している。

わたしはこの一年、仕事が忙しいというくだらない理由で

子どもをナイガシロにしていたことを想うと

なにをやってたんだろう

と、頭を抱えた。

もしこの先、娘が傷つくような事件が起こった時

すごく後悔するに違いない。

なによりも平日コミュニケーションをほとんど取らないのだから。

思いついたのは交換日記。

娘が、泣いて起きてきた次の日。

わたしは友達と映画を見に行く約束をしていた。

その約束さえ、キャンセルだ。

と思っていたが、朝になって勘違いと分かったので

行くことにした。

勘違いと分かったが、

精神的ダメージが大きすぎて

映画は絵空事のように感じた。

映画は「ボクたちの交換日記」。

それで交換日記つけようと思った。

なんて、単純。

そんなわけで

昨日から交換日記をつけている。

娘は文章が上手で素直だ。

まだ1日しか書いてないけど、宝物になるような文章をもらった。

もう明日終わっても、満足。

けっきょく、わたしが救われているのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする